重力式、扶壁式、突形式に対応した防潮堤の設計計算プログラム

防潮堤・護岸の設計計算 Ver.2

初版リリース:2011.12.01/最新Ver.リリース:2013.06.05

¥369,600(税抜¥336,000)

プログラム概要

本製品は、新設設計を対象とし、重力式、扶壁式、突形式に対応した防潮堤の設計計算プログラムです。

▲メインウィンドウ

▲初期入力画面

▲計算書作成設計条件

関連情報

プログラムの機能と特長

対象とする構造形式

防潮堤は、その目的と機能から下表に示す通り、大きく「堤防・護岸工」と「胸壁工」2タイプに分けられると考えられます。

      
設施 目的と機能
堤防・護岸工 海岸背後にある人命・資産を高潮、津波及び波浪から防護するとともに、陸域の侵食を防止することを目的として設置される海岸保全施設である。
胸壁工 海岸線に漁港や港湾等の施設が存在し、利用の面から海岸線付近に堤防、護岸等を設置することが困難な場合において、海岸背後にある人命・資産を高潮、津波及び波浪から防護することを目的として設置される海岸保全施設である。

▲防潮堤とは (海岸保全施設の技術上の規準・同解説 平成16年6月)




堤防・護岸工の表のり面形状は、傾斜壁と直立壁がありますが、傾斜壁の場合、構造物の設計というよりも設計潮位や波浪の高さに対して要求性能を満足するように、堤防の高さや堤頂の幅を決定すること、また、波によって被覆工が移動しないことを照査することがメインであることから、本製品では対象外とし、直立壁及び直立壁とみなせる傾斜が急な構造形式を対象とします。

施設 型式 目的と機能
堤防・護岸 傾斜式 石張式 ※傾斜式には対応しておりません。
コンクリートブロック張式
コンクリート被覆式
捨石式
捨ブロック式
直立式 石積式 -
重力式
扶壁式
突型式(L型式を含む)
ケーソン式 -
コンクリートブロック積式 -
セル式 -
矢板式 -
石枠式 -
混成式    
胸壁 直立式 重力式
扶壁式
突型式(L型式を含む)

具体的には、直立壁タイプの重力式、扶壁式、突形式(L 形式含む)などになります。

▲重力式表法被覆工断面図

▲胸壁工の概念図


設計計算

壁体の滑動、転倒、基礎地盤の支持力の照査を行うことができます。港湾基準では、基礎地盤の支持力に対する検討、並びに、永続状態の地盤のすべり破壊に対する検討では、円弧すべり照査が必要ですが、こちらは、次期改訂時での対応を予定しております。
ただし、漁港基準の考えである「壁体底面における地盤支持力の検討」「基礎捨石底面における地盤支持力の検討」は行えます。
二建の提案式による見掛けの震度の計算にも対応しています。


胸壁として設計

主要な作用力が波力であると考えられるため、基本的な検討方向は波の谷作用時を除いてすべて「海→陸」方向となります。

設計条件

1.波の峰作用時の検討が可能です。
2.波返し工は常に「無し」とします。
3.背面潮位として背面土砂高を超える高さを入力することができます。
 この場合、残留水圧は無視されますが4の選択をすることで強制的に考慮することもできます。
4.残留水圧の考慮の有無を選択できます。

検討方向

1.構造物の種類(防潮堤または胸壁)。
2.検討ケース。


これらの組合せによって検討方向が異なります。

各構造物、検討ケースの組合せにおける作用の考え方を下図に示します。

図中の赤点は支点を示しています。

照査の範囲

検討ケース 検討方向 考慮する荷重の種類
防潮堤 胸壁 自重・浮力 上載荷重 慣性力 土圧 動水圧 残留水圧 波圧 揚圧力 その他水平荷重
常時
(海←陸)

(海→陸)
× × × ×
地震時
(海←陸)

(海→陸)
× ×
波の谷作用時
(海←陸)

(海←陸)
× ×
(引き波)

(負)
波の峰作用時 ×
(海→陸)
× ×
(押し波)
津波作用時
(海→陸)

(海→陸)
○※1 ○※2 ×
(押し波)

※1 … 水平方向地震時慣性力は、考慮する、しないを選択可能
※2 … 土圧は「常時として計算」、「地震時として計算(設計水平震度を考慮する)」を選択可能

設計計算については、壁体の滑動、転倒、基礎地盤の支持力の照査を行うことができます。基礎地盤の支持力に対する検討としては、漁港基準の考えである「壁体底面における地盤支持力の検討」「基礎捨石底面における地盤支持力の検討」を行うことができます。
前面土砂重量を考慮しない計算方法に対応しています。

対応している波力算出式

検討ケース 波力算定式 適用基準
波の谷作用時 重複波 漁港基準
砕波 港湾基準・漁港基準
波の峰作用時 合田式 港湾基準
重複波
(部分砕波の考慮の有無を選択可能)
漁港基準
砕波
消波工で被覆されている場合に作用する波力
沿い波
直立消波ブロック堤に作用する波力
遊水部付き消波工を有する場合に作用する波力
潜堤を有する場合に作用する波力
津波作用時 谷本式 港湾基準
修正谷本式
静水圧差による算定式 防波堤の耐津波設計
ガイドライン

適用基準及び参考文献


適用基準
港湾基準 (社)日本港湾協会 「港湾の施設の技術上の基準・同解説」(平成19年9月)」
漁港基準 (社)全国漁港漁場協会 「漁港・漁場の施設の設計の手引 2003年度版」
 

参考文献

・漁港・漁場構造物設計計算例 平成16年新刊 社団法人 全国漁港漁場協会
・海岸保全施設の技術上の規準・同解説(平成16年6月)「海岸保全施設技術研究会編」
・海岸施設設計便覧(2000年度)「土木学会」
・湾構造物設計事例集(平成19年改訂版)(平成19年3月)「沿岸技術研究センター」
・防波堤の耐津波設計ガイドライン(平成25年9月) 国土交通省 港湾局


※ 2021年4月からの消費税総額表示義務化に伴い、価格表記を「税抜」から「税込」へ移行いたします。

製品価格

本体価格

価格は税込表示です

■本体価格

製品名

価格

防潮堤・護岸の設計計算 Ver.2 ¥369,600(税抜 ¥336,000)

■フローティングライセンス価格

本体価格の40%を追加いただくことで、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能となります。

製品名

価格

防潮堤・護岸の設計計算 Ver.2 ¥147,840(税抜 ¥134,400)


>>ライセンス形態についての詳細はこちら

サブスクリプションサービス 契約価格


サブスクリプションサービス 契約価格

■サポート内容
・バージョンアップ無償提供  ・電話問合せテクニカルサポート
・問合せサポート(電子メール、FAX)  ・ダウンロードサービス  ・保守情報配信サービス  

※ライセンス管理コスト削減、製品ご利用形態ニーズ多様化への対応を充実させることを目的として、従来の保守・サポート形態からより便利な、「サブスクリプションサービス」へ順次移行いたします(2016年4月1日~)。

価格は税込表示です

対象製品 初年度 1年
サブスクリプション(防潮堤・護岸の設計計算 Ver.2) 無償 ¥92,400(税抜 ¥84,000)
サブスクリプション(防潮堤・護岸の設計計算 Ver.2 フローティング) ¥129,360(税抜 ¥117,600)

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス価格


■レンタルライセンス:短期間での利用により、低廉な価格でのライセンス利用が可能

■レンタルフローティングライセンス:ライセンスの認証をWeb経由で受ければ、誰でも、どこでも、どのPCでも製品の利用が可能

■レンタルアクセス:既に購入済みの製品の利用ライセンス数を増やす事が可能です。事前契約により、レンタルライセンス期間(1ヵ月~3ヵ月)の単位で自動的にライセンスが付与されます。利用実績に応じて後日請求いたします。事前申込価格として、レンタルライセンス価格の15%引きとなります。ユーザ情報ページにてお申込みいただけます。

※サービス強化、利便性向上を図る目的で「レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス」を2007年9月3日より提供を開始しました。

※レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス開始後の期間変更は出来ません。期間延長の場合は再申込となります。

レンタルライセンス/レンタルフローティングライセンス

価格は税込表示です

■レンタルライセンス

対象製品 1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
防潮堤・護岸の設計計算 Ver.2 ¥129,360 ¥166,320 ¥195,888 ¥240,240

■レンタルフローティングライセンス

対象製品 1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
防潮堤・護岸の設計計算 Ver.2 ¥214,368 ¥277,200 ¥328,944 ¥406,560

アカデミー価格


教育関係者、研究者、学生などの教育目的のご利用に向けて、アカデミーライセンスを提供しています。

アカデミー価格

価格は税込表示です

製品名 アカデミー価格
防潮堤・護岸の設計計算 Ver.2 ¥295,680(税抜 ¥268,800)

バージョンアップ開発履歴


バージョンアップ開発履歴

■バージョンアップ、リビジョンアップ(無償保守)の主な内容を一覧にしています。
旧版改訂、リバイバル版リリース時などの場合にご参考ください。

防潮堤・護岸の設計計算 Ver.2
バージョン リリース日 バージョンアップ内容
2.2.0 15/06/07
  1. 1.二建の提案式による見掛けの震度の計算に対応
  2. 2.前面土砂重量を考慮しない計算方法を追加            
2.1.0 13/11/07
  1. 1.漁港基準の波力算出式に対応
  2. 2.「防波堤の耐津波設計ガイドライン」(静水圧差による算定式)に対応            
2.0.0 13/06/05
  1. 1.検討ケース「津波作用時」「波の峰作用時(胸壁時のみ)」を追加
  2. 2.「胸壁」としての設計に対応
  3. 3.土圧強度を直接指定に対応
  4. 4.波返し工の断面照査に対応
  5. 5.『基礎の設計計算』への連携データエクスポートに対応
  6. 6.土圧強度分布表の表示、土圧強度のCSVファイル出力に対応

動作環境


動作環境

OS Windows 8 /10
CPU Pentium 133MHz以上 (推奨PentiumII 300MHz以上)
必要メモリ(OSも含む) 128MB以上推奨
必要ディスク容量 約30MB以上(インストール時及び実行時含む)
ディスプレイ(画面解像度) 1024×768以上
入力データ拡張子 F6T
ファイル出力 F8出力編集ツール対応:TXT、HTM、 PPF、DOC、 DOCX、PDF、 JTD、JTDC
画像:3DS
他製品との連動 <保存>UC-win/Road(3DS)、 基礎の設計(XPR)

製品購入/お問い合わせ窓口


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画面サンプル

▲メイン画面

▲メインウィンドウ

▲初期入力

▲基本条件入力

▲捨石マウンド

▲検討ケース

▲計算書作成設計条件

▲計算書作成壁体重量

▲印刷プレビュー

Q&A(製品評価や導入の際に役立つQ&Aです)

レベル2地震動には対応しているか?

別製品となりますが,当社製品「地盤の動的有効応力解析(UWLC)」で行うことができます。


海→陸方向の作用(波力)に対応していますか?

Ver.2.0.0から海→陸方向の作用(波力)に対応しました。


基礎検討時は「基礎の設計計算」等で別途モデル化しなければならないのでしょうか

基礎側の照査を、道路橋示方書に準拠するのであれば、現行製品では弊社「基礎の設計計算」等のソフトを使って別途計算していただく必要があります。 Ver.2では設計した防潮堤について「基礎の設計計算」とファイルを介した連動の機能が利用可能です。



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