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BIMによる建築土木設計ソリューション





















BIM & VR Solution


UC-win/Road

  シミュレーション

SMARTFIRE

  火災解析

EXODUS

  避難解析

OSCADY

  信号・交差点計画

TRANSYT

  交通流解析

xpswmm

  氾濫解析

UC-1 Series

  土木設計

UC-win/FRAME(3D)

  任意形立体骨組構造の3次元解析

Engineer's Studio(R)

  3次元プレートの動的非線形解析

Multiframe

  3次元構造解析

AdvanceSteel

  3次元鋼構造CAD

DesignBuilder

  エネルギー解析

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BIMによる建築・土木設計ソリューション活用事例


BIMによる建築・土木設計ソリューションの活用事例としては、BIM・3次元建築モデリングのコンペティション、Build LiveTokyo2010、BuildLiveTokyo2009U、BuildLondonLive2009での成果が挙げられます。

Build Live Kobe 2011
VR-Cloud®で課題敷地のデータを公開

Build Live Kobe 2011は、BIMの手法を用いて制限時間内に、課題となる建築物や施設などをデザインし、プレゼンテーションを行うオンライン上の仮想コンペティション。今年は9月7日の18時から開始され、社会人を対象とした実務クラス(48時間)に8チーム、学生を対象とした学生クラス(96時間)に8チームの参加となりました。
今回の課題敷地は神戸ポートアイランド(兵庫県)。現在、世界最速のスパコン「京」に隣接する敷地に、国際的な研究センターやデータセンター、保養施設などで構成される「国際交流センター」をデザインすることがテーマとされました。
フォーラムエイトは前回2回のコンペティション参加に続き、今回は協力という形で参画し、VR-CloudRで神戸ポートアイランドの課題敷地を含む一帯をUC-win/RoadでVR化してオンラインで公開。このVRでは、敷地周辺にポートライナーが行き来し、神戸空港に飛行機が離着陸する様子や、遠景の明石海峡大橋などが再現されており、さまざまな角度から課題敷地を検討できるようになっています。最終審査は、UC-win/Roadを用いてこのVR空間内に各チームのモデルを配置して行われ、東京・有明で10月7日にArchiFuture2011会場内で結果発表と表彰式が行われました。
▲高度計算科学研究支援センター(FOCUS) 周辺施設 ▲眺望景観−ポーアイしおさい公園
▲京コンピュータ前駅 ▲計画地2D

Virtual Design World Cup〜第1回 学生BIM&VRデザインコンテスト オン クラウド〜

Virtual Design World Cupは、BIMおよびVRの活用により、先進的な建築や橋梁、都市デザインを行なう学生を対象とした国際デザインコンペティションです。毎年、課題とするテーマを具体的に示し、作品のデザイン性、アイデアの先進性やユニークさなどを競います。課題テーマに対し、計画、デザイン、設計、シミュレーションなどを実施し、総合的なデザインをVRデータで表現した作品を審査委員会が評価します。

エントリー総数は13カ国58チームとなり、最終的に15チームが作品を提出。
フォーラムエイト東京本社にて審査会が行われ、ワールドカップ賞(グランプリ)および5つの審査員特別賞が選定されました。


受賞作品・審査結果はこちら

Build Live Tokyo 2010(TeamF8W16)

IFCデータ連携賞受賞


八王子みなみの駅周辺に実際に存在する、緑に囲まれた土地。ここに、展示施設やホールなどを含む、メディア芸術センターを建設するというテーマが与えられた。
TeamF8W16は、豊かな自然の周辺環境と融和する、エコロジカルな設計をテーマとした計画コンセプトを作成。敷地内に道路を引き込み、さらに建物の外側に回遊できる空中歩廊を設け、人々が自然と集まる。また、動線をぬうように展示、レストランの機能を配置し、その上に周辺の景観と融和する自然な形状の大屋根をかけ、自然と一体的な空間とすることを目指した。さらに、FORUM8ソリューションを用いて合意形成のプロセスを経た計画と表現を行い、実務での活用を前提とした4D(施工)、5D(コスト)シミュレーションを表現。UC-win/Road for SaaSを活用してクラウド上でVRデータを公開し、誰でもリアルタイムでVR空間を共有して計画プロセスの検討に参加できるようにした点は注目を集めた。

Build Live Tokyo 2009 II

エンジニアリング賞受賞
敷地のIFCデータをBIM統合ソリューション「Allplan」で読み込んで建物をモデリング。
解析ソフトに渡して風環境や氾濫解析のシミュレーションなどを実行。

▲VRプレゼンテーションイメージ
▲TRANSYT
(交通シミュレーション)
▲交通シミュレーションの
VR表現
▲EXODUS
(避難シミュレーション)
▲UC-win/Road for EXODUS

Build Live Tokyo 2009 IIは、2009年9月9日から11日にかけて開催された、BIM・3次元モデリングをテーマとする建築デザインのコンペティション。参加チームは、主催者であるIAI日本から渡されたIFC形式の敷地データをもとに、48時間以内に建築モデルを完成させてプレゼンテーションを行うことを課せられる。ここでは、建築物の企画・デザインに加えて、BIMの手法によって構造・設備設計、その他のシミュレーションを使いこなす技術も求められる。フォーラムエイトは、大阪大学大学院の福田知弘准教授、ハーバード大学のKostas Terzidis教授と楢原太郎研究員を迎えた「チームF8W16」として参加。都市レベルでの解析手法など他にはない高い技術力が評価された結果、エンジニアリング賞を受賞した。

Build London Live 2009

グランプリ受賞
課題となった架空の島の地形や交通網をUC-win/Roadで作成し交通流を設定。
EXODUSと連携して群集シミュレーションを実現。

▲VRプレゼンテーションイメージ
▲UC-win/FRAME(3D)(構造解析) ▲UC-win/Road for EXODUS(群集シミュレーション)

Build London Liveは、2009年12月15日から丸2日間かけて開催された、建築デザインイベント。Build Live Tokyoと同様、BIM・3次元モデリングをテーマとするコンペティションとなっている。イギリス、フィンランド、インド、チリ、シンガポール、アメリカなど世界各国から10チームが集まり、フォーラムエイトも日本代表の「Team BIM Japan」に参加した。設計課題は、テムズ川河口近くに浮かぶ架空の人工島の中の1つに、オフィス、ホテル、住居の複合施設を計画し、48時間でモデルを完成させるというもの。フォーラムエイトは、セキュリティ計画として避難解析ソフトEXODUSを利用した群集解析を担当。さらに、計画建物と同等のモデルを使用してUC-win/FRAME(3D)による構造解析を行った。

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BIMによる統合ソリューションの連携イメージと展望




FORUM8製品との連携

Allplanでは、インポート/エクスポートツールの利用により、IAIによって標準化がすすめられている3次元建物モデルデータのIFC形式など、さまざまな3D・2Dのファイル形式でのデータ交換を行うことができます。
さらに、3DS形式でエクスポートしたデータは、UC-win/RoadをはじめとするFORUM8製品で読み込んでの連携が可能となります。これにより、Allplanで作成した3D図面をVR(バーチャル・リアリティ=仮想現実)空間に取り込み、景観の検討、設計施工時の協議、比較案の検討、技術提案などの幅広い目的で活用できるようになります。
なお、土木設計ソリューションのUC-1シリーズ製品との間では、2D図面データのインポートに対応しています(*)。

*UC-1シリーズ
橋台の設計杭基礎の設計土留め工の設計BOXカルバートの設計柔構造樋門の設計

*UC-1シリーズ
製品からエクスポートした3DSファイルは、Allplanで直接読み込むことはできないため、間でSketchupなどの別ソフトの利用が必要になります。

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Allplanで実現。BIMによる建築・土木設計ソリューション



Allplan Architecture
Engineering




設計品質と業務効率を向上するBIMソフト Allplan

AllplanはドイツのCADメーカーNemetschek社により開発されたBIM統合ソリューション。基本図面、レンダリングイメージやプレゼン映像、詳細施工図、数量算出、積算など、建物のライフサイクルに必要なあらゆる情報を連続的に設計・表現できます。フォーラムエイトは、土木・建築業界の新しいビジネスモデルとして、Allplanシリーズを展開していきます。

BIM(Building Information Modeling)がもたらすもの

BIMとは、さまざまな情報が統合された建築モデルと、その情報作成・管理・活用の手法のことを指します。設計・施工・維持管理までを一貫した1つのモデルとして考え、2D・3D図面作成に加えて材料仕様や数量、概算工事費や管理情報なども含めたあらゆる情報の一元化により、建築・設計プロセスにおけるワークフローの効率化をもたらします。
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インタフェース  利便性を追求。自由にカスタマイズできるインタフェース

作図環境における使いやすさを追求。機能選択はメニューとツールアイコンの両方から可能で、ツールパレット・ツールバーは、アイコン表示の有無/表示位置の変更などの好みに合わせて自由にインタフェースを設定できます。また、高機能なスナップツールを備えた作図カーソルにより、作業効率のアップも実現します。2D図面で行った作図・編集は3D画面の立体モデルに即座に反映されるので、マルチウィンドウで同時に確認しながら作業を進めることができます。

▲Allplan2009のインタフェース

 操作性に優れたツールバーとツールパレット

ツールバーは画面上の使いやすい場所に自由に配置を行うことが可能。目的の機能にすばやくアクセスして実行できるので、作業効率がアップします。
また、ツールパレットも作図作業において便利な機能の1つ。パレット上部のリストボックスから「建築」「エンジニアリング」など目的のメニューを選択し、右側のタブから使用するモジュールを選択します。ブラウズ機能で使用したいツールを簡単に検索できます。

▲[建築]ツールパレット ▲[エンジニアリング]ツールパレット

 スムーズな作図を支援するスナップツール

スナップツールにより、カーソルが近付くと交点や中間点などさまざまなタイプのポインタを自動認識して、形状が変更されます。
また、「点入力オプション」で特定のポイントのみが表示されるように設定することもできます。
▲スナップツールで表示された45°のトラック線
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BIMモデリング  多彩な高機能オブジェクトと部材作成ツール

柱、梁、床、壁などの基本的な部材作成ツールに加え、高機能オブジェクト(窓、ドア、階段、ファサードなどの部材)を用いて建物モデルを作成していきます。各オブジェクトに用意されているさまざまなパターンを組み合わせて、すばやく高度な計画を作成できます。また、平面図や立面図、アイソメトリック図で構造部材やオブジェクトの入力・編集を行うと、3D画面の立体モデルに変更がリアルタイムで反映され、部材の結合、切断、交差、部材表面の貫通などを直感的に確認しながら操作できます。

▲階段・ドア・手摺などの高機能オブジェクト

 建物構成を一括管理

平面マネージャ機能で、建物の階高設定や階層レベルなど作図における基本構成を設定し、建物の構成を一括管理できます。設計変更が生じた場合でも、変更内容が自動的に図面に反映されるため、作図作業の精度と効率が大幅に向上します。たとえば、階高を変更した場合は、壁高さも自動的に編集されます。
なお、1つのプロジェクトで最大6,000の図面ファイルの作成が可能で、1度に最大60の図面ファイルを表示・編集できます。

▲平面マネージャ機能

 高機能オブジェクトですばやく高度なデザイン作成

Allplanシリーズでは、豊富な建築部材作成ツールや高機能オブジェクトが用意されています。複雑な形状の部材作成にも対応しており、プロパティを設定することで、窓、ドア、階段、ファサードなどの高機能オブジェクトに用意されたさまざまなパターンの組み合わせによる高度なデザイン作成も容易に行えます。
▲[壁]ツールプロパティ

 直感的な作図と容易な数量計算

部材作成ツールでは、柱、梁、スラブ、壁、基礎などの豊富なコマンドを使用して直感的な作図が行えます。各部材は3次元情報を保持しているため、2D作図と同時に3D図面が自動作成されます。このため、アイソメトリック図を利用した3次元での図面チェックも可能となります。
また、3D画面への描画設定や部材への属性割り当てなどの設定により、体積・重量・面積といった数量計算も行えます。

▲アイソメトリック表示 ▲マルチウィンドウで2D図面と3Dモデルを同時に確認

 ワークフローを最適化

ウィザード機能を利用して、社内標準などの定義が行えます。各要素の属性やパラメータをウィザードからコピーするだけで作業が行えるので、ワークフローの最適化を簡単に行うことができます。属性やパラメータの変更にも柔軟に対応します。
▲ウィザード機能。定義された部材をパレットから選んでモデリング

 さまざまな形状の階段を自動生成

直階段・折返し階段・螺旋階段などのさまざまな形状パターンを備え、階高・蹴上寸法・踏面寸法などを入力するだけで自動的に階段生成が行えます。また、階段ウィザード機能を利用すれば詳細設定の定義も可能です。
▲階段ツールによるモデリング

 部屋属性の付加により仕上材の配置と数量計算が効率化

カーソルで範囲指定を行うだけで壁の輪郭を自動検出し、部屋属性を与えることができます。これにより、数量計算を行う際に部屋の仕上材の数量算出も可能となります。また、あらかじめ壁材・天井材・床材などの仕上材を設定しておけば、部屋全体に一括して仕上材の配置を行うことができます。もちろん、個々に設定を行うことも可能です。
▲[部屋]ツールプロパティ

 テンプレートでファサード・手摺の複雑な形状を容易に作成

ファサードや手摺などの豊富なテンプレートが用意されており、幅広いデザインに対応可能です。カーテンウォールやガラスブロックなどさまざまなパターンを備え、テンプレートの編集により複雑な形状も簡単に設計できます。
3D画面やアイソメトリック図でオブジェクトの形状を確認しながら入力・編集することが可能です。
▲ファサードテンプレートの例
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配筋図  配筋図や加工図をすばやく作成

Allplanでは、オブジェクトベースの一般的な配筋配置や自動シェルエッジ認識、あらかじめ用意された鉄筋グループの定義、高度なテクスチャなどの機能により、適切な配筋図を作成・編集することができます。鉄筋形状指定の際に情報を入力しておくことで、数量計算書への反映も効率的に行えます。また、ウィザード機能を利用すれば、作成した配筋図をもとに加工図を作成することも可能です。

▲3次元配筋機能

 棒鉄筋の配筋図作成

鉄筋の形状を指定・配置することで配筋を行います。形状指定の際に鋼材規格や鉄筋径、鉄筋被りなどの情報を入力すると、数量計算書にも反映されます。主要な鉄筋形状データを備えているほか、任意の形状を自由に生成することも可能で、配筋後の修正も容易に行うことができます。
あらかじめ用意された主要な配筋パターンを利用するFFコンポーネント機能を使えば、より効率的な配筋図の作成が可能です。
また、加工図作成ウィザード機能を利用すれば、配筋した鉄筋をそのまま加工図として表現することもできます。
▲3次元配筋モデルから作成した加工 ▲柱・梁への配筋

 メッシュ鉄筋の配筋図作成

棒鉄筋と同様に、鋼材規格や鉄筋径、鉄筋被りや鉄筋間隔などの情報を入力し、あらかじめ必要な配筋パターンを作成することによって、スラブ鉄筋や壁鉄筋などのメッシュ配筋を行うことができます。開口部のある部材に対しては、開口部を控除した配筋図作成が可能です。
▲メッシュ作図の定義 ▲メッシュ配筋
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数量計算  部材の各種数量計算で概算工事費の算出も

鉄筋、型枠、コンクリートなどの構造数量から壁材や床材などの仕上げ数量まで、体積・面積・重量などさまざまな算出方法による構造部材の数量計算が行えるため、工事費の把握も可能となります。
このように、計画→詳細設計→数量計算→概算工事費算出の一連の作業が、AllplanのBIM対応ソリューションによって実現します。
▲さまざまな表示による数量インジケータ

 鉄筋量を数量表としてわかりやすく表現

配筋の際に設定した情報をもとに、鉄筋量の計算を行います。計算結果は数量表として表現され、項目は必要に応じてカスタマイズ可能です。鉄筋の種類ごとに、単位重量や1本あたりの質量、合計重量などが確認できます。
▲鉄筋形状リスト ▲数量計算式の定義

 型枠形状をグラフィカル表示

柱、梁、スラブ、壁、基礎など、部材ごとに行った数量計算の結果を数量表として2D図面上に表示できます。また、型枠形状のグラフィカル表示ができるので、数量計算書作成時に根拠図として利用できます。

▲型枠数量計算

 コンクリート量の算出

部材ごとの数量計算に加えて、概算でボリュームを把握したい場合などには、コンクリート量を算出することもできます。

▲コンクリート量の数量計算

 工種別に仕上げ数量を算出

あらかじめ工種属性の割り当てを行うことで、工種別の仕上げ数量を算出できます。箇所数、長さ、面積、体積など、仕上げ材の種類によってさまざまな算出方法を使い分けられます。
工種 コンクリート工事 / 左官工事 / 組積工事 / 塗装工事 / タイル工事 / 石工事 / 設備工事 / 型枠工事 / 鉄筋工事、鉄骨工事 / 断熱工事 / 解体工事 / 新築工事 / 外構工事、植栽工事
コンクリート工事 未仕上構造、仕上 / 部屋、階段 / フィクスチャ / キープラン / プレキャスト / 測量 / 手すり、フェンス / コストマネージャー / オブジェクトマネージャー / 都市設計 / 床面積
▲作成できる数量表の種類

 数量インジケータ

数量インジケータにより、数量やグラフ化された工事費を図面に表示して視覚的に確認することが可能です(*)。属性ごとのグラフ表示も行えるので、設計の各段階における数量や工事費の推計を把握することができます。
また、図面を変更した場合は、数量インジケータを更新することによって常に最新の情報を得ることができます。

* 工事費の表示にはAllplan BCMとの連携が必要です。
▲最新の数量インジケータをいつでも参照可能
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2D作図/3Dモデル  多彩な作図機能を搭載し、2D図面と3Dモデルもスムーズに連携

2D図面上で外部ファイルを参照できるXRef機能、繰り返し利用する部材を定義して簡単に3Dモデルの作図が行えるスマートシンボル機能など、作図効率をアップする多彩な機能が用意されています。
作成した3Dモデルから任意の断面図を切り出すこともできます。

▲高機能オブジェクトで3D空間を作成

 スマートシンボル

サッシやドアなど、繰り返し利用する部材は、スマートシンボルとして定義することで簡単に3Dモデルの作図ができます。たとえば、開口部にサッシやドアを設置する場合、[スマートウィンドウとドアシンボル]ツールを利用して開口部を選択すれば、自動的に開口寸法を検出し、開口寸法に合わせたサッシ・ドアが生成されます。
あらかじめ用意されたスマートシンボルを編集すれば、さまざまな形状に対応できます。また、「スマートシンボルカタログ」から取り入れたデータを定義してスマートシンボルを簡単に作成することもできます。

▲スマートシンボルの例

▲スマートウィンドウ機能

 3Dモデルから断面図を生成

作成した3Dモデルのセクション生成により、2D図面を確認できます。セクション生成時には、設定により自動的な寸法線・寸法値の付加も可能です。任意の場所でセクション生成が行えるので、断面図の作成に利用できます。
▲3Dモデルから切り出した2D図面

 XRef(外部参照)機能

作成した図面にXRefファイルを挿入して、外部の図面ファイル(NDWファイル、またはDXF/DWG/DGNファイル)を参照することができます。XRefファイルの表示は、リンク元の外部ファイルで行われた変更内容が反映されるようになっています。この機能を利用すれば、一度の編集ですべてのXRefファイルが更新されるので、椅子や机などの家具のような、同じ機能を繰り返し使用する場合に作業効率が向上します。
▲XRef機能で同パターンのインテリアを配置

 DTM機能

DTM(デジタル地形モデル)機能を利用し、地形データを作成・編集することが可能です。地形は3Dポリゴンサーフェースからなるグリッドを使用して生成されます。
編集により測量地点を調整することや高さの変更も可能です。DTM色機能により高さの間隔を色で表現したり、またコンター線を描画することもできます。
DTM要素を2D/3D要素へ変換することも可能です。都市計画機能と一緒に、地形で道路と街路も定義することができます。

▲DTM(デジタル地形モデル)
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プレゼン  美しい映像と迫力あるプレゼンテーション

レンダリングによる高画質でフォトリアルなイメージを作成し、気象・季節表現、日影計算、光源、照明シミュレーションなどが可能です。また、CINEMA 4Dモデリングツールをダイレクトに活用できます。CINEMA 4D上では、非常に美しい映像、音声などにより迫力のあるプレゼンテーションが行えます。

 レイアウト機能によるプレゼン資料の多彩な見せ方

レイアウトエディタを使用すれば、1つの3Dモデルをもとに複数の設計図書の作成が簡単に行えます。3Dモデルから生成した2D断面図のレイアウトはもちろん、レイヤーごとに表示/非表示設定ができます。また、作成した数量表の配置も可能です。

▲ファイルを選択してレイアウト

 表現力豊かなアニメーションの作成

作成した3Dモデルをアニメーションで表現することにより、直感的で伝わりやすいプレゼンテーションが作成できます。モデルの透過設定、鉄筋ごとの色分け、建物の質感の表現など、思うままにカスタマイズできます。マウス操作で拡大縮小・回転などもスムーズに行え、 カメラパスの設定によりモデルを撮影するようなビュー視点・アングル・焦点距離によるアニメーション表現が可能です。

▲透過設定された配筋モデルのアニメーション ▲アニメーション表現
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プロジェクト管理  ワークグループマネージャーでプロジェクトを最適化

ワークグループマネージャー機能を利用して、プロジェクトにおける協同作業体制を最適化できます。複数の作業者がプロジェクトのあらゆるデータに同時アクセスできるので、大きな建築物の場合は各階ごとに別の作業者がモデルを作成するなど、効率的な業務の進め方を可能にします。また、チェック機能も強化されており、事業計画への安定性も増しています。プロジェクトの一元管理によりデータは一貫性のあるものとなり、効果的で連動したチームワークの基礎を形成します。
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データ連携  IFCなどさまざまなデータ形式と連携

Allplanでは、インポート/エクスポートツールの利用により、IAIによって標準化がすすめられている3次元建物モデルデータのIFC形式など、さまざまな3D・2Dのファイル形式でのデータ交換を行うことができます。また、UC-win/Roadや各種解析ソフトなど、フォーラムエイト製品との連携により、建物エネルギー、火災・避難、氾濫、交通ネットワーク、構造などの各種解析と、VRによる可視化のシミュレーションが可能になります。

▲UC-win/Roadとのデータ連携

 IFC形式

IFC(Industry Foundation Classes)はIAIが建築業界向けに提案している標準ファイル形式で、柱・梁・スラブ・壁のような図形データだけでなく、部材の材質など属性データの情報交換も可能な3次元建物モデルデータです。Allplanでは、IFCデータのインポートやエクスポートに対応しており、IFC対応の各種ソフトウェア間とのデータ連携が可能です。

 CAD形式

AutoCAD形式(dwf、dwg、dwt、dxb、dxf)に対応しています。


 その他データ形式

インポート・エクスポート機能により、3Dモデルのままの状態でクライアントとのデータのやり取りが行えます。
MicroStation・CINEMA 4D、3D Studio Max(エクスポート)、Rhino、VRMLなどにも対応しています。
インポート
AutoCAD   dwg / dxf / dwt / dxd
その他のデータ MicroStationファイル dgn
HPGL2ファイル plt / hp / hpg / hpl / prn / p0? / p1?
MicroStation V8- 図面ファイル dgn
PDF   pdf
IFC IFC files ifc
IFC XML files ifcxml / xml
CINEMA 4D CINEMA 4D c4d
CINEMA 4D XML xml
SketchUp SketchUp skp
Rhino Rhino 3dm
VRML VRML/X3D wrl / x3d

エクスポート
AutoCAD   dfx / dwg
ウェブフォーマットファイル svg
その他 MicroStation dgn
MicroStation V8- 図面 dgn
PDF   pdf
IFC IFC 2×3 files ifc
IFC 2× files ifc
IFC XML 2×3 files ifcXML
CINEMA 4D C4U-CINEMA 4D c4u
C4D-CINEMA 4D c4d
C4D-CINEMA 4D ファイル
(R10.5 フォーマット)
c4d
WRL-Vrml wrl
3DS-3DStudio 3ds
U3D- ユニバーサル 3D u3d
MXS-Maxwell mxs
Rhino Rhino 3dm
▲Allplanでインポート・エクスポート可能なファイル形式
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 Allplan Campusについて

Allplan Campusは学生、学校、教員向けのサービスです。これからの建築家(architecture)およびエンジニア(engineering)への入り口として作られました。こちらでは体験版を無料でダウンロードが出来るようになっています。現在、世界中の5,000人以上の学生が利用しています。学習の教材や操作のビデオチュートリアルも用意しています。また、質問や演習、機能について話し合うためのフォーラムを探すこともできる国際的なインターネットポータルサイトです。

 URL : http://www.forum8.co.jp/product/shokai/AllplanCampus/Allplan_Campus.htm
Allplan Campus

 動作環境

ソフトウェア環境 :  Windows 7 / Vista / XP Pro SP2 / XP Home SP2 / Server 2003 SP2 / 2000 SP4
ハードウェア環境 : 1GB RAM

 Allplanの海外での使用事例

  • EXPO2010 ドイツパビリオン (中国)
  • 音楽ホール (オーストリア)
  • 医療クリニック (ドイツ)
  • カトヴィックポンプ場 (オランダ)
  • ブダペスト給水塔 (ハンガリー)
  • MAN 東門プラント開発 (ドイツ)
  • エネルギー自給住居 (ドイツ)
  • Pender Basis (オーストラリア)
  • マルシャンディ川中流 水力発電所 (ネパール)

▲Pender Basis (オーストリア) ▲医療クリニック (ドイツ) ▲音楽ホール (オーストリア)

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深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.5

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