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●最新版製品価格 |
●リリース 2013年 12月
UC-1 建築/プラント |
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本製品は、「建築基礎構造設計指針(日本建築学会)」に準じ、建築杭基礎の設計をサポートするプログラムです。Ver.4の改訂においては、以下の項目に対応する予定です。
- 場所打ちコンクリート拡底杭の対応
- 異種断面組み合わせ入力対応
- 材質データの追加
- その他
以下に、対応予定の機能および計算概要をご紹介いたします。 |
杭先端部を円錐形に拡大掘削することにより大きな支持力を得ることが出来る拡底杭工法に対応します。建物を支える力である杭の支持力は、支持層における杭の断面積に比例するため、拡底杭では直杭に比べて小さな軸部径で大きな支持力を得ることができます(図1)。
その為、掘削土量、コンクリート量を削減でき経済的で環境にも配慮した施工となります。拡底部の詳細入力を設け、杭先端面積および拡底部の杭重量算定を自動で行えるようにする予定です(図2)。水平力の検討においては、拡底部の影響は考慮せず、軸部径の直杭として計算します。
現在サポートしている「場所打ちコンクリート杭」の拡張入力となるため「場所打ち鋼管コンクリート」杭との組み合わせも可能となります。
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▲図 1 拡底杭の支持力 |
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▲図 2拡底部形状 |
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現在、異種断面の組み合わせとして「SC杭+PHC杭」をサポートしています。この入力は、1断目がSC杭で以降にPHC杭を設けるという制限があります。
Ver4では、既成コンクリート杭の断面を自由に組み合わせて入力できるように拡張する予定です。
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▲図 3 柱状図 |
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現在、場所打ちコンクリート杭/RC杭/SC杭では材質データは一つしか扱えず、材質の異なる杭を混在して配置することができません。
Ver4では、材質データの入力を下記の通り拡張する予定です。
・材質を追加できるように拡張
・異なる材質の杭を混在して配置できるよう拡張
また、既存の材質データについても名称を指定できるようにするなどの改善を加え、より柔軟な設定を可能とします。 |
・液状化の判定を行わない場合にも測定点N値を指定できるように拡張し、測定点N値から平均N値を自動で算定する機能を追加します。
・地盤の柱状図の出力を追加します。杭図を表示し、地盤と杭の位置関係を視覚的に確認できるようになります。
・長期の水平支持力検討に対応します。
・杭の登録にて、周面摩擦を無視する範囲を指定できるように拡張します。
上記以外にご紹介した項目以外にも今までお寄せいただきましたご意見を元に入力操作性の改善、入力方法の拡張、計算設定の拡張を行います。 |
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