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シミュレーション |
FOVEプラグイン
FOVE Inc.から販売されているヘッドマウントディスプレイ「FOVE 0」をUC-win/Roadと連携
●新規価格
●リリース |
300,000円
2018年11月19日 |
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FOVEプラグインは、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)の一種であるFOVEとUC-win/Roadを連携させるためのプラグインです。
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図1 FOVEとポジショントラッキングカメラ |
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HMDの一種であるFOVEは、HMDとしての仮想現実体感機能はもちろん、他のHMDにはない「視線追従機能(アイトラッキング)」を備えています(図2)。この視線追従機能は装着者が仮想空間のどこを見ているかが分かる機能です。レンズの周りに赤外線センサーが取り付けられており、このセンサーで目の動きを捉えています。FOVEについての詳細はFOVE社のウェブサイトをご覧ください。
https://www.getfove.com
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図2 視線追従赤外線センサー |
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FOVEプラグインを用いることで、既にUC-win/Roadで対応しているOculus RiftやHTC VIVEと同様に、仮想現実を体感することができます。さらに、FOVE特有の視線追従機能を活用するために、現在見ているオブジェクトの位置に十字を表示させる機能や、見ているオブジェクトの位置をCSV形式で出力する機能を使用することができます。このデータはログ出力プラグインを用いて出力するため、見ていたオブジェクト位置に加えて、運転操作及び自車の状態や装着者の位置なども同時に出力することが可能です(図3)。このデータを活用することで、例えば、運転初心者と運転上級者が走行中にどこを見ているか(何に注意しているか)を比較する、街を歩きながらどのような広告に目が行くのかを調査することができます。
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図3 FOVE連携中の運転画面 |
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図4 自車の位置と見ていたオブジェクトの位置を同時出力したログデータ |
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現在、FOVEプラグインで出力することができるデータは見ていたオブジェクトの位置のみですが、例えば、見ていたオブジェクトの名称や種類などの出力にも対応したいと考えています。また、見ていたオブジェクトの位置を単純に文字列のログとして出力するのではなく、リプレイプラグインと連携し装着者が体験したことをUC-win/Road上で再現させることを検討しています。
FOVEは、比較的安価にHMD+視線追従を体験できることが特徴です。ぜひUC-win/Roadと共にご体験ください。
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(Up&Coming '19 新年号掲載) |
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