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Q&A箱式橋台の設計計算 ('17.03.16)

NEW!更新内容



Q1−63. 翼壁が左右に張り出している形状について、どのようにモデル化を行えばよいか。(Ver.8)




目  次
 

Q1−1.T型梁の計算が行われない。

Q1−2.仮想背面の土圧を「土と土」と指定したはずだが「土とコンクリート」で計算されている。

Q1−3.中詰め土砂がないとき、側壁にかかる土圧はどのように算出されるのか。

Q1−4.施工時の土砂高が低い状態での設計を行いたいが、背面土砂高を指定することはできないのか?

Q1−5.直角方向の計算で、土圧の作用幅の入力はどこで行えばよいか?

Q1−6.側壁の設計について、中詰土の土圧を考慮・外側土圧無視で行われているが、外側土圧が中詰土圧より大きくなる場合、このケースを照査するにはどうすればよいか?

Q1−7.橋台直接基礎の保耐法による照査計算で、地震動による増加分算定時の上部構造の水平力算出方法は?(〜Ver.5)

Q1−8.「基礎の設計計算Ver.7,杭基礎の設計Ver.7」と連動ができない。(〜Ver.5)

Q1−9.前壁厚を1.5mと入力すると、安定計算では1.5mだが、断面計算では1.0mとなる。この理由は?(Ver.3)

Q1−10.土圧を考慮した三辺固定版の照査の出典は?(Ver.3)

Q1−11.T型梁の計算は、どの部分をT型としているのか?(Ver.3)

Q1−12.安定計算で後趾上の土砂が考慮されていない。(Ver.3)

Q1−13.「考え方」−「竪壁設計」−「竪壁設計時(3辺固定版)の土圧力」に「平均」と「設計位置」の選択肢があるが、この使い分けは?(Ver.3)

Q1−14.「考え方」−「安定計算」−「フーチング剛体照査」に常時と地震時の選択肢がある理由は?(Ver.3)

Q1−15.フーチング厚さの上限値はどこの長さになるのか?(Ver.3)

Q1−16.直接基礎の保耐法照査で、地震動による増加分算出時の上部構造水平力はどのように計算されているのか?(〜Ver.5)

Q1−17.中詰土の土圧を考慮すると外側の土圧が無視されるようになっているが、外側の土圧も考慮するにはどうしたらよいか?検討中のモデルは外側土圧が中詰土の土圧より大きいのだが。(Ver.3)

Q1−18.竪壁の有効幅beを算出するためのhには何を用いているのか(NEXCOでは前壁の高さとしている)。(Ver.3)

Q1−19.範囲外の形状寸法を入力しても計算できるが、問題はないか?(Ver.3)

Q1−20.隔壁がないときにT型梁の計算は可能か。(Ver.3)

Q1−21.地覆の計算は何に基づいて行われるのか。(Ver.4)

Q1−22.頂版設計時の許容引張応力度の初期値140.00は何をもとにしているのか。(Ver.4)

Q1−23.Ver.5で追加された「結合部の照査」とは?(Ver.5)

Q1−24.杭基礎時の底版中央部の照査を行うことができるか。(Ver.5)

Q1−25.T型梁設計時のせん断補強鉄筋は、具体的にはどの鉄筋になるのか。(Ver.6)

Q1−26.落橋防止構造の設計地震力HFがHF=1.5Rdと違うがなぜか。(Ver.6)

Q1−27.頂版設計時の端径間部のスパンは、どのように算出されるか。(Ver.6)

Q1−28. T形梁の軸力について、デフォルトが無視となっているが根拠は?(Ver.7)

Q1−29. 竪壁のレベル2保耐体照査の計算を行うことができるか。(Ver.7)

Q1−30. 前壁、側壁設計時の土砂高が内部土砂高と外側土砂高で異なる場合は、どのように扱っているのか。(Ver.7)

Q1−31. 基準値画面のコンクリート強度、σck=40,50,80の出典は?(Ver.7)

Q1−32. 斜面上の基礎としての鉛直支持力照査を選択しているが水平地盤の照査となるのはなぜか。(Ver.7)

Q1−33. 杭基礎において、常時の許容引抜き力をすべてゼロとして設計したい場合の設定方法は?(Ver.7)

Q1−34. 最小鉄筋量を算出する場合の終局曲げモーメントの基準は、道示X 耐震設計編となるのか。(Ver.7)

Q1−35. 2.5次元解析を行うと計算書に直角方向の作用力集計が、表示されるのはなぜか。(Ver.7)

Q1−36. 設計震度を算出するのに必要な固有周期を算出することはできるか。(Ver.7)

Q1−37. 安定計算時の受け台、翼壁自重の考慮・無視については、どのように考えているのか。(Ver.7)

Q1−38. 道路橋示方書と橋台のバージョンの関係についてはどのようになっているか。

Q1−39. 斜面上基礎の設計において地震時の場合傾斜角はβe=β'+tan-1(kh)となるが、 出典はどこか。 (Ver.7)

Q1−40. 杭基礎の許容支持力算出において、極限支持力推定方法の相違による安全率の補正係数γを変更したいがどこで行うのか。(Ver.7)

Q1−41. 「考え方」−「安定計算」画面の特殊条件の土砂の慣性力の考え方で、「水を考慮する」、「水を無視する」の違いはなにか。(Ver.7)

Q1−42. 「形状」−「土砂・舗装」画面で指定した盛り土ブロックについて、ヘルプの 「概要」−「プログラムの機能概要」−「適用範囲」のEPS土砂に 橋軸方向の考え方は記載されているが奥行方向についてはどのように考えているのか。

Q1−43. 基礎ばねを直接指定したいがどのようにすればよいか。(Ver.7)

Q1−44. フルウイングにおいて、パラレル部の断面力の分担法や翼壁FEM解析はなぜ必要なのか。(Ver.8)

Q1−45. 底版突起の重量は、安定計算に考慮しないのか。(Ver.8)

Q1−46. レベル2地震時の土圧算出において、水位を無視した設計を行うにはどうすればよいか。(Ver.8)

Q1−47. SD390、SD490の高強度鉄筋を斜引張鉄筋として使うときにせん断耐力の照査において降伏点強度が345(N/mm2)となっているがなぜか。(Ver.8)

Q1−48. 落橋防止構造設計時の胸壁基部の曲げモーメントの照査において、平成14年道示と平成24年道示で結果が異なるがなぜか。(Ver.8)

Q1−49. 橋台のレベル2震度で躯体土砂となって震度が同じとなってる。躯体はKhc=CsCz.khc0、土砂はkhg=Cz.khg0と違うのではないか。(Ver.8)

Q1−50. 翼壁部分の土圧を安定計算に考慮したい。(Ver.8)

Q1−51. 杭基礎と連動した際に橋台側でレベル2地震時の照査を行うとしているが、杭基礎でレベル2地震時の照査が「しない」固定となる場合があるのはなぜか。 (Ver.8)

Q1−52. 翼壁FEM解析モデルをエクスポートする方法はどのようにすればよいか。 (Ver.8)

Q1−53. 橋座の設計における支承の配置で斜角前直と斜角橋軸の違いはなにか。(Ver.8)

Q1−54. 杭基礎連動時に杭基礎側の荷重の割増係数はどこで変更ができるのか。(Ver.8)

Q1−55. 三辺固定版に土圧だけではなく水圧を考慮することは可能か。(Ver.8)

Q1−56. 胸壁や竪壁に突起がある形状を入力することができるか。(Ver.8)

Q1−57. 基礎工製品をインストールしても「基礎の扱い」画面で「他のプログラムと連動する」が有効にならない。 (Ver.8)

Q1−58. 基礎連動時の流動化を検討する際の土圧を常時土圧としたい場合は、どのように設定すればよいか。(Ver.8)

Q1−59. 任意形状の土砂形状で設計する方法はあるか。(Ver.8)

Q1−60. 増し杭設計時の既設部と増設部の底版配筋で、付け根位置の照査において既設部の鉄筋のみ考慮したいがどのようにすればよいか。(Ver.8)

Q1−61. 常時土圧の作用高が、橋台高と異なっているがどのように算出しているか。(Ver.8)

Q1−62. 「土圧を考慮しない高さ」と「任意土圧」の扱いについて、計算結果に違いがあるのか。(Ver.8)

Q1−63. 翼壁が左右に張り出している形状について、どのようにモデル化を行えばよいか。(Ver.8)



 
 
Q1−1.

T型梁の計算が行われない。
A1−1.
T型梁の計算には、照査位置の指定が必要になります。
「部材」−「竪壁照査位置」画面において、照査位置を有りとし、基部の場合は0mを指定してください。
尚、竪壁照査位置はT型梁の照査位置になりますので、前壁,後壁,側壁,隔壁の三辺固定版の照査とは無関係です。 
 
Q1−2. 仮想背面の土圧を「土と土」と指定したはずだが「土とコンクリート」で計算されている。
A1−2. お問い合わせの箇所は、壁面摩擦角の扱いになります。
「材料」画面の「基本条件」において、「壁面摩擦角の適用条件」(画面右下)を指定することができますのでご確認ください。
 
Q1−3. 中詰め土砂がないとき、側壁にかかる土圧はどのように算出されるのか。
A1−3. 中詰め土(内部土砂高)がない場合、「荷重」−「竪壁設計(三辺固定版)」画面において指定された土圧高より外側からの土圧を算出することで照査しています。
    
Q1−4. 施工時の土砂高が低い状態での設計を行いたいが、背面土砂高を指定することはできないのか?
A1−4. 背面土砂高の指定は行えません。
別途土砂自重については任意荷重で控除していただき、土圧については任意土圧にて指定しご検討ください。
    
Q1−5. 直角方向の計算で、土圧の作用幅の入力はどこで行えばよいか?
A1−5. 土圧の作用幅は「形状」−「土砂・舗装」画面の「特殊条件」にて入力してください。
尚、土圧の作用幅は橋軸方向、直角方向で共通になります。
    
Q1−6. 側壁の設計について、中詰土の土圧を考慮・外側土圧無視で行われているが、外側土圧が中詰土圧より大きくなる場合、このケースを照査するにはどうすればよいか?
A1−6. 外側の土圧による照査は、内部土砂高がない場合のみ「荷重」−「竪壁設計(三辺固定版)」画面において土圧高を指定できるようになっております。内部土砂が設定された場合は、外側の土圧を考慮することはできません。
お問い合わせのように外側土圧が中詰土圧より大きくなる場合は、別途内部土砂高を0にし、「荷重」−「竪壁設計(三辺固定版)」画面において土圧高を指定した設計データを用意してご検討ください。
    
Q1−7. 橋台直接基礎の保耐法による照査計算で、地震動による増加分算定時の上部構造の水平力算出方法は?(〜Ver.5)
A1−7. レベル2地震時の上部工水平力は、「荷重」−「上部工反力・地表面荷重」画面の共通設定タブの分担重量Wuと反力分担係数で入力した値より、分担重量Wu×反力分担係数×設計震度Khceにて算出しています。
    
Q1−8. 「基礎の設計計算Ver.7,杭基礎の設計Ver.7」と連動ができない。(〜Ver.5)
A1−8. 「基礎の設計計算Ver.7,杭基礎の設計Ver.7」をリリースいたしました。
「基礎の設計計算Ver.7,杭基礎の設計Ver.7」は「箱式橋台の設計計算Ver.3」との連動に対応しておりますが、「箱式橋台の設計計算Ver.3」のインストールフォルダ内にあるファイル(*.LKF)を更新しない限り、連動させることはできません。
後日リリースするバージョンにて当該ファイルは更新され、問題なく連動させることはできるようになりますが、お急ぎのユーザ様は下記よりファイルをダウンロードされご利用いただきますようお願いいたします。
お手数をおかけし、誠に申し訳ございません。

■ 箱式橋台の設計計算Ver.3  ABCBOX3.LKF
  デフォルトのインストール先: C:\Program Files\Forum 8\ABCBOX3

※上記よりダウンロードしたファイルを「箱式橋台の設計計算Ver.3」インストールフォルダ内の「Prog」フォルダに上書きしてください。
    
Q1−9. 前壁厚を1.5mと入力すると、安定計算では1.5mだが、断面計算では1.0mとなる。この理由は?(Ver.3)
A1−9. 前壁設計時の壁厚は、躯体形状が変更になった時に自動的に「部材」−「竪壁照査位置」画面の三辺固定版前壁厚dに値を設定し、本画面の値にて照査いたします。
前壁厚が異なる場合は、「部材」−「竪壁照査位置」画面の三辺固定版前壁厚dを修正してください。
    
Q1−10. 土圧を考慮した三辺固定版の照査の出典は?
A1−10. 前壁,後壁,側壁,隔壁の三辺固定版の照査は、「日本道路公団 昭和59年3月 構造物標準設計図集・下部工編」に記載があります。
また、三辺固定版では土圧と躯体の慣性力のみを考慮しています。
    
Q1−11. T型梁の計算は、どの部分をT型としているのか?(Ver.3)
A1−11. 図のように、前壁と後壁を結ぶ側壁または隔壁により構成されるT型の断面となります。

    
Q1−12. 安定計算で後趾上の土砂が考慮されていない。(Ver.3)
A1−12. 仮想背面の設定が「土とコンクリート」になっている時は、後趾上の土砂は考慮されません。
後趾上の土砂を考慮する場合は、「形状」−「土砂・舗装」画面の「特殊条件」において仮想背面の設定を「後趾端(土と土)」としてください。
また、安定計算設計時に壁面摩擦角を「土とコンクリート」にて設計を行いたい場合は、「材料」画面の特殊条件の壁面摩擦角にて「土とコンクリート」を指定してください。
    
Q1−13. 「考え方」−「竪壁設計」−「竪壁設計時(3辺固定版)の土圧力」に「平均」と「設計位置」の選択肢があるが、この使い分けは?(Ver.3)
A1−13. この計算スィッチは、中詰め土がある時の土圧の扱いに関する選択になります。
中詰め土砂が無い場合や壁天端位置まである時は、どちらの選択でも断面力は同じ結果となります。

「壁設計時(3辺固定版)の土圧力」のスィッチは、以下のように扱い方が異なります。
・平均
ヘルプの「計算理論及び照査の方法」−「竪壁の設計」−「断面力算定モデル」に記載しておりますように、「日本道路公団 構造物標準設計図集・下部構造編(昭和59年)」においては算出の基本的な考え方は明記されておりませんが、提示されている断面力算出式から平均化して算出していると判断され、この平均化した土圧を採用する際に選択します。

・設計位置
上記のように土圧を平均化して扱った際は、断面力が過小評価になる場合もあるため、「設計位置」に作用する土圧強度をそのまま適用する際に選択します。
    
Q1−14. 「考え方」−「安定計算」−「フーチング剛体照査」に常時と地震時の選択肢がある理由は?(Ver.3)
A1−14. 常時,地震時の剛体照査は、下記のような理由のため選択できるように設けております。
フーチングを剛体と仮定する場合には、剛体と見なせる厚さとすることは当然ですが、直接基礎でかつ静定構造の場合は地盤バネとの関係で厚さを決めることにあまり意味がないと考えられます。
上記の構造でフーチングを弾性体と考えた場合、フーチングを剛体とした時に比べてフーチング先端の鉛直変位が小さくなり、地盤反力度が小さくなります。
したがって、剛体と見なした方がフーチングに作用する断面力は大きくなります。このことは仮に剛体と見なせる厚さが確保されていなくても、剛体として設計しておけば安全側になるということになります。
杭基礎、ラーメン橋脚などの不静定構造物の場合に剛体と仮定して設計する時は、剛体と見なせるだけの厚さが必要となりますが、基礎との兼ね合いだけで決まるものではないと考えられます。
しかしながら、何らかの目安が必要になりますので、示方書に提示してあるような式で判定する際は地震時においても地震時の地盤反力係数を用いて照査するのがよいと考え、常時,地震時の選択を用意しております。
    
Q1−15. フーチング厚さの上限値はどこの長さになるのか?(Ver.3)
A1−15. 橋台全幅から前壁と後壁を控除した長さになります。
    
Q1−16. 直接基礎の保耐法照査で、地震動による増加分算出時の上部構造水平力はどのように計算されているのか?(Ver.5)
A1−16. レベル2地震時の上部工水平力は、「荷重」−「上部工反力・地表面荷重」画面の「共通設定」の分担重量Wuと反力分担係数の入力値より、分担重量Wu×反力分担係数×設計震度Khceにて算出します。
    
Q1−17. 中詰土の土圧を考慮すると外側の土圧が無視されるようになっているが、外側の土圧も考慮するにはどうしたらよいか?検討中のモデルは外側土圧が中詰土の土圧より大きいのだが。(Ver.3)
A1−17. 外側の土圧による照査は、内部土砂高がない場合のみ「荷重」−「竪壁設計(三辺固定版)」画面において土圧高を指定できます。
内部土砂が設定された場合は、外側の土圧を考慮することはできません。
外側土圧が中詰土圧より大きくなる場合は、別途内部土砂高を0にし、「荷重」−「竪壁設計(三辺固定版)」画面において土圧高を指定した設計データを用意して検討ください。
     
Q1−18. 竪壁の有効幅beを算出するためのhには何を用いているのか(NEXCOでは前壁の高さとしている)。(Ver.3)
A1−18. 有効幅算出時の壁高は、設計要領等には前壁と記載がありますが、T型梁をなす高さとしては後壁と前壁は同じになりますので、プログラムでは後壁の高さにて算出する処理としています。
     
Q1−19. 範囲外の形状寸法を入力しても計算できるが、問題はないか?(Ver.3)
A1−19. 躯体形状の入力範囲につきましては一般的と考えられる範囲を設定しています。
範囲外の数値を入力した場合は赤表示となりますが、形状に関しては範囲外の値でも橋台としての形状が表示されていれば問題なく計算可能です。
     
Q1−20. 隔壁がないときにT型梁の計算は可能か。(Ver.3)
A1−20. 隔壁がない場合でも、T型梁の計算は可能です。
但し、T型梁の計算時には、照査位置の指定が必要になります。
「部材」−「竪壁照査位置」画面において、照査位置を有りとし、基部の場合は0mを指定してください。
     
Q1−21. 地覆の計算は何に基づいて行われるのか。(Ver.4)
A1−21. 地覆の照査については、基準等に記載はございません。本プログラムでは片持ち梁固定として設計しております。
     
Q1−22. 頂版設計時の許容引張応力度の初期値140.00は何をもとにしているのか。(Ver.4)
A1−22. 箱式橋台の頂版に関しては、床版に準じて設計する等の規定は基準類では明確にされておりませんが、本プログラムでは道示 IIIコンクリート編P127(床版及び支間長10m以下の床版橋は140)に従った値を採用しております (Ver.3.01.00以降)。
     
Q1−23. Ver.5で追加された「結合部の照査」とは?(Ver.5)
A1−23. 結合部鉄筋については、「設計要領第二集 平成18年版」の P.5-13において「隔壁、側壁とフーチング、前壁及び後壁には結合部鉄筋をその結合部に入れることが望ましい」と記載がありますが、照査については明 言されておりません。しかし、「設計要領第二集 昭和55年版」P.6-37においては、「結合部鉄筋を入れる。設計は、控 壁式橋台に準ずる。」と記載があり、P.6-36においてAs≧S/σsaの式が記載されております。照査を行うかどうか は、平成18年版の設計要領では記載がなく、設計者の判断となります。
    
Q1−24. 杭基礎時の底版中央部の照査を行うことができるか。(Ver.5)
A1−24. 杭基礎時の底版中央部の照査においては、明確な手法が基準等に記載されておりません。そのため、弊社製品「Engineer´s Studio」の平板解析を用いて4辺を支点(全固定)としたモデル化を行い材料線形として解析を行っております。尚、平板解析を用いて設計を行うには、「底版,翼壁拡張オプション」が必要となります。
    
Q1−25. T型梁設計時のせん断補強鉄筋は、具体的にはどの鉄筋になるのか。(Ver.6)
A1−25. 側壁、隔壁の水平方向の鉄筋がせん断補強筋に該当します。入力する鉄筋本数についても2本が一般的になります。

 
Q1−26. 落橋防止構造の設計地震力HFがHF=1.5Rdと違うがなぜか。(Ver.6)
A1−26. 落橋防止構造の設計に用いる地震力HFについては、平成24道示X P.311に記載されていますようにHF=PLG(下部構造の水平耐力)と変更されています。このとき、上限が1.5Rdとなっておりますので PLG<1.5Rdの場合は、下部構造の水平耐力PLGを使います。また、曲げ照査に用いる耐力についても終局曲げモーメントMuから降伏曲げ モーメントMyに変更されています。

 
Q1−27. 頂版設計時の端径間部のスパンは、どのように算出されるか。(Ver.6)
A1−27. (側壁厚−翼壁厚)+壁間隔+(中壁厚/2)となります。翼壁がない場合は、翼壁厚0となります。

 
Q1−28. T形梁の軸力について、デフォルトが無視となっているが根拠は?(Ver.7)
A1−28. T形梁設計時の軸力無視と考慮の選択について、設計要領に記載はありませんが、道示IV P216-217について、控壁式のT形梁の設計においては、軸力を無視した簡便な式が記載されておりますので、箱式においても軸力を無視したものをデ フォルトとしております。

 
Q1−29. 竪壁のレベル2保耐体照査の計算を行うことができるか。(Ver.7)
A1−29. 箱式橋台の竪壁形状において、竪壁のレベル2保耐体照査の設計方法が明確にされていないため最新版においても未対応です。

 
Q1−30. 前壁、側壁設計時の土砂高が内部土砂高と外側土砂高で異なる場合は、どのように扱っているのか。(Ver.7)
A1−30. デフォルトの状態では、内部土砂高を使って照査しますが、外側土砂高を使った照査を行う場合は、「荷重」-「竪壁設計」画面において、前壁設計時 の土砂高及び側壁設計時の土砂高を指定することで設計が可能です。

 
Q1−31. 基準値画面のコンクリート強度、σck=40,50,80の出典は?(Ver.7)
A1−31. σck=40,50,80については、杭基礎設計で使うため杭基礎設計便覧の基準値を設定 しております。

・σck=40:
平成19年1月杭基礎設計便覧 P.188

・σck=50:
ヤング係数:「道路橋示方書・同解説 T共通編/W下部構造編(H24.3)日本道路協会」P.87
その他:「杭基礎設計便覧 昭和61年1月 (社)日本道路協会」P.325

・σck=80:
平成19年1月杭基礎設計便覧 P.179

また、杭頭結合計算における許容支圧応力度は、0.3・σckを設定しております。
これは、道示W P.158において、
 σba=(0.25+0.05・Ac/Ab)・σck
と記載されていますが、本プログラムでは、杭頭結合計算におけるAc,Abの取 扱いが明確ではないと判断しており、このため、Ac=Abとし て、前述のように、0.3・σckを初期値としています。

 
Q1−32. 斜面上の基礎としての鉛直支持力照査を選択しているが水平地盤の照査となるのはなぜか。(Ver.7)
A1−32. 「斜面上基礎における前面余裕幅b」と「水平地盤におけるすべり面縁端と荷重端との距離γ'」
においてb>γ'となる場合は、斜面上基礎としての照査を行いません。

 
Q1−33. 杭基礎において、常時の許容引抜き力をすべてゼロとして設計したい場合の設定方法は?(Ver.7)
A1−33. 「許容値」−「安定計算」画面において、各ケース毎の許容引抜き力をゼロとしてください。

 
Q1−34. 最小鉄筋量を算出する場合の終局曲げモーメントの基準は、道示X 耐震設計編となるのか。(Ver.7)
A1−34. 最小鉄筋量については、道示W 下部工編 P.186に記載されておりますようにコンクリート橋編となりますので道示Vとして扱います。

 
Q1−35. 2.5次元解析を行うと計算書に直角方向の作用力集計が、表示されるのはなぜか。(Ver.7)
A1−35. 2.5次元解析の場合、躯体や土圧等の橋軸方向の偏心だけではなく、直角方向の偏心を考慮するため計算書において直角方向の作用力集計を表示します。

 
Q1−36. 設計震度を算出するのに必要な固有周期を算出することはできるか。(Ver.7)
A1−36. 橋台では、固有周期について算出する機能はございません。
弊社製品「震度算出(支承設計)」等より別途固有周期を算出してください。

 
Q1−37. 安定計算時の受け台、翼壁自重の考慮・無視については、どのように考えているのか。(Ver.7)
A1−37. 安定計算時の受け台、翼壁自重の考慮・無視については、以下のように考えています。

・受け台、翼壁自重を無視する場合
「土木構造物の設計計算例」等の設計例において、躯体や土砂の重量を単位幅の 面積を算出後、奥行幅をかけて全体の重量を算出する計算
を行っているものと 結果を一致させるために受け台や翼壁等の付属物を無視した設計が行えるように しております。

・受け台、翼壁自重を考慮する場合
現在の入力した受け台や翼壁を含む橋台形状にて設計する場合に選択します。ただし、矩形にモデル化した後の形状での設計となります。

 
Q1−38. 道路橋示方書と橋台のバージョンの関係についてはどのようになっているか。
A1−38. ・平成24年道路橋示方書
「橋台の設計」Ver.11〜
「ラーメン式橋台の設計計算」Ver.6〜
「箱式橋台の設計計算」Ver.6〜

・平成14年道路橋示方書
「橋台の設計」Ver.2〜Ver.10
「ラーメン式橋台の設計計算」Ver.1〜Ver.5
「箱式橋台の設計計算」Ver.1〜Ver.5
「橋台の設計(カスタマイズ版)」
「ラーメン式橋台の設計計算(カスタマイズ版)」
「箱式橋台の設計計算(カスタマイズ版)」

・平成8年道路橋示方書
「橋台の設計」Ver.1

 
Q1−39. 斜面上基礎の設計において地震時の場合傾斜角はβe=β'+tan-1(kh)となるが、 出典はどこか。(Ver.7)
A1−39. 斜面の傾斜角度については、「平成24年7月 設計要領第二集 橋梁建設編」 P.4-22のβ’の説明に「地震時はβ’+tan^- 1(kh)とする」と記載されています。

 
Q1−40. 杭基礎の許容支持力算出において、極限支持力推定方法の相違による安全率の補正係数γを変更したいがどこで行うのか。(Ver.7)
A1−40. 「基礎」−「地層データ」画面の算出オプションの極限支持力推定方法で変更が可能です。
 
Q1−41. 「考え方」−「安定計算」画面の特殊条件の土砂の慣性力の考え方で、「水を考慮する」、「水を無視する」の違いはなにか。(Ver.7)
A1−41. 水位以下の土砂の慣性力に対して「水を考慮する」場合は、飽和重量に設計震度を考慮したものが土砂の慣性力となります。また、「水を無視する」場合は、 湿潤重量に設計震度を考慮したものが土砂の慣性力となります。
水位以下の土砂については、土の間隙がすべて水で満たされている状態の時の重量になり、このような場合は、水と土粒子を分けないで一体として考え飽和重量×水平震度として求めるのが適切との考えから「水を考慮する」を初期設定しています。

 
Q1−42. 「形状」−「土砂・舗装」画面で指定した盛り土ブロックについて、ヘルプの 「概要」−「プログラムの機能概要」−「適用範囲」のEPS土砂に 橋軸方向の考え方は記載されているが奥行方向についてはどのように考えているのか。
A1−42. 盛り土ブロックの奥行き方向は、竪壁幅固定となります。

 
Q1−43. 基礎ばねを直接指定したいがどのようにすればよいか。(Ver.7)
A1−43. 基礎ばねの直接指定は、震度連携モードの場合に有効になります。直接基礎の場 合は、「基礎」画面の「基礎ばね算出用データ」画面において自動設計 と直接 指定を切り替え
ることができます。
また、杭基礎の場合は、「基礎」−「基礎の扱い」画面において自動設計と直接 指定を切り替えることができます。

 
Q1−44. フルウイングにおいて、パラレル部の断面力の分担法や翼壁FEM解析はなぜ必要なのか。(Ver.8)
A1−44. 翼壁設計の式では、パラレル部の断面力を下図のようにa-b間に作用させて計算 します。
このときb点より下にパラレル部下端がある場合、パラレル部の断面力をすべて a-b間で考慮するためa-b間の断面力が過大になります。また、 b-c間やc-d間の断面力に影響を考慮しないので危険側の設計になります。
そのため、パラレル部の影響を考慮できるようにパラレル部の断面力の分担法の 選択や翼壁FEM解析の選択を用意しています。

 
Q1−45. 底版突起の重量は、安定計算に考慮しないのか。(Ver.8)
A1−45. 一般的に安定計算には、底版突起の形状や重量を考慮しません。
 
Q1−46. レベル2地震時の土圧算出において、水位を無視した設計を行うにはどうすればよいか。(Ver.8)
A1−46. 「考え方」−「土圧・水圧」画面において、レベル2土圧算出時の水位の扱いで 無視するを選択してご検討ください。
 
Q1−47. SD390、SD490の高強度鉄筋を斜引張鉄筋として使うときにせん断耐力の照査において降伏点強度が345(N/mm2)となっているがなぜか。(Ver.8)
A1−47. H24年 道路橋示方書W下部構造編 P.176において、斜引張鉄筋の降伏点の上限値は345(N/mm2)とすると記載されています。
 
Q1−48 落橋防止構造設計時の胸壁基部の曲げモーメントの照査において、平成14年道示と平成24年道示で結果が異なるがなぜか。(Ver.8)
A1−48. 落橋防止構造設計時の胸壁基部の曲げモーメントの照査につきましては、平成24年版 道示IV P.225より降伏曲げモーメント以下になるように変更されております。平成14年版は、終局曲げモーメントとなりますので結果が異なります。

 
Q1−49. 橋台のレベル2震度で躯体土砂となって震度が同じとなってる。躯体はKhc=CsCz.khc0、土砂はkhg=Cz.khg0と違うのではないか。(Ver.8)
A1−49. 「H24年道路橋示方書 X耐震設計編 P.254-255、13.2 橋台基礎の照査に用いる設計水平震度」において、橋台については、躯体及び土砂の設計水平震度にkhAを使用することが記載されております。

 
Q1−50. 翼壁部分の土圧を安定計算に考慮したい。(Ver.8)
A1−50. 翼壁の土圧を安定計算に考慮することができないので、任意荷重にて土圧力を指定してください。

 
Q1−51. 杭基礎と連動した際に橋台側でレベル2地震時の照査を行うとしているが、杭基礎でレベル2地震時の照査が「しない」固定となる場合があるのはなぜか。(Ver.8)
A1−51. 杭基礎側のレベル2地震時照査の選択不可条件に該当する場合、橋台側でレベル2地震時の照査を行うとしてもレベル2地震時の照査は行われません。

 
Q1−52. 翼壁FEM解析モデルをエクスポートする方法はどのようにすればよいか。(Ver.8)
A1−52. 翼壁FEM解析モデルは、オプションメニューの「動作環境の設定」画面において翼壁平板解析の「計算時に保存画面を表示する」をチェックをいれることで計算時に保存する画面を表示します。保存したモデルは、弊社製品「Engineer's Studio(R)」にて読み込むことができます。

 
Q1−53. 橋座の設計における支承の配置で斜角前直と斜角橋軸の違いはなにか。(Ver.8)
A1−53. 斜角前直と斜角橋軸の違いは、抵抗面積の向きの違いとなります。
・斜角前直
 アンカーボルト位置から竪壁前面位置に対して45度の角度の内を抵抗面積とします。
・斜角橋軸
 入力された橋軸方向に対して45度の角度の内を抵抗面積とします。

 
Q1−54. 杭基礎連動時に杭基礎側の荷重の割増係数はどこで変更ができるのか。(Ver.8)
A1−54. 連動時の杭基礎側の荷重の割増係数については、橋台側の「基準値」−「計算用設定値」画面の「割増し係数」項目の値が連動されます。

 
Q1−55. 三辺固定版に土圧だけではなく水圧を考慮することは可能か。(Ver.8)
A1−55. 三辺固定版の照査については、土圧及び慣性力を考慮した設計となっており水圧や任意荷重を考慮することはできません。

 
Q1−56. 胸壁や竪壁に突起がある形状を入力することができるか。(Ver.8)
A1−56. 「形状」−「躯体」画面の側面形状において、前面突起をありとしてください。

 
Q1−57. 基礎工製品をインストールしても「基礎の扱い」画面で「他のプログラムと連動する」が有効にならない。(Ver.8)
A1−57. 橋台製品側から基礎工製品を認識できなくなっております。
一度、基礎工製品をアンインストールし、再度インストールを行ってください。

 
Q1−58. 基礎連動時の流動化を検討する際の土圧を常時土圧としたい場合は、どのように設定すればよいか。(Ver.8)
A1−58. 流動化検討時の土圧については、橋台側のレベル2地震時で検討した地震時土圧のうちkh=0としたときの土圧を考慮します。
よって、常時土圧を適用する場合は、以下の手順にて指定してください。

1.橋台側の「荷重」−「荷重の扱い」画面にて任意土圧を指定します。
2.「荷重」−「任意土圧」画面において、ケース数を3ケースとます。
 ケース1の適用状態を常時とし係数算出ボタンを押して土圧を初期化します。
 ケース2の適用状態を地震時とし係数算出ボタンを押して土圧を初期化します。
 ケース3は、適用状態を地震時とし係数算出ボタンを押した後、土圧係数a,Puに常時の土圧係数、bを0、δに常時の壁面摩擦角を指定します。
3.「荷重」−「許容応力度法荷重ケース」画面に各荷重ケース毎に「D任意土圧」を指定します。地震時ケースは、任意土圧のケース2を選択します。
4.「荷重」−「保有耐力法荷重ケース」画面において、任意土圧にケース3を指定します。
5.杭基礎側の「レベル2基本条件」画面の裏込め土に土圧係数が連動されているのを確認します。
尚、土圧が異なるため、杭基礎側でレベル2地震時と同時に検討はできません。

 
Q1−59. 任意形状の土砂形状で設計する方法はあるか。(Ver.8)
A1−59. 任意形状の土砂形状については、入力することができませんので、土砂重量及び慣性力を別途算出し、任意荷重を用いて計算に考慮してご検討ください。

 
Q1−60. 増し杭設計時の既設部と増設部の底版配筋で、付け根位置の照査において既設部の鉄筋のみ考慮したいがどのようにすればよいか。(Ver.8)
A1−60. 既設部の鉄筋のみ考慮したい場合は、「部材」−「底版配筋」画面において「曲げ照査時に増設補強鉄筋を考慮」のチェックを外し、「既設上面鉄筋を考慮」にチェックを入れてご検討ください。

 
Q1−61. 常時土圧の作用高が、橋台高と異なっているがどのように算出しているか。(Ver.8)
A1−61. 粘性土の場合の土圧強度式PAは、粘着力が考慮した式となっております。
PA = KA×γ×X - 2・c・√(KA) + q×KA 

土圧強度はPA≧0となることからPA=0の点は、0= KA×γ×X - 2・c・√(KA) + q×KAより
X=(-2・c・√(KA) + q×KA)/(KA×γ)
より算出することができます。

 
Q1−62. 「土圧を考慮しない高さ」と「任意土圧」の扱いについて、計算結果に違いがあるのか。(Ver.8)
A1−62. 「土圧を考慮しない高さ」と「任意土圧」画面において土圧係数を0を指定するので計算結果は、変わりませんが、「土圧を考慮しない高さ」は、底版下面位置からの距離となっており、軽量盛土を底版上面から指定した場合等のようなケースには対応できません。
そのようなケースにおいては、「任意土圧」画面において土圧係数を0を指定します。
また、軽量盛り土の場合も同様に土砂の開始高さが必ず底版下面位置からではないので、標準では土圧係数を0とする方法にて任意土圧を用いて設計します。

 
Q1−63. 翼壁が左右に張り出している形状について、どのようにモデル化を行えばよいか。(Ver.8)
A1−63. 翼壁については、橋台の後趾方向にあることを想定しているため、左右方向や前趾方向に翼壁がある場合は、任意荷重にて指定することになります。
任意荷重では、翼壁の重量、慣性力、土圧を入力してください。




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