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配水池・揚排水機場の設計セミナー |
CPD |
●開催日 :2013年4月25日(木)9:30〜16:30
●本会場 : フォーラムエイト東京本社GTタワーセミナールーム
※TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌にて同時開催
●参加費 : 1名様 \18,000 (税別) |
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「配水池の耐震設計計算Ver.4」では、以下の機能追加を行いました。
- 構造物の固有周期算出に対応
- 常時の荷重組合せケースに対応
- 柱構造の柱列帯、柱間帯の配筋データを別々に入力し、RC断面照査に対応
- 安定計算に関する機能追加
- 応答変位法時の地盤の水平変位振幅の任意入力
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固有周期は、地震時の検討を震度法で行う場合に設計水平深度の算出に用いる重要なファクターです。この固有周期については、水道施設耐震工法指針等の基準類には考え方が提示されているだけで(参照先は道路橋示方書や鉄道構造物等設計標準)、具体の算出方法が示されておらず、これまでは設計者の直接入力、あるいは、類似の設計を参考に決定せざるを得ない入力項目でした。例えば、建物の設計用1次固有周期はRC造の場合、T=0.02h、hは建物高さを示す書籍もありますが、あくまでも参考という立場でした。(「(最新建築学シリーズ9)最新 耐震設計構造解析(柴田 明徳著)」)
■図1 基本データ入力画面の一部
本バージョンでは、骨組構造およびその質量分布を基にして、純粋に固有値解析を行う方法で構造系の振動数を求め、これから固有周期を算定する機能を追加しました。固有値解析そのものは弊社製品Engineer's
Studio®による解析部ソルバーを採用しています。
■図2 固有値解のイメージ(1次モード)
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従来は対象となる常時荷重要素をすべて考慮した検討でしたが、本バージョンより、荷重要素を設計者が任意選択し複数ケースを設定可能としました。左右非対称の荷重作用時(例えば、片側空虚時、片側側方掘削時など)の設計がスムーズに検討可能となります。
■図3 常時の荷重組合せ
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柱構造の柱列帯・柱間帯の配筋データを別々に入力し、RC断面照査に対応 |
柱を有するフラットスラブ構造において、柱列帯、柱間帯の配筋データを別々の入力に対応しました。断面力の配分において柱間帯は柱列帯よりも小さく評価されるため、柱間帯の配筋データを柱列帯とは別に少なく配筋することで、より経済的な設計が可能となります。
■図4 柱列帯・柱間帯の配筋データ入力
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安定計算に関して機能追加し、さまざまなケースの安定計算を可能としました。
(1)任意荷重を安定計算に考慮可能としました。
(2)底版上に作用する付加荷重を安定計算に考慮可能としました。
(3)常時・地震時の荷重ケースについて安定計算を検討可能としました。
(4)Y方向の安定計算に対応しました。 |
応答変位法による地中構造物の設計時において、地盤の水平変位振幅を任意入力可能としました。これまでは、水道施設耐震工法指針に記載される算定式(地表面から基盤までの深さに応じたcos関数)による内部計算値のみでしたが、設計者による地盤の水平変位振幅を直接入力可能としました。さまざまな地盤変位の影響が検討可能となります。
■図5 地盤の水平変位振幅の任意入力
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