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Q1−1. |
「箱式橋台の設計計算 Ver.5」との違いは何か。 |
A1−1. |
Ver.5の機能に加え、下記の機能追加・拡張を行っています。
・鉄筋の基準値として、SD390,SD490鉄筋を追加しました。また、鉄筋材質を追加することができます。(1.0.0)
・SC杭,SC+PHC杭,鋼管ソイルセメント杭の杭種を追加しました。(1.0.0)
※連動可能な製品は以下の製品になります。
「基礎の設計計算・杭基礎の設計Ver9」以前のバージョン,「基礎の設計計算・杭基礎の設計(カスタマイズ版)」
「深礎フレームVer7」以前のバージョン,「深礎フレーム(カスタマイズ版)」
「震度算出(支承設計)Ver7」以前のバージョン,「震度算出(支承設計)(カスタマイズ版)」
詳しくは、製品ヘルプの「概要|バージョン及び改良点|What‘s New !! 」をご覧ください。
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Q1−2. |
カスタマイズ版は、平成24年道示対応版で読み込むことができるか。 |
A1−2. |
カスタマイズ版を平成24年道示対応版で読み込むことは可能です。
読み込み後、平成24年道示で改訂された項目を再度確認する必要がございます。
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Q1−3. |
「震度算出(支承設計)」のファイル(*.F8W)に保存するには、どうすればよいか。 |
A1−3. |
画面右上の「震度連携へ」のボタンを押し、震度連携モードに切り替え後、ファイルへ保存してください。
既存の震度算出(支承設計)ファイル(*.F8W)を選択することで、複数の橋台,橋脚を一つの震度算出(支承設計)ファイル(*.F8W)に登 録することができます。
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Q1−4. |
基準値画面のコンクリート強度、σck=40,50,80の出典は? |
A1−4. |
σck=40,50,80については、杭基礎設計で使うため杭基礎設計便覧の基準値を設定 しております。
・σck=40:
平成19年1月杭基礎設計便覧 P.188
・σck=50:
ヤング係数:「道路橋示方書・同解説 T共通編/W下部構造編(H24.3)日本道路協会」P.87
その他:「杭基礎設計便覧 昭和61年1月 (社)日本道路協会」P.325
・σck=80:
平成19年1月杭基礎設計便覧 P.179
また、杭頭結合計算における許容支圧応力度は、0.3・σckを設定しております。
これは、道示W P.158において、
σba=(0.25+0.05・Ac/Ab)・σck
と記載されていますが、本プログラムでは、杭頭結合計算におけるAc,Abの取 扱いが明確ではないと判断しており、このため、Ac=Abとし て、前述のように、0.3・σckを初期値としています。
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Q1−5. |
斜面上の基礎としての鉛直支持力照査を選択しているが水平地盤の照査となるのはなぜか。 |
A1−5. |
「斜面上基礎における前面余裕幅b」と「水平地盤におけるすべり面縁端と荷重端との距離γ'」
においてb>γ'となる場合は、斜面上基礎としての照査を行いません。
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Q1−6. |
杭基礎において、常時の許容引抜き力をすべてゼロとして設計したい場合の設定方法は? |
A1−6. |
「許容値」−「安定計算」画面において、各ケース毎の許容引抜き力をゼロとしてください。
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Q1−7. |
最小鉄筋量を算出する場合の終局曲げモーメントの基準は、道示X 耐震設計編となるのか。 |
A1−7. |
最小鉄筋量については、道示W 下部工編 P.186に記載されておりますようにコンクリート橋編となりますので道示Vとして扱います。
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Q1−8. |
2.5次元解析を行うと計算書に直角方向の作用力集計が、表示されるのはなぜか。
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A1−8. |
2.5次元解析の場合、躯体や土圧等の橋軸方向の偏心だけではなく、直角方向の偏心を考慮するため計算書において直角方向の作用力集計を表示します。
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Q1−9. |
設計震度を算出するのに必要な固有周期を算出することはできるか。 |
A1−9. |
橋台では、固有周期について算出する機能はございません。
弊社製品「震度算出(支承設計)」等より別途固有周期を算出してください。
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Q1−10. |
安定計算時の受け台、翼壁自重の考慮・無視については、どのように考えているのか。 |
A1−10. |
安定計算時の受け台、翼壁自重の考慮・無視については、以下のように考えています。
・受け台、翼壁自重を無視する場合
「土木構造物の設計計算例」等の設計例において、躯体や土砂の重量を単位幅の 面積を算出後、奥行幅をかけて全体の重量を算出する計算
を行っているものと 結果を一致させるために受け台や翼壁等の付属物を無視した設計が行えるように しております。
・受け台、翼壁自重を考慮する場合
現在の入力した受け台や翼壁を含む橋台形状にて設計する場合に選択します。ただし、矩形にモデル化した後の形状での設計となります。
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Q1−11. |
道路橋示方書と橋台のバージョンの関係についてはどのようになっているか。
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A1−11. |
・平成29年道路橋示方書
「橋台の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応)」Ver.1〜
「ラーメン式橋台の設計計算(部分係数法・H29道示対応)」Ver.1〜
「箱式橋台の設計計算(部分係数法・H29道示対応)」Ver.1〜
・平成24年道路橋示方書
「橋台の設計」Ver.11〜
「ラーメン式橋台の設計計算」Ver.6〜
「箱式橋台の設計計算」Ver.6〜
・平成14年道路橋示方書
「橋台の設計」Ver.2〜Ver.10
「ラーメン式橋台の設計計算」Ver.1〜Ver.5
「箱式橋台の設計計算」Ver.1〜Ver.5
「橋台の設計(カスタマイズ版)」
「ラーメン式橋台の設計計算(カスタマイズ版)」
「箱式橋台の設計計算(カスタマイズ版)」
・平成8年道路橋示方書
「橋台の設計」Ver.1
平成2年以前の基準については、対応している製品はありません。
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Q1−12. |
斜面上基礎の設計において地震時の場合傾斜角はβe=β'+tan-1(kh)となるが、 出典はどこか。 |
A1−12. |
斜面の傾斜角度については、「平成24年7月 設計要領第二集 橋梁建設編」 P.4-22のβ’の説明に「地震時はβ’+tan^- 1(kh)とする」と記載されています。
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Q1−13. |
杭基礎の許容支持力算出において、極限支持力推定方法の相違による安全率の補正係数γを変更したいがどこで行うのか。 |
A1−13. |
「基礎」−「地層データ」画面の算出オプションの極限支持力推定方法で変更が可能です。
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Q1−14. |
「考え方」−「安定計算」画面の特殊条件の土砂の慣性力の考え方で、「水を考慮する」、「水を無視する」の違いはなにか。 |
A1−14. |
水位以下の土砂の慣性力に対して「水を考慮する」場合は、飽和重量に設計震度を考慮したものが土砂の慣性力となります。また、「水を無視する」場合は、 湿潤重量に設計震度を考慮したものが土砂の慣性力となります。
水位以下の土砂については、土の間隙がすべて水で満たされている状態の時の重量になり、このような場合は、水と土粒子を分けないで一体として考え飽和重量×水平震度として求めるのが適切との考えから「水を考慮する」を初期設定しています。
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Q1−15. |
「形状」−「土砂・舗装」画面で指定した盛り土ブロックについて、ヘルプの 「概要」−「プログラムの機能概要」−「適用範囲」のEPS土砂に 橋軸方向の考え方は記載されているが奥行方向についてはどのように考えているのか。
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A1−15. |
盛り土ブロックの奥行き方向は、竪壁幅固定となります。
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Q1−16. |
基礎ばねを直接指定したいがどのようにすればよいか。 |
A1−16. |
基礎ばねの直接指定は、震度連携モードの場合に有効になります。直接基礎の場 合は、「基礎」画面の「基礎ばね算出用データ」画面において自動設計と直接指定を切り替えることができます。
また、杭基礎の場合は、「基礎」−「基礎の扱い」画面において自動設計と直接 指定を切り替えることができます。
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Q1−17. |
フルウイングにおいて、パラレル部の断面力の分担法や翼壁FEM解析はなぜ必要なのか。 |
A1−17. |
翼壁設計の式では、パラレル部の断面力を下図のようにa-b間に作用させて計算 します。
このときb点より下にパラレル部下端がある場合、パラレル部の断面力をすべて a-b間で考慮するためa-b間の断面力が過大になります。また、 b-c間やc-d間の断面力に影響を考慮しないので危険側の設計になります。
そのため、パラレル部の影響を考慮できるようにパラレル部の断面力の分担法の 選択や翼壁FEM解析の選択を用意しています。
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Q1−18. |
底版突起の重量は、安定計算に考慮しないのか。 |
A1−18. |
一般的に安定計算には、底版突起の形状や重量を考慮しません。
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Q1−19. |
レベル2地震時の土圧算出において、水位を無視した設計を行うにはどうすればよいか。 |
A1−19. |
「考え方」−「土圧・水圧」画面において、レベル2土圧算出時の水位の扱いで 無視するを選択してご検討ください。
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Q1−20. |
SD390、SD490の高強度鉄筋を斜引張鉄筋として使うときにせん断耐力の照査において降伏点強度が345(N/mm2)となっているがなぜか。 |
A1−20. |
H24年 道路橋示方書W下部構造編 P.176において、斜引張鉄筋の降伏点の上限値は345(N/mm2)とすると記載されています。
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Q1−21. |
落橋防止構造設計時の胸壁基部の曲げモーメントの照査において、平成14年道示と平成24年道示で結果が異なるがなぜか。 |
A1−21. |
落橋防止構造設計時の胸壁基部の曲げモーメントの照査につきましては、平成24年版 道示IV P.225より降伏曲げモーメント以下になるように変更されております。平成14年版は、終局曲げモーメントとなりますので結果が異なります。
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Q1−22. |
橋台のレベル2震度で躯体土砂となって震度が同じとなってる。躯体はKhc=CsCz.khc0、土砂はkhg=Cz.khg0と違うのではないか。 |
A1−22. |
「H24年道路橋示方書 X耐震設計編 P.254-255、13.2 橋台基礎の照査に用いる設計水平震度」において、橋台については、躯体及び土砂の設計水平震度にkhAを使用することが記載されております。
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Q1−23. |
翼壁部分の土圧を安定計算に考慮したい。 |
A1−23. |
翼壁の土圧を安定計算に考慮することができないので、任意荷重にて土圧力を指定してください。
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Q1−24. |
杭基礎と連動した際に橋台側でレベル2地震時の照査を行うとしているが、杭基礎でレベル2地震時の照査が「しない」固定となる場合があるのはなぜか。 |
A1−24. |
杭基礎側のレベル2地震時照査の選択不可条件に該当する場合、橋台側でレベル2地震時の照査を行うとしてもレベル2地震時の照査は行われません。
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Q1−25. |
翼壁FEM解析モデルをエクスポートする方法はどのようにすればよいか。 |
A1−25. |
翼壁FEM解析モデルは、オプションメニューの「動作環境の設定」画面において翼壁平板解析の「計算時に保存画面を表示する」をチェックをいれることで計算時に保存する画面を表示します。保存したモデルは、弊社製品「Engineer's Studio(R)」にて読み込むことができます。
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Q1−26. |
橋座の設計における支承の配置で斜角前直と斜角橋軸の違いはなにか。 |
A1−26. |
斜角前直と斜角橋軸の違いは、抵抗面積の向きの違いとなります。
・斜角前直
アンカーボルト位置から竪壁前面位置に対して45度の角度の内を抵抗面積とします。
・斜角橋軸
入力された橋軸方向に対して45度の角度の内を抵抗面積とします。
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Q1−27. |
杭基礎連動時に杭基礎側の荷重の割増係数はどこで変更ができるのか。 |
A1−27. |
連動時の杭基礎側の荷重の割増係数については、橋台側の「基準値」−「計算用設定値」画面の「割増し係数」項目の値が連動されます。
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Q1−28. |
三辺固定版に土圧だけではなく水圧を考慮することは可能か。 |
A1−28. |
三辺固定版の照査については、土圧及び慣性力を考慮した設計となっており水圧や任意荷重を考慮することはできません。
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Q1−29. |
胸壁や竪壁に突起がある形状を入力することができるか。 |
A1−29. |
「形状」−「躯体」画面の側面形状において、前面突起をありとしてください。
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Q1−30. |
基礎工製品をインストールしても「基礎の扱い」画面で「他のプログラムと連動する」が有効にならない。 |
A1−30. |
橋台製品側から基礎工製品を認識できなくなっております。
一度、基礎工製品をアンインストールし、再度インストールを行ってください。
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Q1−31. |
基礎連動時の流動化を検討する際の土圧を常時土圧としたい場合は、どのように設定すればよいか。 |
A1−31. |
流動化検討時の土圧については、橋台側のレベル2地震時で検討した地震時土圧のうちkh=0としたときの土圧を考慮します。
よって、常時土圧を適用する場合は、以下の手順にて指定してください。
1.橋台側の「荷重」−「荷重の扱い」画面にて任意土圧を指定します。
2.「荷重」−「任意土圧」画面において、ケース数を3ケースとます。
ケース1の適用状態を常時とし係数算出ボタンを押して土圧を初期化します。
ケース2の適用状態を地震時とし係数算出ボタンを押して土圧を初期化します。
ケース3は、適用状態を地震時とし係数算出ボタンを押した後、土圧係数a,Puに常時の土圧係数、bを0、δに常時の壁面摩擦角を指定します。
3.「荷重」−「許容応力度法荷重ケース」画面に各荷重ケース毎に「D任意土圧」を指定します。地震時ケースは、任意土圧のケース2を選択します。
4.「荷重」−「保有耐力法荷重ケース」画面において、任意土圧にケース3を指定します。
5.杭基礎側の「レベル2基本条件」画面の裏込め土に土圧係数が連動されているのを確認します。
尚、土圧が異なるため、杭基礎側でレベル2地震時と同時に検討はできません。
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Q1−32. |
任意形状の土砂形状で設計する方法はあるか。 |
A1−32. |
任意形状の土砂形状については、入力することができませんので、土砂重量及び慣性力を別途算出し、任意荷重を用いて計算に考慮してご検討ください。
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Q1−33. |
増し杭設計時の既設部と増設部の底版配筋で、付け根位置の照査において既設部の鉄筋のみ考慮したいがどのようにすればよいか。 |
A1−33. |
既設部の鉄筋のみ考慮したい場合は、「部材」−「底版配筋」画面において「曲げ照査時に増設補強鉄筋を考慮」のチェックを外し、「既設上面鉄筋を考慮」にチェックを入れてご検討ください。
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Q1−34. |
常時土圧の作用高が、橋台高と異なっているがどのように算出しているか。 |
A1−34. |
粘性土の場合の土圧強度式PAは、粘着力が考慮した式となっております。
PA = KA×γ×X - 2・c・√(KA) + q×KA
土圧強度はPA≧0となることからPA=0の点は、0= KA×γ×X - 2・c・√(KA) + q×KAより
X=(-2・c・√(KA) + q×KA)/(KA×γ)
より算出することができます。
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Q1−35. |
「土圧を考慮しない高さ」と「任意土圧」の扱いについて、計算結果に違いがあるのか。 |
A1−35. |
「土圧を考慮しない高さ」と「任意土圧」画面において土圧係数を0を指定するので計算結果は、変わりませんが、「土圧を考慮しない高さ」は、底版下面位置からの距離となっており、軽量盛土を底版上面から指定した場合等のようなケースには対応できません。
そのようなケースにおいては、「任意土圧」画面において土圧係数を0を指定します。
また、軽量盛り土の場合も同様に土砂の開始高さが必ず底版下面位置からではないので、標準では土圧係数を0とする方法にて任意土圧を用いて設計します。
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Q1−36. |
翼壁が左右に張り出している形状について、どのようにモデル化を行えばよいか。 |
A1−36. |
翼壁については、橋台の後趾方向にあることを想定しているため、左右方向や前趾方向に翼壁がある場合は、任意荷重にて指定することになります。
任意荷重では、翼壁の重量、慣性力、土圧を入力してください。
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Q1−37. |
支承の水平反力には、何を設定すればよいか。 |
A1−37. |
支承の水平反力は、一般的に固定支承では、分担重量Wu×上部構造の設計震度khc、可動支承では、摩擦係数Fs×死荷重反力Rdとなります。
橋台の設計における支承の水平反力については、平成24道路橋示方書 X 耐震設計編 P.251 「13章 液状化が生じる地盤にある橋台基礎の応答値及び許容値」及びP.283 「15.4章 支承部の照査に用いる設計地震力」に記載がございます。
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Q1−38. |
背面に軽量盛り土を考慮した場合の翼壁の設計において、等分布の土圧(40kN/m2)を考慮したいが簡単に入力する方法があるか。 |
A1−38. |
軽量盛り土を指定した場合に「荷重」−「側圧」画面において、翼壁設計時の土圧を土圧強度とし、強度に40kN/m2を入力します。
また、「荷重」−「翼壁設計」画面において、土圧種別を「任意」に変更してください。
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Q1−39. |
基礎連動時に基礎側の入力と橋台側の入力と異なる場合の対処方法を教えてほしい。 |
A1−39. |
基礎側の入力と異なる場合は、橋台側で次の方法にて操作を行ってください。
1.躯体形状や底版寸法が異なる場合
「形状」−「躯体」画面を確定してください。
2.鉄筋やコンクリート材質が異なる場合
「材料」−「躯体」画面を確定してください。
3.土砂や水の単位体積重量が異なる場合
「材料」−「土砂・水」画面を確定してください。
4.作用ケース数が異なる。
「荷重」−「許容応力度法荷重ケース」画面を確定してください。
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Q1−40. |
フルウイングの照査方法で、「パラレル部の断面力を分担する方法」を用いて設計できない形状はどのようなものがあるか。 |
A1−40. |
パラレル部の下端が翼壁付け根位置まである形状においては、ヘルプの「翼壁の設計」−「照査の方法」−「フル(特殊―2)」のh’が0となり、換算係数が0となるため適用外の形状となります。
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Q1−41. |
杭配置において、杭の間隔が不均一の場合の入力はどのようにしたらよいか。 |
A1−41. |
[基礎]-[杭の配置]-[条件] のチェックボックス「等間隔」にチェックを外して「杭配置」より直接間隔を変更してください。
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Q1−42. |
杭基礎設計時の底版中央部の設計において、断面力の方向はどのようになっているのか。 |
A1−42. |
平板要素を用いたFEM解析においては、任意の方向に断面をカットし断面力図を生成することができます。
本製品の底版中央部の断面力の取得については、底版をカットする方向(照査の向きX方向、Y方向)と断面力の方向(検討方向橋軸、直角)を選択することで断面力を取得することができるようになっております。
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Q1−43. |
修正物部・岡部の地震時土圧係数において、直接基礎のレベル2地震時の土圧係数算出時の設計震度には何を使うのか。 |
A1−43. |
「設計震度」画面で入力したレベル2地震時の設計震度khgではなく、応答変位時の設計震度を使用いたします。
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Q1−44. |
橋座の設計でアンカーバーを検討する際の入力について、支承部下鋼板の面積Aにはどのような値を設定すればよいか。 |
A1−44. |
アンカーバーを検討する場合は、支承部下鋼板の面積Aは0(mu)としてください。
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Q1−45. |
翼壁の設計において、設計要領基準を選択した場合にフルウイングの照査で固定部のA部の結果よりパラレル翼壁部のD部の結果が大きくなるのはなぜか。 |
A1−45. |
「設計要領第二集 橋梁建設編」において、翼壁の固定版部分を二辺固定版として設計した照査方法が記載されております。また、パラレル翼壁部分については、片持ち梁で設計しております。
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Q1−46. |
設計調書出力において、「制御ファイルのアクセス中にエラーが発生しました。[CTRL_DATA]」」が発生する場合はどのようにしたらよいか。 |
A1−46. |
エラーが発生する原因は、レジストリのファイルパスが無効な場合に表示されます。
一度、下記の手順を実行してください。
1.「箱式橋台の設計計算(カスタマイズ版)」をアンインストール後、再インストールを行います。
2.「箱式橋台の設計計算(カスタマイズ版)」をインストールしたフォルダ内のProgフォルダにおいて、「ABCBOX5C.exe」を右クリックし「管理者として実行」を行います。
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Q1−47. |
2層系の支持力算出に対応しているか。また、文献等に記載があるか。 |
A1−47. |
2層系の支持力算出に対応しておりません。文献につきましては、下記の2つを把握しておりますのでご参考にしてください。
1.「続・擁壁の設計法と計算例 理工図書」 P.155 2層系地盤の支持力計算
2.「鉄道構造物等設計標準・同解説 基礎構造物・抗土圧構造物」 P.147 不完全支持の場合
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Q1−48. |
背面土砂が粘性土の場合のせん断抵抗角φres,φpeakはどのように決定するのか。 |
A1−48. |
修正物部・岡部式のせん断抵抗角につきましては、H24年道路橋示方書X P.75に砂及び砂れき、砂質土については記載がございますが、粘性土の場合の土質定数については、H24年道路橋示方書Xにおいても記載はございません。H24年道路橋示方書X P.75に記載されておりますように、土質試験により算出するものと考えますので設計者の判断により値を設定してください。
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Q1−49. |
橋座の設計で直角方向の照査を行うことができるか。 |
A1−49. |
橋座の設計において橋軸方向の図となっておりますが、直角方向までの距離をアンカーボルトの中心までの距離に入れることで検討可能です。また、せん断抵抗面積の控除が必要な場合は、控除長さを指定してください。
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Q1−50. |
任意土圧の指定は、背面土圧と別に考慮されるのか。 |
A1−50. |
任意土圧を指定した場合は、自動計算される背面土圧を考慮せずに任意土圧の指定に従った背面土圧のみ考慮いたします。
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Q1−51. |
補強設計において、増し杭工法とはどのような工法か。 |
A1−51. |
「既設道路橋基礎の補強に関する参考資料(H.12.2)社団法人日本道路協会」に記載されている増し杭工法を採用しております。
増し杭工法では、同文献4.1.5(P.4-64)の「本計算例では、既設杭と新設杭が一体として荷重に抵抗するとした計算方法を示している。」の記述のとおり、既設杭,新設杭の両方で荷重に抵抗する考え方となっておりますが、それぞれの荷重分担は次のように考えています。
1.既設死荷重は既設杭のみが負担する。
2.補強に伴う増加荷重は既設杭と増し杭で分担する。
3.地震力に対しては既設杭と増し杭で分担する。
上記のように、既設杭が既に負担している死荷重(地震力を考慮しない常時の荷重)は、増し杭補強後もそのまま残留すると考えていることから、既設死荷重時は既設杭のみで負担します。
よって、
(1)既設死荷重時に対し、既設杭のみをモデル化して計算を行う
(2)増加荷重および地震力による荷重に対し、既設杭,増し杭の両方を考慮したモデルによる計算を行う
(3)既設杭については(1)と(2)を足し合わせた結果を、増し杭については(2)の結果を採用する
として計算しています。
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Q1−52. |
杭基礎で、H鋼杭やSTマイクロパイルで検討したいが可能か。(Ver.15) |
A1−52. |
単独設計時の杭基礎では、H鋼杭及びSTタイプを含むマイクロパイル工法には対応しておりません。
別途「基礎の設計・3D配筋」との連動においてH鋼杭やマイクロパイルを選択しご検討ください。
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Q1−53. |
EPS土砂の側圧を途中で分割し、側圧を上載荷重×0.1と(上載荷重+EPS1)×0.1にて計算することは可能か。 |
A1−53. |
「土砂・舗装」画面の盛り土ブロックで、2段EPS土砂を積んでいただくことで設計は可能です。
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Q1−54. |
震度算出(支承設計)において、地盤種別の判定を出力するにはどうすればよいか。 |
A1−54. |
■単独の場合
地盤種別算出用の設計条件は、「初期入力」画面の「材料・荷重」の「荷重(設計震度)」におきまして、地盤種別の横の「条件」ボタンの設定から開く「地層データ」画面に値を設定後、計算確認を押し画面を確定してください。
■基礎と連動している場合
1.「初期入力」画面の「地盤種別の判定を連動する」にチェックがない場合
単独の場合と同様に設定します。
2.「初期入力」画面の「地盤種別の判定を連動する」にチェックがある場合
基礎側で入力した地盤種別を橋台側に連動します。地盤種別の判定は、基礎側の「地層」画面の計算条件にて、液状化の判定内の地盤種別で内部計算を行った場合に出力されます。
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Q1−55. |
「震度算出(支承設計)」と新規で連携するには、どのように入力すればよいか。 |
A1−55. |
@下部工データの作成
1.下部工プロダクトを起動し、必要な入力および修正を行います。
2.入力後、メイン画面の処理モードの選択の震度連携へのボタンを押下し、ファイルメニューの「ファイルに名前を付けて保存」を選択します。
3.名前を付けて保存ダイアログでは、ファイルの種類が「震度算出(支承設計)XML形式(*.F3W)」となっているのを確認してください。
ファイルの種類に相違がある場合は、2.の処理モードの選択の震度連携へのボタンを押下し再度3.を実行してください。
4.保存ボタンを押下後、構造物に名前を付けて保存ダイアログが表示されますので構造物名称(A1, A2等)を入力します。
A橋梁データの作成
1.「震度算出(支承設計)」にて、保存したファイル「*.F3W」を開き、複数下部構造,1基下部構造の入力を行います。
※F3Wファイルには、「構造物形状の登録|下部構造」に@の手順で作成保存された下部工が複数登録されています。
B計算実行
1.「震度算出(支承設計)」にて、計算を実行します。
Cデータおよび計算結果の検証
計算実行により下部工プロダクト側で設定している設計水平震度と「震度算出(支承設計)」で算出された設計水平震度が大きく異なる場合は、下部工データを修正し、解析を繰り返す必要があります。
1.計算実行後、比較表を確認し、「震度算出(支承設計)」側で上書き保存を実行してください。
D下部工データの修正
1.下部工プロダクトより、ファイルメニューの「ファイルを開く」を選択します。
※ファイルを開くダイアログでは、ファイルの種類が「震度算出(支承設計)XML形式(*.F3W)」を選択してください。
2.ファイルを選択後、開くを押下すると、構造物を開くダイアログが表示されますので読み込みたい構造物(A1,A2等)を選択します。
3.「震度算出(支承設計):計算結果の参照」画面が表示されますので、「取込」ボタンを押下します。
※計算結果の比較表が表示され、赤文字が相違がある入力となります。震度算出側で計算した値を下部工プロダクトに取り込みたい場合は、「取込」ボタンを押下すると入力値に自動的に取り込まれます。
4.下部工プロダクトで計算を実行し、結果がNGとなれば形状や配筋等を見直しを実行します。
5.下部工プロダクトで上書き保存を実行します。
6.すべての下部工プロダクトで見直しが終了後、「震度算出(支承設計)」で5.で保存したファイル「*.F3W」を開き、再度Bの震度算出側で計算を実行し、C,Dを繰り返すことで下部工プロダクトがNGとならないようします。
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Q1−56. |
ファイルメニューから開くを選択した後、「指定されたファイルはフォルダ内に存在しません」が表示されファイルを開くことができない場合があるのは何故か。 |
A1−56. |
データのあるフォルダの階層が深い場合に発生いたします(データのあるフォルダ名とファイル名称の合計が250文字程度以上)。
一旦、設計データをデスクトップに移動し、ファイルが読み込み可能かご確認ください。
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Q1−57. |
基礎工製品と入力値に相違がある場合はどのように対処すればよいか。 |
A1−57. |
状況に応じて下記のように対応を行ってください。
1.形状が異なる場合
橋台側の「形状」−「躯体」画面を確定してください。
2.荷重名称やケース数が異なる場合
橋台側の「荷重」−「許容応力度法荷重ケース」画面を確定してください。
3.基礎側のレベル2地震時が有効にならない場合
橋台側の一度計算を実行してください。
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Q1−58. |
落橋防止構造の設計時に有効幅を考慮した設計は可能か。 |
A1−58. |
落橋防止構造については、単位幅及び全幅のみとなっておりますので有効幅を考慮した計算は行うことができません。
有効幅の設計を行う場合は、別途ファイルを用意し、竪壁幅に有効幅を入力し落橋防止構造を全幅とすることで計算は可能です。
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Q1−59. |
連動ファイル読み込み時に連動していた製品が起動しない。 |
A1−59. |
連動ファイル読み込み時に製品が起動されない場合は以下の2点をご確認ください。
1.連動している製品がインストールされているか。
インストールされていても有効にならない場合は、一旦基礎工製品をアンインストールし、再インストールを行ってください。
2.ファイルに基礎工のデータが保存されていない。
前回ファイル保存時にエラーが発生または、連動が切れた状態でファイルを上書きしたことが原因として考えられます。
その場合は、別ファイルから復活するか、保存したフォルダ内にバックアップファイルとして同名でファイルの最後に「~」があるファイルから、ファイル名から最後の「~」を削除することで復活できる可能性があります。
連動ファイル読み込み時に製品が起動されない場合は以下の2点をご確認ください。
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Q1−60. |
常時の許容応力度0.000、地震時の-3.000の出典根拠はどこに記載がありますか。 |
A1−60. |
許容曲げ引張応力度については、杭基礎設計便覧 平成27年3月のP.238に記載がございますのでご確認ください。
また、引張応力の結果はマイナス値となりますので、許容値もマイナス値を表示しています。
常時の引張応力度の許容値が0というのは、引張応力が発生することを許容しないということになります。 |
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Q1−61. |
前趾設計時において、「前面土を無視する」を選択した際に使用する地盤反力や杭反力は、安定計算にて算出した結果を用いているのか。それとも、別途、前面土を無視した結果を用いているのか。 |
A1−61. |
安定計算によって算出された結果を用います。前趾設計時に前面土砂を無視した反力を用いる場合は、別途、安定計算において前面土を考慮せずに計算する必要があります。
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Q1−62. |
胸壁の設計において、竪壁の設計と同様に任意の荷重組合せで照査を行うことはできるか。 |
A1−62. |
胸壁の設計は、平成24年道路橋示方書W下部構造編 P.221に記載された常時及び地震時の検討を行っております。 竪壁の設計と同様に任意の荷重組合せを用いての検討は、行っておりません。
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Q1−63. |
基礎ばねの算出において、支持地盤が岩盤で地盤の動的変形係数EDを直接指定したいが可能か。 |
A1−63. |
地盤の動的変形係数EDを直接指定は、用意しておりません。
地盤の的変形係数EDの直接指定については、「震度算出(支承設計)」の直接基礎の基礎ばね算定においてEDの値を直接指定することが可能です。
橋台側で保存したデータをより基礎ばねのみを変更する場合は、以下の手順にて変更を行ってください。
1.震度算出(支承設計)」側で読み込み後、「下部構造」画面より複写(解析モデルの直接入力データに変換)を行います。
2.「下部構造」画面の「形状編集」より複写した下部構造データを開きます。
3.「下部工形状の入力」画面の共通条件より、基礎形式に直接基礎を選択します。
4.直接基礎の項目より、基礎ばね算出に必要なデータを入力します。画面上部に地盤の変形係数EDの直接入力の選択がありますのでチェックを入れてください。
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Q1−64. |
液状化の検討を行う荷重ケースは、荷重状態で「地震時」を選択しているかどうかで決定するのか。 |
A1−64. |
液状化の検討を行う荷重ケースは、荷重状態ではなく「基準値」画面の「荷重の扱い」において「地盤ばね」の項目で「地震時」を選択しているケースが対象となります。 デフォルトでは、「地震時ケース」が対象となります。
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Q1−65. |
翼壁FEM解析で、考え方の「B部,C部は、付け根位置での作用力を用いる。」にチェックがある場合とない場合でどのように変わるのか。 |
A1−65. |
「B部,C部は、付け根位置での作用力を用いる。」の動作は以下のようになります。 ・チェックがない場合 B部は、b点から水平位置でカットした断面に生じる断面力に対して、45度分布範囲内の(最大/平均/付根)の値を用います。 C部は、d点から鉛直位置でカットした断面に生じる断面力に対して、45度分布範囲内の(最大/平均/付根)の値を用います。 ・チェックがない場合 B部は、b-b'点の付根位置に生じる断面力に対して、最大の値を用います。 C部は、c'-d点の付根位置に生じる断面力に対して、最大の値を用います。
※()内は、選択です。
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Q1−66. |
「底版照査位置」画面において、照査する鉄筋の方向はどのような扱いとなるのか。 |
A1−66. |
照査方向が橋軸となっている場合は橋軸方向鉄筋に対して検討します。また、直角方向となっている場合は直角方向鉄筋に対して検討します。 |
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Q1−67. |
頂版設計時に考慮する荷重は、どのような荷重を考慮しているのか。 |
A1−67. |
頂版の設計において、死荷重として考慮されるのは、上載土と自重のみとなります。また、活荷重として輪荷重を考慮いたします。 出典につきましては、「構造物標準設計図集W 下部構造編 昭和59年3月 日本道路公団」P.1-7を参考としております。 |
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Q1−68. |
踏掛版の設計において、設計要領基準を選択した場合の許容値はどこに記載されているか。 |
A1−68. |
「設計要領第二集 橋梁建設編」P.5-30において下記の許容応力度が記載されておりますのでご確認ください。 ・σsa = 176 N/mm^2 (SD345) ・σca = 11 N/mm^2 (σck = 30N/mm^2) |
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Q1−69. |
フーチング設計時に前趾上の土砂を考慮しない場合は、どのようなケースが考えられるか。 |
A1−69. |
平成24年道路橋示方書W P.236において、長期的に埋め戻し土砂が存在しない場合には無視することが記載されており、河川などで土砂が流れるケースなどが考えられます。 |
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Q1−70. |
土圧算出時の水位の取り扱いについて水圧に壁面摩擦角を考慮しない/考慮するの選択があるが、一般的にはどちらを選択するのか。 |
A1−70. |
水圧に壁面摩擦角は考慮しないのが一般的です。 水圧に壁面摩擦角を考慮しているケースとしては、「建設省制定土木構造物標準設計 第6-12巻(橋台・橋脚)の手引き」(昭和57年度改定版)に土圧力+水圧力に対して壁面摩擦角を考慮している記載があります。 |
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Q1−71. |
杭反力を画面上で確認することはできるか。 |
A1−71. |
結果確認の「安定計算」−「杭反力データ」画面にて、Kv値、杭反力データを確認することできます。 弊社製品「基礎の設計・3D配筋(旧基準)」や「深礎フレーム・3D配筋(旧基準)」と連動している場合も同様です。 また、連動中に上記画面に杭反力が反映されない場合は、基礎側の安定計算が未計算状態でないか確認してください。 |
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Q1−72. |
踏掛版の計算方法について、基準に記載があるか。 |
A1−72. |
踏掛版の設計における参考文献は、下記の通りとなります。 ・「平成24年 道路橋示方書 W下部構造編」の巻末の参考資料 P.611、踏掛版の設計法 ・「設計要領第二集 橋梁建設編 平成28年8月」の5章 下部構造P.5-29 踏掛版の設計 |
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Q1−73. |
震度算出(支承設計)の設計データ(*.F3W)に保存する剛性モデルを変更することは可能か。 |
A1−73. |
剛性モデルについては、形状等から内部計算いたしますので直接変更することはできません。 「震度算出(支承設計)」にて読み込み後、剛性モデルを「解析モデルの直接入力データに変換」してご検討ください。 |
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Q1−74. |
自動配筋は、どのようなルールで配筋を決定しているのか。 |
A1−74. |
入力された鉄筋径の最大径及び最小径より、標準ピッチで作成された配筋情報と最小ピッチ以上で配筋された配筋情報とを比較し鉄筋量の小さいものを採用いたします。 |
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Q1−75. |
翼壁の設計の土圧式について、出典はどこにあるか。
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A1−75. |
「建設省制定土木構造物標準設計 第6-12巻(橋台・橋脚)の手引き」(昭和57年度改定版)に記載があります。 尚、手引きでは、翼壁天端の勾配を考慮していないためヘルプの記載と異なります。 |
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Q1−76. |
表示している3Dモデルを、ファイルに保存できるか。
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A1−76. |
メイン画面の3D形状より下記の手順で可能です。
1.メイン画面の3D形状でマウス右クリックを行い、メニューより「出力」を選択します。
2.「印刷」画面右のファイルへ出力にチェックを入れてOKボタンを押します。
3.「名前を付けて保存」画面において、ファイル種類を3Dデータ(*.3ds)に変更後、ファイルに名前を付けて保存します。
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Q1−77. |
底版中央部のFEM解析時において、杭を考慮する場合に剛域の選択があるがどのような理由で選択があるのか。
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A1−77. |
剛域がない場合は、杭反力を点の荷重としてFEM解析に考慮することになり極大な断面力が発生いたします。 それに対して、杭中心まわりに剛域を設けることによって面として考えることができます。 また、剛域の考え方については、杭径や45度の分散を考慮した図心位置,ラーメンモデルから選択することができます。 |
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Q1−78. |
杭基礎と連動している際に、杭基礎のデータを既存の基礎の単独データに更新することはできるか。
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A1−78. |
杭基礎側で「ファイルを開く」から設計データを読み込むことが可能ですが、橋台側から連動しているデータ(底版幅や奥行、荷重組合せや作用力)については、読み込まれた基礎データから変更されます。 |
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Q1−79. |
杭基礎において、異なる種類の杭を指定することは可能か。
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A1−79. |
橋台の杭基礎及び連動時に異なる種類の杭を指定することはできません。 よって、「基礎の設計・3D配筋(旧基準)」単独において、異種杭混在を選択し計算を実行後、橋台側の杭反力の直接指定で、基礎側で計算した杭反力を直接入力して検討してください。 |
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Q1−80. |
設計調書の出力を有効にするには、どうすればよいか。
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A1−80. |
「設計調書ライブラリ Ver.2」をインストールする必要があります。
尚、本製品は32bit版になるため、設計調書ライブラリ Ver.2.04.00(32bit版)をインストールしてください。
https://www.forum8.co.jp/download/tyohyo2-down.htm |
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Q1−81. |
上部工反力の入力について、橋軸方向と直角方向に上部工水平反力を入力すると同時に両方向を考慮した計算になるのか。
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A1−81. |
検討する照査方向の上部工水平反力のみを考慮いたします。 よって、橋軸方向照査時には、直角方向の上部工水平反力は同時には考慮しません。直角方向照査時には、橋軸方向の上部工水平反力は同時に考慮しません。 照査方向は、「許容応力度法荷重ケース」画面の照査対象で指定します。
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Q1−82. |
底版中央部のFEM解析時において、杭頭剛域の扱いでラーメンモデルを選択した場合の制限はあるか。
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A1−82. |
ラーメンモデルについては、杭径から底版厚/2を引いた範囲を剛域として扱います。 よって、杭径-底版厚/2が負となる場合は、剛域を設定することができないため計算を行うことはできません。
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Q1−83. |
構造物特性補正係数Cs及び許容塑性率について、道路橋示方書のどこに記載があるか。
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A1−83. |
構造物特性補正係数Csは道路橋示方書VのP.95「6.4.3設計水平震度」の2)レベル2地震動の設計水平震度及び、P95 「6.4.4構造物補正係数」に記載がございます。また、橋台基礎の許容塑性率は同示方書 13.4橋台基礎の許容塑性率に記載がございます。
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Q1−84. |
翼壁の設計において、設計要領基準でフルウイングのパラレル部分の計算を行うことは可能か。
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A1−84. |
パラレル部分を片持ち梁として計算する場合は、「考え方−胸壁設計・翼壁設計」画面においてD部の照査を有りとしてご検討ください。
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Q1−85. |
受け台の設計において、せん断力の照査において部材の有効高の変化を考慮して検討は可能か。
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A1−85. |
せん断力の照査において部材の有効高の変化を考慮することは可能です。 「考え方−胸壁設計」画面でせん断力の照査において部材の有効高の変化を考慮にチェックを入れてご検討ください。
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Q1−86. |
レベル2地震時の土圧係数について、タイプTとタイプUで別々に指定しないといけないのか。
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A1−86. |
レベル2地震時においては、タイプTとタイプUで修正物部・岡部式の設計水平震度が異なるのみで土圧式の 土圧係数KEA = a + b・kh のaとbの項目については、共通の項目となります。 よって、設計水平震度が変わることで土圧係数が変わりますのでタイプ毎に土圧係数を別々に指定する必要はありません。
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Q1−87. |
フーチングに段差を考慮した設計は可能か。
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A1−87. |
橋軸方向に段差を考慮することが可能です。 ※段差を設けた場合は、底版中央部の照査は行うことができません。
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Q1−88. |
震度算出側の結果の上部工反力のL1地震時水平反力を取り込まないのは何故か。
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A1−88. |
上部工のL1地震時水平反力については、丸めることが多いため取り込み対象としていません。 よって、上部工水平反力については、震度算出の結果より丸めた値を「初期入力」画面の地震時の水平反力に入力しご検討ください。
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Q1−89. |
「形状−躯体」画面の「前面形状」の胸壁、竪壁高さの設定が変わってしまうのははなぜか
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A1−89. |
「初期入力」画面の形状寸法(胸壁高H1,橋台全高)を変更すると、「形状−躯体」画面の「前面形状」胸壁高、竪壁高の設定に反映されます。 ただし、橋台の左右の高さに差がある場合や、山折れ・谷折れ形状を指定しているときに初期入力のH1,橋台全高を変更すると、前面形状の胸壁、竪壁高は初期入力で指定された値で初期化されます。左右高に差がある場合や、山折れ・谷折れ形状を指定した場合は、初期入力で高さは変更せず「前面形状」で変更してください。
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Q1−90. |
段差の小さい段差フーチングにおいて、滑動照査時の滑動抵抗面を荷重の傾斜角を考慮した有効幅ではなくフーチング全幅を用いて計算することはできるか。
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A1−90. |
「考え方−安定計算」画面の滑動に用いる底面幅において、「全幅」を指定することで計算可能です。 段差フーチングの場合、デフォルトでは「有効載荷幅」が選択されます。
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Q1−91. |
側壁がない形状を計算可能か。
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A1−91. |
側壁厚を0として計算することは可能です。しかし、底版中央部や頂版については、側壁はあるものとして照査は行いますので別途検討が必要となります。
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Q1−92. |
荷重を底面と根入れ地盤との共同で支持させる方法(簡便法)にて検討するにはどうすればよいか。
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A1−92. |
「基礎」画面において、前面受働土圧を考慮するにチェックを入れることで検討することができます。
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Q1−93. |
3辺固定版による前壁,後壁照査時のA〜E部における曲げモーメントの符号について,どちらを正としているか。
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A1−93. |
プラスの場合は背面引張、マイナスの場合は前面引張となります。
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Q1−94. |
「形状」−「土砂・舗装」画面において、盛土ブロックを指定した場合の土砂の単位体積重量はどこで入力するのか。
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A1−94. |
盛土ブロックで指定した土砂の単位体積重量は、「材料」−「土砂・水」画面にて指定します。 EPSやFCB、セメント安定処理土を選択した場合は単位体積重量のみになりますが、砂れき、砂質、粘性土を選択した場合は、土圧が発生するためせん断抵抗角等の入力が必要になります。
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Q1−95. |
「任意土圧」は、どのような手順で指定すればよいか。
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A1−95. |
橋台背面の土圧を「任意土圧」として指定する手順は、下記の通りとなります。
- 「荷重−荷重の扱い」画面
「任意土圧の直接指定」にチェックを入れてください。
- 「荷重−任意土圧」画面
2ケース用意し、1ケース目は「常時」、2ケース目は「地震時」とします。
各ケースにおいて、画面下の「係数算出」を押下することで土圧係数や土圧高さが自動的に設定されます。
本画面にて、高さや土圧係数、土圧強度は変更可能です。
- 「荷重−許容応力度法荷重ケース」画面、「荷重−保有耐力法の荷重ケース」画面
各作用ケースに適用したい任意土圧にチェックを入れて計算を行ってください。
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Q1−96. |
斜面上基礎の鉛直支持力の計算式を平成29年道路橋示方書でも適用することができるか。
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A1−96. |
平成29年道路橋示方書においては、作用力集計時の荷重に荷重係数・組合せ係数が考慮されています。 また、斜面上基礎の鉛直支持力では、許容鉛直支持力に安全率を見込んでいます。 よって、両者を単純に比較することはできません。荷重係数・組合せ係数を考慮しない値にて集計し、許容鉛直支持力と比較してください。
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Q1−97. |
後壁設計時に常時を施工時ではなく、完成時として検討することはできるか
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A1−97. |
「考え方−竪壁設計」画面において、中詰め土砂が有る場合に後壁設計時の常時の扱いで「完成時」または「両方」を選択して検討してください。
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Q1−98. |
基礎バネ計算時にN値を大きくするとせん断弾性波速度Vsi値は上限値となるが、その数値はどのような値を設定しているのか。
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A1−98. |
粘性土(1≦N≦25)、砂質土(1≦N≦50)の上限で計算した値をVsi値に設定しています。
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