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●最新版製品価格 |
●リリース 2013年4月
UC-1/橋梁下部工シリーズ |
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橋脚・ラーメン橋脚の設計セミナー |
CPD |
●開催日 : 2013年5月15日(水) 9:30〜16:30
●本会場 : フォーラムエイト東京本社GTタワーセミナールーム
※TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌にて同時開催
●参加費 : 1名様 \18,000 (税別) |
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「ラーメン橋脚の設計計算Ver.11(平成24年道示対応版)」では、以下の変更・拡張を行う予定です。
(1)「耐震設計便覧(仮称)」への対応
(2)小判形の柱形状対応(新設・既設)
(3)基本荷重の水平荷重と慣性力作用方向が逆になるケースへの対応
(4)橋軸方向照査に上下主鉄筋を考慮するオプション機能の拡張
(5)梁の断面照査位置が剛域となる場合でも照査が可能となるように改善
以下に、これらの改訂内容の概要を紹介いたします。 |
「道路橋示方書・同解説 平成24年3月 (社)日本道路協会」(以下、H24道示)では、設計上の詳細な扱いや具体的な計算方法,計算例などが別途「耐震設計便覧(仮称)」として取りまとめられ、今年度を目安に発刊する予定であるとされています。現時点では残念ながら発刊されていないため詳細をご案内することはできませんが、関連項目を拡張機能として取り入れる予定としています。
※仕様上対応が困難と考えられる項目については、初版では見送りまたはサポート外となる可能性があります。ご了承ください。 |
新設、既設設計において、柱形状の選択に「小判形」を追加します。小判形の円弧部の配筋は、半円状に配置する「半円全体」配置と、端部に配置しない「半円中央」を用意します。
横拘束筋の断面補正係数α、βは、現行版では断面ごとに設定を行いますが、小判形に対応したことにより橋軸方向、橋軸直角方向ごとの入力に変更します。これは、H24道示Xのコンクリート応力度−ひずみ曲線の解説で、小判型断面の断面補正係数について、短辺方向を矩形断面、長辺方向を円形断面としてよいとあるためです。
小判形の有効高、有効幅は、短辺を固定する方法と固定しない方法の2種類の計算方法を用意します。いずれも断面積が等しくなる矩形に補正します。
許容応力度法の断面照査は、単鉄筋、複鉄筋の指定にかかわらず、円柱と同様に全鉄筋を考慮して照査します。
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■図1 小判形半円部分の鉄筋配置 |
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上部工反力と慣性力の作用方向が逆になるケースへの対応 |
これまでの地震時荷重の組合せケースは、内部計算により、地震時の基本荷重で入力した水平荷重の方向と慣性力方向が一致するように組合せていました。このため、基本荷重の水平荷重と慣性力の方向が逆になるケースについて照査を行うことができませんでした。
Ver.11では、地震時の組合せ荷重の内部計算に対するオプションを追加します。このオプションは、地震時ケースに対して、基本荷重の水平荷重の方向と慣性力方向を一致させる従来の方法と、基本荷重の水平荷重にかかわらず、入力した方向を正方向として組合せ荷重を作成する方法から選択できるようにします。 |
橋軸方向照査に上下主鉄筋を考慮するオプション機能拡張 |
許容応力度法、およびはり部材の橋軸方向レベル2照査の計算オプションで「橋軸方向照査に上下主鉄筋を考慮する」とした場合の曲げ照査は、現行版では「上側両端」、「下側両端」で定義した鉄筋で、かつ、側面鉄筋より外側の鉄筋を考慮します。Ver.11では、さらに「側面鉄筋から外側のみ考慮する」オプションを追加して、このチェックを外した場合は「上側両端」、「下側両端」鉄筋を全て上下主鉄筋として曲げ照査を行うように機能を拡張します。 |
これまでは、ハンチ形状により梁の付け根位置が剛域となる場合は、入力画面で確定ができず、照査が行えない状態でした。Ver.11では、剛域の場合も照査ができるように改善します。 |
「ラーメン橋脚の設計計算」は、Ver.10で平成24年道路橋示方書への対応を行い、その後、Ver.10.3では「国総研資料第700号」、Ver.10.4では「道路橋示方書・同解説(平成24 年3 月)に関する質問・回答集」を参考に、機能拡張を行って参りました。
今後も、ユーザ様からのご要望を取り入れて改善に努めてまいりますので、どうぞご期待ください。 |
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