第5回 学生BIM&VRデザインコンテスト オン クラウド
記者発表を台湾 基隆市で開催
〜「台湾基隆駅前再開発」をテーマに先進の建築土木デザインをクラウドで競う〜
2015年4月9日、台湾・基隆市にて、弊社が単独スポンサーを務める学生対象の国際コンペティション「Virtual Design World Cup 第5回学生BIM&VRデザインコンテスト オン クラウド(VDWC)」の記者発表会が開催されました。
今回の課題地が初の日本国外として「台湾基隆駅前」に設定されたことから、審査員C・デイビッド・ツェン氏(台湾国立交通大学教授)の呼びかけにより、基隆市の歴史的な建築物である「市長官邸藝文沙龍」にて記者発表を行う運びとなりました。
当日は、実行委員長 池田靖史氏による開会挨拶、審査員 C・デイビッド・ツェン氏の紹介に続いて、特別招待の基隆市長による、基隆駅の歴史および都市計画についての説明も行われました。
フォーラムエイトから は、VDWC作品制作に使用するUC-win/Roadをはじめとして、VR-Cloud®などのソフトウェアによるデモンストレーションと併せて、課題地のVRデータを紹介。報道陣の注目も集め、記者会見の様子は地元の新聞各紙やTV局、Webニュースなどで多数取り上げられました。
VDWC、CPWCは、6月19日にエントリーの応募締切りを迎え、国内外から多数の申し込みがありました。サマーワークショップinギリシャ(6月29日〜7月2日)での予選会を経て、10月6日の作品提出締切りが予定されています。
■記者会見概要
15:00 - 15:10 |
開会挨拶 : 実行委員長 池田靖史氏(慶應義塾大学政策・メディア研究科教授)
審査員紹介 : C・デイビッド・ツェン氏(台湾国立交通大学教授) |
15:10 - 15:25 |
基隆市市長挨拶、基隆駅歴史および都市計画の紹介 |
15:25 - 15:45 |
株式会社フォーラムエイト 代表取締役 伊藤裕二 挨拶
CISA(中華民国情報産業協会) 邱月香理事長 紹介・スピーチ |
15:45 - 16:00 |
VDWC開催概要説明、作品制作使用ソフトウェアのデモンストレーション |
16:00 - 16:15 |
マスコミ・記者質問 |
池田 靖史氏
VDWC実行委員長
慶應義塾大学大学院
政策・メディア研究科 教授
IKDS代表 |
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C・デイビット・ツェン氏
台湾国立交通大学
人文社会学部
建築研究家教授
建築事務所CitiCraft代表 |
■現地報道
新聞 |
: |
蘋果日報 (2015/04/09)、工商時報 (2015/04/10) |
TV |
: |
台湾醒報(2015/04/10) |
VR-Cloud®による社内アンケートを実施!
IM&VRを活用したフォーラムエイトTAKANAWAハウス計画
Allplanによるボリューム概観・高度検討 |
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UC-win/Roadによる他の建物の日影シミュレーション |
フォーラムエイトでは現在、港区高輪地区に自社社員寮の建設計画を進めています。エネマネハウスでBIMを活用したエコ住宅が優秀賞を獲得した、慶應義塾 大の池田靖史教授の協力を受け、計画検討、設計から建設プロセスに至るまで、自社IM&VRソリューションを活用します。
基礎部分の構造強度計算や、近隣住民との調整におけるVR景観シミュレーションを予定しており、また、現在VR-Cloud®の機能を活用した社員寮利用プログラムへの社内意見聴取や入居募集アンケートなどを実施しています。
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VR-Cloud®のコミュニケーション機能を用いて、計画へのコメントや意見をVR空間内に書き込み、意見交換が可能
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クラウドで計画のVRモデルを閲覧しながら入居希望アンケートに回答できる |
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