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      | ●はじめに
 「橋脚の設計Ver.7」では、主に以下の対応を行います。
 
        上記項目について、その概要をご紹介いたします。M-φ関係の直接指定・編集機能
        Mc≦My0≦Muの関係逆転時の補正機能
        任意の鉄筋断面積定義機能
        UC-win/FRAME(3D)エクスポートM-θバイリニアモデルへの対応
       
 
 ●M-φ関係の直接指定・編集機能、 Mc≦My0≦Muの関係逆転時の補正機能体水平荷重
 本機能は、下記のようなケースを想定し、設計者の判断により各着目断面のM-φ関係の直接指定または補正を行えるようにご用意しました。
 
 
        RC橋脚に近い構造物で、RC橋脚の計算理論を適用した概略検討
        特殊な工法を採用しており、別途算定したM-φ関係より耐震性の照査
        Mc≦My0≦Muの関係が成立しないため、逆転を補正した概略検討
       本機能を利用することで、これまで検討できなかった特殊な配筋および構造をもつモデルにおいても概略検討を行うことが可能となります。また、これまで最終的な判定を得ることのできなかったMc≦My0≦Muの関係が逆転するモデルについても、設計者の判断を取り入れ、耐震性の判定が行えるようになります。
 
 
        
          
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            | ▲M-φ編集画面 |  なお、3. については、下記の3パターンより、取り扱いを選択できます。
 ・判定不能とする(従来互換のスイッチで、関連項目は判定不能とします。)
 ・最も小さいφを用いる(計算方法は従来互換とし、耐震性の判定まで行います。)
 ・M-φ関係を補正する(上記画面において、直接編集または近似補正を行います。)
 (注) Mc≦My0≦Muの関係が逆転している場合、補正後の結果は概略検討結果となります。
 既設、補強設計時は逆転解消のための補強が必要となりますのでご注意ください。
 
 
 ●任意の鉄筋断面積定義機能
 本機能は、下記のようなケースを想定し、任意の鉄筋断面積を登録し全ての鋼材(主鉄筋、帯鉄筋、中間帯鉄筋、スターラップ、補強部主鉄筋、アンカー筋)に適用できるようにご用意しました。
 
        規定値にない鉄筋径など断面積を直接指定し検討
        H鋼を鉄筋に換算しRC橋脚として概略検討
        材質の異なる鉄筋が混在するため断面積を降伏点換算により設定
       本機能とM-φ関係の直接指定機能を併用することで、設計ツールとしての適用の幅が従来より大きく広がると考えています。
 
 
 
        
          
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            | ▲任意鉄筋追加テーブル |  | ▲H鋼の鉄筋換算による設定例 |  
 ●UC-win/FRAME(3D)エクスポート M-θバイリニアモデルへの対応
 H14道示V(P.333〜)を参考に、M-θバイリニアモデルへの対応を行いました。
 上記モデルでは、降伏変位δyと塑性ヒンジ区間外の弾性変形による変位δpyからM-θ関係を求めています。また、ひび割れ点は考慮せず、非塑性ヒンジ領域以外は弾性はり部材としてモデル化しています。出力設定画面において、「M-θ」、「バイリニア」を選択しエクスポートを行ってください。
 
 
        
          
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            | ▲エクスポートイメージ |  | ▲M-θ(バイリニア) |  | ▲エクスポート設定画面 |  ●その他の機能追加
 Ver.7.00.00では、これまでにご紹介した主要な機能以外にも下記の拡張を行っております。各機能の設定方法およびその他の対応項目につきましては、改訂履歴または製品ヘルプのバージョン及び改良点をご覧ください。
 
        フーチングに作用する鉛直方向任意荷重を適用する照査項目の選択追加
        はり、フーチングの圧縮側鉄筋を考慮した釣り合い鉄筋量の算出
        許容応力度法荷重ケースの一覧表による設定確認画面追加
        杭基礎連動時の柱耐力判定の直接指定および補正係数CdFの直接指定
        震度連携時のコンクリート全断面有効時の剛性を上限とした剛性モデル算定
       ●今後の予定
 「橋脚の設計Ver.7」では、今後、柱既設部の主鉄筋および帯鉄筋を無視した補強設計、柱の終局ひずみ発生位置の直接指定、フーチング増厚補強時の増厚後の位置を柱基部とした柱許容応力度法照査等に対応し順次リリースを行う予定です。恐れ入りますが、製品への反映は、いましばらくお時間をくださいますようお願いいたします。
 
 ■橋脚の設計Ver.7 リリース日:2009年6月26日
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      | (Up&Coming '09 盛夏の号掲載) |  
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