●日時:2016年10月10日〜14日 ●会場:The Melbourne Convention and Exhibition Centre
主催:Institute of Transportation Engineers |
(Up&Coming 2017年1月号) |
2016年10月10日(月)-14日(金)の5日間、オーストラリア・メルボルンのMelbourne Convention and Exhibition
Centreにて、ITS世界会議メルボルン2016が開催されました。
今年で23回目となるITS世界会議は世界最大規模のITS専門技術展で、毎年各国から多数の自動車メーカー、関連企業が出展しています。本年は "Enhancing
Livable Cities and Communities"「住みよい街とコミュニティへ」と題して、総参加者数は約7,000人に達しました。
フォーラムエイトでは2004年の第11回ITS世界会議愛知・名古屋以降、毎年出展を行っており、昨年ボルドーに続きランヤード(ネックストラップ)のスポンサーとして出展しました。ブースでは「バーチャルリアリティの時代
UC-win/Road® Ver.11によるITS, ADAS,自動運転研究用VRシステム構築を支援」をテーマとして、下記のような、UC-win/Roadを用いた各種ハードウェア連携システムを中心に最新ソリューションを展示しました。
・3次元バーチャルリアリティUC-win/Road Ver.11
・脳波で運転!
・Oculus Riftプラグイン体験プレゼンコーナー
・自律飛行UAV
・Kinectプラグイン
・VR-Cloud® Ver.6/高速グラフィックサーバUMDC
・コンパクトドライブシミュレータ
・SensoDriveシミュレータ(自動運転デモ)
・D-BOXシミュレータ |
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■開会式の様子
■脳波計測装置による運転シミュレータ |
「UC-win/Road DBOX simulator」コーナーではUC-win/Roadのインタラクティブドライビングシナリオが起動する3画面と車両運動感覚をフィードバックするモーションキューイング対応モーションプラットフォームを搭載したD-BOXシミュレータを展示しました。5日間待ち行列が絶えないほど大好評でした。
「脳波ドライビングシミュレータ(MindWave)」コーナーでは、6Kサイネージで脳波計測装置MindWave MobileによるUC-win/Roadでのドライブシミュレーションを体験いただきました。脳波センサが搭載されたワイヤレスのステレオヘッドデバイスMindWave
Mobileを頭に装着することで、アルファ、ベータなど周波数の違いによって分類される脳波を計測し、独自のアルゴリズムにより集中度・リラックス度等の心理状態へと変換します。UC-win/Road
MindWaveMobileプラグインによりVRデータと連携し、脳波で自車両のアクセルとブレーキをコントロールできます。集中すると車両が加速し、リラックスすると減速するという革新的なドライビングシミュレーションは大人気でした。
「UAV&VR」コーナーでは、DJI PHANTOM 3 PROFESSIONAL とその飛行操作を行うUC-win/Road、AndroidTMデバイス、およびリモコンを展示し、UC-win/RoadからUAVの自動飛行経路設定のデモンストレーションを実施し、「UC-win/Road
Oculusプラグイン体験プレゼンテーション」コーナでは、新型HMD Oculus Rift CV1・Oculus RiftDK2ヘッドマウントディスプレイを用いた体験プレゼンテーションを実施しています。
「VR-Cloud®」コーナーでは携帯端末によるVR空間の制御や運転シミュレーションが可能なVR-Cloud®および、その利用に最適な高速度グラフィックサーバーUMDCを展示し、活用事例も紹介、「Infrared&VR」コーナーでは赤外線で被験者の骨格の動きを認識するKinectTMを使用したUC-win/Roadでのハンズフリードライビングを紹介しています。
今後もITSシステム研究・開発に適用可能なシステム提案を行ってまいります。ぜひご期待ください。
■TOYOTA様ブース |
■デンソー様ブース |
■アイシン精機様ブース |
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