FORUM8デザインフェスティバル2013-3Days
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第12回 3D・VRシミュレーションコンテスト・オン・クラウド 各賞発表と表彰式 |
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コンテストは、応募者によるクラウドを利用したプレゼンテーションと事前ノミネート選考会、一般投票を経て、審査員による最終審査が行われます。表彰式では、NEC元代表取締役副社長としてITソリューション事業の最高責任者を務められた弊社特別顧問、川村敏郎氏を招聘し、特別講演を実施します。年々高品位なモデルが登場し、近年では、都市計画・自動車・鉄道・製造など多分野の出品作品も受賞する中、グランプリの栄光は?
乞うご期待。 |
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フォーラムエイト特別顧問/元NEC副社長
川村 敏郎 氏 |
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「コンピュータグラフィックスの発展と今後への期待と課題」
コンピュータグラフィックスの歴史は1960年代初頭に芽生え、ハード・ソフトの発展と共に歩んできた。英数字と記号しか扱えなかった時代に情報を絵や図という形で表現したいという本質的な欲求は、ラインプリンターによる疑似表示やXYプロッタでの線描画という初歩的な段階から半世紀に及ぶ研究開発成果によって目覚ましい発展をし、今や産業界のみならずアニメ、ゲームや映画にも活用され、VRの世界へと発展を続け、コンピュータの利用技術を飛躍的に拡大させて来た。今後の更なる発展による社会貢献への期待と共に過剰仮想世界による社会や市民生活への影響などの課題についても取組む必要があろう。 |
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NEC元代表取締役副社長。現在、株式会社コラボ・ビジネス・コンサルティング代表取締役として海外との企業共創を実現。本年4月より弊社顧問。 |
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第12回 3D・VRシミュレーションコンテスト オン・クラウド 各賞発表と表彰式 司会
プロジェクションマッピング協会アドバイザー/アンビエントメディア 代表/フォーラムエイト非常勤顧問
町田 聡 氏 |
アンビエントメディア代表 コンテンツサービスプロデューサー。プロジェクションマッピング、デジタルサイネージ、AR、3D メディアのコンサルタントURCF アドバイザー、(財)プロジェクションマッピング協会 アドバイザー。著書に「3D 技術が一番わかる」技術評論社、「3D マーケティングがビジネスを変える」翔泳社 など。 |
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第14回 UC-win/Road協議会 ジェネラルセッション |
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デジタルカメラ撮影画像の即時処理により3次元モデル復元する技術や、教育やエンターテイメント、芸術などの様々な分野で活用がすすむ3Dプロジェクションマッピングの最新事例、S3Dの新時代での展開など、VR技術や映像技術の最先端情報をUC-win/Roadの展望とともにご紹介します。 |
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東京工業大学 大学院理工学研究科 機械制御システム専攻 教授
奥富 正敏 氏 |
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「デジタルカメラを用いた即時的かつ柔軟な3次元復元」
デジタルカメラを用いて、対象をさまざまな方向から撮影した画像を処理することにより、撮影時のカメラの位置・姿勢と対象の3次元構造を復元する技術を解説。同氏が開発に係ったこの手法は、撮影画像を即座に処理して復元結果が得られるため、その時点までに復元された結果を確認しながら、効率よく必要な画像の撮影が可能となる。本講演では、関連技術の一般的な解説とともに、開発の概要と処理結果の事例を紹介する。 |
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1983年キヤノン株式会社入社、米カーネギーメロン大学客員研究員を経て同社情報システム研究所主任研究員。1994年
東京工業大学大学院助教授、2002年より現職。 |
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三次元映像のフォーラム 代表
デジタルハリウッド大学 大学院 特任教授
羽倉 弘之 氏 |
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「3D・VR・ARの新たな展開」
S3D(立体視)映像は、エンターテイメントから医学、教育など様々な応用分野へと広がっていおり、最近では、3Dプロジェクションマッピング、3Dプリンタと、バーチャル(仮想)からリアル(現物)へと、表現技術が進化している。特に、従来工業、産業用の用途が中心であった、3Dプリンタと3Dプロジェクションマッピングが融合し、AR・VR的に利用されて、教育や訓練、娯楽や芸術作品などが制作されている。このような新しい動きの概況について紹介する。 |
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1974年コロンビア大学大学院卒。通産省外郭研究機関研究員、米国系企業を経て、95年デジタルアニメソフト開発会社、Webデザイン会社の設立・経営。デジタルハリウッド大学大学院特任教授。 |
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クリスティ・デジタル・システムズ 日本支社 支社長
半澤 衛 氏 |
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「3Dプロジェクションマッピング最新事例、今後の展開」
クリスティ・デジタル・システムズは、世界最高水準のプロジェクション・ソリューションおよびシステムインテグレーションサービスを提供。同社のプロジェクタが創り出す安定・高精細なイメージが映像の世界を広げ、高度なプロジェクションが要求される様々な分野において幅広く活用されている。本講演においては、近年脚光を浴びている3Dプロジェクションマッピングについて、マーケット創世記からの同社の歩み、DLP方式プロジェクタによる高輝度・高画質な映像による最新事例、今後の展開について紹介する。 |
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1981年日商エレクトロニクス(株)入社、ビジュアル事業部/部長を務め、大型映像システム、CAVEを中心とするVRシステム等のインテグレーションに従事。2003年Christie
Digital Systems Japan設立。 |
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第14回 UC-win/Road協議会 ドライビングシムセッション |
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毎年開催されるUC-win/Road協議会は第14回目となり、今年もドライビングシミュレーションを活用した最新研究、高性能モーションシステム事例について、講師の方々をお招きし、ご講演いただきます。UC-win/Road
Ver.9により機能追加された先進的なドライビングシミュレーション機能についてもご紹介します。 |
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愛知県立大学 情報科学部 教授
小栗 宏次 氏 |
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「予防安全情報処理分野におけるシミュレーションの活用」
研究室所有の、VR技術を用いた実車改造型マルチディスプレイシミュレータ、6軸モーションシミュレータシステムにより車輛情報に加えドライバの生体信号解
析から、精神負荷度や眠気などドライバの状態推定技術、行動予測に関する研究で世界最高水準の成果を導いている。状態推定技術に関する特許多数。本講演に
おいては、これら研究成果の紹介とともに、次世代のドライブシミュレータへの展望についても紹介する。 |
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1960年名古屋生まれ。名古屋工業大学大学院修了後、1998年より現職。ドライバモニタリングによる予防安全システムに関する研究に従事。 |
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日本ムーグ株式会社 アプリケーション エンジニア
増野 浩二 氏 |
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「高性能モーションを用いたシミュレータ・試験装置事例」
車両研究/開発用シミュレーター、航空機操縦訓練シミュレーター、振動試験装置など、多岐にわたる分野において高性能モーションシステムが使用されており、ムーグはこれまで多くのモーションシステムを世界中のユーザーに提供している。特に高性能モーションを使ったシステムでは、研究開発のプロセスの改善に貢献している。今回は欧州を中心とした各導入事例と高性能モーションの有効活用方法について紹介する。 |
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カリフォルニア州立大学航空宇宙工学卒。現在電動油圧制御機器担当技術者(他にハイブリッド自動車用モーター設計等) |
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慶應義塾大学 理工学部 管理工学科 専任講師
松本 修一 氏 |
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「ICT技術の進展とシミュレーション活用の今後」
ICT技術の急激な発達にともない、従来の情報通信技術だけでは実現不可能であった様々な新しい取り組みが可能となってきた。シミュレーションの世界においても交通流シミュレーション、ドライビングシミュレーションなどの要素技術開発や実用研究、実務での活用の可能性は非常に大きくなっている。本講演では、これまでのシミュレーション技術や活用事例を振り返るとともに、今後のシミュレーションの利活用の可能性や展望を紹介する。 |
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2003年慶應義塾大学大学院前期博士課程修了。2004年高知工科大学助手、2008年同大助教、2009年慶應義塾大学先導研究センター講師、2012年より現職。博士(工学)。 |
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「UC-win/Road Ver.9のシミュレーション機能と今後の開発予定」
(株)フォーラムエイト VR開発グループ |
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ITS研究開発、ドライバー同士のインタラクション、車の自動制御等シミュレーション機能の拡張について紹介。また、鉄道、建築、群集シミュレーション分野についても、プロトタイプ機能のデモンストレーションおよびその展望について説明する。 |
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三次元映像のフォーラム 代表
デジタルハリウッド大学 大学院 特任教授
羽倉 弘之 氏 |
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最先端表現技術利用推進協会 発足について
最先端の3D技術(S3D[立体視]映像技術、3Dプロジェクションマッピング、3Dプリンタ、3Dセンサー)やVR、AR、ロボット、4K・8K、クラウド(ビッグデータ処理を含む)技術等を含んだ幅広い表現手法およびコンテンツ制作について、総合的に研究開発、教育普及活動、受託や共同研究等を行うことを目的として、「最先端表現技術利用推進協会」(略称:表技協)を立ち上げることを、理事長の伊藤裕二(フォーラムエイト代表取締役社長)および会長の町田聡氏(アンビエントメディア代表)より発表。なお事務局として、羽倉弘之氏(三次元映像のフォーラム代表)が担当。最先端表現技術利用。 |
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1974年コロンビア大学大学院卒。通産省外郭研究機関研究員、米国系企業を経て、95年デジタルアニメソフト開発会社、Webデザイン会社の設立・経営。デジタルハリウッド大学大学院特任教授。 |
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第7回 デザインコンファレンス 地盤セッション |
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地盤解析シリーズの高度活用ユーザの特別講演を中心にFEM解析の活用をお考えのユーザ様に大変役立つ技術情報となります。土石流解析のソルバー「Kanako」の開発者である京都大学中谷加奈氏を招聘し、特別講演を実施します。 |
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群馬大学 理工学研究院 環境創生部門 助教
蔡 飛 氏 |
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「地盤FEM 解析のためのモデリング技術」
「新版・地盤FEM解析入門」出版にあたって、本書の目的、概要、FEM解析における留意点などを実際の事例の紹介と合わせて解説。地盤FEMエンジニアリングに必要な基礎知識、FEM解析を行う上でのチェックポイントなどについて説明を行う。 |
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群馬大学理工学研究院環境創生部門助教、技術士(総合技術監理部門・建設部門)、日本地すべり学会関東支部運営委員、日本地すべり学会研究奨励賞受賞(2004年) |
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株式会社NOM 代表取締役社長
大河内 保彦 氏 |
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「UWLC2D、3D の実務への適用」
UWLC2D、3Dを用いて、一つはジオテキスタイルを用いた液状化対策工法、もう一つは固化系地盤改良を用いた液状化対策工法の開発を目的とした遠心模型実験のシミュレーションを行った。その結果、比較的うまく無対策と対策工法の効果の実験事実を説明でき、設計に適用可能であることがわかった。この事例に加え、UWLC2Dの実務への適用例も紹介する。 |
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株式会社NOM(ノム) 代表取締役社長。技術士(総合監理部門・建設部門)、高度情報処理技術者(プロジェクトマネージャー)、Professional
Engineer(OREGON) |
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(株)ブルドジオテクノ 代表取締役
花田 俊弘 氏 |
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「擁壁の設計における「GeoFEAS」活用例」
擁壁設計においてコンクリート擁壁の全体安定検討をGeoFEASで解析した事例を紹介する。造成土工での施工方法を想定した擁壁及び基礎への作用力の検討、安定検討などの解析内容の概要、問題点、成果などを報告する。 |
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株式会社ブルドジオテクノ代表取締役。技術士(建設/総合技術監理)として、主に造成土工計画、擁壁・基礎・土構造などの設計業務を手がけている。 |
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京都大学大学院 農学研究科 森林科学専攻
山地保全学分野 助教
中谷 加奈 氏 |
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「汎用土石流シミュレータKanakoを適用した土石流解析の事例紹介」
土石流数値シミュレーションの背景やモデルについて説明した後、GUIを実装した汎用土石流シミュレータKanakoの開発経緯や適用範囲、砂防堰堤やハイドログラフなどの各種パラメータの設定方法を紹介する。その後、これまでに実施した土石流危険渓流や災害事例(広島県宮島、山口県防府市)のKanakoでの適用例を紹介する。 |
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京都大学大学院農学研究科助教、博士(農学)、専門は砂防学。汎用土石流シミュレータKanako開発により砂防学会賞(技術賞)受賞(2010.5) |
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「土石流シミュレーションと地盤解析シリーズの最新情報と今後の展開」
(株)フォーラムエイト UC-1 開発第1グループ |
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土石流シミュレーションについては、実際に数値解析が行われた災害事例を「UC-win/Road
土石流シミュレーションプラグイン」を用いてVRで可視化した例を紹介し、VR表現の可能性やその展望について説明する。また、地盤解析シリーズについて「弾塑性法地盤解析(GeoFEAS)2D」と「2次元浸透流解析(VGFlow2D)」との連携機能をはじめとした最新情報を紹介する。 |
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「地盤解析シリーズを用いた解析事例の紹介」
(株)フォーラムエイト 解析支援チーム |
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VGFlow2Dを用いた降雨浸透解析結果として得た水圧分布を考慮して、GeoFEAS2Dを用いてせん断強度低減法による法面安定解析を行った事例、また、UWLCで1次元の地震応答解析を行い地中の加速度分布を得た結果を用いて、GeoFEAS2Dによる応答震度法を行った結果と、2次元のUWLC解析結果を比較検討した事例を紹介する。 |
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第7回 デザインコンファレンス 耐震・防災セッション |
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「都市の地震防災」の著者である東京都市大学 吉川弘道氏を招聘し、特別講演を実施します。関連分野のスペシャリストによる、耐震・防災都市にフォーカスしたご講演や、BIM-GISデータ連携、人動態シミュレーション活用、BCPに関するご講演、弊社のBCMS取組発表など、広く都市防災に係るテーマでご紹介します。 |
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東京都市大学 教授
吉川 弘道 氏 |
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「入門講座『都市の地震防災 - 地震・耐震・津波・減災 - 』」
地震災害を多く経験した我が国は、地震工学、耐震工学、減災技術にて世界の最先端技術を有していると言える。一方では、これらの技術と知見は専門化・細分化が著しく、すべてを網羅した出版物は限られている。そこで、著者5名による入門書「都市の地震防災」を書きおろし、4月に上梓した。今回の講演では、共著者福島氏とともに、地震防災を考える際の4つの分野(地震、耐震、津波、減災)のエッセンスをお伝えしたい。 |
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コロラド大学客員教授(1992-3年)早稲田大学理工学部卒業、工学博士。専門は耐震工学、地震リスク、鉄筋コンクリート。土木学会論文賞、土木学会吉田賞他受賞・著作多数。 |
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東電設計株式会社 防災グループマネージャー
福島 誠一郎 氏 |
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「地震災害は何故起こるか、どのように立ち向かえば良いのか」
近年、我が国は地震活動期に入ったと言われ、来るべき地震に備えて様々な地震対策が取られるようになってきた。ここではまず、我が国を取り囲む地震について説明し、地震によって生じた揺れがどのように伝わり、どのような災害を引き起こすかについて、過去の災害事例を交えて示す。次に、国、自治体、地域での災害対応活動を紹介しながら、このような災害に対して我々がいかに立ち向かえば良いのかについて説明する。 |
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東電設計株式会社、防災グループマネジャー。早稲田大学大学院修了、博士(工学)。専門分野は地震リスク評価、地震防災、BCP。 |
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「3次元VRを活用した震災・防災対策ソリューション〜津波解析/避難解析・VRモデル事例」
(株)フォーラムエイト 解析支援チーム |
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浸水氾濫・津波解析、火災・避難解析結果の可視化や、ハザードマップへの活用など、フォーラムエイトの防災・避難/震災対策ソリューションを紹介する。 |
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セコム株式会社 IS 研究所 空間エンジニアリンググループ
足達 嘉信 氏 |
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「空間情報とシミュレーション技術による安全・安心への挑戦」
BIMやGISの空間情報を統合することにより、屋内外の空間モデルを対象として防災計画に関わる様々なシミュレーション技術が活用可能となってきている。本講演では、BIMデータの国際標準化の動向とともに、BIM-GISデータ連携、人動態シミュレーションなどを活用した、建物単体だけでなく周辺地域を含めた広域の安全性評価を目指した取り組みについて紹介する。 |
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セキュリティ計画・サービスへ空間情報を活用する研究に取り組むとともに、Building
Information Modeling(BIM)普及展開に取り組んでいる。 |
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株式会社ヒルベット・ソリューション 代表取締役
小山 隆 氏 |
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「BCP 策定の必要性と基本的な考え方について」
BCPとは、事業の中断の原因となるさまざまなリスクを想定し、これらを未然に回避、あるいは被害を受けても速やかに復旧できるようにあらかじめ、方針や行動手順を規定したものである。本講演では、BCPの必要性や目的、さらにはその策定における基本的な考え方について、建設系企業を想定した解説を行う。 |
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ISMS認証取得支援、BCMS、BCP作成支援等に従事。著書に「実践BCM運用・定着マニュアル」(オーム社)。 |
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「フォーラムエイトにおけるBCMS取組み最新情報について」
(株)フォーラムエイト UC-1 開発第1 グループ |
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ISO22301認証取得に至るフォーラムエイトのBCMS活動と今後の展開について説明。併せて、BCP作成支援ツール、BCP策定・BCMS構築支援サービスについても紹介する。 |
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第7回 デザインコンファレンス 設計解析セッション |
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世界最高水準のコンクリート解析理論でも著名な前川 宏一氏(東京大学大学院
教授)を招聘し、特別講演を実施します。ユーザ様の特別講演として、海外での研究事例、性能設計照査に対応した水道施設の3次元動的非線形解析の活用事例などについてご講演いただきます。Engineer's
Studio®の最新バージョンでの新機能についてもご紹介します。 |
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東京大学大学院 工学系研究科 教授
前川 宏一 氏 |
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「コンクリート構造工学と水−短期・長期性能評価−」
コンクリート構造の様々な挙動には水が深く関与している。本講演では寸法の大きく異なる空隙に捕捉されている水が構造物の巨視的な応答に及ぼす影響を、定量的に把握する方法論を提示したい。空隙寸法ごとに流れる時間スケールは桁違いに異なる。これらを多面的に考慮することで、数秒から数十年にわたるコンクリート構造の応答解析を実行することが可能となる。あわせて、安全設計、維持管理計画に応用した事例を紹介する。 |
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東京大学大学院社会基盤学専攻教授。工学博士。専門はコンクリート工学。非線形解析と安全設計、マルチスケール材料科学と耐久性力学、地盤構造相互作用など |
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「Engineer's Studio®最新バージョン」
(株)フォーラムエイト 新規プロジェクトグループ |
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Engineer's Studio®は、UC-win/FRAME(3D)の後継製品としてFORUM8が注力している製品。従来の3次元非線形フレーム要素に加えてRC非線形平板要素を装備した初版をリリース後、ケーブル要素、減衰要素を追加し、64bitソルバーやPARDISO対応など大規模演算性能も改良。さらに平成24年道路橋示方書および2012年制定コンクリート標準示方書の断面照査機能に対応。これらの概要と合わせて今後の開発予定を紹介。 |
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「解析支援サービス最新解析事例」
(株)フォーラムエイト 解析支援チーム |
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動的非線形解析Engineer's Studio®、地盤解析GeoFE AS(2D)やUWLC、雨水流出解析xpswmm、避難解析EXODUS/SMARTFIRE等を用いた初期モデル作成、さらに結果整理や報告書作成などのオプションといった解析支援サービス業務の最近の傾向について、実際の解析事例と技術情報とを併せて紹介する。 |
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グラナダ大学 地震工学グループ
Jesus Donaire Avila 氏 |
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「Engineer's Studio®による数値シミュレーションとケーススタディ」
グラナダ大学では、フォーラムエイトの3次元動的非線形解析ソフトEngineer's
Studio®による数値シミュレーションを活用して、構造物全体の数値モデルを使用した複数の内部・外部の柱-ワッフルスラブ接続部対象の振動テーブルテストや、同モデルの非線形時刻歴解析等の実験研究が行われ、解析結果をポストプロセッシングすることにより履歴ダンパーを追加した構造物の設計方法の開発が実現した。本講演では、これらの内容について発表する。 |
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アマデオ・ベナベント-クリメント教授率いるグラナダ大学地震工学グループのメンバーとして研究を行っている。2013年7月に同大学博士号取得 |
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パシフィックコンサルタンツ株式会社 矢部 博康 氏
株式会社解析技術センター 代表取締役 石合 雄志 氏 |
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「3次元FEMモデルを用いた配水池の耐震構造解析の有効性と耐震性能評価について」
水道施設耐震工法指針による性能照査型設計における非線形解析と照査基準の考え方やEngineer's
Studio®を用いて作成したフラットスラブ構造の3次元FEMモデルの耐震性能評価を2次元モデルとの比較を行いながら、その有効性について発表を行う。また、3次元FEMモデルを用いた動的解析の実施手順や解析事例など、先進的な取組についても触れられている。 |
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矢部 博康氏:パシフィックコンサルタンツ株式会社。上水道部門を担当しており、主に水道施設の耐震性能評価や耐震補強設計などを手掛けている。
石合 雄志氏:株式会社解析技術センター 代表取締役。FEM解析など高度な構造解析を中心に営業展開しており、耐震診断・補強設計等を手掛ける。 |
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第7回 デザインコンファレンス 土木・CIMセッション |
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近年、急速に現場導入の機が高まるCIMについて、調査・測量〜設計〜施工〜維持管理といったライフサイクルの様々なフェーズにおける動向と展望について、ご講演いただきます。株式会社大林組の杉浦伸哉氏より、JACIC
CIM技術検討会での活動と、同社のCIMへの取り組みについて、また、稲垣竜興氏(道路・舗装技術研究会
理事長)より、道路の維持管理におけるCIM活用事例と展望についてご講演いただきます。 |
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株式会社大林組 土木本部本部長室情報企画課/JACIC、CIM技術検討会委員
杉浦 伸哉 氏 |
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「CIMの現状と実現を目指す理想像」
JACICのCIM検討会では、建設におけるライフサイクル全体の新しい管理システムの構築、CIMを実現するため、先進的な技術的検討を行っており、その昨年度の成果について紹介する。大林組としては、施工現場におけるCIMへの取り組み、設計者より提供されたデータの施工側での有効効率の向上などについて発表。また、CIMにおけるフォーラムエイトのソフトウェアの活用について発表する。 |
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土木現場における施工効率化を見据えたICTツール利用推進立場として、情報化施工やCIMの現場展開を進めている。「Simple&Easy」で施工に生かせるCIMを検討している。 |
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道路・舗装技術研究会 理事長
稲垣 竜興 氏 |
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「道路・橋梁・トンネル・舗装技術の過去〜現在〜未来、CIM の導入への対応」
1990年11月設立の財団法人 道路保全技術センターにおいて、道路ストックを良好に維持するための総合的な道路保全・管理技術に関する調査・分析・診断・劣化予測等の調査研究と、技術提供の推進に携わってきた経験や、現在行っている、一般社団法人道路・舗装技術研究協会での活動をもとに、主に維持管理の観点から、道路・橋梁・舗装・トンネル技術に関する技術展望およびCIM導入への対応について発表する。 |
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工学博士。財団法人道路保全技術センターにて、情報技術部長を歴任、現在は、道路・舗装技術研究協会 理事長。著書として、「漫画で学ぶ舗装工学」シリーズをはじめ、舗装工学、道路工学に関わる書籍を多数執筆。道路・舗装の技術発展と研究開発の推進活動を進めている。 |
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「フォーラムエイト3DCAD Studio™の開発」
(株)フォーラムエイト 3DCAD開発チーム |
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国産の土木用3次元CADを普及させる目的で開発された3次元CADの計算エンジンをベースに、フォーラムエイトの開発フレームワークを使用して開発中の3DCAD
Studio™の概要について紹介。フォーラムエイト製品のCIM対応との関連、道路設計や配筋、他社製品とのデータ交換など、今後の開発予定を紹介する。 |
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「UC-1エンジニアスイートとCIM機能、自動設計機能、クラウド機能」
(株)フォーラムエイト UC-1自動設計開発チーム |
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今年5月より順次リリースした設計計算プログラム統合パッケージ「UC-1エンジニアスイート」の概要、共通機能および特長について、特にCIMの観点から紹介を行う。 |
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「CIM&VRのデータ連携と3DVRエンジニアリングサービス」
(株)フォーラムエイト VRサポートグループ |
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2D・3D図面と、UC-win/Roadの3D・VRモデルデータを活用した各種技術サービスの連携、クラウドによるサービス提供など、フォーラムエイトのCIM対応ソリューションを紹介する。 |
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第7回 デザインコンファレンス 建築・BIM セッション |
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BIM研究でも著名な建築家、池田靖史氏(慶應義塾大学教授)より、「AIAC 国際建築設計スタジオ」で滞在中のパリからネット中継にてご講演いただきます。建物空調エネルギー解析、構造形態解析、BIMソリューションなどに関して、講師の方々を招聘してご講演を実施します。BIM&VRソリューション、3D・VRエンジニアリングサービスに関する最新情報もご紹介いたします。 |
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慶應義塾大学 教授
池田 靖史 氏 |
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「グローバルな視点を持つ建築・都市デザインとデータコミュニケーション」
BIM/コンピュテーショナルデザインと、ソーシャル・コミュニケーション・メディアにより、設計行為や設計コンペのあり方がどのように変容しているか、また、グローバルな学生ワークショップであるAIAC国際建築設計スタジオにおける学生の視点や設計手法等の紹介を絡めて、パリからのネット中継で発表する。 |
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建築家。慶應義塾大学教授。博士(工学)。IKDS代表。建築や都市と情報技術の関係について論考や作品を発表している。Virtual
Design World Cup実行委員長。 |
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「BIM&VR 最新製品・事例紹介」
(株)フォーラムエイト VRサポートグループ |
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AllplanによるRC構造の3次元配筋、DesignBuilderによる建築エネルギー解析等と、3次元バーチャルリアリティUC-win/Roadを組み合わせたBIMソリューションの活用事例を紹介。また、BIM&VRコンペティションVirtual
Design World Cupについて、第1回・第2回受賞作品と、第3回課題をVR-Cloud®で紹介する。 |
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アズビル株式会社 技術開発本部 基幹技術開発部
近田 智洋 氏 |
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「DesignBuilder、EnergyPlusによる建物空調エネルギー解析」
東日本大震災の影響による電力需要の逼迫により、様々な節電・省エネ対策が進められている。需要抑制の有効な手段としてデマンドレスポンス(需要応答)が注目されている。同社では、デマンドレスポンス技術を検討・評価するためのシミュレーション環境として、DesignBuilderを利用した建物空調のエネルギー解析に取り組んでおり、本講演ではこれらの取り組みと同社の省エネソリューションについて紹介する。 |
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データマイニング技術を応用した,省エネソリューションの技術開発に携わる(平成24年エネルギー・資源学会茅奨励賞)。 |
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東京電機大学 未来科学部 建築学科 教授
朝山 秀一 氏 |
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「MultiframeのAutomation機能を利用した構造形態の解析」
立体構造解析プログラムMultiframeは、自作のプログラムで呼び出し、骨組解析を実行させてその結果を利用できるように作られている。ここでは、Automation機能を利用するプログラミング手法を具体的に解説し、自作のプログラムでパラメトリックに波の形をした屋根構造を発生させ、Multiframeで解析して力学的合理性を比較する。Automation機能は、合理的な構造形態の探査に活用できる。 |
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工学博士、一級建築士、日本建築学会会員。建築分野におけるコンピュータ応用、アルゴリズミック・デザイン。 |
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グレイテック社 アジア太平洋地域統括ディレクター
Pascal Bergougnou 氏 |
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「BIMソリューションAdvance Steel/Concrete2013の最新機能、事例、データ連携性」
Advance Steel/Concrete 2013の鉄構造図面、平面図、3D鉄筋図面、螺旋階段等の自動生成機能および最新機能を紹介。特長である容易な操作性と併せて、その相互運用性について説明します(ISO標準データ形式IFC、3ds
Max等にも対応)。さらに、最新事例についても紹介します。 |
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構造工学出身。デザインイノベーションテクノロジー(3Dデザイン、工学、CAD、PLM、BIM)のノウハウ、14年間の業績を持っている。アジアには15年間(うち3年間は日本)滞在。 |
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「3D・VRエンジニアリングサービス最新事例紹介」
(株)フォーラムエイト VRサポートグループ |
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あらゆる図面の3D化、3Dレーザスキャナによる点群計測、3Dプリンタによる模型出力など、BIM対応CADを活用した総合ソリューション「3DVRエンジニアリングサービス」の最新活用事例を紹介する。 |
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