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Q&A控え壁式擁壁の設計計算 Q&A ('17.09.15)

NEW! 更新内容

Q9−4.任意荷重に慣性力を考慮することはできますか('17.09.15)

目  次
 1.適用範囲、制限条件

Q1−1.控え壁式擁壁の設計計算で用いている適用基準は?

Q1−2.たて壁照査位置を指定してもどれも同じ断面力になっているのですが、高さが変われば断面力が小さくなると思います。
プログラムの操作上で対応できるのでしょうか?


Q1−3.杭基礎の場合に結合鉄筋の照査が出力されないのは、連続梁の照査が行なわれていないからでしょうか?

Q1−4.土地改良「水路工」に準拠したL2照査は可能ですか
 2.部材設計

Q2−1.「考え方−部材設計」画面の「共通」−「壁下端の係数を使用する高さの割合」
はどの様な値を入力したら宜しいのでしょうか?


Q2−2.配筋を行ったにも関わらず下記メッセージが表示されます。
「竪壁の引張側に鉄筋が配置されていません。」


Q2−3.控え壁の設計の断面計算結果に表示されている「鉄筋量」と「かぶり」が、入力した値と異なります

Q2−4.土工指針P185に記載されている、かかと版付け根の曲げモーメントM3が竪壁つけ根の曲げモーメントM1よりも大きくなる場合(M3>M1)は、かかと版の設計で用いる曲げモーメントはたて壁つけ根の曲げモーメントを用いるとあります。
擁壁の設計プログラムではその考え方を採用するか選択することができますが、控え壁式擁壁の設計計算ではその選択を行えません。
考慮できないということなのでしょうか?


Q2−5.竪壁やかかと版を片持ち梁として照査することはできますか

Q2−6.引張の応力計算式で「(参考)」とありますが、出典と参考の意味をお教えください

Q2−7.基礎形式を杭計算として、この状態でかかと版の設計をしたいのですが、連続ばりとしての計算が出来ません。
杭基礎の場合は連続ばりとしては、計算は行わないのでしょうか。


Q2−8.竪壁と同様に、かかと版と控え壁のT桁梁で解析することはできますか

Q2−9.竪壁やかかと版の照査で連続ばりとして計算する場合は、全幅で計算するのでしょうか。それとも単位幅で計算するのでしょうか。

Q2−10.接合部の照査における対象鉄筋は、「控え壁間隔の内側鉄筋」と「控え壁1枚における両面」のどちらを考慮するのでしょうか

Q2−11.突起の無筋計算を行うことはできますか

Q2−12.T形ばり検討時の、中央部と端部の有効長を変更することはできますか

Q2−13.竪壁やかかと版の控え壁の無い区間は、片持ち梁での照査となるのでしょうか。
また控え壁の有る範囲や控え壁はどのように設計するのでしょうか。


Q2−14.控え壁の必要鉄筋量を、T形断面におけるコンクリートの全圧縮応力度が竪壁の厚さの中心に作用するものと仮定した方法で算出することはできますか

Q2−15.控え壁の有効幅は、照査位置にかかわらず常に全高に対して初期化されていますが、照査位置より上の範囲に対して初期化するようにできますか

Q2−16.奥行き方向の控え壁のスパン長は、どのような値で初期設定されるのでしょうか

Q2−17.竪壁T形はりのスターラップはどのように入力すればよいですか
 3.形状寸法

Q3−1.端部に控え壁の無い場合の入力方法を教えてください

Q3−2.控え壁の枚数を変更することはできますか。
また、何枚まで設定することができますか。


Q3−3.つま先版上に支え壁を設定することはできますか

Q3−4.天端が大きく前面に張り出した形状となっているのですが、このような形状に対応していますか。
また、張り出した部材の断面照査を行うことはできますか。
 4.杭基礎

Q4−1.基礎形式を杭基礎としています。杭の許容支持力は算出可能でしょうか

Q4−2.杭基礎の計算において、計算確認の結果総括で押込力や引抜力の値が表示されていますが、これらの値は杭全体の総計でしょうか、それとも1本ごとの値となるのでしょうか

Q4−3.液状化を考慮するには、どこで設定すれば良いのでしょうか
 5.土圧

Q5−1.土圧力が試行くさび法とクーロン式とで異なるのはなぜか?

Q5−2.安定計算では土圧を考慮せず、竪壁設計時では土圧を考慮することはできますか

Q5−3.受働土圧を算出する際の式が「道路土工 擁壁工指針」記載の式と異なっている

Q5−4.透水マットを使用した場合の壁面摩擦角は何に準拠したものか

Q5−5.「背面土圧による影響(前→後 地震時の有効率)」の設定とはどのようなものか

Q5−6.地震時合成角の算出式が擁壁工指針P.109等の一般式と異なるのはなぜでしょうか
 6.浮力・水圧

Q6−1.躯体の浮力を考慮したい

Q6−2.動水圧を考慮する方法を教えてください

Q6−3.躯体上に水だけの部分がありますが水重が考慮されません
 7.平板解析

Q7−1.平板解析時に考慮できる荷重は何ですか

Q7−2.平板解析用の底版照査位置の入力で、スパン位置L1,L2はそれぞれどこからの距離を入力すればいいのでしょうか

Q7−3.平板解析時に、控え壁部分の杭反力は考慮されるのでしょうか
 8.土砂

Q8−1.初期入力画面の「前面土砂高」と「根入れの深さ」の使い分けを教えてください
 9.荷重

Q9−1.任意荷重は全幅当たりの荷重で設定するのでしょうか。
また、控え壁部分のみに荷重を設定することはできますか。


Q9−2.つま先前面で安定計算作用力を集計する場合、前面水圧の水平力によるモーメントが負値になるのはなぜですか

Q9−3.慣性力の作用方向を荷重ケース毎に設定することは可能でしょうか

Q9−4.任意荷重に慣性力を考慮することはできますか
 10.その他

Q10−1.3Dモデルをファイル出力することはできますか



 1.適用範囲、制限条件

Q1−1.

控え壁式擁壁の設計計算で用いている適用基準は?
A1−1. 「控え壁式擁壁の設計計算」で参考にしている適用基準及び参考文献は以下の通りです。
※ヘルプ−概要−プログラムの機能概要−適用基準及び参考文献より

(社)日本道路協会、道路土工 擁壁工指針              平成11年 3月
(社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 T共通編         平成14年12月
(社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 W下部構造編       平成14年 3月
(社)日本道路協会、道路橋示方書・同解説 X耐震設計編       平成14年 3月
東・中・西日本高速道路、設計要領 第2集 −擁壁偏・カルバート編− 平成18年 4月
東・中・西日本高速道路、設計要領 第2集 −橋ばり建設編−      平成18年 4月
(社)全日本建設技術協会、土木構造物標準設計 第2巻 解説書(擁壁類) 平成12年 9月
農業土木学会、土地改良事業計画設計基準設計「農道」基準書・技術書  平成17年 3月
農林水産省農村振興局、土地改良事業計画設計基準
           設計「水路工」基準書・技術書         平成13年 2月
農林水産省構造改善局、土地改良事業標準設計図面集「擁壁工」     平成11年 3月
(社)日本道路協会、杭基礎設計便覧                 平成19年 1月
(社)日本河川協会、建設省河川砂防技術基準(案)同解説 設計編[1] 平成 9年10月
理工図書、続・擁壁の設計法と計算例                 平成10年10月
(財)林業土木コンサルタンツ、森林土木構造物標準設計 擁壁T    平成 9年 3月
ぎょうせい、宅地防災マニュアルの解説 第二次改訂版         平成19年12月
大阪府建築都市部建築指導室、擁壁構造設計指針            平成14年 5月
(社)土木学会、[2002年制定]コンクリート標準示方書 構造性能照査編 平成14年 3月
(社)土木学会、土木学会コンクリート標準示方書に基づく設計計算例
                            [道路橋編] 平成14年 3月
現代理工学出版、土留擁壁・石積の設計と解説             平成 9年 6月
 

Q1−2.

たて壁照査位置を指定してもどれも同じ断面力になっているのですが、高さが変われば断面力が小さくなると思います。
プログラムの操作上で対応できるのでしょうか?
A1−2. 竪壁、底版の断面力の集計時の荷重の扱いには2通りの考え方をご用意しています。

・設計位置:設計位置での荷重強度の合計より断面力を集計します。
・平均  :連続版となる範囲の荷重を合計し平均した断面力を集計します。

「考え方」−「部材設計」画面の「共通」にあります、「控え壁で支持されている竪壁、底版の荷重の扱い」で選択できますので、「設計位置」を選択してお試しいただきますようお願いいたします。
 

Q1−3.

杭基礎の場合に結合鉄筋の照査が出力されないのは、連続梁の照査が行なわれていないからでしょうか?
A1−3. 連続ばり、接合部、控え壁の照査位置は共通となりますので、連続ばりの照査位置が設定されていない場合には、接合部も照査されません。
照査を行う必要が有る場合には、最低1箇所は照査位置を設定いただけますようお願いいたします。
 

Q1−4.

土地改良「水路工」に準拠したL2照査は可能ですか
A1−4. 可能です。
初期入力画面の「考え方−計算方法の選択」で「限界状態設計法」を選択してください。
 2.部材設計

Q2−1.

「考え方−部材設計」画面の「共通」−「壁下端の係数を使用する高さの割合」
はどの様な値を入力したら宜しいのでしょうか?
A2−1. 「壁下端の係数を使用する高さの割合」は、連続ばりとしての計算を行う場合に、曲げモーメント算出に必要となる項目となります。

曲げモーメントは「土留擁壁・石積の設計と解説(現代理工)」P.180を参考に以下のように計算しています。

Mx = ±(px・L^2)/K
ここに、
    Mx:曲げモーメント
    px:任意の高さにおける荷重強度
    L :竪壁の中心間隔
    K :係数

また、Kの値は以下の記載がされております。
 壁下端付近   :K=12
 壁化端付近以高 :K=10

しかしながら、その割合までは記載されていないため、
「道路土工構造物の設計計算例(山海堂)」P.305に記載されております、
「擁壁天端から、0.9hの位置の荷重強度を使用する」
を参考に、壁の下端から壁高/10をK=12、それ以高をK=10として計算するよう初期設定しています。
 
お問い合わせの入力項目は、この係数を使用する高さの割合を自由に変更することができるものとなります。

また、上記考え方の詳細につきましては、
ヘルプ「計算理論及び照査の方法」−「竪壁の設計」−「竪壁の断面力の集計(鉄筋)」にあります、(2)連続ばりとしての計算をご覧ください。
 

Q2−2.

配筋を行ったにも関わらず下記メッセージが表示されます。
「竪壁の引張側に鉄筋が配置されていません。」
A2−2. 控え壁断面照査時に負のモーメントが発生している場合、前壁部への配筋が必要となります。
「部材」−「竪壁配筋」画面−「T形ばり」−「前壁」にて配筋を行ってください。
 

Q2−3.

控え壁の設計の断面計算結果に表示されている「鉄筋量」と「かぶり」が、入力した値と異なります
A2−3. T型ばりの控え壁有効鉄筋量As’及び控え壁鉄筋かぶりC’は、控え壁が水平面となす角度をα、鉛直面となす角度をθとした場合に、下記の計算式にて控え壁鉄筋の角度を考慮して計算を行います。

■T型ばりの控え壁有効鉄筋量As’
竪壁 : As’=As・sinα
底版 : As’=As・sinθ

■T型ばりの控え壁鉄筋かぶりC’
竪壁 : C’=C/sinα
底版 : C’=C/sinθ
 

Q2−4.

土工指針P185に記載されている、かかと版付け根の曲げモーメントM3が竪壁つけ根の曲げモーメントM1よりも大きくなる場合(M3>M1)は、かかと版の設計で用いる曲げモーメントはたて壁つけ根の曲げモーメントを用いるとあります。
擁壁の設計プログラムではその考え方を採用するか選択することができますが、控え壁式擁壁の設計計算ではその選択を行えません。
考慮できないということなのでしょうか?
A2−4. 土工指針P185に記載のかかと版のモーメントの扱いは、片持ち梁として計算する場合の矛盾を解消するためのものです。
本プログラムでも片持ち梁照査は可能ですが、通常、付け根位置は連続梁として計算を行いますので、この考え方を適用することはできません。
 

Q2−5.

竪壁やかかと版を片持ち梁として照査することはできますか
A2−5. 可能です。下記の照査位置設定を行ってください。
竪壁・・・竪壁照査位置画面で「照査位置2」を設定。
かかと版・・・底版照査位置画面で「かかと版2」を設定。
 

Q2−6.

引張の応力計算式で「(参考)」とありますが、出典と参考の意味をお教えください
A2−6. お問合せの参考式は、下記の基準等を参考にしています。
・土地改良事業標準設計図面集「擁壁工」利用の手引き(平成11年3月)

こちらに記載の参考式は作用力と内力が釣り合うように導かれた計算式です。
プログラム内部では様々な形状に対応できるように収束計算で求めていますが、同じ考え方となります。
ただし、プログラムでは参考式を直接用いているわけではありません為、計算書においては参考用として上記計算式を表示しています。

矩形式の導き方等、実際の計算内容の詳細については、ヘルプの「計算理論及び照査の方法」−「断面計算」−「許容応力度法」−「曲げ応力度計算」をご参照ください。
 

Q2−7.

基礎形式を杭計算として、この状態でかかと版の設計をしたいのですが、連続ばりとしての計算が出来ません。
杭基礎の場合は連続ばりとしては、計算は行わないのでしょうか。
A2−7. 直接基礎の場合、かかと版の設計は、かかと版と控え壁とで支えられたスパンを連続版としてみなして設計しますが、杭基礎の場合は、杭からの反力が集中荷重として作用するため連続ばりとしての設計を行うことができません。
これは、連続ばりとしての設計では、等分布荷重が載荷されていることが前提となっているため、杭基礎の場合には対応できないためです。
そのため、かかと版と控え壁とで支えられたスパンでは、別途ご検討いただく必要がございます。
 

Q2−8.

竪壁と同様に、かかと版と控え壁のT桁梁で解析することはできますか
A2−8. かかと版と控え壁のT桁梁の照査を行う場合は、「初期入力画面−考え方−照査の有無」−「底版:T形ばり」にチェックを入れてください。

尚、T型梁の底版の設計は、一般的な設計例等では考慮しておりませんため、控え壁式擁壁の設計計算におきましても初期状態では照査しない設定としております。
照査する場合におきましては、最終的には設計者の判断で設定していただきますようお願いいたします。
 

Q2−9.

竪壁やかかと版の照査で連続ばりとして計算する場合は、全幅で計算するのでしょうか。それとも単位幅で計算するのでしょうか。
A2−9. 連続ばりの計算は、全て単位幅で照査を行います。
 

Q2−10.

接合部の照査における対象鉄筋は、「控え壁間隔の内側鉄筋」と「控え壁1枚における両面」のどちらを考慮するのでしょうか
A2−10. 「控え壁1枚における両面」を考慮して照査を行います。
 

Q2−11.

突起の無筋計算を行うことはできますか
A2−11. 可能です。
「材料」−「躯体」画面の断面計算時の扱いで、「無筋」を選択してください。
 

Q2−12.

T形ばり検討時の、中央部と端部の有効長を変更することはできますか
A2−12. 可能です。
竪壁(底版)照査位置画面の分担幅、有効幅で設定してください。
 

Q2−13.

竪壁やかかと版の控え壁の無い区間は、片持ち梁での照査となるのでしょうか。
また控え壁の有る範囲や控え壁はどのように設計するのでしょうか。
A2−13. 竪壁の控え壁より上方部分や、かかと版の控え壁より後方部分は片持ち梁として設計します。
また竪壁(かかと版)と控え壁とで支えられたスパンについては、連続版とみなして設計します。
控え壁の設計については、竪壁(かかと版)と控え壁で形成されるT形ばりとして分布幅を考慮して照査を行います。
 

Q2−14.

控え壁の必要鉄筋量を、T形断面におけるコンクリートの全圧縮応力度が竪壁の厚さの中心に作用するものと仮定した方法で算出することはできますか
A2−14. 可能です。
「考え方」−「部材設計」画面の「共通」−「控え壁の必要鉄筋量算出方法」で「簡易式」を設定してください。
 

Q2−15.

控え壁の有効幅は、照査位置にかかわらず常に全高に対して初期化されていますが、照査位置より上の範囲に対して初期化するようにできますか
A2−15. 可能です。
「初期入力」画面の「考え方」−「控え壁有効幅初期化」で「照査位置より上の高さ」を設定してください。
 

Q2−16.

奥行き方向の控え壁のスパン長は、どのような値で初期設定されるのでしょうか
A2−16. スパン長の初期化は、全ての控え壁位置毎に間隔とその両端の壁厚の総計を算出し、その最大値を設定します。
 

Q2−17.

竪壁T形はりのスターラップはどのように入力すればよいですか
A2−17. 水平筋として入力してください。
 3.形状寸法

Q3−1.

端部に控え壁の無い場合の入力方法を教えてください
A3−1. 「形状」−「平面」画面の端部のチェックを外してください。
 

Q3−2.

控え壁の枚数を変更することはできますか。
また、何枚まで設定することができますか。
A3−2. 形状−平面画面の中央部で、壁の枚数及び間隔と厚さを変更することができます。
また、壁の枚数は端部と合わせて2〜5枚まで設定することができます。
 

Q3−3.

つま先版上に支え壁を設定することはできますか
A3−3. かかと版上の控え壁のみ考慮できます。
支え壁を設定することはできません。
 

Q3−4.

天端が大きく前面に張り出した形状となっているのですが、このような形状に対応していますか。
また、張り出した部材の断面照査を行うことはできますか。
A3−4. 天端張出部は、「形状」−「天端」画面において天端形状を「前面張出」とすることで照査可能となります。
前面張出の形状入力後、「部材」−「張出配筋」、「張出照査位置」を入力してください。
 4.杭基礎

Q4−1.

基礎形式を杭基礎としています。杭の許容支持力は算出可能でしょうか
A4−1. 可能です。
許容支持力の算出は以下の手順で行うことができます。
(1)「初期入力」画面の「考え方」において、「杭の許容支持力の算出」を「する」としてください。
(2)「基礎」−「杭の条件」画面において、各条件を設定してください。許容支持力算出用のデータにつきましては、同画面のヘルプをご参照下さい。
(3)「基礎」−「杭の配置」画面において杭配置を設定してください。
(4)「基礎」−「地層データ」画面において、土質設定をしてください。許容支持力算出用のデータにつきましては同画面のヘルプをご参照下さい。
(5)「杭の条件」画面や「地層データ」画面において、許容支持力算出に関連するデータを変更した場合は許容支持力が自動的に計算され、「許容値」−「安定計算」画面に反映されます。
また、許容支持力の計算過程につきましては、計算書(結果詳細)の設計条件−安定計算の許容値及び部材の許容応力度−杭の許容支持力に表示されます。
 

Q4−2.

杭基礎の計算において、計算確認の結果総括で押込力や引抜力の値が表示されていますが、これらの値は杭全体の総計でしょうか、それとも1本ごとの値となるのでしょうか
A4−2. 1本ごとの値で、最も危険な位置での値となります。
杭の安定計算(変位量、押込力、引抜力)は、1本当たりの値として照査を行っています。
 

Q4−3.

液状化を考慮するには、どこで設定すれば良いのでしょうか
A4−3. 液状化を考慮する場合は、「基礎」−「地層データ」画面において該当する層の低減係数DEを指定してください。
 5.土圧

Q5−1.

土圧力が試行くさび法とクーロン式とで異なるのはなぜか?
A5−1. 試行くさび法とクーロン式は、同一条件下では同じ土圧合力を得ることが可能な計算式ですが、土圧力によるモーメント値は同一の値とはなりません。
これは、クーロン式では台形分布を考慮しているのに対して、試行くさび法では土工指針に従い土圧の作用位置を仮想背面下端より仮想背面高さHの1/3の点としているためです。
一般的には、載荷荷重が作用する場合には台形分布と考えるのが妥当ですが、土工指針では計算の簡便化を図るために三角形分布と仮定しているものと考えられます。
 

Q5−2.

安定計算では土圧を考慮せず、竪壁設計時では土圧を考慮することはできますか
A5−2. 下記手順にて設定してください。
(1)土圧式を「土圧係数(詳細入力)」とする
(2)土圧係数等の情報を設定し、安定計算土圧係数のみ0とする
(3)組み合わせ画面で(2)の土圧係数をチェックする
 

Q5−3.

受働土圧を算出する際の式が「道路土工 擁壁工指針」記載の式と異なっている
A5−3. 一般に受働土圧の壁面摩擦角は、正負の向きを主働土圧と同じとした場合の負値を考慮します。
本プログラムにおきましては、受働土圧の壁面摩擦角は主働土圧と同様に正値を入力して頂く仕様としております。そのため、土工指針の表記とはδに関する符号が異なっておりますが、式自体は等価となります。
 

Q5−4.

透水マットを使用した場合の壁面摩擦角は何に準拠したものか
A5−4. 透水マットを使用した場合の壁面摩擦角は、下記基準(文献)を参考にしています。
・宅地防災マニュアルの解説[第二次改訂版] 平成19年12月 宅地防災研究会(ぎょうせい)P312
 

Q5−5.

「背面土圧による影響(前→後 地震時の有効率)」の設定とはどのようなものか
A5−5. 本プログラムにおける地震時慣性力の方向は、←向きを初期値としており、これは主動土圧の作用方向と一致しています。慣性力の向きを→向きに変更した場合、慣性力の方向と主動土圧の作用方向が異なることになります。この時、主動土圧は通常より低減されることが予想されますが、この扱いについては明確になっていません。
そこで、この低減率を指定してもらうために設けているのが「背面土圧による影響」です。
この考え方については、擁壁の基準類や文献では明確にされているものがないため、「鉄道構造物等設計標準・同解説 基礎構造物・抗土圧構造物」のP555の「地震時の橋台背面土の取扱い」の「橋台背面方向に地震力が発生する場合」を参考にしています。
但し、→向きの慣性力を考慮することは稀であると考えられるので、ほとんどの場合、本項目を設定する必要はありません。
 

Q5−6.

地震時合成角の算出式が擁壁工指針P.109等の一般式と異なるのはなぜでしょうか
A5−6. 地震時合成角の一般式tan^-1 kHは、載荷荷重及び土砂全てに設計震度が考慮されている状態を想定しています。
実際には以下のように考えます。

θ=tan^-1(H/V)=tan^-1(W・kH/W)=tan^-1 kH

上記は気中で、載荷荷重にも慣性力を考慮する場合の算出方法ですが、載荷荷重に慣性力を考慮しない場合や水位を考慮するときには上記では算出できません。
そのためHとVを厳密に評価してθを算出しています。
 6.浮力・水圧

Q6−1.

躯体の浮力を考慮したい
A6−1. 浮力を考慮したい時は、下記設定を行なってください。
(1)「荷重」−「荷重の扱い」画面において、「水位の使用」をチェックします
(2)「荷重」−「水位」画面において、水位を入力します
(3)「荷重」−「組み合わせ」画面において、「A水位」を選択します
(4)「考え方」−「浮力、土圧・水圧」画面の「浮力」において、浮力の考え方を「考慮しない」以外に設定します。
 

Q6−2.

動水圧を考慮する方法を教えてください
A6−2. 「考え方」−「浮力、土圧・水圧」画面の「水圧」において「地震時の動水圧−外水圧(動水圧)」を「考慮」として下さい。

尚、動水圧は地震時ケースの以下の条件の場合にのみ考慮します。
・土砂<水位
・慣性力作用方向の水圧
上記を満たしていない場合、動水圧は考慮されません。
 

Q6−3.

躯体上に水だけの部分がありますが水重が考慮されません
A6−3. 水圧鉛直成分(水重)が考慮されるのは以下を満たした場合です。
 ・「考え方」−「浮力、土圧・水圧」画面で揚圧力が選択されている
 ・躯体上に水だけの部分が存在する
水圧鉛直成分は重量として必要なものではなく、揚圧力に関連付けられるものして考慮しているため、揚圧力を考慮しない場合は、水圧鉛直成分も考慮されません。
 7.平板解析

Q7−1.

平板解析時に考慮できる荷重は何ですか
A7−1. 断面力としては、かかと版に作用する底版自重,土砂重量,浮力,反力(地盤反力,杭反力)を考慮して設計を行います。
反力については、鉛直力のみ考慮するか鉛直力,水平力,モーメントを考慮するかの選択が可能です。
 

Q7−2.

平板解析用の底版照査位置の入力で、スパン位置L1,L2はそれぞれどこからの距離を入力すればいいのでしょうか
A7−2. スパン位置L1は前壁背面付け根位置からの距離、スパン位置L2にはかかと版後端位置からの距離を入力してください。
初期値は形状寸法画面の入力より、竪壁の中心位置,かかと版後端位置としています。
 

Q7−3.

平板解析時に、控え壁部分の杭反力は考慮されるのでしょうか
A7−3. 「考え方」−「部材設計」画面の「平板解析」−「杭反力の扱い」の「壁内の杭反力を考慮する」の入力によって、杭反力の考慮有無を選択することができます。
 8.土砂

Q8−1.

初期入力画面の「前面土砂高」と「根入れの深さ」の使い分けを教えてください
A8−1. 前面土砂高はつま先版上の土砂重量を考慮する場合に設定して下さい。但し、通常は考慮しません。
根入れの深さは許容支持力計算を行う場合の根入れDfとして設定して下さい。許容支持力計算を行わない場合は設定不要です。
 9.荷重

Q9−1.

任意荷重は全幅当たりの荷重で設定するのでしょうか。
また、控え壁部分のみに荷重を設定することはできますか。
A9−1. 任意荷重は全て単位幅のみの設定となります。
そのため控え壁部分のみの荷重設定はできません。
 

Q9−2.

つま先前面で安定計算作用力を集計する場合、前面水圧の水平力によるモーメントが負値になるのはなぜですか
A9−2. 抵抗モーメント(鉛直力によるモーメント)に対しては時計まわりが正、転倒モーメント(水平力によるモーメント)に対しては反時計まわりが正となります。
前面水圧は右向きの水平力となりますので負値となります。
 

Q9−3.

慣性力の作用方向を荷重ケース毎に設定することは可能でしょうか
A9−3. 可能です。
「荷重−組み合わせ」画面の地震時ケース毎に「慣性力方向」を指定してください。
 

Q9−4.

任意荷重に慣性力を考慮することはできますか
A9−4. 可能です。
任意荷重画面の「慣性力」で、考慮したい震度を選択してください。
ただし、震度を選択したケースの荷重タイプは鉛直力固定となります。
 10.その他

Q10−1.

3Dモデルをファイル出力することはできますか
A10−1. 可能です。
様々な形式での出力に対応しております。下記手順でご確認下さい。
1. 3Dモデルを右クリックし、「エクスポート」を選択。
2. 表示されたサブメニューから出力したいファイル形式を選択。






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