F8DX STRATEGY|株式会社フォーラムエイト

VISION(基本方針)

  • フォーラムエイトは、創業当初より掲げている3つの経営理念「社会性(Sociality)」、「先進性(Up & Coming)」、「協調性(Forum spirit)」のもと、高い信頼性と高度な品質を両立させたソフトウェア製品をユーザへ提供します。
    • 先進性(Up&Coming)
      顧客に対して常に最先端技術サービスを提供
    • 社会性(Sociality)
      安全安心な社会インフラ構築への貢献
    • 協調性(Forum spirit)
      お客様とともに成長する
  • 「設計者のための開発室に。」を合言葉に、エンジニアの仕事がより創造的に、より豊かになることを目指してソリューション構築します。
  • DX技術を活用して業務効率化、職場環境を改善し働き方改革・ワークライフバランスの実現を進めるとともに、女性活躍支援や健康経営を進めていきます。

当社の事業は、土木・建設設計支援ソフトからスタートしましたが、それに加えて先進的なソフトウェア開発をすることで成長を遂げてきました。たとえば、3次元リアルタイムVRソフトウェアパッケージであるUC-win/Road(国産VR)をいち早くリリースし、また、土木業界のソフトのクラウド化を強力に牽引してきました。あるいはWeb VRプラットフォーム メタバニアF8VPSのリリース(2020年)など新製品の開発も活発に行ってまいりました。

当社は、今後もデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、社会の要望、顧客のニーズを敏感に察知し、新たな価値を創造し、ビジネスの付加価値をさらに向上させていきます。

DX方針・取り組み

DX/CX統括部門の設置・運営を通して、ユーザーDXへの貢献および自社DXを、開発環境の整備、DXを高度化するシステム開発、バーチャルオフィスとデータベースを活用したデータの可視化・有効活用によって図り、これらの相乗効果によってビジネスの付加価値向上を加速させます。

1.開発環境の提供
VR/CGソフトや設計・解析ソフトなどのパッケージソフトウェアの開発キット(SDK)、クラウドシステムのAPI、メタバースのプラットフォームなどによるユーザー開発環境の充実を図ると同時に、自社の業務システム構築・運用における開発環境の高度化を図り、最新のデータ活用に迅速に対応できる柔軟な製品開発を行うことで、DXを推進します。

また、各種製品セミナーの提供による技術支援、学生コンペ「CPWC 学生クラウドプログラミングワールドカップ」の開催協力などを通じて、自社開発製品へのフィードバックを行い、さらなるDX推進にも取り組みます。

2.システム開発によるDX高度化
モビリティ開発・自動運転研究用のドライブシミュレータをはじめとして、安全運転や防災訓練、様々な産業分野における教育訓練や技術継承に活用可能なVRシミュレータを開発・提供。ソフトウェアとハードウェアの統合、計測データや解析データとの連携、クラウドシステムの構築など、様々なデータとシステムを結び付けた高度活用を実現するカスタマイズ開発により、ユーザおよび自社のDX推進を強化します。

UC-win/Road ドライビング・シミュレータ

UC-win/Road カスタマイズシステム

クラウド基盤開発サービス

サブスクリプション基盤開発サービス

3.データ活用および情報処理推進

顧客情報および開発情報について、自社開発のカスタマーデータベースシステムを連携することで、ユーザの課題および製品・サービスの課題について、全部門が連携しながら情報共有を行い、業務全般の迅速な改善を図ります。
具体的には、製品開発情報(保守管理情報、評価要望)、顧客情報(営業情報、問い合せ情報)、社内レビュー・提案、社員の業務・人事情報のデータベースと連携した自社開発の3次元バーチャルオフィスによって、これらのデータを可視化し、処理や統計分析を行って、経営全体のDX推進に取り組みます。
また、ユーザーDXの観点でも、土木・建築構造物や地盤FEMの解析モデル、設計データおよびVRCGモデル、ドローン等によるデータ計測とAIを活用した最適なモデリングの提供などを通して、ユーザーのDX推進に貢献します。

DX推進体制・人材育成

1.体制

QMS(品質管理システム)やISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)等を包含した当社独自の統合マネジメントシステムにより、各部門のマネジメント責任者を設置し、DXを推進していきます。

2.人材育成

ビジョン(基本方針)及びDXへの取り組み等を通じて、DX人材の育成・確保に取り組んでいます。

社内教育、外部研修の受講
  • 新入社員(全職種)を対象としたIT基礎スキル研修の実施
  • 社内の「技報」(技術論文)によって新情報や新手法を社員全員で共有
  • 外部研修として、外部団体開催にイベントへの参加推奨。MITと連携した技術講演の開催、最先端表現技術推進協議会と連携したデジタル・リテラシーの向上
  • 当社主催セミナーへの社員参加の奨励
DX関連資格取得の推進
  • 社員のDX技術力向上のため、IT関連資格の取得を奨励

DX実現に向けた環境整備方策

社内システム刷新

バーチャルプラットフォームを統合した三次元的なグループウェアを導入、Web VRプラットフォーム メタバニアF8VPS(メタバース)を自社内の業務でも活用し、業務効率化を実現。

情報デバイスの充実

ノートPC、携帯電話・スマートフォン、ウェアラブルデバイス(スマートウォッチなど)を職務に応じて社員に配布し、情報デバイスの活用リテラシー向上や、業務におけるコミュニケーションの活性化を推進。

また、健康経営の一環として、スマートウォッチはメタバニアF8VPSを連携しながらヘルスケアアプリなどの利用で健康管理にも活用。

データ活用の施策

顧客情報を管理しているカスタマーデータベースシステムを中心に、問合や保守サポート全般の情報管理をしている保守管理、製品への評価要望管理、統計分析を行う情報管理があり、Group Web(カスタマーデータベースシステムを運用するための自社開発グループウェア)により連携利用。
ユーザが抱えている課題と製品・サービスに内在している課題について全部門が連携しながら情報共有を行い、スピーディーに最善策を立案し具現化。

評価指標

以下を目標指標とし、マネジメント会議での進捗状況確認、四半期毎のPDCA評価、課題対応策の設定、対応策の実行を進めます。なお、設定目標値は公表しておりません。

  • 自社開発ソフトウェア・プラグイン数の増加率および自社開発製品へのフィードバック件数の増加率
  • 受託関連件数・売上の増加率
  • 社内システムで管理・活用可能なデータ項目数・ボリュームの増加率

サイバーセキュリティに関する対策

情報セキュリティマネジメントシステム ISMS/ISO27001の認証を取得しており、定期的に内部監査及び外部監査を行っています。サイバーセキュリティ対策を担う「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」が在籍(1名)しています。

フォーラムエイトの情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)概要


また、ISO9001、22301、ISO27017、プライバシーマークの認証を取得しています。

品質マネジメントシステムISO9001の認証を取得

事業継続マネジメントシステムISO22301の認証を取得

クラウドサービスのための情報セキュリティマネジメントシステムISO27017の認証を取得

セキュリティポリシー


SECURITY ACTION制度の趣旨に賛同し、
二つ星を宣言しました(2024年9月)