第12回ナショナル・レジリエンス・デザインアワード NaRda

2025年10月17日作品応募締切

概要

災害に負けない社会の構築に貢献したいという強い思いから、国土強靭化に資する取り組みを顕彰する目的で2014年に創設しました。構造解析から地盤、水工、防災に至る分野を対象とし、国土強靭化に繋がる具体的な事例と成果を一堂に集め、情報提供および技術研鑽の貴重な場として開催しています。

募集対象作品

設計/解析に限らず、減災への提言、合理的な設計法提案、BCP、リスクマネジメントなど、直接的・間接的に国土強靭化に資する内容である作品

応募方法/スケジュール
提出物条件

必須要件
1.作品タイトル・サブタイトル:20~40字程度
2.作品概要:150~200字程度
3.ポスター:A1横(画像等を用い目的/内容が簡潔に表現されているもの)
>>ポスターテンプレート(Word、111KB)
4.報告書(目的、手法、結果、考察など):全体で2ページ以上10ページ以内
>>報告書仕様(Word、58KB)
5.入力データ(結果ファイル)
6.使用製品名

任意要件
1.アニメーション、動画
2.PPTなどのスライド

言語
日本語または英語

送付先

①下記メールアドレス宛てにFORUM8ファイル転送サービス等でデータを送信してください。
E-mail : narda@forum8.co.jp

②CD-ROM、DVD等のメディアに保存して送付する場合は、以下宛先にお送りください。
〒108-6021 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟21F
(株)フォーラムエイト システム営業グループ
第12回ナショナル・レジリエンス・デザインアワード受付係 宛

スケジュール
  • 2025年10月17日(金)
  • 作品募集締切
  • 2025年10月24日(金)
  • ノミネート作品審査会
  • 2025年11月18日(火)

  • 受賞作品本審査会
  • 2025年11月21日(金)

  • 各賞発表・表彰式
    会場:品川インターシティホール
応募作品の著作権等

受賞作品の著作権は、応募者に帰属するものとします。
提出されたデータの配布は行いませんが、フォーラムエイトは、著作者が制作したデータ、作品および成果物について、出力画像・動画等の編集・加工を行い、対外発表、研究発表、営業活動、広報活動として、HP、広報誌、書籍、雑誌、新聞等媒体における掲載・紹介など、二次使用許諾権利を持つものとします。あらかじめご了承ください。

応募に関する
お問い合わせ先

TEL:03-6894-1888 FAX:03-6894-3888
E-mail:forum8@forum8.co.jp

各賞・賞品
  • グランプリ(最優秀賞)

    賞品(高性能ノートPC、ポータブルSSDなど)、図書カード、トロフィー、賞状

  • 準グランプリ(優秀賞)

    賞品(高性能ノートPC、モバイルノートPCなど)、図書カード)、賞状

  • 審査員特別賞

    賞品(モバイルノートPC、アクションカメラなど)、図書カード、賞状

  • ノミネート賞

    図書カード、表彰盾

審査員
  • 審査委員長

    吉川 弘道 氏

    東京都市大学 名誉教授

    早稲田大理工学部卒業、技術士(建設部門)、工学博士。専門は耐震設計、地震リスク、鉄筋コンクリート。土木学会論文賞、土木学会吉田賞他受賞。『都市の地震防災』他著書多数。

  • 守田 優 氏

    芝浦工業大学 名誉教授

    専門は都市水文学、地下水水文学、洪水リスクマネジメント。著書に『地下水は語る-見えない資源の危機』(岩波新書)他。1996年より芝浦工業大学教授、現在名誉教授。

  • 若井 明彦 氏

    群馬大学大学院
    理工学府 教授

    専門は地震や豪雨時の地盤防災、地盤と構造物との相互作用等。コンピュータによる現象予測、極端気象時/巨大地震時のメカニズム解明と減災対策等の研究に取り組む。

過去の受賞作品

  • 第11回 グランプリ(最優秀賞)

    株式会社荒谷建設コンサルタント

    単純鋼(鉄)リベットトラス橋3連の耐震対策
    使用プログラム:Engineer's Studio®
    対象の単純鋼(鉄)リベットトラス橋3連は、斜角45°を有する鋼トラス構造であり、地震時の挙動が複雑となる橋に分類され、レベル2地震後、早期の復旧が求められるため部材を弾性域内に留めることが求められた。そのため、地震時応答解析を実施し、既設の耐震性能を把握した上で必要な耐震対策を設定する必要がある。
    なお、本橋は特殊橋梁に分類される橋梁であり、耐震対策事例も少ないため、鋼橋設計や構造解析分野の学識者へのヒアリングを実施し、解析手法や条件設定、解析結果の妥当性を確認しながら検討を実施した。
  • 第11回 準グランプリ(優秀賞)

    NiX JAPAN 株式会社

    鋼単弦ローゼ橋の既設耐震性能評価と補強検討
    使用プログラム:Engineer's Studio®、
    本橋梁は、上り線が鋼単弦ローゼ桁、下り線が2径間連続プレテンションI桁+鋼単弦ローゼ桁の橋長85mであり、鋼単弦ローゼ桁区間は上下線一体構造、PC桁区間は上下線分離構造である。
    既設橋梁の耐震性能を適切に評価し、補強規模を把握する目的から、鋼部材の軸力変動の影響を考慮するためファイバーモデルの作成、橋台と梁でつながる橋脚についてラーメン橋脚として非線形モデルの作成などにより動的解析を実施した。加えて、周辺特性に注目し、橋台背面土の抵抗を考慮したモデル化を行った。その結果、梁部材にせん断耐力が不足する結果が得られ、今後の補強詳細設計を行うための基本資料となった。
過去受賞作品PickUp
全受賞作品一覧
過去コンテスト表彰式の様子(第10回ナショナル・レジリエンス・デザインアワード/2024年11月)