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UC-win/UC-1シリーズのソフトウェア製品は、発表当初より、一貫してパッケージソフトウェアとして提供しています。しかしながら、ソフトウェア製品の高機能化や利用技術の高度化に伴い、ソフトウェア利用者を支援する必要性が高まってきています。このため、ユーザ支援の技術サービスを強化し、エンジニアリングサポートの仕組みを提供してまいりました。2000年10月からは、VRデータサービスとしてのUC-win/Roadサポートシステムを、2003年には、GSS(グループウェア・サポート・システム)のカスタマイズサービスを提供しています。
UC-win/Roadサポートシステムについては、VRデータサービスに加え、カスタマイズあるいは、システム構築サービスとして、下のようなVRシステムを受注し、提供しています。また、GSS関連では、国土交通省工事事務所向けのグループウェア・カスタマイズや災害情報GISのWebシステムなどを開発、提供しています。また、UC-win/FRAME(3D)解析支援サービスもエンジニアリングサポート強化の一貫として提供しています。
さて、UC-1あるいは設計計算ソフトウェアについても近年、新工法をはじめとする工法の多様化や性能設計の進展を受けて、受託開発のご依頼をいただくケースが増加しています。
カスタマイズ受託開発事例(下表)に弊社での受託開発実績の一部を紹介しています。これらのプログラムは、いずれもUC-1の標準的な入出力ライブラリを利用しています。標準ライブライリは、電子納品基準や各種ファイルへのエキスポートをサポートしており、図面をサポートしたソフトの場合は、最新のCAD製図基準やSXF対応しています。電子納品やデータ交換にも安心して対応できます。加えて、FRAME、断面、上部工、下部工、基礎などのUC-1関係プログラムをベースにして開発するケースが多く、このことでカスタマイズソフトの製品品質、コストパフォーマンスに優れた開発が可能となります。また、他言語対応や海外版開発においても実績があります。
開発したソフトウェアは、原則として、UC-1シリーズと同等の保守サポートを提供しており、将来のアップグレードも可能です。また、新工法や新材料などこれらの普及にもソフトウェアの対応が効果的であるケースが多く、販売契約を締結の上、フォーラムエイトが販売を行うことも可能です。 今後、様々な設計現場における要求にお応えするべく、スピーディーな受託開発サービスを目指します。 |
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UC-win/Road
VRシステム |
各種ドライブシミュレータ、VRシミュレータ、ITSシミュレータ、歩行シミュレータ、GISシステムなどUC-win/Roadの技術を中核としたカスタマイズシステム。ハードウェアも含めた受託システムの開発実績。 |
▼VRシミュレータ
(東海環状自動車道
VRシミュレータ、2002年) |
▼ドライブシミュレータ
(松山河川国道事務所、2005年) |
▼3次元GIS・
災害シミュレーションシステム
(道路保全技術センター、2004-2005年) |
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研究プロジェクト
システム開発 |
「3次元のオペレーター支援ビューア」研究プロジェクトでのシステム開発。建設ロボットの施工目標と外界センサーからの情報を比較。オペレーターとも対話できる「UC-win/Road」をベースとしたシステムを想定。 |
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UC-win/UC-1
カスタマイズ
受託開発事例 |
■コンクリート製品の設計計算プログラム
■複合構造床版橋(ESB)の設計計算プログラム
■PCウェル橋脚の設計計算(パッケージソフト販売)
■新工法小規模橋梁の設計計算プログラム
■深礎基礎特殊形状対応カスタマイズ
■配水池の設計計算プログラム(パッケージソフト販売) |
■受託開発プログラムにおけるUC-1ライブライリの利用例
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(Up&Coming '06 盛夏の号掲載) |
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