『スペースデブリ』 とは?
スペースデブリまたは宇宙ゴミ(うちゅうゴミ)とは、なんらかの意味がある活動を行うことなく地球の衛星軌道上〔低・中・高軌道〕を周回している人工物体のことである。宇宙開発に伴ってその数は年々増え続け、対策が必要となってきている。
(Wikipediaより) |
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本ゲームはこれら危険なスペースデブリ(以下「デブリ」と略す)を掃除すべく、プレイヤーは宇宙船に乗り込み、磁力ビームでデブリを吸引して回収するのが目的です。
デブリをアウトライン化、目立たせる
モデリングツールで作ったデブリを青白く光らせて宇宙空間で目立たせます。
1つのデブリをコピーして、コピーしたものを発光させて、さらに発光デブリを少々拡大させます。この2つのモデルを重ねると、2D表現のような縁取りが出来ます。
透明の道路を敷く
道路線形で宇宙空間内に道路を敷く、道路断面の編集にて透明の道路を作成します。惑星の周囲を回るようなコースを設定します。
そのコースの上にプレイヤーが撃ちやすいようにデブリを配置しますとデブリの道ができます。
※他にも方法はありますが、道路線形の場合、編集が容易に出来ます。
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太陽や宇宙空間の表現に特殊効果をつける
1.太陽のモデルにブルームを設定し、燃えているイメージを表現します。
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ブルームあり |
ブルーム無し |
2.色温度を寒冷の設定とし、宇宙らしい冷たさを表現します。
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寒冷 |
温暖 |
3.太陽に接近すると周囲がオレンジ色に染まる効果を発生させます
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霧あり |
霧なし |
- (2)コンテキストで霧の状態を登録します。
- (3)タイミングを指定する透明オブジェクトをルート上に配置します。
- (4)シナリオイベントで霧のコンテキストを設定し、自分が透明オブジェクトに衝突するとイベントが発生するよう遷移を設定します。
地球や宇宙を自転させる
(1)地球のモデルを傾けて配置し、制御対象に設定します。
(2)モデルの編集画面の動作タブでアクション・回転軸・回転原点を設定し、方向・速度を指定します。
(3)シナリオのコマンド実行タブでオブジェクトとコマンドを指定することで自転します。
また、巨大な宇宙空間の球体モデルを作って同様に回転させることで周りの星が流れていき、よりスピード感を強調させることができます。
車両設定を行う
シミュレータで操作する車両の重量や出力、サスペンション等の車両プロファイル設定を行うことで、操作時に揺れ動く設定を簡単に表現できます。
また、透明な道路に隕石モデルを交通流として登録することで、ランダムに飛んでくる隕石が表現できます。
体感型ドライブシミュレータに組み込む
本ゲームは、フォーラムエイト提供の体感型ドライブシミュレータでの体験を前提として制作しております。一通りゲームが遊べるようになったらシミュレータでゲームを繰り返し遊んでみておかしな挙動がないかをチェックします。これを“デバッグ”といいます。おかしな挙動が無くなったら完成です!!
今回は、 『スペースデブリ』の制作について解説しました。UC-win/Roadの機能を活用することで、このようなゲームの流れや演出を効率良く簡単に行うことができます。
CRAVAは今後も最新のVR技術で
お客様の『夢』を叶え続けます!! |
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