橋百選 |
BRIDGES 100 SELECTION |
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5径間鋼ゲルバー桁橋 |
橋長 ● 134m 幅員 ● 11m |
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松江を南北に分ける大橋川に架かる橋で、1607年松江城建築時資材運搬に耐えられる本格的な橋を架けた。それが初代の大橋である。 |
しかし基礎工事が難工事であったらしく、人柱の伝承を生み小泉八雲がその物語を『知られざる日本の面影』の中で紹介している。 1874年大橋が正式名称となった。欄干は御影石でできており唐金の擬宝珠が飾り付けられている。第5代藩主松平宣維の正室岩姫が京より持参した擬宝珠を6代目の橋にとりつけたことに由来すると言われている。 |
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PCラーメン橋 |
橋長 ● 1,446m 幅員 ● 11.3m |
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島根、鳥取両県の工業団地間の貨物輸送のみならず、背後圏との広域ネットワークの一翼を担う橋梁として整備され2004年10月に供用を開始した。江島大橋の整備により境港内の物流だけでなく島根県東部地域の交通もスムーズになり、輸送コストの削減、輸送時間の短縮など様々な効果が期待されている。主橋桁が一級河川斐伊川の河道内にとなるため,橋脚総幅の河積阻害率3%(河道幅502m)以内確保や、桁下を航行する船舶(5000トン船舶)を考慮し中央径間250mのPCラーメン構造の橋梁としては日本一の長さとなった。江島側の縦断勾配は6.1%である。
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2径間連続斜張橋 |
橋長 ● 305m 幅員 ● 10.75m |
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浜田漁港に架かる道路橋で1999年開通。原井地区と瀬戸ケ島地区を結ぶ。主塔高89mの斜張橋である。浜田海岸県立自然公園が隣接していることから美しい自然環境と調和をたもち浜田のシンボルとなる橋梁である。
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木 橋 |
橋長 ● 18.54m 幅員 ● 3.82m |
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江戸時代には内堀の東側にあった家老屋敷(現松江歴史館)と城内を結ぶ重要な通路で明治時代の中頃に石造りアーチ橋に変わり、『眼鏡橋』と呼ばれていた。江戸時代の木橋とするため橋下の掘調査結果や絵図や文献資料を検討し1994年11月に復元された。 |
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4径間連続ダブルデッキトラス橋 |
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橋長 ● 378.3m 幅員 ● 11.25m(上路) 16.9m(下路) |
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1992年土木学会田中賞作品部門受賞。二層構造のトラス橋で上側は国道9号(江津バイパス)下側は市道新江川橋線には両側に歩道があり徒歩でも渡ることができる。1992年完成。
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石造りアーチ橋 |
橋長 ● 4.5m 幅員 ● 2〜2.2m |
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羅漢寺の五百羅漢は、大森の観世音寺住職 月海浄印という方が銀山で働いて亡くなられた方の供養や、労働者の安全のために発願され多くの方の寄進により二十五年かかって1766年3月に完成した。
五百羅漢の造りは銀山川の支流を挟んだ寺向いの岩山に、3つの石窟が掘られ小川にはそれぞれの石窟に入る石造アーチ橋が架けられている。ほぼ同じ大きさで一重の輪石のみで構成された小規模な橋である。地場の石材福光石を15枚組み合わせて造られた優美な曲線の三基の橋は当時のままの姿をとどめている。 |
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鉄筋コンクリートローゼ桁橋 |
橋長 ● 261.6m 幅員 ● 7m |
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江戸時代には高津川に橋はなく渡船で結ばれていた。1892年初代の高角橋が架けられたが幾度も洪水で被災しその都度大修繕が行われた。 |
その後、永久橋架橋の気運が高まり五連アーチの鉄筋コンクリート桁橋で築造し 変遷を経て今日に至る。
2011年には生活を支えている築造50年以上の土木構造物の中から技術的歴史的価値のある土木遺産として土木学会より認定された。 |
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中路式固定ローゼ橋 |
橋長 ● 271m 幅員 ● 6m |
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後鳥羽上皇、後醍醐天皇が遠流された島の中心地 (旧西郷町) に架かる橋梁。船舶の航行を考慮し16mの桁下空間を確保している。構造的にはアーチリブが約7°内側に傾斜したバスケットハンドル型で1978年完成した。 |
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5径間連続複合トラス橋 |
橋長 ● 280m 幅員 ● 10.75m |
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志津見ダムのシンボル橋として景観に配慮し複合トラス形式を採用。日本で初めて桁下の地形にあわせて橋桁の高さを変化させている。P3橋脚の位置で複合トラス桁部とコンクリート箱桁部が連続するのは世界初の構造である。(2007年土木学会デザイン賞) |
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上路式トラスドアーチ橋 |
橋長 ● 303m 幅員 ● 9.25m |
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出雲おろちループ中で最大の構造物。急峻なV字渓谷に架かり下の道路との高低差が100mを超す(アーチ支間195m)の橋である。道路形状からループをとぐろを巻いたおろちの胴体とすると口から火を噴くおろちのイメージの赤い色の橋になっている。おろちは古事記に登場するヤマタノオロチのことであり、この奥出雲に降り立ったとされている。 |
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