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■ Webマガジン「新・新潮流を探る― 土木・建設、交通・環境分野の情報化」
■■■ 　　　　　　　　　　 2011年 4月15日
■ http://www.wsolutionsjp.com/
■ ライティング・ソリューションズ　
（月刊「橋梁＆都市PROJECT」（発行：橋梁編纂委員会）契約記者）


●―――――――――― [Webマガジン編集室] ─――──────●

東北関東大震災および福島第一原子力発電所事故に被災された皆さまに
心よりお見舞い申し上げます。

連日の報道を通じて伝えられる、その広範にわたる膨大な被害の実情と
ともに、現在なおその渦中で多くの皆さまが格闘されておられることを
心に刻んでまいります。

一方で、皆が憂いに沈んでいるばかりでは復興もままなりません。日本
が早く元気を取り戻し、ひいてはそれが被災地の皆さまに反映されるよ
う、それぞれの立場で努めていくことも大事ではないかと自問していま
す。

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＝◆ トピックス― 2011年3月号「新・新潮流を探る」 ◆＝
□「第4回国際VRシンポジウム」リポート（連載）
■＜World16＞発表3「プロジェクトマネジメント（PM）におけるVR
適用：スケジューリングとレポーティング」（バーレーン大学）
■＜World16＞発表4「都市デザイン研究における3Dレーザスキャナデ
ータからVRデータへの最適化システム」（大阪大学）　【近日掲載予定】
□「橋梁＆都市PROJECT」掲載済み当社担当記事アーカイブもスタート

＝◆ トピックス ◆＝
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□「第4回国際VRシンポジウム」リポート（連載）
■＜World16＞発表3「プロジェクトマネジメント（PM）におけるVR
適用：スケジューリングとレポーティング」（バーレーン大学）
http://www.wsolutionsjp.com/201103VRworld1603Abdelhameed.html
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2月号からスタートしたライティング・ソリューションズのWebマガジン
（「新・新潮流を探る」http://www.wsolutionsjp.com/index.html）。
その3月号では、引き続き「第4回 国際VRシンポジウム」（フォーラムエ
イトが「FORUM8 Design Festival 2010-3Days」の一環として2010年
11月18日開催）におけるWorld 16（代表：小林 佳弘・アリゾナ州立大
学計算・情報・意思決定工学部プリズム研究所研究員（2009年よりFORUM8
AZ代表も兼務））による研究成果発表のリポート記事を掲載しています。

World 16の3番目の研究発表は、バーレーン大学工学部建設学科アシス
タントプロフェッサーのワーイル・アブデルハミード氏による「プロジェ
クトマネジメント（PM）におけるVR適用：スケジューリングとレポー
ティング」。

同氏は、同僚のアシスタントプロフェッサー、ハリール・アル・ジョブリ
氏とともにPMにVRを利用し、資金調達がスケジューリングに及ぼす影響
について探る共同研究に着手。今回の発表ではそのうち、アブデルハミー
ド氏が担当したUC-win/Roadを中心とするVRアプリケーションとマイクロ
シミュレーションプレーヤーのPMへの適用可能性を探る取り組みに焦点を
当てて紹介しました。

まず、PMおよびそこでのスケジューリングの流れ、主要なスケジューリン
グ手法などを概説。併せて、支援ツールを使って作成されたスケジュールを
示しながらその具体例やリスク計画、レポーティングにも言及します。

次いで、近年のスケジューリングにおける4D CADの利用を背景に、PMデ
ータと3D可視化プロセスとの間で自動的なリンクを行うアプリケーション
への着目と、その具体的な流れについて説明。さらに、作成した3Dモデル
による可視化の例や、UC-win/Roadを使って作成した動画を示します。

その上で同氏は、4D CADツールあるいはアニメーションを通じた、スケ
ジューリングやレポーティングへのVR利用の多様な可能性を列挙。建設中
の建物を例に作成したアニメーション、マイクロシミュレーションプレーヤ
ーを利用しスケジュールやレポートの変更を反映した動的な可視化へと展開。

最後に、PMへのVR適用メリットを振り返るとともに、とくにXMLファイ
ル内で設定した変更は直接UC-win/Roadに反映され、VR環境下でその効果
も視覚的に確認できると強調しています。

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■＜World16＞発表4「都市デザイン研究における3Dレーザスキャナデータ
からVRデータへの最適化システム」（大阪大学）
【近日掲載予定】
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続いて現在執筆中なのが、大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学
専攻環境設計情報学領域准教授の福田知弘氏による「都市デザイン研究にお
ける3DレーザスキャナデータからVRデータへの最適化システム」。

建築や都市デザインに関する参加型のプロジェクトが増す中で、多様化する
関係者が分かりやすいツールの必要性に注目。物理的な模型とCGやVRを同
時に作成できないかとの観点から、まず模型を作成し、そこからデジタルデ
ータを生成するシステムを開発した自らの取り組みとシステムの概要につい
て紹介しています。

本記事は近日中に完成次第、アップ致します。

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□「橋梁＆都市PROJECT」掲載済み当社担当記事アーカイブもスタート
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ライティング・ソリューションズは、前号でもご紹介しましたように、
月刊「橋梁＆都市PROJECT」（発行：橋梁編纂委員会）が2010年12月号
をもって休刊したのを受け、同委員会の了解の下、それまで同誌契約記
者として担当・執筆してきた土木・建設分野の情報化に関する各種特集
記事を当社Webサイトのアーカイブ・コーナーにて公開してまいります。

その一部を近日中にアップ、その後は準備が整い次第、順次その対象を
拡張していく予定です。

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Webマガジン
「新・新潮流を探る ― 土木・建設、交通・環境分野の情報化」 Vol.2
http://www.wsolutionsjp.com/
ライティング・ソリューションズ　池野隆

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