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Q&A RC下部工の設計計算(カスタマイズ版)
ラーメン橋脚の設計計算(カスタマイズ版)
 Q&A ('17.03.24)


NEW! 更新内容

Q36.入力画面「許容応力度法|基本荷重ケース」で定義する「温度変化の影響(T)」の荷重ケースと、入力画面「許容応力度法|計算条件」のタブ「荷重条件」で設定する「温度荷重」の関係は?('17.03.24)


目  次
 

Q1.「RC下部工の設計計算 Ver.9」、「ラーメン橋脚の設計計算 Ver.9」との違いは何か

Q2.平成24年道示対応版(「ラーメン橋脚の設計計算 Ver.10以降」)で作成したファイルを、「ラーメン橋脚の設計計算(カスタマイズ版)」で読込むことは可能か

Q3.「震度算出(支承設計)」ファイル(*.F3W)に保存することができない

Q4.主鉄筋材質と帯鉄筋材質が異なるモデルを設定可能か?

Q5.地域別補正係数を直接指定することは可能か

Q6.鉄筋材質の任意追加は可能か

Q7.「UC-win/FRAME(3D)」との連動に対応しているか?

Q8.入力画面「許容応力度法|基本荷重ケース」で、無効(グレー表示)の荷重ケースがあるのはなぜか

Q9.「ラーメン橋脚の設計計算」では、橋軸直角方向のL2照査の計算条件に「My0>MuのときMy0=Mlsとする」が用意されているが、カスタマイズ版で対応していないのはなぜか。

Q10.入力画面「レベル2地震動|橋脚条件」のタブ「計算条件」で「最終Stepのtanθ=0によるδu算出エラー」の選択項目「θpu到達時δuを無限大として計算続行」が、「ラーメン橋脚の設計計算(平成24年道示対応版)」で削除されているのはなぜか

Q11.梁に大きな引張軸力が発生する原因は?

Q12.UC-win/FRAME(3D)エクスポート時にメッセージ「UC-win/FRAME(3D)エクスポートは、支承位置(橋軸方向位置≠0)を含むケースには対応していません。」が表示され保存することができない

Q13.本製品を使って、水門の保有水平耐力照査は可能か

Q14.フーチング補強モデルで、補強のコンクリート材質を変更したい

Q15.レベル2地震時照査(杭基礎)を作用力直接指定で慣性力の方向を指定する方法は?

Q16.入力画面「橋脚鉄筋」のタブ「鉄筋配置|主鉄筋配置」の「主鉄筋配置参照断面」で、参照したい断面が表示されない

Q17.許容応力度法で行われる隅角部の照査は、何を行っているのか

Q18.群杭の照査に対応しているか

Q19.乾燥収縮は、計算上どのように考慮されているか?

Q20.カスタマイズ版で作成したラーメン橋脚のファイルを、平成24年道示対応版の製品で読込んで計算することは可能か

Q21.せん断耐力算出、せん断照査時の断面の有効高dの値が正しく算出されていない

Q22.終局変位算出でエラーとなっているが、照査結果はエラーなしで表示されている。この照査結果に問題はないか。

Q23.柱の連続繊維巻立て補強でM−φ関係が算出できずエラーが発生する

Q24.乾燥収縮、温度荷重を柱・はり部材のみに載荷しているが、フーチング部材に載荷しないのはなぜか

Q25.基礎製品のカスタマイズ版(「基礎の設計計算、杭基礎の設計(カスタマイズ版)」)と連動することは可能か

Q26.杭基礎の入力画面「レベル2地震動|基礎条件」のタブ「条件@」で「作用力直接指定による杭基礎L2照査」を「照査する」とした場合、躯体の形状等の入力は必要か

Q27.柱の鉄筋コンクリート巻立て補強時に、入力画面「橋脚形状」のタブ「柱補強」で入力する「補強鋼材軸方向有効下端」はどのような数値を入力すればよいか?

Q28.荷重ケースを指定した任意荷重や、水平方向に作用する任意荷重を定義したい

Q29.梁柱モデルで柱基部にバネ支点を定義するが、実際のモデルは柱ごとに独立フーチングが存在する。
フーチング下端にばね支点を移動することは可能か。


Q30.「基礎反力の取扱い」を「鉛直反力Vのみ考慮する」とした場合は、フーチング部材または杭頭には鉛直反力のみ載荷し、水平、回転成分は隅角部の格点に集中荷重として載荷するのはなぜか

Q31.入力画面「許容応力度法|計算条件」のタブ「断面照査条件」で「はりの断面照査|橋軸方向照査に上下主鉄筋を考慮する」にチェックを入れたが、計算結果を確認すると考慮されていない

Q32.UC-win/FRAME(3D)でエクスポートしたモデルでプッシュオーバー解析を行ったが、P−δ曲線が一致しない。原因は?

Q33.常時・レベル1地震動照査時の骨組解析モデルの支点位置がフーチング端部になっているのはなぜか

Q34.入力画面「レベル2地震動|共通条件」の「死荷重時の荷重ケース」に橋軸方向と橋軸直角方向のケースが選択可能になっているが、どちらを選べばよいか

Q35.レベル2地震動橋軸方向の照査で初降伏変位δy0の算出エラーにより照査結果がエラーになるが原因がわからない

Q36.入力画面「許容応力度法|基本荷重ケース」で定義する「温度変化の影響(T)」の荷重ケースと、入力画面「許容応力度法|計算条件」のタブ「荷重条件」で設定する「温度荷重」の関係は?



 
 
Q1.

「RC下部工の設計計算 Ver.9」、「ラーメン橋脚の設計計算 Ver.9」との違いは何か
A1. ・ラーメン橋脚専用タイプに、H24道示で追加された鉄筋の新材質を追加しました。
・ラーメン橋脚専用タイプで、鉄筋材質を主鉄筋、帯鉄筋ごとにそれぞれ指定できるようにしました。
・ラーメン橋脚専用タイプのハンチ筋の入力方法に「ハンチ両端」(断面の左右両端に配置)を追加しました。
・ラーメン橋脚専用タイプで、震度算出(支承設計)連動用の断面二次モーメント算出に使用した骨組モデルを保存する機能を追加しました。
・従来タイプのラーメン橋脚の設計計算機能を削除しました。ラーメン橋脚の設計機能は「ラーメン橋脚専用版」へ移行しました。
・従来タイプの単柱橋脚、橋台の設計計算に、H24道示で追加された鉄筋の新材質を追加しました。
詳しくは、各製品ヘルプの「概要|バージョン及び改良点|Ver.1.0.0」をご覧ください。
    
Q2. 平成24年道示対応版(「ラーメン橋脚の設計計算 Ver.10以降」)で作成したファイルを、「ラーメン橋脚の設計計算(カスタマイズ版)」で読込むことは可能か
A2. いいえ。読込むことはできません。
「ラーメン橋脚の設計計算(カスタマイズ版)」のファイルを平成24年道示対応版(「ラーメン橋脚の設計計算 Ver.10以降」)で読込むことは可能です。
    
Q3. 「震度算出(支承設計)」ファイル(*.F3W)に保存することができない
A3. カスタマイズ版で作成したモデルは、平成24年版対応の「震度算出(支承設計)」に保存することはできません。
平成24年版対応の「震度算出(支承設計)」に連動するためには、平成24年版対応の「ラーメン橋脚の設計計算」製品でモデルを更新する必要があります。
    
Q4. 主鉄筋材質と帯鉄筋材質が異なるモデルを設定可能か?
A4. はい。
基本条件画面で、主鉄筋、帯鉄筋ごとに材料を指定することができます。
    
Q5. 地域別補正係数を直接指定することは可能か
A5. いいえ。直接指定することはできません。
地域別補正係数は指定した地域区分に応じて内部で自動的に設定されます。
    
Q6. 鉄筋材質の任意追加は可能か
A6. 可能です。
H24道示で追加された「SD390」、「SD490」は初期値として登録しています。
    
Q7. 「UC-win/FRAME(3D)」との連動に対応しているか?
A7. メニュー「ファイル|UC-win/FRAME(3D)データのエクスポート」によりUC-win/FRAME(3D)ファイルへエクスポートすることが可能です。
    
Q8. 入力画面「許容応力度法|基本荷重ケース」で、無効(グレー表示)の荷重ケースがあるのはなぜか
A8. 入力画面「基本条件」の「基礎形式」を「なし(梁柱モデル)」とした場合、活荷重衝撃無のケースは使用しないため無効となります。
活荷重衝撃無のケースは、安定計算、フーチングの設計に用い、梁柱の設計は行いません。
    
Q9. 「ラーメン橋脚の設計計算」では、橋軸直角方向のL2照査の計算条件に「My0>MuのときMy0=Mlsとする」が用意されているが、カスタマイズ版で対応していないのはなぜか。
A9. この計算条件は「道路橋示方書・同解説(平成24 年3 月)に関する質問・回答集(T)X 耐震設計編 平成24年11月 耐震設計小委員会」(P.8)を参考としたものです。
My0と限界状態曲げモーメントMlsについて記述されたものですので、My0>Muの関係には適用しておりません。
    
Q10. 入力画面「レベル2地震動|橋脚条件」のタブ「計算条件」で「最終Stepのtanθ=0によるδu算出エラー」の選択項目「θpu到達時δuを無限大として計算続行」が、「ラーメン橋脚の設計計算(平成24年道示対応版)」で削除されているのはなぜか
A10. この条件を選択した場合、tanθ=0(終局ステップ以降、回転変位が発生しない塑性ヒンジが存在する)時の終局変位δuは「塑性ヒンジのいずれかの断面に生じる曲率がそれぞれの断面の終局曲率の2倍に達したとき」を採用します。
しかし、平成24年道示Xでは、P195の解説で「終局曲率の2倍」の規定が削除されているため、この計算条件も除外しました。
なお、「ラーメン橋脚の設計計算(平成24年道示対応版)」の入力画面「基本条件」で「橋脚躯体の水平耐力−水平変位,許容塑性率の算定方法」を「H14道路橋示方書」とした場合は選択可能となります。
    
Q11. 梁に大きな引張軸力が発生する原因は?
A11. 主な原因として、下記が考えられます。
・梁の断面サイズが大きい場合、温度荷重・乾燥収縮により大きな軸力が発生します。
・さらに柱の剛度が大きい場合や柱高が低い場合は、柱が変形しにくくなるため梁に大きな軸力が発生しやすくなります。
・梁の張出部に大きな鉛直荷重が載荷された場合、柱が外側に変形することで梁に大きな軸力が発生する場合があります。
    
Q12. UC-win/FRAME(3D)エクスポート時にメッセージ「UC-win/FRAME(3D)エクスポートは、支承位置(橋軸方向位置≠0)を含むケースには対応していません。」が表示され保存することができない
A12. 「UC-win/FRAME(3D)データのエクスポート」画面で「支承とWu及びRd」を「設定する」としている場合にこのメッセージが表示されます。
このメッセージを回避するためには、入力画面「上部工/支承」で支承の「橋軸方向位置」を全て「0.000」(m)にする必要があります。
ご了承ください。
    
Q13. 本製品を使って、水門の保有水平耐力照査は可能か
A13. 水門の保有水平耐力照査については、土木研究所より「地震時保有水平耐力法に基づく水門・堰の耐震性能照査に関する計算例 平成20年3月」が示されています。
この照査方法は、道路橋示方書で示されているラーメン橋脚の設計計算とは慣性力の載荷方法などに違いがあるため対応できません。
この計算例に沿った照査は、「水門の設計計算」、または「柔構造樋門の設計」の門柱L2照査で対応しています。
    
Q14. フーチング補強モデルで、補強のコンクリート材質を変更したい
A14. 申し訳ございませんが、補強のコンクリート材質を指定することはできません。
補強鉄筋材質のみ、指定可能です。
    
Q15. レベル2地震時照査(杭基礎)を作用力直接指定で慣性力の方向を指定する方法は?
A15. 慣性力の方向は、入力した作用力(柱基部断面力)のHpの符号で判断しています。
※khgは正の値を指定してください。
    
Q16. 入力画面「橋脚鉄筋」のタブ「鉄筋配置|主鉄筋配置」の「主鉄筋配置参照断面」で、参照したい断面が表示されない
A16. 参照することが可能な断面は、以下の制限があります。
・はり、柱、フーチング直角方向、フーチング橋軸方向間をまたがる参照はできません。
・はり支間中央断面は、右側、左側の断面を参照できません。
・柱段落し後の断面は、基部側の断面を参照できません。
・フーチングの増幅部の断面は、増幅部以外の断面を参照できません。

また、自分自身を参照している断面は参照できません。
例えば、「柱2」が「柱1」を参照している場合、「柱1」は「柱2」を参照することができません。
また、「柱3」が「柱2」を参照し、「柱2」が「柱1」を参照している場合、「柱2」・「柱3」とも「柱1」を参照していますので、「柱1」は「柱2」も「柱3」も参照することができません。
    
Q17. 許容応力度法で行われる隅角部の照査は、何を行っているのか
A17. H24道示Vコンクリート橋編(16.3節点部の設計)(P294〜)の解説に準じて、外側引張りの曲げモーメント(M<0.0)が作用した場合の補強鉄筋量(必要鉄筋量)を算出しています。
隅角部の補強鉄筋配置を行うときに、補助的にこの結果を参照していただく事を想定しています。
内側引張の照査は行なっておりません。
何卒、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
    
Q18. 群杭の照査に対応しているか
A18. ・群杭としての負の周面摩擦力の下記の計算式に対応しています。
 H14道示W(解12.4.4)(P367)
 指定は、入力画面「杭形状」のタブ「新設・既設杭、または増し杭|負の周面摩擦力|群杭としての負の周面摩擦力」で指定します。

・群杭による水平方向地盤反力の低減を考慮することができます。
 レベル1:入力画面「杭形状」のタブ「杭条件A」の「水平地盤反力係数kHの低減係数」を直接指定してください。
 レベル2:入力画面「レベル2地震動|基礎条件」のタブ「条件A」で「杭間隔÷杭径」を指定することで、群杭効果を考慮した水平地盤反力度の上限値の補正係数が考慮されます。(H14道示P408)

これ以外の項目(「12.4.4 群杭の考慮」の押込み力に対する群杭の支持力計算など(P369〜))は、対応しておりません。
ご了承くださいますようお願い申し上げます。
    
Q19. 乾燥収縮は、計算上どのように考慮されているか?
A19. 本製品は骨組解析により断面力を算出しますが、このとき乾燥収縮による温度荷重をはり,柱に載荷しています。
この温度荷重は入力画面「許容応力度法|計算条件」のタブ「乾燥収縮」で指定します。
コンクリートの線膨張係数を1.0E-5としていますので、「-15.0(度)」と入力した場合、乾燥収縮度15.0E-5を考慮することになります。
    
Q20. カスタマイズ版で作成したラーメン橋脚のファイルを、平成24年道示対応版の製品で読込んで計算することは可能か
A20. 読込むことは可能です。
読込後、H24道示用にデータを変更した場合は、変更内容のメッセージが表示されます。

このデータでレベル2地震動照査の計算を実行するとエラーが発生します。
原因は、新道示基準で追加された項目が未入力のためです。
新設(H24道示準拠)として計算する場合は、エラーメッセージに表示される画面を確認して、その画面内の値を設定する必要があります。
既設として計算する場合は入力画面「基本条件」で「検討対象」を「既設」としてください。国総研資料第700号に従って計算する場合は「橋脚躯体の水平耐力‐水平変位,許容塑性率の算定方法」を「H14道路橋示方書」としますが、この場合は追加の入力は必要としません。
    
Q21. せん断耐力算出、せん断照査時の断面の有効高dの値が正しく算出されていない
A21. 入力画面「橋脚鉄筋」で定義する主鉄筋の「配置」の選択が適切であるかをご確認ください。
例えば、はり部材で上側引張り時の有効高を算出する場合は、「配置」が「上側」(または「上側両端」、「上側左端」、「上側右端」)で定義した鉄筋の重心位置までの距離としますので、断面下側に配置されている主鉄筋を「上側」鉄筋として定義すると有効高dを正しく算出することができません。
    
Q22. 終局変位算出でエラーとなっているが、照査結果はエラーなしで表示されている。この照査結果に問題はないか。
A22. 破壊形態が曲げ破壊型以外であれば、照査結果に問題はございません。
破壊形態が曲げ破壊型以外の場合は許容塑性率μaは固定値1.0となりますので、終局変位δuを使用しません。
この場合、終局変位算出が算出できない状態でも照査を行うことが可能です。
    
Q23. 柱の連続繊維巻立て補強でM−φ関係が算出できずエラーが発生する
A23. 原因の可能性の1つとして、連続繊維巻立て補強を考慮したコンクリート−応力度ひずみ曲線を算出する際の下降勾配Edes算出(Edes=(σcc−0.8・σcc’)/(εcu−εcc))において、σcc−0.8・σcc’<0となりEdesが負になっていることが考えられます。
計算書の「柱の保有耐力法照査(面外方向)」または「ラーメン橋脚の保有耐力法照査(面内方向)」内の「コンクリート応力度−ひずみ曲線」で、補強した各断面のσcc、σcc'をご確認くださいますようお願いいたします。
    
Q24. 乾燥収縮、温度荷重を柱・はり部材のみに載荷しているが、フーチング部材に載荷しないのはなぜか
A24. フーチングは剛体であることを前提としているため、乾燥収縮、温度荷重の影響は考慮しておりません。
    
Q25. 基礎製品のカスタマイズ版(「基礎の設計計算、杭基礎の設計(カスタマイズ版)」)と連動することは可能か
A25. 申し訳ございませんが、基礎製品と直接連動することはできません。
本製品では、「基礎の設計計算,杭基礎の設計(カスタマイズ版)」で杭基礎およびフーチングの計算を行うことを想定して、基礎連動用XMLファイルのエクスポート機能を用意しています。
エクスポートは、メニュー「ファイル|基礎連動用XMLファイルのエクスポート」で行います。
注意点、および操作手順などの詳細につきましては、ヘルプ「操作方法|基礎連動用XMLファイルのエクスポート」をご参照下さい。
なお、基礎製品からのインポート機能は用意しておりません。
※「RC下部工の設計計算(カスタマイズ版)」(ラーメン橋脚以外)では基礎連動用XMLファイルのエクスポートに対応しておりません。
    
Q26. 杭基礎の入力画面「レベル2地震動|基礎条件」のタブ「条件@」で「作用力直接指定による杭基礎L2照査」を「照査する」とした場合、躯体の形状等の入力は必要か
A26. 必要です。
初期作用力計算時に躯体形状や死荷重時の支承反力による偏心モーメント、水平力を参照します。
ただし、鉛直作用力Vi、Vaのみ柱基部のVpから算出した値を使用します。
(鉛直作用力は、初期作用力、全作用力とも同じ値です。)
    
Q27. 柱の鉄筋コンクリート巻立て補強時に、入力画面「橋脚形状」のタブ「柱補強」で入力する「補強鋼材軸方向有効下端」はどのような数値を入力すればよいか?
A27. 補強鉄筋を軸方向鉄筋として考慮する範囲および考え方につきましては、特に基準書類に明記されておりません。

考え方の1つとしてH24道示IV P189「鉄筋の定着」が参考になるかと存じますが、最終的には設計者のご判断となりますことをご了承いただきますようお願い申し上げます。
    
Q28. 荷重ケースを指定した任意荷重や、水平方向に作用する任意荷重を定義したい
A28. 申し訳ございませんが、任意荷重は死荷重のみに制限されます。
荷重ケースの指定、および作用方向を指定することはできません。
ご了承ください。
    
Q29. 梁柱モデルで柱基部にバネ支点を定義するが、実際のモデルは柱ごとに独立フーチングが存在する。
フーチング下端にばね支点を移動することは可能か。
A29. バネの位置は柱下端に固定しておりこれを変更することはできませんが、基礎下端へのバネの移動を考慮した換算値を設定することで対応可能です。

バネの移動による換算方法を、ヘルプ「計算理論及び照査の方法|柱基部支点バネの移動による換算方法」でご案内していますのでご参考ください。
    
Q30. 「基礎反力の取扱い」を「鉛直反力Vのみ考慮する」とした場合は、フーチング部材または杭頭には鉛直反力のみ載荷し、水平、回転成分は隅角部の格点に集中荷重として載荷するのはなぜか
A30. 鉛直反力のみ考慮した場合、ラーメン橋脚全体の釣合いがとれなくなります。
反力の釣合いをとるため、水平成分、回転成分の集計値を柱の交点位置に載荷しています。
    
Q31. 入力画面「許容応力度法|計算条件」のタブ「断面照査条件」で「はりの断面照査|橋軸方向照査に上下主鉄筋を考慮する」にチェックを入れたが、計算結果を確認すると考慮されていない
A31. 「橋軸方向照査に上下主鉄筋を考慮する」スイッチは、「上側両端」,「下側両端」,「ハンチ両端」で配置された鉄筋のみ有効です。

入力画面「橋脚鉄筋」のタブ「鉄筋配置|主鉄筋配置」の主鉄筋入力シートの列「配置」で、橋軸方向で考慮する上下主鉄筋を「上側両端」,「下側両端」または「ハンチ両端」として定義してください。
    
Q32. UC-win/FRAME(3D)でエクスポートしたモデルでプッシュオーバー解析を行ったが、P−δ曲線が一致しない。原因は?
A32. 本製品でエクスポートしたUC-win/FRAME(3D)モデルは動的解析用のもので、保有水平耐力法の結果を再現させることは目的としていないことをご了承ください。

【橋軸直角方向について】
P−δ曲線が一致しない主な原因として、下記@〜Bが考えられます。

@非線形特性の違い
保有水平耐力法のモデルははりと柱の両端のみ、塑性ヒンジ候補点を設けます。

塑性ヒンジ候補点ごとにH14道示Xの図−解10.8.4(P185)のような軸力−曲げモーメントの相関関係を作成して塑性化を判断しますので、軸力変動を考慮した完全弾塑性バイリニアモデルとして解析しています。

一方、UC-win/FRAME(3D)のM−Φモデルは、死荷重時の軸力から断面から算出しており軸力変動を考慮しておりません。

A荷重条件の違い
保有水平耐力法では、「道路橋の耐震設計に関する資料 平成9年3月」の図−3.3.3(P3-21)のように上部工荷重のみ慣性力として考慮します。

これに対してエクスポートモデルは、ラーメン橋脚の自重も慣性力として有効となっています。
このため、変形形状が異なることが考えられます。

B上部工作用位置の水平変位δ
保有水平耐力法で使用する橋軸直角方向の水平変位は、「ラーメン橋脚の設計」のヘルプ「結果確認|レベル2地震動照査−橋脚」の「(2)直角方向−2)詳細−・照査結果−慣性力位置変位」で示した方法で算出しています。



【橋軸方向について】
ラーメン橋脚の橋軸方向の保耐照査は、柱ごとに単柱式橋脚と同じ方法で照査します。

このときのP−δ曲線は、H24道示Xの式(10.3.1〜7)(P167〜9)のように柱基部のM-Φ関係から作成し、慣性力はh(上部工慣性力作用位置)に載荷した条件で求めます。

一方、エクスポートモデルの橋軸方向柱基部のM−Φ関係は、式(解7.3.1)(P122)を降伏点とするバイリニアモデルとしています。

結果が異なる主な原因として、下記が考えられます。

@慣性力の載荷条件が異なります。

Aラーメン橋脚の橋軸方向保有水平耐力照査は柱ごとに照査しますので、P−δ曲線は他の柱の影響を受けません。

しかしエクスポートモデルのプッシュオーバー解析ではラーメン橋脚を一体として照査しますので、他の柱(または梁)が降伏した時、残りの柱に断面力が集中する現象が発生して結果に相違が生じることが考えられます。
    
Q33. 常時・レベル1地震動照査時の骨組解析モデルの支点位置がフーチング端部になっているのはなぜか
A33. 作用力計算後、杭位置に基礎反力を載荷しますので荷重は釣合う状態になります。
これにより支点反力の面内成分は0.0kNになりますが、骨組構造が不安定となるエラーを回避するため底版端部に支点を設けています。
    
Q34. 入力画面「レベル2地震動|共通条件」の「死荷重時の荷重ケース」に橋軸方向と橋軸直角方向のケースが選択可能になっているが、どちらを選べばよいか
A34. 橋軸方向の偏心を考慮する場合は入力画面「レベル2地震動|共通条件」の「死荷重時の荷重ケース」で橋軸方向ケースを選択してくださいますようお願い申し上げます。
橋軸方向ケースを選択した場合は、橋軸方向、直角方向とも偏心を考慮することができます。
直角方向ケースを選択した場合は、橋軸方向の偏心を考慮することができません。

「死荷重時の荷重ケース」についての詳細は、入力画面「レベル2地震動|共通条件」の「ヘルプ」ボタンで表示されるページの「【橋軸ケース及び直角ケースが表示される理由】」をご覧ください。
    
Q35. レベル2地震動橋軸方向の照査で初降伏変位δy0の算出エラーにより照査結果がエラーになるが原因がわからない
A35. 1つの可能性として、柱基部以外の断面で初降伏水平耐力到達時のM>終局曲げモーメントMuになっている可能性があります。

橋軸方向計算は単柱式橋脚と同様にH14道示Xの式(解10.3.6)(P158)を使って、柱の各高さ位置のφiにより初降伏変位δy0を計算します。

この曲げモーメントMがMuを超えた場合、φiを求めることができないためエラーになります。

このエラーを回避できる可能性のある計算条件として下記が挙げられます。
@入力画面「橋脚形状」のタブ「柱補強」でエラーが発生する柱の「補強鋼材軸方向有効範囲長」を長くする。

柱のRC補強モデルの場合は、
A入力画面「レベル2地震動|橋脚条件」のタブ「補強オプション」で、「柱補強軸方向鉄筋を無効とする区間の取扱い|補強コンクリートを無効とする」のチェックを外す。

B入力画面「レベル2地震動|橋脚条件」のタブ「補強オプション」で、「柱補強軸方向鉄筋を無効とする区間の取扱い|柱既設軸方向鉄筋の取扱い」の「段落しが行われていないものとみなす」にチェックを入れる。
    
Q36. 入力画面「許容応力度法|基本荷重ケース」で定義する「温度変化の影響(T)」の荷重ケースと、入力画面「許容応力度法|計算条件」のタブ「荷重条件」で設定する「温度荷重」の関係は?
A36. 基本荷重ケースの温度荷重は、上部工の温度荷重です。
設計条件の温度荷重は躯体の温度荷重です。

上部工の温度荷重は支承位置の荷重として入力しますが、躯体の温度荷重は躯体部材に温度荷重を与えます。

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