Q7−1. | 
       
      鉄筋の許容応力度を水中又は地下水位以下に設ける部材の基本値としたい | 
    
    
      | A7−1. | 
      「材料|躯体」画面において、「水中部材として扱う」にチェックしてください。 | 
    
    
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      Q7−2. | 
       
      「既設橋梁の耐震補強工法事例集」(U-42)の橋脚設計例のように、補正係数「CE」を基礎の影響による減衰定数に基づく補正係数として扱うことは可能か | 
    
    
      | A7−2. | 
      残念ながら基礎の減衰効果として考慮することはできません。 
      ご了承ください。 | 
    
    
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      Q7−3. | 
       
      偏心橋脚で躯体にねじりモーメントが作用する場合の照査に対応しているか | 
    
    
      | A7−3. | 
      ねじりモーメントに対する照査には対応しておりません。 
      恐れ入りますが、別途ご検討くださいますようお願いいたします。 | 
    
    
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      Q7−4. | 
       
      柱のせん断応力度照査で許容応力度に補正係数CNを考慮したい | 
    
    
      | A7−4. | 
      PCウェル式橋脚の設計では、軸方向圧縮力にプレストレスの影響を見込んでおり補正係数CNを常に考慮する仕様としています。 
      従いまして、スイッチ等で設定する必要はありません。 
      また、CNを無視することはできません。 | 
    
    
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      Q7−5. | 
       
      免震橋の許容塑性率μmと補正係数CEを用いた保有水平耐力法による照査を行うことは可能か | 
    
    
      | A7−5. | 
      以下の手順で検討可能です。 
        1.「荷重|保有耐力法ケース」画面の「免震橋|補正係数CEを考慮する」にチェックします。 
        2.同画面の「補正係数CE」を設定してください。 
        ※μm算定時の安全係数αは内部的に2αを用います。 | 
    
    
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      Q7−6. | 
       
      基部以外の任意の位置におけるせん断耐力を用いて破壊形態の判定を行いたい | 
    
    
      | A7−6. | 
      現在は、「部材|柱帯鉄筋」画面で設定されている情報を元にせん断耐力が最小となる位置を自動的に抽出し採用しています。 
          任意の位置を指定し計算することはできません。 | 
    
    
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      Q7−7. | 
       
      「考え方|共通」画面の「断面分割数|柱円弧部の断面方向」は何に影響するのか | 
    
    
      | A7−7. | 
      H14道示X(P.157)の断面内の分割数に相当します。 
          断面の円弧部を指定された分割数に従い微小な台形に分割しM-φ関係を算定します。 | 
    
    
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      Q7−8. | 
       
      段落し部の照査を行うことは可能か | 
    
    
      | A7−8. | 
      軸方向鉄筋及びPC鋼材の段落しには対応しておりません。 
          恐れ入りますが、別途ご検討下さい。 | 
    
    
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      Q7−9. | 
       
      動的解析を行っているため残留変位の照査を省略したい。 | 
    
    
      | A7−9. | 
      下記の手順で照査を省略可能です。 1.「考え方|柱」画面の「道示X(解7.4.1)に対する照査」をチェック(レ)します。 2.同項目の「残留変位の照査を行う」のチェックを外して下さい。 | 
    
    
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      Q7−10. | 
       
      『「兵庫県南部地震により被災した道路橋の復旧に係る仕様」の準用に関する参考資料(案)』(U-19)の許容塑性率の上限値に対応しているか。 | 
    
    
      | A7−10. | 
      本製品は新設設計を対象としているため、許容塑性率の上限値には対応しておりません。 ご了承下さい。
       
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      Q7−11. | 
       
      柱のせん断耐力が基部以外の中間部で算定されているのはなぜか。 | 
    
    
      | A7−11. | 
      柱中間部でせん断耐力が最小となり、せん断破壊となるケースを想定しています。 基部と中間部のせん断耐力と比較し、小さいほうを最終的なせん断耐力とします。 
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      Q7−12. | 
       
      大きな死荷重偏心モーメントが作用する条件下で、水平耐力が負となる場合があるが照査上問題があるか。 | 
    
    
      | A7−12. | 
      水平耐力が負となるケースの扱いは、基準類で明確にされておりません。 構造物としては、好ましくない状態であると考えられますが、適用の可否も含め最終的には設計者の判断となります。 
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      Q7−13. | 
       
      動的解析を行っているため、最低耐力の照査を行いたいが可能か。 | 
    
    
      | A7−13. | 
      可能です。 「考え方|保有耐力法」画面の「道示X(解7.4.1)に対する照査(Pa≧0.4・cz・W)」で設定を行って下さい。 
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      Q7−14. | 
       
      計算書の主荷重のモーメントは、死荷重偏心モーメントの値以外にどのような値が考慮されているか。 | 
    
    
      | A7−14. | 
      「主荷重によるモーメント」は、次のようなケースで柱に生じる偏心モーメントとなります。 
        
        - はり、柱形状の偏心によるモーメント
        
 - 上部工反力の偏心(はりの中心との偏心)によるモーメント
        
 - 「荷重|保有耐力法ケース」画面で設定している「死荷重偏心モーメント」
        
 - 「荷重|保有耐力法ケース」画面で設定している「死荷重水平力」によるモーメント
        
  
        ここで、「1,2」については内部計算、「3,4」については入力値となります。 
        なお、プログラムでは、「考え方|保有耐力法ケース」画面の「柱に生じる主荷重によるモーメント」で考え方を指定することができます。 
        あわせて、上記入力項目のヘルプおよびH14道示X(P.190〜193)をご覧ください。
         
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      Q7−15. | 
       
      「考え方|共通」画面の「断面分割数」とは何に影響するのか。 | 
    
    
      | A7−15. | 
      円弧部を微小な台形に近似し計算する場合の分割数として使用します。 分割数が多いほど精度が上がりますが、計算速度は低下します。 H14道示Xでは、断面内で50分割程度でよいとされています。
         
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      Q7−16. | 
       
      「考え方|柱」画面の「せん断耐力算出時|中間部でLpより上の領域ではcc=1.0とする」の出典を教えてほしい。 | 
    
    
      | A7−16. | 
      「既設道路橋の耐震補強に関する参考資料 (社)日本道路協会」の「3-24 b)せん断耐力の算出」を参考にしています。
         
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      Q7−17. | 
       
      柱に雪荷重の水平力(雪崩の影響)を考慮することは可能か。 | 
    
    
      | A7−17. | 
      可能です。 
        雪荷重を考慮する場合は、下記の手順で設定を行ってください。 
        
        - 「荷重|共通」画面の「オプション荷重|任意荷重、その他作用力を使用する(許容応力度法のみ)」をチェック(レ)します。
        
 - 「荷重|水平方向任意荷重」画面(※)にて、雪荷重を設定します。
 
        ※橋軸方向に作用:「水平方向任意荷重(橋軸方向)」画面 
        橋軸直角方向に作用:「水平方向任意荷重(橋軸直角方向)」画面
         - 該当する適用ケースをチェック(レ)してください。
        
  
         
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