2011年 6月 1日 |
FORUM8・仙台事務所 開設のお知らせ |
|
|
フォーラムエイトでは、2011年6月1日より仙台トラストタワーに仙台事務所を開設します。
東北ユーザの営業及び技術サポートとソフトウェア開発拠点として活動を開始いたします。
有償セミナー等も他の拠点同様に実施し、営業サポートおよび技術サポートを提供します。
また、ソフトウェア開発の拠点として、港湾シリーズを始め、UC-1シリーズの新規開発を担当する予定です。ご期待ください。
>> FORUM8 Branch & Showroom
>> 関連ページ 新規事務所およびショールーム等開設のお知らせ (Up&Coming '11 新緑の号掲載)
>> 有償セミナー
>> 体験セミナー
-
所在地 |
: |
〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー6F
フォーラムエイト仙台事務所
TEL : 022-208-5588 FAX : 022-208-5590 E-mail : f8sendai@forum8.co.jp
|
■ フォーラムエイト 仙台事務所開設の経緯 (Up&Coming '11 盛夏号掲載) |
- フォーラムエイトは2011年 6月 1日、仙台事務所を開設いたしました。同事務所は、東北6県のユーザーの皆さまに対する営業および技術サポートはもちろん、ソフトウェア開発の拠点として位置づけられています。各種セミナーを開催するほか、UC-1シリーズなどソフトウェアの新規開発も担当してまいります。
仙台事務所および新所長のご紹介
フォーラムエイト仙台事務所は、営業2名、開発3名の体制で活動をスタートいたしました。同事務所を統括するのが、新事務所の開設に当たり、事務所長に着任した川島優です。
川島新所長は1987年、フォーラムエイトの設立とともに入社。当時は、円弧すべり、橋台、圧密沈下、擁壁などのソフトウェア開発に携わっていました。
ただ、家業(農業)を継がなければならない家庭の事情があり、1992年に当社を退社。その後、農業の傍ら、ソフトウェア開発会社(福島県双葉郡浪江町)を設立。土木設計業務用ソフトウェアの受託開発を主業務とし、防波堤や護岸・岸壁などの港湾関連、ケーソン基礎や杭基礎などの基礎関連で複数の製品を開発。それとは別にいくつかの汎用ツールやフリーウェアも開発し、インターネットを通じてリリースしてきた経緯があります。
ところが、東日本大震災により状況は一変しました。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では、自身がこれまでに経験したことのない大きな揺れ(福島県浜通りの震度は6強)が長時間続きました。気づくと、たまたま手にしていたコーヒーカップの中身はすっかり空になっていました。直後から電話や電気、水道などはストップ。周辺の道路には陥没も見られましたが、自宅や事務所の建物自体はほぼ元のままのようでした。
当日はそれでも、自宅で一夜を過ごしました。しかし、そこは東京電力福島第一原子力発電所の施設から約9kmの位置にあるため、翌早朝には防災無線で避難指示が発令され、国道114号線沿いの津島地区まで避難。その日の午後には再度避難を促され、川俣町に移動してそこの川俣南小学校で2日目の夜を過ごしました。3日目の午後からは福島市内の親類宅に避難していました。
その後、3月末には依然、立入禁止ではありましたが事情を説明し、3週間ぶりに一時帰宅。車一台分の荷物を何とか運び出すことは出来ました(その後、スクリーニングを受けるも問題はありませんでした)。
4月下旬、福島原発事故の収束時期の見通しが立たないことや、次男の中学校の問題もあり、福島市内のアパートに移り、現在に至っています。
一方、震災直前まで継続してきた仕事の再開は困難な状況でした。そこで4月に入って、新たな仕事を求め職安に行ったところ、フォーラムエイトの求人を見つけて応募。20年ぶりとなる会社の、新設される仙台事務所長として復帰することになりました。
東北エリアの復興と発展に向けて
川島新所長は、「当面は製品開発の拠点として自立することを目指す」とし、「将来的には受託開発業務をはじめ技術的な支援が行えるような拠点にしていく」と、仙台事務所としてのビジョンを描いています。
そのためにも、東北エリアのお客様に対して常に身近で、信頼されるサービスをご提供できるよう、事務所一同、心がけてまいります。
広く東北エリアのユーザーの皆さまにお気軽にご利用・ご相談いただき、地域の復興と発展に寄与することができれば幸いです。
|
|
|
>> 製品総合カタログ
>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート
|