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RC特殊堤の設計計算 |
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河川構造物に特化したコンクリート擁壁式特殊堤の2次元一体解析による設計計算プログラム |
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●新規価格 |
380,000円 |
●リリース 2015年 9月
UC-1 水工 |
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本製品は、河川に設置されるコンクリート擁壁式特殊堤(RC特殊堤)の設計計算プログラムです。常時についての検討は勿論のこと、レベル1、レベル2の各種地震動について耐震性能照査を行うことができます。
本製品の適用範囲は以下の通りです。
対応形状
堤体 : 逆T型 鉄筋コンクリート擁壁
基礎 : 杭基礎(鋼管、RC、PHC、H鋼)+うなぎ止め(鋼矢板)
適用基準
河川構造物の耐震性能照査指針・解説(平成24年2月)国土保全局治水課
道路橋示方書・同解説(平成14年3月)、(平成24年3月)日本道路協会 |
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▲図1 メイン画面 |
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本製品における、レベル2地震時の照査の流れを図2に示します。
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▲図2 照査フロー |
作用力は、死荷重(自重、慣性力)、土水圧(残留水圧、動水圧)、揚圧力、背面土の土砂重量、地表面載荷荷重を考慮することができます。
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▲図3 M-φモデル |
モデル化に必要な地盤ばねや、くいの抵抗特性、M-φモデル(図3)については、形状や地盤条件から自動的に計算しますので、容易にモデルを作成することができます。
検討ケース |
梁要素 |
解析設定 |
照査内容 |
備考 |
常時
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弾性梁要素 |
線形解析 |
許容応力度照査 |
− |
レベル1地震時
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弾性梁要素 |
線形解析 |
許容応力度照査 |
耐震性能1 |
レベル2地震時
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M-φ要素 |
非線形解析 |
耐力・変位照査 |
耐震性能2、3 |
また、照査の内容や解析モデルは、検討ケースに応じて異なります。検討ケースごとの照査内容は表1の通りです。
照査に使用する断面力は、構造物全体を一体でモデル化し、弊社製品『Engineer’s Studio®』のソルバーを用いたフレーム解析により算出しています(図4)。モデル化したデータは、(*.es)ファイルでエクスポートすることができるため、より発展的な解析を行う場合に便利です。
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▲図4 フレーム解析例(Engineer’s Studio®) |
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既設構造物についても耐震性能照査を可能とするため、古い構造物によく見られるH鋼杭の設計に対応します。使用するH鋼材は従来のUC-1製品と同じように自由に登録することができます。また、河川構造物に設置されることの多い、"うなぎ止め"と呼ばれる遮水壁についても、一体でのモデル化に対応する予定です。
これらのH鋼杭、鋼矢板についても、その他の杭種と同様に、くいの抵抗特性やM-φ特性の自動計算に対応します。また、うなぎ止めについては、揚圧力の計算時に、この影響を考慮することが可能です。 |
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▲図5 杭配置画面 |
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(Up&Coming '15 秋の号掲載) |
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