矢板式河川護岸の設計計算 Ver.2 バージョン更新内容

2024年 07月 16日 更新

Ver.2.00.00更新日:'16.06.02

主な改訂内容

  • 「土地改良事業計画設計基準及び運用・解説-水路工-(平成26年3月)農業農村工学会」の基準に対応しました。
    • コンクリート矢板の設計に対応しました
    • ボイリングの検討に対応しました
    • ヒービングの検討に対応しました
  • 前面矢板壁の鋼矢板の低減係数の自動計算に対応しました。
  • N値観測点の入力と、平均値の自動計算に対応しました。
  • 残留水位を地表面天端より上に設定できるようにしました。
  • 見かけの震度を層ごとに直接指定できるように対応しました。
  • 地震時崩壊角を層ごとに直接指定できるように対応しました。
  • 前面矢板壁の腐食代の直接入力に対応しました。
  • 前面矢板壁の電気防食効率の入力に対応しました。
  • 土圧係数、崩壊角の√内<0の場合について、取扱いを改善しました。
  • 地震時の主働土圧式において、安全側を比較する漁港基準の式を適用していましたが、基準通りの式も選択可能としました。
  • 換算載荷重の計算に見かけの震度を適用しない設定を追加しました。
  • 設計水平震度について、道示H24の計算式に対応しました。
  • 検討ケース毎に検討する、しないを設定できるようにしました。
  • モデル化条件のみ計算書を出力できるようにしました。
  • 液状化低減係数DEの直接入力に対応しました。
  • [地層]画面において、γ’を自動セットする機能を追加しました。
  • 矢板頭部のコンクリート工の名称を、「頭部コンクリート」に統一して表記するようにしました。
  • 見かけの震度を「層ごと」に計算するか、「深度ごと」に計算するか選択できるようにしました。
  • サブスクリプションに対応しました。

主な修正内容

  • 修正物部・岡部法の粘性土土圧式に誤りがありましたので修正しました。

ヘルプ修正

  • [概要-バージョン及び改良点-Ver.2 について-Ver.2.0.0~ について] を追加しました。
    他、有償改訂のため多岐にわたる

Ver.2.01.00更新日:'16.07.01

主な改訂内容

  • 「河川構造物の耐震性能照査指針・同解説(平成28年3月)」に対応しました。

ヘルプ修正

  • 「概要」-「バージョン及び改良点」-「Ver.2.1.0~について」を追加しました。
  • 「計算理論及び照査の方法」-「適用基準」-「河川構造物の耐震性能照査指針」を更新しました。

Ver.2.01.01更新日:'16.10.05

主な改訂内容

  • 残留水位RWLの常時、地震時の個別設定に対応しました。
  • 土地改良基準の軟弱地盤における仮想地盤面からの作用力の補正に対応しました。
  • 地盤反力係数を地層ごとに設定している場合に、計算方法を切替えたら係数の値を自動更新するようにしました。

主な修正内容

  • 河川指針を選択していると、レベル1地震時について仮想地盤面を直接指定できない不具合を修正しました。

ヘルプ

  • 「概要」-「バージョン及び改良点」-「Ver.2について」-「Ver.2.1.0~について」を更新しました。
  • 「操作方法」-「各画面の説明」-「考え方」-「計算条件」を更新しました。

Ver.2.01.02更新日:'16.11.22

主な改訂内容

  • Windows10のマシンで弾塑性解析が実行できない場合がありましたので対策しました。

ヘルプ

  • 「概要」-「バージョン及び改良点」-「Ver.2について」-「Ver.2.1.0~について」

Ver.2.02.00更新日:'17.01.12

主な改訂内容

  • 任意荷重を 堤外→堤内方向 にも設定できるように機能の拡張を行いました。
  • 残留水位RWLが地表面よりも上方にある場合に、残留水圧の計算開始点を選択できるようにしました。
  • 許容変位量を壁高から計算する場合、表示桁数を設定できるようにしました。
  • 鋼材テーブル初期値に軽量鋼矢板(t=5mm)を追加しました。
  • 鋼矢板の材質に軽量鋼矢板用としてSY235を追加しました。
  • 土圧計算時に例外処理を行った場合は、計算実行時の[形状決定]画面で情報を表示するようにしました。
  • 計算書に出力されている数値を用いて作用力を手計算した場合に、計算結果が一致するよう改善しました。
  • 残留水圧や任意分布荷重などの作用力を考慮しない場合は、表やグラフの出力をしないようにしました。
  • 任意集中荷重がどこに出力されているかわかりづらいため、計算書に注釈を表示するようにしました。
  • 換算載荷重の出力の体裁を改善しました。

主な修正内容

  • 許容変位量を直接指定する場合、入力画面と計算書で表示桁数が異なる不具合を修正しました。

ヘルプ

  • [概要-バージョンおよび改良点-Ver.2について-Ver.2.2.0~について]
  • [操作方法-各画面の説明-考え方-計算条件]
  • [操作方法-各画面の説明-部材-前面矢板壁]
  • [計算理論及び照査の方法-作用-水圧-残留水圧]

Ver.2.03.00更新日:'18.05.10

主な改訂内容

  • 液状化判定について、地層ごとに判定の有無を設定できるようにしました。
    (液状化低減係数を直接入力する場合は、今回追加したスイッチをすべて”しない“とすると設定が容易です。)
  • 修正物部・岡部法で粘性土が含まれる場合に、H8道示に記載の「物部・岡部法」を適用できるようにしました。
    ※注意※
    旧版までの製品は、修正物部・岡部法を適用する場合、粘性土の土圧は「試行くさび法」で計算していました。
    今回の改訂で、「平成8年の道路橋示方書の考え方」(物部・岡部法)を追加しております。
    いずれを適用するかについきましては、設計者様のご判断にてお願いいたします。
  • [地層]画面において、壁面摩擦角δの自動セット機能を追加しました。
  • 地震時主働土圧の算定において、粘性土の土圧強度を「(a)式と(b)式を比較」で求める場合、計算書には必ず(a)式で用いた崩壊角を表示するようにしました。
  • 液状化判定が行えなかった場合の詳細なエラーメッセージの表示に対応しました。

主な修正内容

  • 換算載荷重の計算で盛土部の載荷範囲を指定する場合に、上載荷重の換算に載荷範囲が考慮されない不具合を修正しました。
  • 計算書において、仮想地盤面における曲げモーメントの算出位置Lmの計算式に誤りがありましたので修正しました。
  • 計算書において、換算載荷重のガイド図が表示されない場合がある不具合を修正しました。

※お詫び
修正内容1および2につきましては、計算結果に影響を与えますので、再計算をお願いいたします。
ご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ございません。


ヘルプ

  • [ヘルプ-概要-バージョン及び改良点-Ver.3について-Version3.2.0~について]

Ver.2.03.01更新日:'18.08.29

主な改訂内容

  • 盛土画面において、飽和単位重量の欄に湿潤単位重量の値が表示される不具合を修正しました。
  • 頭部コンクリートによる地震時慣性力のアーム長に誤りがあったため修正しました。
    Ver.2.3.0まで:仮想地盤面から地表面天端まで
    Ver.2.3.1から:仮想地盤面から頭部コンクリートの中心位置
    (頭部コンクリートの形状にかかわらず、前面高h1/2の位置となります。)

ヘルプ

  • [概要]-[バージョン及び改良点]-[Ver.2.0.0~について]

Ver.2.03.02更新日:'19.12.02

主な修正内容

  • 2019年10月のWindows Update 月例パッチ適用後、通信エラーが発生しWeb認証が出来ない場合がある不具合を修正しました。

Ver.2.03.03更新日:'20.03.04

主な修正内容

  • 換算載荷荷重の計算結果において、すべり面上の水平距離および層厚の出力を改善しました。

Ver.2.03.04更新日:'20.11.05

主な修正内容

  • αdが規定の範囲(0≦αd≦1)に収まらない場合、αdを0または1として計算を続行するか確認するようにしました。
  • 粘性土層の粘着力が0の場合、主働崩壊角の計算時にゼロ割りによるエラーが生じる不具合を修正しました。

ヘルプ

  • [概要]-[バージョン及び改良点]-[Ver.2について]-[Ver.2.3.0~ について]

Ver.2.03.05更新日:'21.05.25

主な改訂内容

  • αdが規定の範囲(0≦αd≦1)に収まらない場合、任意のαdを入力して計算を続行できるように改善しました。

主な修正内容

  • 鋼管矢板の相対剛性について1本単位ではなくm単位で算出するように修正しました。
  • 残留水位以下の地層の最上面における震度が見かけの震度となっている不具合を修正しました。

ヘルプ

  • [概要]-[バージョン及び改良点]-[Ver.2について]-[Ver.2.3.0~ について]

Ver.2.03.06更新日:'21.09.13

主な改訂内容

  • 液状化時のケースにおいて受働側の漸増成分の考慮に拘わらず常に側圧合計の表に受働土圧を出力するように改善しました。
  • 受働側の漸増成分を考慮する場合、受働側の土圧を水平地盤バネとして付与するか否かを設定できるように改善しました。

主な修正内容

  • 液状化のケースにおいて主働側に液状化する地層がない場合、主働側の漸増成分の図の出力に失敗し、計算書が出力できない不具合を修正しました。
  • 液状化時の側圧合計の表において低減係数DEを考慮していない受働土圧値が出力されている不具合を修正しました。
  • 液状化時の弾塑性モデルに低減係数DEを考慮していない受働土圧が付与されている不具合を修正しました。
  • 地震時における仮想地盤面の計算結果において違う層の値が出力されている不具合を修正しました。
  • 鋼管矢板の計算時に、鋼矢板の有効率αの設定が反映されている不具合を修正しました。
  • 壁体直下にある地層の上面における土圧が弾塑性モデルの下端に集中荷重として載荷されている不具合を修正しました。
  • 受働側地層の単位体積重量が残留水位以下において水中単位体積重量となっていたため、構造水深または低水位L.W.Lのうち低い方より下にある地層に対して水中単位体積重量を適用するように修正しました。

ヘルプ

  • [概要]-[バージョン及び改良点]-[Ver.2について]-[Ver.2.3.0~ について]

Ver.2.03.07更新日:'22.02.03

主な改訂内容

  • 砂質土、砂礫土層における地震時主働土圧強度Pa1の算出が災害復旧と異なっている不具合を修正しました。
  • 形状図において盛土の内部摩擦角φの値が異なっている不具合を修正しました。
  • 粘性土層における地震時主働土圧係数の算出法の表記に誤りがある不具合を修正しました。

ヘルプ

  • [概要-バージョン及び改良点-Ver.2 について-Ver2.3.0~ について]
  • [操作方法-各画面の説明-検討ケース-地震時]
  • [計算理論及び照査の方法-作用-土圧-地震時ー主働土圧]

Ver.2.03.08更新日:'22.04.22

主な修正内容

  • 盛土において地層の下端側の層境と残留水位が等しい場合にその層の単位体積重量が水中単位体積重量となってしまう不具合を修正しました。

ヘルプ

  • [概要]-[バージョン及び改良点]-[Ver.2について]-[Ver.2.3.0~ について]

Ver.2.04.00更新日:'22.05.27

主な修正内容

  • 検討ケース毎の前面水位および背面水位の入力に対応しました。
  • 鋼矢板(ハット型)において材質SYW430に対応しました。
  • ボーリング交換用データ(XMLファイル)のインポート機能を追加しました。
  • コンクリート矢板における「ひび割れモーメントの割増係数」について、常時用と地震時用の入力に対応しました。
  • 河川構造物の耐震性能照査指針を選択時、常時のみの計算に対応しました。
  • 地層画面における標高と層厚の入力上限値を拡大しました。
  • 受働側における地盤反力係数の入力上限値を拡大しました。
  • 鋼管矢板における断面二次モーメントの入力上限値を拡大しました。
  • 3Dアノテーション(寸法表示)に対応しました。
  • 3Dアトリビュート(属性表示)に対応しました。
  • 3Dデータファイルの保存について、3DS形式に加えてDXF、DWG形式の出力に対応しました。

【プロテクト関係】

  • Web認証の安定性を改善しました。

主な修正内容

  • 操作手順により、常時のみの検討で計算を行った場合、未入力項目のエラーが起こる不具合を修正しました。
  • 仮想地盤面の計算において結果に誤差が生じる場合がある不具合を修正しました。
  • 災害復旧を選択している場合の砂質・礫質土における地震時主働土圧の計算方法が誤っていたため修正しました。

ヘルプ

  • [概要-バージョン及び変更点-Ver.2について-Ver.2.4.0~ について]
  • [操作方法-ポップアップメニューの操作-3D画面のポップアップメニューについて]
  • [操作方法-3D表示-3Dアノテーション]
  • [操作方法-3D表示-3Dアトリビュート]
  • [操作方法-各画面の説明-初期入力-初期入力]
  • [操作方法-各画面の説明-水位条件-検討水位]
  • [操作方法-各画面の説明-地層-地層]
  • [操作方法-各画面の説明-部材-前面矢板壁]
  • [操作方法-各画面の説明-基準値-材質]

Ver.2.04.02更新日:'22.10.11

主な修正内容

  • 検討ケース-地震時-震度の取り扱い-R.W.L.下面の震度 の入力が計算に反映されていない不具合を修正しました。

ヘルプ

  • [概要]-[バージョン及び改良点]-[Ver.2について]-[Ver.2.4.0~ について]

Ver.2.04.03更新日:'23.04.18

不具合修正

  • 盛土画面で不要な入力チェックが行われている不具合を修正しました。

ヘルプ

  • [概要]-[バージョン及び改良点]-[Ver.2 について]-[Ver.2.4.0~ について]
  • [概要]-[必要システム]-[必要システム]

Ver.2.04.04更新日:'23.06.15

不具合修正

  • ヒービングの検討において残留水位以下の土の単位体積重量が水中単位体積重量となっている不具合を修正。
  • ヒービングの検討において盛土の換算載荷重が計算に含まれていない不具合を修正。

ヘルプ

  • [概要]-[バージョン及び改良点]-[Ver.2について]-[Ver.2.4.0~ について]

Ver.2.04.05更新日:'23.08.04

不具合修正

  • 土地改良「水路工」の水平方向地盤反力係数の計算方法に対応。
  • 土地改良「水路工」における頭部変位量δ3の計算方法に対応。

ヘルプ

  • [概要]-[バージョン及び改良点]-[Ver.2について]-[Ver.2.4.0~ について]
  • [操作方法]-[各画面の説明]-[考え方]-[計算条件]
  • [計算理論及び照査の方法]-[地盤反力係数]-[水平方向地盤反力係数]
  • [計算理論及び照査の方法]-[慣用法]-[変位計算]

Ver.2.04.06更新日:'24.07.16

不具合修正

  • 旧データ(Ver.2.4.5より前の保存データ)で[初期入力]の適用基準が土地改良の場合に、Ver.2.4.5でそのデータを読み込むと、[考え方]-[計算条件]の「水平地盤反力係数の計算方法」が保存した条件ではなく「土地改良(水路工)」にに変わってしまう不具合を修正しました。(Ver.2.4.5固有の不具合です)
  • 入力した地層の範囲外に水位を設定した時、計算時や計算書作成時に予期せぬエラーが生じる場合がある不具合を修正しました。

ヘルプ

  • [概要]-[バージョン及び改良点]-[Ver.2 について]-[Ver.2.4.0~ について]

更新履歴バックナンバー

矢板式河川護岸の設計計算 Ver.2

矢板式河川護岸の設計計算 Ver.1

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