- 基本データ画面
基準=2009年版、設置方法=地上設置を設定。
■図2 基本データ
- 考え方
フレームモデル条件で、震度法の側壁地盤バネ=考慮するに設定。
■図3 考え方
- 地盤バネ画面
ばね特性で、水平方向=バイリニア(非対称、単方向剛性あり)を設定。
■図4 地盤バネ
単方向剛性ありというのは、地盤に対して押していくときに圧縮抵抗を示し、地盤に対して離れていくときに無抵抗を示すばね特性を表します。本製品では内蔵されているEngineer's Studioのソルバーが持つ「バネ要素」機能を使用しています。
δ1、δ2、K2/K1 については、次を参照してください。
●タイプ=線形バネの場合
第1勾配の折点位置[+δ1、-δ1]欄に例えば25mmを入力し、他欄は0として下さい。(変位が25mmを超えて 折点位置[+δ2、-δ2]欄には例えば大きめの100mmを入力して下さい。(変位が100mmを超えても第2勾配が延長されたバネ扱いとなります。)第2勾配の傾きは[+K2/K1、-K2/K1]欄で入力し、傾き≒ほぼ水平に設定する場合はK2/K1=0.01程度として下さい。
以上1〜3の設定を行うことで、側壁地盤バネを受働側側壁にのみ考慮することができます。 |