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港湾シリーズ体験セミナー |
●開催日 : 2013年2月21日(木) 13:30〜16:30
●本会場 : フォーラムエイト東京本社GTタワーセミナールーム
※TV会議システムにて 東京・大阪・名古屋・福岡・仙台にて同時開催
●参加費 : 無償 |
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本製品は、平成19年9月末に大幅な改正が行われた港湾の施設の技術上の基準の解説書である「港湾の施設の技術上の基準・同解説」(以下「港湾基準」)、並びに、「漁港・漁場の施設の設計の手引」(以下「漁港基準」)に準拠した設計計算プログラムです。構造タイプ毎の対応形式と断面種類は次の通りです。
構造タイプ |
形式 |
断面種類 |
普通矢板式船岸 |
前面矢板壁 |
鋼矢板、鋼管矢板 |
控え直杭 |
H形鋼、鋼管杭 |
控え矢板 |
鋼矢板、鋼管矢板 |
控え組み杭 |
H形鋼、鋼管杭 |
控え版 |
× |
自立矢板式船岸 |
前面矢板壁 |
鋼矢板、鋼管矢板 |
上記機能に加え、「矢板式係船岸の設計計算 Ver.2」では、お客様からの要望の多い機能に絞って、主に以下の機能拡張を対象とし対応作業を行っております。
- 災害復旧工事の設計要領への対応(以下「災害復旧」)
- 土圧強度の直接指定
- たわみ曲線法の計算拡張
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災害復旧への対応としまして、河川護岸を対象として開発を進めております。港湾や漁港の場合、一般的に背面側がフラットな構造になっていますが、河川の場合は、背面側が盛土により勾配が付いた形式になります。このようなモデルにも対応できるように、背面盛土部の上載圧換算により載荷荷重を求め、土圧強度に載荷(加算)する方法で、自立式矢板を検討できるように拡張を予定しています。(図1)
主な照査としては、矢板天端の変位量、地中部に発生する最大曲げモーメントで算出される最大曲げ応力度が許容値内に収まる事、矢板板長の検討などを行います。
自立式鋼矢板壁の場合において、設計手順は図2示すフローの通りになります。
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■図1 背面盛土部の上載圧換算 |
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■図2 自立式鋼矢板壁の設計手順 |
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一般的なモデルであれば、本プログラムの内部算出される土圧強度をそのまま使用して断面力や変位等を算出すればよいはずですが、ケースによっては、特殊な検討を行うために、別途算出した土圧強度を直接矢板壁に載荷させて検討したいとか、実際の現場においては、特殊な荷重(分布荷重)が載荷される場合が少なからず想定されます。そのような場合において、自立、普通矢板の前面を対象に土圧強度を直接指定して検討できると便利なケースがあります。土圧強度の直接入力は、地層の上下面で入力することになります。
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■図3 土圧強度の直接指定 |
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たわみ曲線法の計算で、応力度照査に用いるMmaxは便宜上、根入れ長用の計算で算出された断面力を用いて計算していますが、本来応力度用の土圧で計算すべきではというご要望があり、対応を検討しています。 |
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