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●最新版製品価格 |
●リリース 2013年9月
UC-1 橋梁下部工シリーズ |
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「箱式橋台の設計計算Ver.7」では、形状の拡張として基礎底面に段差がある橋軸方向段差フーチングに対応します。また、次のような機能拡張を行います。
- 底版、翼壁拡張オプションの機能拡張
- 橋座の押抜きせん断照査
その他、側方移動の判定(付属設計)や杭基礎における突出杭の対応(レベル1)、斜面上基礎のH24擁壁工指針式への対応を行います。 |
斜面上に橋台を設置する場合に「箱式橋台の設計計算Ver.7」において、底版下面に段差を設ける段差フーチングの設計に対応します。箱式橋台の段差フーチングでは、橋軸方向の段差に対応し、基礎底面の段差について2段までの段差を設けることができます。また、前趾、後趾上の底版上面に段差を設けることができます。
▲図1 橋軸方向段差フーチング
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底版、翼壁拡張オプションにおいては、様々な考え方を追加します。まず共通項目として、底版、翼壁拡張オプションの機能拡張において、メッシュによる分割方法を変更します。従来のメッシュは、三角形による簡単な分割でしたが箱式橋台の設計計算Ver.7では、「Engineer’s
Studio® Ver.2」で採用されたメッシュ分割を採用し、より精度のよい結果を得られるような分割を自動で行います。
▲図2 メッシュ分割
(三角形、三角形+四角形)
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▲図3 メッシュ分割
(底版中央部) |
それ以外に固有の追加機能として、底版中央部では、次の考え方を追加します。
曲げモーメント及びせん断力の扱い
断面力を最大値で取得するか平均値(1mあたり)で取得するかの選択を追加します。この選択は、橋軸方向及び直角方向において別々に指定することができます。
照査位置と検討方向
照査位置に対して、橋軸方向または、直角方向からどの方向の断面力を取得するかの選択を追加します。
杭反力の扱い
杭の剛域を指定しない場合に杭反力を矩形の等断面に変換して載荷することができます。また、竪壁内の範囲にある杭を考慮するか無視するかを選択できます。
底版中央部のモデル
メッシュ分割時に端部にある杭の剛域接点を支点に変換するかどうかの設定を追加します。またメッシュ分割が改善されたことにより、端部に杭が近い場合等の計算できないケースが計算できるようになります。
翼壁においては、次の考え方を追加します。
曲げモーメント及びせん断力の扱い
A〜D部の各照査位置おいて、断面力を最大値で設計するか、平均値で設計するかの選択を追加します。また、B部,B´部及びC部,C´部においては、最大値,平均値に加え、付け根位置を追加します。
翼壁モデルの考え方
翼壁のモデルを作成する際にメッシュ分割として三角形2次要素で分割か四角形+三角形2次要素で分割するかを追加します。
このように、底版、翼壁拡張オプションでは、選択を増やすことで設計の幅を広げます。
■図4 ホームメニュー
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橋座の押抜きせん断照査とは、アンカーボルトやアンカーバーに上向きの力が発生した場合に、アンカーボルトやアンカーバーが下部工から引き抜かれないように照査を行う機能を橋座の設計の機能拡張として用意します。 |
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