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■ FORUM8 News 【イエイリ・ラボ版】Vol.3 ■■■ 2010年 6月 23日 ■ Design・Analysis/ＣＡＤ＆ＶＲ ■ http://www.forum8.co.jp （株）フォーラムエイト ＆ イエイリ・ラボ ●─────────＜ イエイリ・ラボの目 ＞────────●
建設ＩＴジャーナリストの家入です。今週はいよいよ6月23日（水）
から25日（金）まで、東京ビッグサイトでバーチャル・リアリティ の祭典、「第18回 ３Ｄ＆バーチャル リアリティ展」（旧称：産業 用バーチャル リアリティ展 http://www.ivr.jp/ ）が開催されます。 フォーラムエイトでは、この日のために全社を挙げて、展示ブース の企画、設計に取り組んできました。いったい、どんなブースにな るのか、一足先にバーチャルリアリティ（VR）で見どころを紹介し ましょう。 今回のフォーラムエイトの展示は、日本のＢＩＭ（ビルディング・ インフォメーション・モデリング）の強みを凝縮したものでもある のです。ユーザーの皆さんは、ＢＩＭとシミュレーションを武器に 建設業の国際展開に乗り出す絶好のチャンスかもしれませんよ。 ●─────────────────────────────●
＝◆ トピックス
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■体験者にプレゼントも！クラウドからドライビングシミュレータまで ■展示品のレイアウトから群衆流動まで！ブース設計過程をVRで大公開 ■日本のBIMはシミュレーションで勝負！建設業の国際展開を考えよう ＝◆ トピックス ◆＝ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■体験者にプレゼントも！クラウドからドライビングシミュレータまで http://www.forum8.co.jp/fair/fair02.htm#ivr18 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 6月23日（水）から25日（金）まで、東京ビッグサイトで開催される 「第18回 ３Ｄ＆バーチャル リアリティ展」（旧称：産業用バーチャ ル リアリティ展）が開催されます。 様々なバーチャルリアリティやシミュレーションのシステムを展開す るフォーラムエイトのブースでは、UC-win/RoadやVR-Studioなどの主 力製品や、おなじみのドライビングシミュレータ、開発中の新技術な ど、最先端の展示品をところ狭しと展示しています。 見どころはまず、バーチャルリアリティをクラウド化する「UC-win/ Road for SaaS」です。UC-win/Roadで作ったVRをウエブサイトで公開 するもので、ユーザーはブラウザだけでバーチャルリアリティを体験 することができます。時代は進化していますね。 3DステレオVRコーナー の「UC-win/Road 3Dステレオドライビングシ ミュレーション クラスタ対応」は、VRのリアリティをさらに高める 3Dステレオ ARシステムやアクティブ3Dテレビを展示しています。首 都高速道路の「大橋ジャンクション」のほか、「夢の道」も3Dで見ら れるようです。どんな映像が体験できるのか、楽しみですね。 3Dデジタルシティコーナー に展示される「ラージスケール・マルチ VR VR-Studio」体験コーナーでは、大規模なVRが見られそうです。 このほか、MR/ARコーナーでは、カーロボティクスとVRが融合した 「UC-win/Road for RoboCar」による模型自動車の走行や、大阪大学 の福田知弘准教授の協力による「大阪都市模型とVR連携システム」、 ハーバード大学の協力による「渋谷交差点群集モデルとインタラク ティブデバイス 、フェースマウントディスプレイによるドライビン グシミュレーションが見られます。 もちろん、忘れてはいけないのが、展示会場で大人気のドライビング シミュレータです。今回は「UC-win/Road 体験シミュレータ SUBARU」 や「UC-win/Road 安全運転シミュレータ」そして、「船舶デモシミュ レータ」が展示されます。 これらの展示物は見ているだけでは、もったいないです。実際に触っ て体験してみることで、ナ、ナ、ナ、ナント、プレゼントがもらえた りするのです。フォーラムエイトのブースに来たら、社員の方にでき るだけ展示システムを体験させてくれるよう、頼んでみましょう。 ▼フォーラムエイトブースの展示システム紹介ページ http://www.forum8.co.jp/fair/fair02.htm#ivr18 ▼フォーラムエイト展示ブースの紹介ムービー http://www.youtube.com/watch?v=hU5qkzun9bM ▼「第18回 ３Ｄ＆バーチャル リアリティ展」公式サイト http://www.ivr.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■展示品のレイアウトから群集流動まで！ブース設計過程をVRで大公開 http://www.forum8.co.jp/product/ucwin/road/road-eventVR.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ フォーラムエイトのブースは、展示会担当者自身が、自社のバーチャ ルリアリティシステムを使って「手作り」しています。その設計過程 画、ナ、ナ、ナ、ナント、ＶＲで大公開しているのです。 来場者としては何気なく見ているブースですが、会場内のブースの位 置や形、展示品の位置や方向、社名ロゴの大きさや取り付け位置、さ らにはブースの周囲を通行する来場者の流れまでを、さまざまなこと がバーチャルリアリティで徹底的に検討しているのです。 周囲から展示物が見やすく、しかもブース内をスムーズに見て回れる ようにレイアウトを検討するために、バーチャルリアリティは大きな 力を発揮していることがわかります。 展示会でのブース設計は、専門のブース装飾会社に任せてしまうこと が多いのですが、フォーラムエイトではブースの“施主”自らが、自 社のためにソフトを使って手作り設計しています。するとユーザーの 気持ちやニーズがよく分かり、使い方のアドバイスなどの説得力もぐ っと増しそうですね。 フォーラムエイトの展示会担当者の奮闘ぶりが分かるムービーは下記 をご覧ください。 １．ブースの形状、全体位置の検討 http://www.youtube.com/watch?v=XDl48TMue7E ２．ブース、各コーナーのレイアウトの検討、スペース検討 http://www.youtube.com/watch?v=Oy0xhGxhPLA ３．展示品、シミュレータの位置、方向の検討 http://www.youtube.com/watch?v=Fg_tjyxdqBw ４．装飾関係、展示パネル位置の検討 http://www.youtube.com/watch?v=hkc-XD8nlms ５．パネル、ベース、バルーン等の彩色検討 http://www.youtube.com/watch?v=ZibK4kV5Gas ６．照明位置、ライティング方向等の検討 http://www.youtube.com/watch?v=w1RevbCC_VA ７．ウォークスルーによる展示案内シミュレーション http://www.youtube.com/watch?v=ze6dI7LwW08 ８．群集流動の解析、VRシミュレーション http://www.youtube.com/watch?v=GSquU1-i7HI ▼UC-win/Roadによるイベントブース展示VRシュミレーション紹介
http://www.forum8.co.jp/product/ucwin/road/road-eventVR.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■日本のBIMはシミュレーションで勝負！建設業の国際展開を考えよう （7/1発行のUp&Coming 86号、海外土木ITニュースで緊急レポート！） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 6月10日から12日まで、アメリカ建築家協会主催の「AIA Convention」 が、フロリダ州マイアミで開催されました。ここ数年、BIMの最新情 報収集に欠かせないイベントでしたが、今回は少し様子が違いました。 日本では昨年、「Build Live Tokyo」というBIMを使って48時間で建 物を設計する仮想コンペが2回開催され、同12月には同様の国際仮想 コンペ「Build London Live 2009」が開催され、フォーラムエイト も意匠設計からドライビングシミュレータまでを駆使した様々なシ ミュレーションを展開しました。 これらのコンペで日本の建築設計者や技術者が示した実力を見た後 で、今回のAIAを見るとかなり日本のBIM活用レベルが向上し、以前 ほど米国の事例に驚かなくなってしまったのです。 逆に、意匠設計で作ったBIMモデルのデータを、他のソフトに読み込 んで解析やシミュレーションを行う技術は、日本の方が一歩進んで いるのではと感じたほどです。 フォーラムエイトでは環境や避難、構造など、様々な解析・シミュ レーションシステムのラインアップを用意しており、BIMとの連携も 進みつつあります。フォーラムエイトのブースで、今回、展示され ているシステムは、日本の建設業界がBIMと解析・シミュレーション 技術で国際展開していくための武器ともなるものです。 ユーザーの皆さんは、BIMとフォーラムエイトのソリューションを組 み合わせて、海外への新規顧客開拓を考えてみるのも面白いかもしれ ませんね。 AIAの緊急レポートは、7/1発行のUp&Coming 86号に掲載する「海外 IT土木ニュース」でご覧ください。 ●───────────＜ あとがき ＞───────────●
今回のAIA Conventionでは、米国からBIMの新技術や活用法を学ぶと いうよりも、日本の強みを発見したことが私にとって大きな収穫で した。 日本の強みは、BIMモデルのデータを使った解析やシミュレーション と、日本人ならではの「以心伝心」を生かした遠隔地のシミュレー ションです。 今週の「３Ｄ＆バーチャル リアリティ展」は、海外に対して日本 の強みはもっとないかという視点で、フォーラムエイトのブースを 中心に、じっくり見て回りたいと思います。皆様も、ぜひ楽しんで くださいね。 イエイリ・ラボ／家入龍太 （http://www.ieiri-labo.jp）
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