当社の事業は、土木・建設設計支援ソフトからスタートしましたが、それに加えて先進的なソフトウェア開発をすることで成長を遂げてきました。たとえば、3次元リアルタイムVRソフトウェアパッケージであるUC-win/Road(国産VR)をいち早くリリースし、また、土木業界のソフトのクラウド化を強力に牽引してきました。あるいはWeb VRプラットフォーム メタバニアF8VPSのリリース(2020年)など新製品の開発も活発に行ってまいりました。
当社は、今後もデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、社会の要望、顧客のニーズを敏感に察知し、新たな価値を創造し、ビジネスの付加価値をさらに向上させていきます。
DX/CX統括部門の設置・運営を通して、ユーザーDXへの貢献および自社DXを、開発環境の整備、DXを高度化するシステム開発、バーチャルオフィスとデータベースを活用したデータの可視化・有効活用によって図り、これらの相乗効果によってビジネスの付加価値向上を加速させます。
また、各種製品セミナーの提供による技術支援、学生コンペ「CPWC 学生クラウドプログラミングワールドカップ」の開催協力などを通じて、自社開発製品へのフィードバックを行い、さらなるDX推進にも取り組みます。
顧客情報および開発情報について、自社開発のカスタマーデータベースシステムを連携することで、ユーザの課題および製品・サービスの課題について、全部門が連携しながら情報共有を行い、業務全般の迅速な改善を図ります。
具体的には、製品開発情報(保守管理情報、評価要望)、顧客情報(営業情報、問い合せ情報)、社内レビュー・提案、社員の業務・人事情報のデータベースと連携した自社開発の3次元バーチャルオフィスによって、これらのデータを可視化し、処理や統計分析を行って、経営全体のDX推進に取り組みます。
また、ユーザーDXの観点でも、土木・建築構造物や地盤FEMの解析モデル、設計データおよびVRCGモデル、ドローン等によるデータ計測とAIを活用した最適なモデリングの提供などを通して、ユーザーのDX推進に貢献します。
QMS(品質管理システム)やISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)等を包含した当社独自の統合マネジメントシステムにより、各部門のマネジメント責任者を設置し、DXを推進していきます。
ビジョン(基本方針)及びDXへの取り組み等を通じて、DX人材の育成・確保に取り組んでいます。
バーチャルプラットフォームを統合した三次元的なグループウェアを導入、Web VRプラットフォーム メタバニアF8VPS(メタバース)を自社内の業務でも活用し、業務効率化を実現。
ノートPC、携帯電話・スマートフォン、ウェアラブルデバイス(スマートウォッチなど)を職務に応じて社員に配布し、情報デバイスの活用リテラシー向上や、業務におけるコミュニケーションの活性化を推進。
また、健康経営の一環として、スマートウォッチはメタバニアF8VPSを連携しながらヘルスケアアプリなどの利用で健康管理にも活用。
顧客情報を管理しているカスタマーデータベースシステムを中心に、問合や保守サポート全般の情報管理をしている保守管理、製品への評価要望管理、統計分析を行う情報管理があり、Group Web(カスタマーデータベースシステムを運用するための自社開発グループウェア)により連携利用。
ユーザが抱えている課題と製品・サービスに内在している課題について全部門が連携しながら情報共有を行い、スピーディーに最善策を立案し具現化。
以下を目標指標とし、マネジメント会議での進捗状況確認、四半期毎のPDCA評価、課題対応策の設定、対応策の実行を進めます。なお、設定目標値は公表しておりません。
フォーラムエイトの情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)概要