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   ホーム > セミナーフェア > セミナーレポート >国内イベント(Up&Coming 2020年1月号)
最近出展した国内イベントから、土木・建築・測量系イベントとして「けんせつフェア北陸 in 富山2019」「建設技術フェア 2019 in 中部」、「土木建築情報学国際会議ICCBEI2019」「G空間EXPO2019」の4イベント、自動車系イベントとして「名古屋オートモーティブワールド」、「鉄道技術展 2019」「クラウドコンピューティングEXPO秋」、「CROSS PARTY 2019」、「びわ湖環境ビジネスメッセ2019」「キッズエンジニアin東北 2019」の7イベントをピックアップしてご紹介します。

土木・建築・測量系
SDGs・国土強靭化の実現に向けて最適設計、解析技術、VRプラットフォームによる
ソリューションを提案。 防災・減災・教育・訓練・広報・啓蒙に!


フォーラムエイトでは、IM&VRの提案を通してBIM/CIMの活用推進を積極的に行っています。Society5.0の実現に向けて、世界の共通目標であるSDGsの元、BIM/CIMとVRの活用により、調査、計画、設計、照査、施工、分析、解析、検査、維持管理から防災・減災まであらゆるシーンでお役に立ちます。是非、各種展示会で弊社ブースにお立ち寄りください。


次世代へ、イノベーションをもたらす建設技術 〜 VRプラットフォームで実現する建設ICT
けんせつフェア北陸 in 富山 2019
●日時:2019年10月2日〜3日 ●会場:富山産業展示館 テクノホール ●主催:「けんせつフェア北陸in富山2019」実行員会
近年の相次ぐ大きな災害への防災・減災対策として国土強靭化計画が進められる中、建設業界における喫緊の課題である建設就業者数の減少、高齢化への対応策の一つとして、国土交通省ではi-Construction の導入・普及を進めています。「けんせつフェア北陸」は、富山県では今回が初開催であったこともあり、官公庁や自治体、これからICTに取り組もうとする多くの建設企業はもちろん、若手技術者や、大学・高専・高校からも多くの学生が来場されました。多くの体験コーナー、企業セミナーなどのリクルーティングも大盛況でした。フォーラムエイトは「VRプラットフォームで実現する建設ICT」というテーマで展示技術プレゼンテーションとブース展示を行い、ICT土工に対応する各種UC-1設計ソフトとこれらのクラウド対応版ソフト、FEM解析のEngineer’s Studio® などを始め、UC-win/RoadによるVRプラットフォームの活用を案内・提案しました。また震災、防災、減災ソリューションとして土石流シミュレーション、砂防堰堤の設計ソフト、雨水流出解析ソフトxpswmmとUC-win/Roadによる河川氾濫解析&シミュレーションなど、CIMの活用から災害への対応を始めとする各種システム提案を行っています。防災、減災ソリューションをアピールする中、3日の午後から台風の影響で午後の屋外展示が中止となるなど、自然災害の影響を身近に感じつつ、より来場者の防災意識の高さを感じる展示会でした。特に自治体を中心に、河川氾濫、土石流災害に対する防災、啓蒙、避難を目的とした引き合いが多く、弊社としても是非貢献したい分野であると感じています。




現在を支え未来を創る先進建設技術 〜i-Conによる生産性向上を目指す
建設技術フェア 2019 in 中部
●日時:2019年10月16日〜17日 ●会場:名古屋市中小企業振興会館 吹上ホール
●主催:国土交通省中部地方整備局、名古屋国際見本市委員会・(公財)名古屋産業振興公社
台風19号による阿武隈川や千曲川の堤防決壊、世田谷区や川崎市での内水氾濫、相模川水系で行われたダムの緊急放流など、自然災害の記憶が新しい中での展示会となり、訪問されるお客様との会話でも特に防災関連の話題が多くなりました。フォーラムエイトでは、雨水流出解析ソフトxpswmmによる内水、外水氾濫のシミュレーションとUC-win/Roadでの可視化により、これらの視覚的な再現が可能で、本展示会でも河川の氾濫やダムの緊急放流による市街地の浸水シミュレーションをご覧いただき、いつも以上に強い関心を持って頂くことができました。屋外展示場には災害対策車両も展示され、災害への関心の高さを感じました。一方、VRプラットフォームをベースにした各種システム展開への関心も高く、安全運転シミュレータや高齢者の運転診断シミュレータ、VRモーションシートの展示体験を通して、安全教育、訓練へのVRの活用や、点群測量データの活用、センサとの連動システムなど、様々なご要望を頂いています。弊社を含め、どの展示ブースも「i-Construction 関連技術」を看板に掲げており、ICT導入を積極的に普及させようとしていますが、来場される方はまさにこれからやらなければ、と仰られている方が多く、弊社ブースを含め展示会への来場が大変参考になったようです。今後もBIM/CIMのソリューション、VRプラットフォームとの連携、情報化施工や新しいシステム提案など推進して参ります。




土木情報学分野における最新ICT技術の発表の場に ゴールドスポンサーとして協賛
第4回土木建築情報学国際会議:ICCBEI2019
●日時:2019年11月7日〜8日 ●会場:せんだいメディアテーク
●主催:アジア土木情報学グループ(AGCEI)及び土木学会土木情報学委員会
土木建築情報学国際会議 ICCBEIは、口頭で発表できる世界最大規模の国際会議で、偶数年に開催されるICCCBEに対し、奇数年にアジア地域で開催される国際会議です。基調講演として、スタンフォード大学キンチョウ教授から、建設業におけるICT活用の現状と展望、BIM、センシング、クラウド、AI、IoTへの展開などの話題や、ライプニッツ大学カトリーナ教授から、ドイツ連邦政府の交通デジタルインフラストラクチャー局の取り組みで、BIMプロジェクトに対する上乗せ発注などにより活性化している状況、労働者の教育に注力している状況などについて言及がありました。フォーラムエイトはゴールドスポンサーとして、本会議に協賛、ブース展示を行い、BIM/CIMへの対応や、3DVRによるプラットフォームによる展開、情報化施工などをご案内しました。60を超える論文発表が行われ、大阪大学工学部 環境・エネルギー工学専攻 環境設計情報学領域の井筒竜宇氏、矢吹信喜教授、福田知弘准教授の「AS-BUILT DETECTION OF STEEL FRAME STRUCTURE USING DEEP LEARNING(深層学習を用いた鋼骨組構造における出来形検出)」がBest Paper Award Honorable Mentioned を受賞しています。深層学習を利用して撮影画像から施工途中の進捗を効率的に把握するシステムの構築を目指すもので、AI関連技術の実務への応用が着実に進んでいる状況を実感しました。フォーラムエイトでもビッグデータやAIへの取り組みを進めており、今後も注力していきたいと思います。




地理空間情報科学で未来をつくる 〜3D・VRデジタルシティーで実現する防災・交通・街づくり
G空間EXPO 2019
●日時:2019年11月28日〜30日 ●会場:日本科学未来館
●主催:G空間EXPO運営協議会
G空間EXPOは、地理空間情報高度活用社会(G空間社会)の実現へ向けて、産学官が連携し、地理空間情報と衛星測位の利活用を推進する場として開催されるイベントです。今年のテーマは、「空間×みちびき=輝ける令和の未来へ」。官公庁や測量協会などを中心に多くの展示・発表が行われました。
フォーラムエイトは、会場メインステージで、「VR Design Studio UC-win/Road 〜 国土強靭化を支援するVRプラットフォーム 〜」と題してプレゼンテーションを実施し、大スクリーンの迫力映像で多くの来場者の注目を集めました。フォーラムエイトでは、VRプラットフォームの構築と整備を進めるVR推進協議会に全面協力しており、国内外のVRモデル、プラットフォームを整備し、様々な産業分野への利用を目指して推進しています。プレゼンテーションではこれらの取り組みと、期待される利用シーンとして3DVRを活用した多くの事例を紹介しており、多数の方が足を止めて興味深く聴講されていました。展示ブースでは、「3D・VR デジタルシティーで実現する防災・交通・街づくり」をテーマに「5分で作成できるVRプラットフォーム」と題し、会場であるお台場付近の地理院タイル、OSMによる建物インポートなどの体験を実施、短時間で簡単に作成できる点や、点群データに対応できる点などを高くご評価頂きました。その他、屋内におけるRTLS(リアルタイム位置情報システム)の紹介とVR連携システムのご紹介へのご興味も多数頂き、これらと準天頂衛星との連携などセンシングシステムと連携する新しいシステムのご要望も頂いております。展示ではUAV展示、株式会社NICHIJO様の除雪シミュレータ体験、赤外線深度センサによる空中散歩体験などを行っています。各種センサ、センシングシステムを始めハードウェア機器との連携システムの提案が可能ですので、是非一度ご相談ください。

※「G空間(情報)」とは、将来が期待される重要科学分野の一つである「地理空間情報技術(=Geospatial Technology)の頭文字のGを用いた、「地理空間(情報)」の愛称です。



自動車・システム系
垣根を超えたあらゆるジャンルに 3DVRによる最新のITソリューションとクラウド展開を!

自動車系イベントでは、VRプラットフォームをベースとした研究・実験・開発・訓練・教育などのシステム提案、その他のシステム系では、ERPソリューションをはじめ、VR Design Studio UC-win/Roadをベースとした各種3DVRソリューションの紹介を行っています。


興味の外側の自分に会いに行く 〜IT時代のVRソリューション
第7回CROSS Party 2019
●日時:2019年10月4日 ●会場:大さん橋ホール  ●主催:CROSS Party 2019 実行委員会
本イベントは2012年より、エンジニアリングに関するあらゆることをテーマに、垣根を超えて学べる勉強会の場として開催されています。コンセプトは「興味の外側の自分に会いに行く」で、会社の業務としてこの会場を訪れ、技術や業種を超えて交流(CROSS)することを目指しています。当社はプラチナスポンサーとして、3DVRを活用した事例やシステム連携事例を通して、新しいシステム提案が可能であることをお伝えし、多くの方にご体験、ご紹介を行うことができました。展示ブースでは、本邦初公開となるVR360度回転シミュレータの展示を行い、UC-win/Road との連携で新たな3DVR体験を提供し、大好評でした。また、大会場でのパネルディスカッションに弊社役員が登壇し、「企業トップに聞く エンジニアのこれからのために」というテーマで討論を行いまいした。エンジニアのこれからのために、ITエンジニアの日本での地位向上や、経営に対する考え方、働き方などについての活発な意見交換を行い、働き方改革にとらわれすぎない柔軟なエンジニアの労働環境を確保して生産性をあげることや、ITエンジニアは世の中に不可欠なものとなっているため、地位を向上していくべきで、政府や大企業の上層部もITエンジニアリングに対する重要性の理解度を向上させていく必要がある、といった意見が出されました。




クルマの先端技術展 〜自動運転 モビリティR&DにVRシミュレーション環境を提供〜
第2回 名古屋オートモーティブワールド 2019
●日時:2019年 9月18日〜20日 ●会場:ポートメッセなごや  ●主催:リード エグジビション ジャパン株式会社
自動車業界における先端テーマの最新技術が一堂に出展するオートモーティブワールド。名古屋での開催は今年で2回目となり、弊社も初めての出展となります。1月の東京開催に続いての同イベントですが、来場者層も異なり、中部地区以西からの来場が多いため、弊社のソリューションを広く伝える良い機会となりました。今回、「自動運転 モビリティR&DにVRシミュレーション環境を提供」というテーマで、体験ならびに各種展示を行いました。体験では「5分でできる!バーチャル空間モデリング・運転体験コーナー」と題し、地理院タイルによる名古屋駅周辺の再現、OSMデータベースからの建物データ取得・自動配置、道路作成〜運転体験を短時間で行って頂きました。容易に作成できるVRプラットフォームとハードウェア、センサ、外部プログラムなどと連携するシステムによって、ADAS、自動運転、コネクティッドカーの開発プラットフォームを実現することができます。メーカー、サプライヤー、その他多くの方にご興味を持って頂けました。安全運転シミュレータやVRモーションシートの展示も好評で、多くの方にご体験頂き、安全教育や訓練目的での導入を検討したいとのお話を頂いています。最近Ver.20をリリースした国産統合型3DCGソフトウェアShade3Dも安価な3D CADとして引き合いがあり、メーカー系でも徐々に採用して頂けるようになってきました。置き換えではなくサブ用途として手軽に導入できるところにメリットを感じて頂けるようです。VRやARのソリューションと合わせ、ぜひご検討ください。




環境産業の育成で持続可能な経済社会を目指す 〜ソフトウェア開発で実現するSDGs 〜
びわ湖環境ビジネスメッセ2019
●日時:2019年10月16日〜18日 ●会場:長浜バイオ大学ドーム  ●主催:びわ湖環境ビジネスメッセ実行委員会
びわ湖環境ビジネスメッセは、西日本最大規模の環境産業総合見本市で、今年で22回目を迎える環境ビジネスに特化した展示会です。今回は国連が提唱する国際目標「SDGs」について、滋賀県、関係機関等の関連取り組みを紹介する特設コーナーが設置された他、出展各社がSDGsの取り組み状況をアピールする場となりました。フォーラムエイトでは「ソフトウェア開発で実現するSDGs」をテーマにUC-win/Roadによる環境アセスメント、自動運転への対応、燃費計算やCO2排出量の計算が可能なECOドライブプラグイン、3次元FEM解析ソフトなど高度解析ツールの活用による解析、最適設計、補強設計など、直接的に貢献するものから間接的に貢献するものまで、各種ソフトウェアやシステム提案事例を多数ご紹介しました。
来場された方からは、文化財を火災から保護するシステムへのVRの活用、フォークリフトをはじめとする運搬・運輸システムの自社安全運転研修への活用、浸水氾濫や土石流シミュレーションによる防災意識向上の取り組みへの活用など、ご相談を多数いただきました。本年は浸水氾濫や土砂崩れなど多くの自然災害が発生しインフラや実生活に大きな影響を及ぼした年でもありました。国を挙げて浸水氾濫域想定のシミュレーション実施を宣言されるなど、先進技術を積極的に活用する方針が示されています。雨水流出解析ソフトxpswmmとUC-win/Roadによる浸水氾濫シミュレーションや土石流シミュレーションなど、是非ご検討下さい。


つながる社会、共創する未来 〜VRプラットフォームで実現するSociety 5.0 〜
CEATEC 2019
●日時:2019年10月15日〜18日 ●会場:幕張メッセ  ●主催:CEATEC 実施協議会(JEITA / CIAJ / CSAJ)
CEATECは国内最大、アジア最大級のITとエレクトロニクスの国際展示会で、フォーラムエイトも毎年最新のITソリューションの紹介・展示を行っています。今回は「VRプラットフォームで実現するSociety5.0」というテーマで、AI/ビッグデータ、クラウド、都市のインフラ、環境、水系、医療など多岐にわたるシステム紹介・展示を行いました。VR360度回転シミュレータは、列ができるほどの盛況ぶりで、3DVRとハードウェアの連携システムの一つとしてフォーラムエイトの技術力を大いにアピールできたのではないかと思います。展示ではその他にもドライブシミュレータ、鉄道シミュレータの他、赤外線深度センサを用いた「都市空中散歩」システムなど、ハードウェア、センサとのリアルタイム連携システムの事例を多数ご体験頂いており、お客様がお持ちの、あるいは新規のシステムと連携する統合システムを構築・提案できる高い技術力をご確認頂けたと思います。各種シミュレータ、物理現象の解析と可視化、プレゼン用に、など多くのご相談があり、順次ご提案を行っています。今回、その他に新しいデバイスとの連携事例として、シースルーディスプレイの展示を行い、VR/CGの新しいコンテンツ表現方法も提案しています。また、クラウド上でVRを閲覧・操作できるVR-Cloud®を始め、株式会社プレミアムアーツ様のご協力によるARソリューションや、国産統合型3DCGソフトShade3Dの展示も関心が高く、リリース直前のShade3Dのプラグイン「ブロックUIプログラミングツール」のご紹介では、プログラミング教育ツールに使いたい、というお話を早速頂いています。こちらは10/25にリリース致しました。Shade3Dと合わせて是非ご検討ください。その他業務改革関連でERPのご紹介も行っています。




クラウド製品/サービスが一堂に! 〜働き方改革を支援するクラウド、VR、ERPソリューション
クラウドコンピューティングEXPO秋
●日時:2019年10月23日〜25日 ●会場:幕張メッセ  ●主催:リード エグジビション ジャパン株式会社
クラウドコンピューティングEXPOは、日本最大級のIT商談会「Japan IT week 秋」の12の展示会の1つとして開催され、ERP・会計/人事システムはじめとする、業務改革を支援するソリューションの商談の場となっています。次回春の開催より「モバイル活用展」と統合され、名称が「クラウド業務改革EXPO」と改められて開催される予定で、より展示会の内容に沿った名称となります。フォーラムエイトは、グループウェアの一連のシステムを紹介、ERP体験としてグループウェアにログインし、事務処理、伝票処理、顧客管理などの業務管理システムや会計クラウドをご体験頂きました。これらは実際に自社でも運営しているシステムで、CRMベストプラクティス賞5年連続受賞のベースとなっている実績のあるシステムです。グループウェアは、現在運用しているシステムが古く非効率なので入れ替えを検討中、という来場者の声も多く、高い評価を頂いています。2日目には「出展者社長による公開セミナー」で弊社社長が登壇、「フォーラムエイト3DVRクラウド、会計クラウドソリューション」というタイトルで講演を実施致しました。これらは、展示ブースでも実際に展示デモを実施しており、3DVRの各種事例や、スイート会計ソフトを実際にご体験頂き、好評でした。3DVRのクラウド版であるVR-Cloud®は、サーバーのVRデータを非力なクライアントから視聴&操作できるシステムで、デモではダムの緊急放流による浸水氾濫のVRシミュレーションをご覧頂き、多くの方に関心を持って頂けました。スイート会計のご紹介では、入力アカウントを無制限に発行できることや、付箋機能によるコメント、写真添付など独自の機能を含め、高くご評価頂いています。




安全・安心・快適・環境・省エネを追求 〜 VR・FEM解析を活用した鉄道ソリューション
第6回 鉄道技術展 2019
●日時:2019年11月27日〜29日 ●会場:幕張メッセ  ●主催:フジサンケイ ビジネスアイ
隔年開催となる鉄道技術展は、今年も橋梁・トンネル技術展と併催で開催されました。フォーラムエイトは「VR・FEM解析を活用した鉄道ソリューション」というテーマで出展しました。両展示会に訪れる来場者も多く、橋梁関係の来場者には橋梁長寿命化修繕計画策定支援システム、橋梁点検システム、Engineer’s Studio®のFEM解析に関心を持って頂けました。また、物理現象の可視化についてもご興味を持って頂いており、3DVRの活用範囲の広さを実感されていました。鉄道関連では、展示した鉄道シミュレータをきっかけに、独自に開発されたハードウェアとの連携、忠実に再現できるシミュレータ、研究・開発用、訓練用、各種評価用など、様々な目的でのハードウェア連携システムのご相談を多数受けています。体験プレゼンテーションコーナーでは「5分でできる鉄道VRシミュレーション」と題し、道路や高架鉄道軌道の作成や走行を体験頂き、好評でした。また実績例として、東京メトロの地下鉄シミュレータ、鉄道線路の新設・改良時の信号機や標識類の設置位置検討システム、北陸新幹線飯山駅での駅前計画、交通結節点改善事業での活用例、新幹線札幌新駅における在来線乗り換えルートの確認、流動シミュレーション、サイン計画など、多くの事例を紹介、高い関心を持って頂きました。具体的に照明、標識の設置検討に3DVRを活用してみたい、とのお話も頂いています。その他、点群データの活用、設置構造物の動的解析などのご相談も頂いており、3DVRやFEM解析を用いた各種ソリューションをご提案しています。




クルマの科学にふれながら、楽しく学べる!
小学生向けイベントで3DVRの作成&シミュレーション体験!

キッズエンジニア in東北 2019 仙台・福島
●日時:2019年11月23日(仙台)、24日(福島) ●会場:スリーエム仙台市科学館(仙台)、福島市子供の夢を育む施設 こむこむ館
●主催:自動車技術会 東北支部
今年もキッズエンジニアin東北が、11月23日、24日それぞれ仙台と福島で開催されました。特に福島県では初の開催となり、次世代を担う子供たちに、自動車を取り巻く最新の科学技術やものづくりに触れあう機会が広がっていることを喜ばしく感じます。プログラムの内容は両日ともほぼ同じで、小学生が対象です。フォーラムエイトは、「バーチャル空間に町や道を作って運転しよう」というプログラムで、 UC-win/Road を用いて自分だけのオリジナルな町を作ってハンドルで運転体験し、同時に天候や時間を変えてみるなど、バーチャルならではの疑似体験を楽しみました。各回満員の大盛況で、簡単なマウス操作により3Dで都市のモデリングやシミュレーションを簡単に行える点が保護者の方にも好評でした。プログラミング教育が高まりを見せる中、フォーラムエイトでは、先日国産統合型3DCGソフトShade3Dのプラグインとして「ブロックUIプラミングツール」をリリースし、これを使った新しいセミナーも予定しています。今回のイベントでも視覚的なアプローチがIT教育に有効であることが再認識しました。これらの弊社の取り組みが、子供たちの創造力や論理的な思考を伸ばしていく一助となることを期待しています。


(Up&Coming 2020年1月号)
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