Civil Engineer's Forum-FORUM8
このページをスタートページに設定する QR

Facebook - FORUM8

Twitter - FORUM8

instagram - FORUM8

YouTube - FORUM8

 サイトマップ | ご利用条件 | お問い合わせ | 英語翻訳サイト | Japanese | English | Korean | CHS/CHT | Vietnam | Francais

便利ソフト情報 LibreOffice APPLICATION INFORMATION
2012-No.3

 ■ LibreOfficeとは

 Microsoft Office(以下、MS Office)シリーズのワープロソフトWordと表計算ソフトExcelは、パソコンで使用する代表的なアプリケーションとして普及しています。今回ご紹介するLibreOfficeはMS Office製品と互換性を持ち、自由にダウンロード・使用・再配布ができるフリーソフトです。Windows、Macintosh、Linux を始めとする多くのプラットフォームで動作します。LibreOfficeは文書の作成や表計算、プレゼンテーション等の豊富な機能を備えた下記の6つのアプリケーションから構成されています。

 ・Writer (ワープロソフト)
 ・Calc (表計算ソフト)
 ・Impress (プレゼンテーションソフト)
 ・Draw (ドローソフト)
 ・Base (データベース管理システム)
 ・Math (数式エディタ)


 ■ LibreOfficeの開発まで

 LibreOfficeは米国のサンマイクロシステムズ社が開発したOpenOffice.orgをもとに、2010年にOpenOffice.orgプロジェクトの主要メンバーにより結成されたグループで開発されました。このような経緯から、LibreOfficeはOpenOffice.orgのバージョン番号を引き継いでいます。LibreOfficeはMS Office 97-2003、 2007/2010およびOpenDocument FormatやOffice Open XML形式での読み込み・保存が可能です。OpenDocument Formatは、国際標準化機構(ISO)や日本工業規格(JIS)等の標準規格で認定されており、複数のXMLファイルをZIP形式でデータ圧縮したファイルです。

 Office Open XMLは、Microsoft社がOpenDocument Formatに対抗して提案している共通ファイルフォーマットで拡張子が.docx、.xlsx、.pptx等のファイルです。このファイル形式に対応しているフリーソフトは未だ少ないようです。

 LibreOfficeは公式日本語HP(http://ja.libreoffice.org/)からダウンロードできます。Windows版LibreOfficeの最新バージョンはVer.3.5.4です。


 ■ Microsoft Officeとの互換性

 よく使用されるMS OfficeシリーズWord、Excel、Powerpointで作成したデータ(doc、docx、xls、xlsx、ppt、pptx)をLibreOfficeで読み込んでみると、コンテンツ表示もMS Officeとほぼ変わることなく、文字化けやエラーなども生じませんでした。画面構成はMS Officeよりシンプルですが、基本機能はほぼ同等に装備されており、MS Officeを使用した経験があれば問題なく使用できると思われます。Wordの文書校正機能やExcelの特殊な関数には未対応のようですが、通常の使用に支障はないでしょう。

 今回はLibreOfficeについてごく簡単な紹介を行いましたが、当社でも活用している本ソフトウエアについて、最低限必要と考えられる関連情報知識とアプリケーションの使用方法を学ぶことができる入門書を本年9月に出版する予定です。付録DVDには電子書籍版およびサンプルファイルの収録を予定しており、最小限知っておきたいITリテラシとアプリケーション活用をわかりやすく学べる速習書として提供したいと考えています。

■開発元 The Document Foundation:http://www.documentfoundation.org/

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
 ▲LibreOffice 日本語ページ    ▲LibreOffice 起動画面

 フォーラムエイトパブリッシングより入門書出版予定!(2012年9月)

※社名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。

     
前ページ    インデックス    次ページ
(Up&Coming '12 夏の号掲載)
戻る
Up&Coming

FORUM8


お問合せ窓口




[ ユーザー紹介 ]
株式会社 溝田設計事務所
公立諏訪東京理科大学 工学部 機械電気工学科
Kemmochi Design Office
[ イベント案内 ]
デザインフェスティバル2024のご案内






>> 製品総合カタログ


>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート

最近リリースした製品
鋼断面の計算(部分係数法・H29道示対応) Ver.2
UC-BRIDGE・3DCAD(部分係数法・H29道示対応) Ver.2
深礎フレームの設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.5
FEMLEEG® Ver.14
橋脚の設計・3D配筋(部分係数法・H29道示対応) Ver.8

キャンペーン実施中
マルチライセンスキャンペーン
イベント・フェア参加キャンペーンキャンペーン
Shade3D・F8VPS 20%OFF

セミナー・イベントカレンダー
開催間近のセミナー
10/8  2D・3D 浸透流解析体験
10/8  UC-win/Road・VR
10/10  小規模河川の氾濫推定
  計算体験
10/11  スイート積算体験

ソフトウェア/支援サービス
VRソフト(バーチャルリアリティ)
《UC-winシリーズ》
・道路・シミュレータ
・ドライブ・シミュレータ
・マイクロ・シミュレーション
・避難解析・シミュレーション
>>その他VRソフト
FEM解析ソフト
・3次元プレート動的非線形解析
・2次元動的非線形解析
・総合有限要素法解析システム
>>その他FEM解析ソフト
土木・建築・設計ソフト
《UC-1シリーズ》
・構造解析/断面
・橋梁上部工
・橋梁下部工
・基礎工
・仮設工
・道路土工
・港湾
・水工
・地盤解析
・CAD/CIM、建設会計
・維持管理・地震リスク
・建築
・船舶/避難
>>その他土木・建築・設計ソフト
クラウド
《スパコンクラウド®》
・スパコンクラウドサービス
《VR-Cloud®》
・リアルタイムVRシステム
解析支援サービス/サポート
・UC-win/Roadサポートシステム
・設計成果チェック支援サービス
・Engineer's Studio®解析支援
・地盤解析支援サービス
・EXODUS/SMARTFIRE解析支援
・xpswmm解析支援サービス
・建物エネルギーシミュレーション
・3Dレーザスキャン・モデリング
・3D模型サービス
・3D報告書・図面サービス
>>その他支援サービス
各種ソリューション
・耐震診断/解析
・鋼橋設計
・橋梁新工法
・建築設計
・自治体
・医療系VRシステム
・パーキングソリューション
・ECOソリューション
>>その他ソリューション