概要
|
|
フォーラムエイトは、高速道路関連社会貢献協議会「ハイウェイ・ドライビングシミュレータ」を2010年3月1日、高速道路関連社会貢献協議会へ納入いたしました。今後、高速道路及び各施設関連のイベント、展示会など運用が開始されます。
本シミュレータは、バーチャルリアリティUC-win/Roadをベースとしたシステムで開発され、高速道路の危険事象をシナリオに基づき、体験できる運転シミュレーションシステムです。高速道路、各施設のコースに19事象を組合わせて、3種のシナリオを設定でき、運転結果のログを元に体験者の運転診断結果を出力できます。
本シミュレータのハードウェアは、6軸モーション実車パーツオプション(SUBARU社製)を採用しています。 |
|
|
■ 受賞!
- 「情報化促進貢献 情報処理システム」 平成23年度 情報化月間推進会議(2011年10月3日)
|
|
|
機能と特長
|
|
高速道路関連社会貢献協議会 「ハイウェイドライビングシミュレータ」
技術協力 : NEXCO東日本(東日本高速道路株式会社) |
6軸モーションに対応した体験シミュレータSUBARU型
カスタマイズ、可搬型3ch実車部品タイプ
2009年 8月 受注、2010年 3月 納入
●主な特長
- 高速道路における危険事象を体験
- 運転挙動の評価と安全運転啓発を目的とする
- 運転体験結果を蓄積、解析し安全走行対策に活用
|
|
■ 高速道路、各施設での21事象を体験
■ 高速道路、各施設のコースに21事象を組み合わせて、3種のシナリオ作成
■ 体験運転事象設定項目
-
1.料金所 |
a.ETC開閉バーへの接触
b.先行停止車両の追突
c.道路付属物への接触
d.広場での接触 |
2.本線 |
a.先行停止車両への追突
b.視界不良(霧等(気象状況))
c.雪・雨によるスリップ
d.前方割り込み
e.前方落下物対応
f.渋滞後尾の事故
g.渋滞中事故(中抜け)
h.車線規制 |
3.休憩施設 |
a.横断歩行者への接触
b.退出車両との接触
c.スマートIC利用車両 |
4.本線合流部 |
a.合流タイミング |
5.本線分流部 |
a.速度超過によるカーブ逸脱
b.ランプ渋滞 |
6.本線等 |
a.逆送 |
■ メニュー構成
-
ステップ |
内容 |
画面イメージ |
通常
モード |
クイック
モード |
1 |
1 |
オープニング画面 |
|
2 |
↓ |
システム概要 |
|
3 |
↓ |
DS装置説明 |
|
4 |
2 |
体験者プロフィール |
|
5 |
↓ |
コース選択 |
|
6 |
3 |
安全装置説明 |
|
7 |
4 |
運転中 |
|
8 |
5 |
体験結果表示 |
|
体験運転結果 |
体験結果運転診断例
体験者の走行ログを分析し、運転診断を行います。例えば、運転操作の丁寧さの診断として、
- 加速度グラフより急加速の傾向、一定値以上の加速度回数の傾向
- 減速度グラフより急ブレーキの傾向、一定値以上の減速度回数の傾向
- レーンチェンジ回数より無用なレーンチェンジの傾向
- ステアリングを回す早さに着目し、急ハンドルの傾向
等々の情報より運転診断を行う機能を有します。
また、走行速度、車間距離、進路変更、それぞれの適切性の診断機能を有します。
体験事象のクリア数、アクシデント数などを考慮した簡易なランク付けも可能です。 |
|
体験運転事象設定項目 |
|
|
|
|
▲開閉バーへの接触 |
▲先方停止車両への追突 |
▲道路付属物の接触 |
▲広場での輻輳 |
|
|
|
|
▲先方停止車両への追突 |
▲視界不良 |
▲雪・雨によるスリップ |
▲前方落下物対応 |
|
|
|
|
▲合流タイミング |
▲速度超過によるカーブ逸脱 |
▲ランプ渋滞 |
▲逆走 |
|
|
|
|
▲横断歩行者への接触 |
▲退出車両との接触 |
▲スマートIC利用車両 |
|
6軸モーション対応・SUBARUドライビングシミュレータ |
- 本シミュレータのシステム制御部分および3次元映像部分は、株式会社フォーラムエイトのUC-win/RoadによるVRソフトウェア技術をベースとし、ドライビングシミュレータに必要なシステム制御とカスタマイズ応用技術によって開発されたドライビングシミュレータです。ITS関連技術の模擬体験(自律型、あるいは、インフラ協調型の安全運転支援システム)
シミュレータ、自動車走行に伴うさまざまな場面の体験用シミュレータ、各種研究用シミュレータなど、多方面で活用されています。また、本シミュレータのハードウェア部分は、富士重工業株式会社・航空宇宙部門のフライトシミュレータ技術と、スバル自動車部門の技術から生まれた電動6軸モーションユニット(特許)を融合して、スバルカスタマイズ工房によって開発されたドライビングシミュレータです。このシミュレータは、自動車部品のステアリング機構等を採用することにより、実車感覚でのシミュレーションを可能としています。
-
定員 |
1名 |
座席 |
乗用車用シート |
重量 |
830kgf |
電源 |
単相 AC100V 50/60Hz 1.5KVA |
メイン制御装置 |
Windows対応PC OS:WindowsXP |
画像表示装置 |
26inch WXGA Color TFT-LCD Module 1366×768piels × 3枚 |
音響装置 |
4.1ch オーディオシステム |
操縦装置 |
フォースフィードバックステアリングシステム及びアクセル・ブレーキペダルシステム |
筐体 |
アウタパネル前後部: ウレタンRIM成形品
アウタパネル側部: GFRP成形品
インナーパネル: ABS成形品
フレーム: 鋼鈑製 |
架台 |
鋼鈑製 |
設置方法 |
キャスタ取付て移動、キャスタ取外して据え置き方式 |
-
モーション性能 |
可動軸 |
可動範囲 |
最大加速度 |
前後(X軸) |
±120mm |
0.4G |
左右(Y軸) |
±135mm |
0.4G |
上下(Z軸) |
60mm(P-P) |
0.1G |
ロール(X軸回り) |
±0.192rad ±11deg |
|
ピッチ(Y軸回り) |
±0.192rad ±10deg |
|
ヨー(Z軸回り) |
±0.192rad ±17deg |
|
ペイロード |
350kgf以下 |
モーション電源 |
DC12Vパワーサプライ + バッテリー |
インターフェース |
RS-232C D-SUB9ピン |
|
|
各地で体験乗車会を実施中 |
全国各地の高速道路SAやイベント施設会場等で、週末の休日を利用して、NEXCO各社様の主催のもと体験乗車会を実施しています。毎回地元の多くのお客様方に、高速道路上での危険を伴う事象をドライビングシミュレータで体験頂いています。運転後には運転診断結果が出力され、これも好評を頂いています。
|
|
|
Page Top |
|
|
>> 製品総合カタログ
>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート
|