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Maxsurf
総合情報
Vol.52
 Maxsurfセミナー
日時 : 2018年11月2日(金) 9:30〜16:30
会場 : 東京本社 品川インターシティA棟セミナールーム
※TV会議システムにて 大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・
  金沢・ 宮崎・岩手・沖縄 同時開催
参加費 : 18,000円
Webセミナー対応
 Maxsurf Modelerの機能 ― 三角形メッシュ

三角形メッシュ(トリメッシュ)とは、小さな三角形の面からなら3次元サーフェイスです。これはNURBサーフェイスとは異なり、コントロールポイントを持たず、NURBサーフェイスによるトリミングもできません。

三角形メッシュは、スムースな面を形成することが目的ではなく、データポイントを忠実に含む面となっています。ハイドロスタティック、耐航性、復原性、動揺、抵抗といった解析のために必要なモデルとして十分な精度が出せるように、十分なマーカーポイントを用意する必要があります。

既存デザインのラインやポイントデータがあっても、NURBサーフェイスのモデルは存在しないことがよくありますが、ポイントやラインからリバースエンジニアリングにより正確なNURBサーフェイスを作ることは、非常に面倒で時間のかかる作業です。NURBサーフェイスから得られる面ほどスムースなものは要求されず、小さな三角形からなるリニアーなメッシュで十分である場合がしばしば見られます。三角形メッシュの狙いは、ラインやポイントデータから素早く、解析に使われるサーフェイスモデルを提供することにあります。三角形メッシュによるサーフェイスの精度は、三角形メッシュを生成するためのデータポイントの数に依存します。


 Generating a Trimesh Surface

三角形メッシュは、オフセットのような点データから生成することが可能です。そのために、サーフェイスの形状を現す点群を用意し、それをマーカーに置き換えます(図1)。

マーカー点群から三角形メッシュを生成するには、できるだけ密度の濃い点列がある方が、メッシュの精度が高くなります(図2)。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。 画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
■図1  オフセットをマーカーに置き換えた点群 ■図2  マーカーをステーション毎にまとめて並び替え

このマーカー点群から三角形メッシュを生成するには、Trimeshメニューから、”Trimesh from Markers”を選択し、表示されたダイアログでオプションを選択しOKを押します(図3)。

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■図3  マーカーから三角形メッシュを
     生成するためのダイアログ

マーカーから三角形メッシュを生成する場合、特に注意しなければならないのは、サーフェイスのエッジがどのような構成になっているかを明確にすることです。できるだけ正確にマーカーに反映しなければなりません。

こうして生成された三角形メッシュは、サーフェイスのスムースさを持たない代わり、素早い修正や変更に対応できるため、諸々の解析を素早く走らせることを可能にし、初期設計に役立てることができます(図4、図5)。

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■図4  マーカーから生成された三角形メッシュ ■図5  三角形メッシュのセクション表示

三角形メッシュサーフェイスは、NURBサーフェイスと同様、ロックとアンロックができます(図6)。アンロックの状態だと、三角面のコーナー点を、NURBサーフェイスのコントロールポイントのように移動することができます。

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■図6  アンロックされた三角形メッシュの点を移動した状態


Maxsurf 21.02 2017年 6月リリース
■開発元:Bentley Systems(Formation Design SystemsはBentley Systemsに吸収合併)


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