津軽富士見湖に、平成6年7月8日に日本一長い三連太鼓橋として架けられました。建設にあったては「錦帯橋」などのアーチを参考。橋脚は青森県産「ひば」1等材、直径30センチ（樹齢150年以上を700本）を使用。総木材使用量は丸太3千本、板材3千枚。津軽富士（岩木山）を背景にした舞橋の姿は鶴が空に舞う姿に見えるとも言われ、また、鶴が多く飛来していたという地名から一般公募で「鶴の舞橋」に命名されました。この地は吉永小百合さん出演のJR東日本のCMにも起用され一躍有名になりました。

開通直前まで「青森大橋」と命名される予定でありました。青森港の貨物運搬の渋滞緩和を目的として架設され、青森市の名景の1つでもあります。非常に外観を重視した橋で、橋脚やケーブルなどのいたる箇所に青森の頭文字である「A」の形がかたどられています。青森県では八戸大橋（1,323.7m）に次いで2番目の橋長です。橋りょうが青森駅ホームをまたいでおり、夜はライトアップされています。土木学会田中賞を受賞。

橋の位置する弘前市及び板柳町は、岩木山麓を望み、青森県を代表する「りんご」生産地として有名です。この地域は、りんごに関する各種加工品が販売されており、りんごをモチーフにした様々なモニュメントがみられ、りんごのまちづくりを積極的に進めています。

上路式アーチ橋としては支間長が255mとして日本一の長さを誇り、谷底までの高さも122ｍあります。青森市の観光スポットの一つで、四季を通して八甲田山系の絶景を楽しむことができる橋です。また紅葉時期には多くの人々が訪れます。

十三湖（じゅうさんこ）は、青森県津軽半島北西部の日本海岸に位置する汽水湖で、周囲は30km、水深は最大1.5mあまりで県内で３番目に大きな湖です。
この橋は、十三湖の中の北西にある「中の島」に渡るまっすぐな歩橋です。島には、「中の島ブリッジパーク」があり、市浦村歴史民俗資料館をはじめ、キャンプ場やケビンハウス、しじみ拾い場や、アスレチック、ゴーカートなどがある、複合レジャー施設です。

青森と岩手の県境で馬淵川にかかる橋。道路橋としては珍しいトレッスル橋脚（高さ12ｍ）で、橋面は鉄筋コンクリート。1935年（昭和10年）に架けられ、国道4号を通したが、後に青岩バイパスの青岩大橋に役割が交代しています。2010年（平成22年）7月16日にJR西日本山陰本線の旧余部橋梁が供用を停止してからは、日本最長のトレッスル橋となっています。
現在は老朽化が進み車両が通行止めとなっています（歩行者は通行可）。平成18年土木学会選奨土木遺産。

三戸地区広域農道に架かる橋として建設されました。馬淵川と青い森鉄道線、三戸町道を同時にまたぐため、中央支間長はPCエクストラドーズド橋としては世界最大級の200mを誇ります。農道沿いには三戸町の特産品である「りんご」をはじめとする果樹園があたり一面に広がり、秋の収穫時期には花と果実により真っ赤に染まります。

八戸市を代表する橋の一つで、市民からは夢の大橋として親しまれています。青森県で一番長い橋梁で、八太郎大橋と共に八戸港の沿岸部の港湾道路を繋いでいます。八戸港に入港する漁船を考慮して、水面から橋桁まで30mの高さで、中央径間は165mに及び、耐候性鋼材で施工されています。