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インタラクティブ機能搭載プロジェクタ |
HARDWARE INFORMATION
2013-No.3 |
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最近では、インタラクティブ機能が搭載されたプロジェクタが販売されています。この機能によりプロジェクタが投影した画面にペンデバイスを使用して描画を行うことができます。今回はこの機能を中心に、フォーラムエイトで実際に使用している、EB-436WT(エプソン)について紹介します。
プロジェクタとパソコンで双方向伝送を行う必要があり、インタラクティブ機能を使用するにはUSB接続又はLAN接続とする必要があります。今回の記事を書くにあたってはUSB接続を利用しています。
なお実際に接続して投影してみるとその広角性が顕著であり、画面に相当に近づいても投影は可能です。
投影面に影を作ってしまうと描画に失敗することがあります。ペン先から少し手元側の側面に360°の読取部があり、影により読取不能となるようです。このため付属のアームによりペンは長くして使用する必要があります。
ペン先はスイッチのようになっており、これを画面に押し当てて書き込み状態かどうかの判断を行うようになっています。よって幕に投影した場合、幕に押し当てる必要があり場合によっては使用が著しく困難となることも考えられます。今回の使用では壁の前に幕を張っていたためやや不便な程度で済みましたが、スタンドで張っている程度の場合等では使用が困難となることもあるでしょう。
なおペンはモードを切り替えることによりマウスとして使用することもできます(ウィンドウの移動やクリック等を行うことができます。)
描画についてはプロジェクタにおいて管理しています。今回の使用ではプロジェクタの他、液晶ディスプレイも接続していましたが、液晶ディスプレイ上には書き込みは反映されません。またアプリケーションを切り替えたりスクロールさせたりしても、描画した内容はプロジェクタ上に残ることになります。なお、描画した画像を保存することはできないため、なお電源をオフにすると、描画内容は消去されます。
描画はカラー、さらには半透明描画にも対応しており、この機能をうまく活用して、プレゼンテーションや説明等を効果的に行うことができるのではないでしょうか。
これらのインタラクティブ機能は、パソコン画面上に描画を行うモードですが、その他、無地の画面を投影してホワイトボードのように使用するモードも用意されています。
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■エプソンのインタラクティブ
機能搭載プロジェクタEB-436WT |
■実際に文字が書き込まれた様子 |
■描画に用いる
付属のタッチペン |
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※社名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。 |
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(Up&Coming '13 夏の号掲載) |
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