Q1−1. |
胸壁天端に勾配を設けるには?
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(-5%〜5%) |
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A1−1. |
胸壁の天端は、「水平」のみの対応ですが、橋面工の入力で、「前面」と「背面」の高さを変えることで、勾配をつけることができます。(断面図にも、勾配が作図されます。) |
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Q1−2. |
鉄筋の曲げ長は、以下の鉄筋曲げ長の考え方に対応しているか。
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A1−2. |
各鉄筋の曲げ長は、それぞれ入力を準備していますので、目的の値がセットできます。但し、底版主鉄筋の定着長の入力の考え方は、以下のとおりです。
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A:前趾主鉄筋定着長
B:後趾主鉄筋定着長
C:前趾主鉄筋定着長
D:継ぎ手長 |
なお、橋座面主鉄筋の曲げ長は、前面側と背面側で、変えることはできません。
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Q1−3. |
アンカボルト用穴ありで生成したが、穴避けをしない |
A1−3. |
橋座面主鉄筋・配力筋の画面ので、「アンカボルトよけ処理」ボタンを押して穴避け情報を生成して下さい。
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Q1−4. |
胸壁開口部補強鉄筋の入力データ画面で入力して確定しても開口部ができず、再度入力を開くと配置しないとなるのはなぜか? |
A1−4. |
胸壁開口部補強鉄筋の入力画面のデータに矛盾がある場合、配筋情報生成が行えないため、そのような場合は強制的に入力データを「配置しない」という設定に戻しています。
このような現象が発生した場合は以下の条件を満たしているか確認し、満たしていない場合は条件に入るようデータを修正してください。
配置の有無 -> 配置する
記号 -> 入力
径 -> 0以外を入力
n -> 0以外を入力
l,a,p -> 0以外を入力
※補強筋が1本の場合も上記条件で入力してください。
※円の補強筋は、開口部が円の時のみ配筋が可能です。 |
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Q1−5. |
重力式橋台において、パラペット部の歩道は考慮出来ないか?
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A1−5. |
可能です。
橋台本体の「基本情報」→「作図対象」で作図対象画面を開き、「地覆」の指定を「あり」とすることで胸壁天端に地覆(歩道)を設けることができます。 |
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Q1−6. |
「胸壁孔あけ」において、斜橋となる場合胸壁開口部は楕円形になるが作画できるか? |
A1−6. |
本製品の胸壁開口部は、正面から見て真円を保ちながら橋軸方向に沿っているものとして対応しております。その為、楕円としての作図や鉄筋カット等は行いません。
胸壁開口部を楕円として作図する場合は、お手数ではありますが、円として図面を生成した後、UC−Drawにて編集してください。なお、UC−Drawでの楕円の作図は、バージョン2.40以降で対応しておりますので、それ以降の製品をご使用ください。 |
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Q1−7. |
斜角付き橋台の橋軸直角方向水平鉄筋のかぶりについて、設定の際の留意点は? |
A1−7. |
「配力筋かぶり」の考え方は、「基本情報」→「かぶり」→「配力筋」で入力して頂く値を、「水平方向」での値としています。
その為、橋台に斜角がある場合には、「側面直角方向」でのかぶり値Xを「水平方向」に換算した値(X/sinθ)を入力してください。 |
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Q1−8. |
土木構造物設計マニュアル(案)に示された、定尺鉄筋を使用した配筋図を簡易入力で生成する場合、パラペットの主鉄筋の長さの決定ルールはどのようになっているのか? |
A1−8. |
パラペットの主鉄筋(胸壁主鉄筋)は、以下のように算出しています。
・たて壁背面主鉄筋を定尺鉄筋にした後に、たて壁背面主鉄筋と胸壁主鉄筋の継ぎ手長を確保する長さで一定長の鉄筋とします。
・但し、継ぎ手長には、「オプション」->「鉄筋基準値」の「継ぎ手長」を使用します。
※土木構造物設計マニュアル(案)に示された、定尺鉄筋を使用した配筋図を簡易入力で生成する場合は、次の設定を行った後に簡易入力を行ってください。
・橋台本体の「基本情報」->「生成条件」->「生成条件2」の「定尺鉄筋」を「使用する」に設定。
・「オプション」->「鉄筋基準値」の値を目的の値に調整する。
・「オプション」->「作図条件」->「計算基準」の「基準値」の値を目的の値に調整する。 |