Ver. |
日付 |
内 容 |
4.00.00 |
'06.08.04 |
■拡張機能
1)ラーメン橋脚:水平変位の制限を緩和する杭基礎の設計(常時,暴風時,レベル1地震時)に対応しました。
2)ラーメン橋脚:作用力直接指定による杭基礎L2照査に対応しました。
3)ラーメン橋脚:杭基礎レベル2地震時液状化無視/考慮一括計算に対応しました。
■機能改善
1)ラーメン橋脚:はりの許容応力度照査において、張り出し部分の断面照査に軸力を考慮する計算方法を追加しました。
■不具合修正
1)ラーメン橋脚の保耐法面内照査(はり鉄筋コンクリート増厚補強時)の計算において、不要な計算処理が実行され、このエラーにより保耐法面内照査が途中で中断してしまうケースがあり、これを修正しました。
2)ラーメン橋脚補強時(柱,はり)で既設コンクリートにσck=21,24,27,30が指定されているとき、許容せん断応力度τa,τa1,τa2の算出に誤りがあり、これを修正しました。
3)SC杭の曲げ応力度算出において、鋼管の位置が正しくモデル化されていない問題があり、これを修正しました。
4)杭基礎のレベル2地震動照査において、フーチング位置D1と設計地盤面H1の合計が地層高と一致する場合、エラーが発生して計算が途中で中断するケースがあり、これを修正しました。
5)ラーメン橋脚:杭基礎の基礎バネ計算書出力において、橋軸直角方向の座標系図(水平,回転の向き)の誤りを修正しました。
6)杭基礎のレベル2地震動照査において、フーチング照査の条件画面を表示させた状態で、フォント変更ダイアログを表示してから閉じると、その条件画面内の設定値が内部で保持している設定に戻ってしまう不具合を修正しました。
■その他の修正
1)ラーメン橋脚の杭基礎レベル2地震動照査の計算書において、予備計算の項を設け、以下の項目を予備計算の項に出力するようにしました。
・M−φ関係
・水平方向地盤反力係数
・地盤反力度の上限値
・押込み支持力の上限値
・引抜き支持力の上限値
2)RC杭,SC杭,PHC杭の杭体応力度照査において、地震時のコンクリート許容曲げ圧縮応力度をそれぞれ20.25→20,40.5→40,40.5→40に変更しました。
3)PHC杭,RC杭のせん断応力度算出において、換算断面ではなく総断面を用いるように変更しました。
■Helpの修正
1)「入力操作説明−使用材料及び設計条件−使用材料及び設計条件(ラーメン橋脚
)」
2)「入力操作説明−形状寸法の入力−杭の入力」
3)「入力操作説明−その他−杭基礎のレベル2地震時照査」
4)「入力操作説明−鉄筋配置の入力−鉄筋配置の入力(ラーメンはり)
5)「入力操作説明−鉄筋配置の入力−配筋データ入力(ラーメンはり:既設)」
6)「震度算出(支承設計)への連動−剛性モデルと地盤バネ」
7)「震度算出(支承設計)への連動−塑性化の判定」
8)「計算理論及び照査の方法−水平変位の制限を緩和する杭基礎」
9)「計算理論及び照査の方法−作用力直接指定による杭基礎レベル2地震時照査」 |
4.00.00
↓
4.01.00 |
'06.09.26 |
■拡張機能・改善
1)杭基礎の最大列数上限を15列から30列に拡張しました。
2)地盤の粘着力による周面摩擦力度の推定機能を追加しました。
3)橋脚における道示解7.4.1の計算及び出力改善を行いました。
4)橋脚(単柱,ラーメン)の地震時組合せ荷重ケースで不要なケースを削除する機能について拡張を行いました。
5)直接基礎の支持力係数Nγが算出できないケースでは、Nγ=0.0として計算できるように改善しました。
6)ラーメン橋脚:杭基礎の許容支持力の計算書改善を行いました。
7)杭基礎の入力制限(杭長[50m→60m],地層[60m→70m])緩和を行いました。
8)橋台,単柱橋脚,ラーメン橋脚:杭配置画面(杭の入力−杭配置−調整)に千鳥配置機能を追加しました。
■不具合修正
1)新設ラーメン橋脚:はり本数指定時の側面鉄筋のモデル化に誤りがあり、これを修正しました。
2)フーチング及び杭の描画開始位置(橋軸方向)の計算ミスにより1行目の杭が選択できない状態となるケースがあり、これを修正しました。
3)ラーメン橋脚:杭基礎の安定計算書作成において、結果(杭の軸方向バネ定数Kv)の取得ミスにより読み込み違反のエラーが発生するケースがあり、これを修正しました。
■その他の修正
1)ラーメン橋脚:保耐法面内の終局変位(各塑性ヒンジの終局塑性回転角θpu)算出に用いる初降伏モーメントMyoが軸力範囲外で算出できない場合には、その旨を表示して計算を中断するようにしました。
2)杭基礎のレベル2地震時フーチング照査において、曲げ照査(My,M)とせん断照査(S,Ps)の出力桁数を小数点以下1桁にしました。
■Helpの修正
1)「入力操作説明−使用材料及び設計条件−使用材料及び設計条件(単柱橋脚)」
2)「入力操作説明−使用材料及び設計条件−使用材料及び設計条件( ラーメン橋脚
)」
3)「入力操作説明−形状寸法の入力−杭の入力」
4)「入力操作説明−荷重の組合せ選択−荷重の組合せ選択(単柱橋脚)」
5)「入力操作説明−荷重の組合せ選択−荷重の組合せ選択(ラーメン橋脚)」
6)「入力操作説明−その他−地層の入力」
7)「震度算出(支承設計)への連動−塑性化の判定」 |
4.01.00
↓
4.02.00 |
'06.11.30 |
■拡張機能・改善
1)場所打ち杭:抵抗曲げモーメントMrの算出機能を追加しました。
2)ラーメン既設橋脚:丸鋼任意径入力(φ32以上)に対応しました。
3)ラーメン橋脚:はり及び柱の結合部の剛域部材長が極端に短くなるケース(0.1m未満)でも指定により計算を実行できるように改善しました。
4)場所打ち杭:帯鉄筋ピッチの入力制限(300mm→999mm)を緩和しました。
■不具合修正
1)直接基礎のレベル2地震時照査において、偏心量の算出に誤りがあり、これを修正しました。
2)震度連動側の設定条件(基本条件−慣性力の作用方向)によっては、震度連動の結果を取り込めないケースがあり、これを修正しました。
3)ラーメン橋脚保耐法面内の計算書において、柱の補強工法を鉄筋コンクリート巻立て及び鉄筋コンクリート増厚としたとき、柱上部の帯鉄筋の項に柱基部の帯鉄筋結果を出力している不具合があり、これを修正しました。
■Helpの修正
1)「入力操作説明−鉄筋配置の入力−鉄筋配置の入力(杭)」
2)「入力操作説明−使用材料及び設計条件−使用材料及び設計条件(ラーメン橋脚)」
3)「Q&A集−8.ラーメン式橋脚−Q8−17」 |
4.02.00
↓
4.02.01 |
'06.12.15 |
■拡張機能・改善
1)既設ラーメン橋脚のはり死荷重時の許容引張応力度を切り替えて照査できるように改善しました。
・活荷重及び衝撃以外の主荷重が作用する場合
・荷重の組合せに衝撃荷重又は地震の影響を含まない場合の基本値(一般部材)
■不具合修正
1)場所打ち杭:せん断応力度照査の計算書において、荷重ケースの軸力最大と軸力最小の内でどちらか一方の必要鉄筋量Awreqを算出(τ>τa1)した場合に、軸力最大と軸力最小のAwreq箇所に同値を出力していた不具合を修正しました。
2)道示X7.4.1照査の出力項目を「解7.4.1照査のみ」とした場合も、通常設計時の計算結果を設計調書に出力している不具合を修正しました。
3)設計条件の計算書出力において、はり,フーチングの「引張鉄筋のみ考慮」にチェックをしない場合の出力で不適切な表現がありましたので、これを修正しました。
4)増し杭工法:フーチング許容応力度照査において、以下の条件のいずれかに該当するとき断面力が正しく算出されない不具合を修正しました。
・既設フーチングにテーパがある場合
・検討荷重ケース内に衝撃を含んだ荷重ケースを混在している場合
・補強後のフーチング上に上載土がある場合
5)増し杭工法:フーチング許容応力度
6)増し杭工法:既設部の杭が整形配置ではない場合、杭配置図が正しく描画されていない不具合を修正しました。
7)増し杭工法:既設杭の杭体応力度照査において、既設死荷重時の断面力を補強後荷重ケースに加算していない不具合があり、これを修正しました。
■Helpの修正
1)「入力操作説明−使用材料及び設計条件−使用材料及び設計条件(ラーメン橋脚)」 |
4.02.01
↓
4.02.02 |
'07.01.15 |
■拡張機能・改善
1)既設,補強ラーメン橋脚:塑性ヒンジをハンチ端にした場合のハンチ照査の機能改善を行いました。
2)補強ラーメン橋脚のはり死荷重時の許容引張応力度を切り替えて照査できるように改善しました。
・活荷重及び衝撃以外の主荷重が作用する場合
・荷重の組合せに衝撃荷重又は地震の影響を含まない場合の基本値(一般部材)
3)矩形面取り柱の面取り部に配置する2段目鉄筋を削除する設定を追加しました。
■不具合修正
1)既設ラーメン橋脚の円形柱において、帯鉄筋継ぎ手が構造細目を満足していないケースのとき、地震動タイプUの終局モーメントMuが算出できないケースがあり、これを修正しました。
■その他
1)補強(はり,柱,フーチング)の許容応力度照査において、曲げ応力度の記号を統一しました。
σc1,σca1 : 既設部コンクリートの応力度,許容応力度
σc2,σca2 : 補強部コンクリートの応力度,許容応力度
σs1,σsa1 : 既設部鉄筋の応力度,許容応力度
σs2,σsa2 : 補強部鉄筋の応力度,許容応力度
2)補強(はり,柱)の許容応力度照査の結果画面及び計算書に、既設部と補強部の曲げ応力度記号のコメントを出力するようにしました。
■Helpの修正
1)「入力操作説明−使用材料及び設計条件−使用材料及び設計条件(ラーメン橋脚)」
2)「入力操作説明−鉄筋配置の入力−鉄筋配置の入力(矩形面取り柱)」 |
4.02.02
↓
4.02.03 |
'07.04.19 |
■不具合修正
1)ラーメン橋脚:鉄筋コンクリート巻立て矩形柱の許容応力度照査の計算書出力において、既設鉄筋位置の出力ミスがあり、これを修正しました。
2)ラーメン橋脚:元の塑性ヒンジ点を含むハンチ照査の計算書出力において、はり増厚補強の補強鉄筋が出力されていない不具合を修正しました。
3)ラーメン橋脚:増し杭工法時の杭体応力度照査において、地震時荷重の既設杭作用力算出ミスがあり、これを修正しました。
4)ラーメン橋脚:杭基礎のレベル2地震時照査の計算書出力において、応答塑性率照査時の増し杭せん断照査結果が出力されていない不具合があり、これを修正しました。
5)杭体応力度照査において、第2,第3断面の断面変化位置が0.5mピッチの倍数値以外に設定されている場合、その断面変化位置における断面力で部材照査を行っていない不具合があり、これを修正しました。
6)杭基礎のレベル2地震時照査の調表出力において、せん断耐力の照査方法で「杭体」とした場合、せん断耐力の結果が0.0と出力される不具合があり、これを修正しました。
7)場所打ち杭の鉄筋配置確認画面において、以下の条件となるとき、軸方向鉄筋の断面変化位置が正しく出力されていない不具合があり、これを修正しました。
・鉄筋配置を上=中、中≠下、鉄筋径を上=中、中≠下
・鉄筋配置を上=中=下、鉄筋径を上=中、中≠下
8)ラーメン橋脚:杭基礎のレベル2地震時フーチング照査の調表出力において、柱間の照査を行った場合、直角方向の曲げ照査結果に橋軸方向の結果を出力していた不具合を修正しました。
9)ラーメン橋脚:震度算出(支承設計)連動のレベル2地震動照査結果(塑性化の判定)において、杭基礎の塑性化判定処理に誤りがあり、橋軸方向の塑性化判定が「判定なし」となる不具合を修正しました。 |
4.02.03
↓
4.02.04 |
'07.06.13 |
■拡張機能・改善
1)杭基礎の断面変化があるケースで、以下の設定を上杭≧中杭≧下杭の関係で入力できるように制限を緩
和しました。
・鋼管杭,鋼管ソイルセメント杭,SC杭,回転杭:鋼管厚t
・RC杭:径×本数
・PHC杭:種類
■不具合修正
1)ラーメン橋脚:保耐法面内の終局変位を算出する際、柱下端塑性ヒンジ点の終局曲げモーメントMuおよび
終局曲率φuの算出において軸力が範囲外となるケースのエラー対策に不備があり、そのまま計算が続行
してしまう不具合を修正しました。
2)杭基礎レベル2地震時の照査において、計算不能(0割発生)となった場合の参考値と出力している応答塑
性 率照査結果(塑性率の制限値μRa、回転角αFo、せん断力S)の出力ミスを修正しました。
3)ラーメン橋脚:風荷重を風下側の柱部材に載荷していない不具合があり、これを修正しました。
■Helpの修正
1)「計算理論及び照査の方法−荷重−風荷重」 |
4.02.04
↓
4.02.05 |
'07.10.05 |
■拡張機能・改善
1)杭基礎の安定計算結果において、1/2Mmax,Mmaxに関連する出力内容の仕様を変更しました。
※杭頭剛結,ヒンジの最大モーメントの大きい方の1/2を1/2Mmaxの値として出力し、剛結,ヒンジ毎にその値(1/2Mmax)発生位置のせん断力と深度を出力
※Mmaxには地中部最大モーメントを出力
■不具合修正
1)ラーメン橋脚:鋼板巻立て柱において、不要な最小鋼板厚のチェックを行っているため、最小鋼板厚より小さい板厚が入力できない不具合があり、これを修正しました。
2)鋼管ソイルセメント杭で許容荷重を考慮する場合、風荷重のケースを常時扱いで計算している不具合があり、これを修正しました。
3)ラーメン橋脚:1基の橋脚上に上部工を複数指定し、各上部工の載荷位置が異なる設定とした場合、保耐法照査(面外,面内)に使用するh(柱基部から慣性力作用位置までの距離)が正しく算出されない不具合があり、これを修正しました。
4)ラーメン橋脚:保耐法面内照査(はりに生じるせん断力に対する照査[ Vb/Psi≦1
])において、検討荷重ケースとして衝撃有の荷重ケースを計算していた不具合があり、これを修正しました。
5)ラーメン橋脚の柱寸法の入力チェックに誤りがあるケースがあり、フーチング寸法を変更しないと柱幅を変更できない不具合を修正しました。
6)ラーメン橋脚の断面2次モーメント計算書出力(レベル2地震動−橋軸方向)において、右柱の結果(h,hu)に左柱の結果を出力している不具合を修正しました。
・h:橋脚基部から上部工慣性力作用位置までの距離(m)
・hu:はり下端から上部工慣性力作用位置までの距離(m) |
4.02.05
↓
4.02.06 |
'08.04.18 |
■不具合修正
1)ラーメン橋脚:保耐法面内照査の計算書において、塑性ヒンジ点のN−M曲線の相関図と表が重なる現象があり、これを修正しました。
2)ラーメン橋脚:鋼板巻立て(矩形柱)工法の有効長の算出ミスがあり、これを修正しました。
3)ラーメン橋脚:鉄筋コンクリート(円柱)工法のとき、風下側に載荷する柱の風荷重載荷割合の計算ミスがあり、これを修正しました。
4)ラーメン橋脚:はりが傾斜するときの面外荷重の載荷ミスがあり、これを修正しました。 |