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●─────────＜ イエイリ・ラボの目 ＞────────●
建設ＩＴジャーナリストの家入龍太です。
「バーチャルリアリティー（VR）」の技術を生かしたフォーラムエ イトのコンテストは、プロの建築家や技術者を中心とした審査員に も、VRの新しい可能性を実感させる機会を提供しています。 また、フォーラムエイトは「出版」という伝統的産業にも進出し始 めました。ここでもVR技術と電子出版との融合により、一般の出版 社では企画や実現が難しい書籍を開発しようとしています。 VR技術が様々な分野とコラボレーションすることにより、イノベー ションの芽がいろいろなところに出てきそうな予感がします。 ＝◆ トピックス ◆＝
■賞金100万円は金沢大チームに！学生BIM & VRコンテストの審査結果 ■あなたも審査員！3D・VRシミュレーションコンテストの投票が始まる ■VRと連携した電子書籍も！出版部門「FORUM8パブリッシング」発足 ＝◆ トピックス ◆＝
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■賞金100万円は金沢大チームに！学生BIM & VRコンテストの審査結果 http://www.forum8.co.jp/fair/studentBIM1-Award.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ フォーラムエイトが今年、開催した「Virtual Design World Cup 〜
第1回 学生BIM＆VRデザインコンテスト オン クラウド」の審査会が 11月4日、フォーラムエイトの東京本社で行われました。 このコンテストは学生を対象にしたもので、BIMとVRを駆使し先進の 建築土木デザインを競うものです。今回の課題は、東京・渋谷の街 なかに、歩道橋を設計するというものでした。 7人の審査員（審査委員長：慶応義塾大学大学院 政策・メディア研究 科教授／IKDS代表の池田靖史氏）が、各チームから提出されたUC-win/ RoadのVRデータと、A1判のポスターに基づいて評価を行いました。 その結果、最優秀賞である「ワールドカップ賞」に選ばれたのは、金 沢大学の「金大都市研」チームです。「The Oasis」と名付けられた歩 道橋は開放感ある円環状の歩道橋で、木材や植栽など自然の材料も配し た完成度の高い作品でした。同チームは見事、賞金100万円を獲得しま した。 ほかのチームの作品も、時間によって変形するものや、アルゴリズミッ クデザイン的な曲面を生かしたデザイン、構造計算に裏打ちされた大胆 な構造美を生かした作品など、甲乙付けがたいものばかりで、審査員は 大いに悩んだあげくの決定でした。 今回の審査でVRが使われたことは、作品の評価に大きな影響を与えまし た。例えば、ポスターの表現では非常に素晴らしいデザインに思えた作 品をVRで検証すると、橋脚が道路の車線と干渉していたり、歩道橋自体 は立派なデザインでも、歩道橋下の空間は圧迫感や日照不足になってい たりする、といったことが発見されたのです。 イエイリも、審査員の一人として評価に参加しました。VRを使っていろ いろな角度から設計案を検証することにより、隠れた設計ミスや問題点 を発見し、バランスのとれた設計が実現できることを実感しました。 ▼「第1回 学生BIM＆VRデザインコンテスト オン クラウド」の結果発表 http://www.forum8.co.jp/fair/fair.htm#studentBIM1 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■あなたも審査員！3D・VRシミュレーションコンテストの投票が始まる http://vrcon.forum8.jp/index.htm#nominate ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回で10回目を迎えた「3D・VRシミュレーションコンテスト」は、今
回から名前に「オン・クラウド」が付いて、「3D・VRシミュレーショ ンコンテスト・オン・クラウド」として開催されました。 10月21日の締め切りまでに応募された作品は、11月4日のノミネート 予選選考会で絞り込まれ、いよいよ11月8日〜14日まで、オンライン 上で一般投票が行われます。 これまで、VRを扱うためには高性能のパソコンが必要でしたが、フォ ーラムエイトがVRをクラウドコンピューティング上で動かす技術を 開発した結果、インターネットに接続されたパソコンがあれば、世界 中どこからでもVRデータを操作して、いろいろな角度からチェックす ることができます。 しかし、多くの人々が一つのVRモデルにアクセスして、サーバーがダ ウンしたりしないかと心配する人もいるでしょう。そこで、フォーラ ムエイトでは、社員数十人の協力を得て、同時アクセスの実証実験を 行いました。その結果、特に問題はなかったとのことです。 あなたもぜひ、この機会にクラウドコンピューティングによるVRを体 験し、審査員の気分を味わってみてはいかがでしょうか。 ▼「第10回 3D・VRシミュレーションコンテスト・オン・クラウド」特設ページ
http://vrcon.forum8.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■VRと連携した電子書籍も！出版部門「FORUM8パブリッシング」発足 http://www.forum8.co.jp/topic/hot-news94.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ フォーラムエイトの会報誌「Up & Coming」の94号、晩秋の号が11月
1日に発行されました。昨年11月1日発行の88号から現在のA4判に版型 を変え、誌面を大幅にリニューアルしてから1周年となりました。 実はこの夏、フォーラムエイトは出版部門として「FORUM8パブリッシ
ング」を発足させたのです。そして11月16日には、その第一弾となる 書籍「先端グラフィックス言語入門」を出版します。 超大手を除いて、ソフトベンダーが自社で出版部門を持つのは、極め
て珍しいと言えるでしょう。 自社の製品に関連する書籍を出版したくても、なかなか他の出版社と
折り合いが付かなくて実現できないという話はよく聞きます。 その点、他社に依存せずに出版できる体制を作ることは、製品開発と
その活用方法を解説した書籍の出版を連携できるようになり、戦略的 な意味を持つものです。
今回出版される「先端グラフィックス言語入門」の付属DVDには、同書
の電子書籍版（PDF形式）も収録されていますが、将来的には、フォー ラムエイトの強みであるVRなどのコンテンツと連携させた、単独の電 子書籍の刊行もしていく予定とのことです。このような書籍の企画・出 版には、本作りとVRの双方のノウハウを融合させる必要があり、一般 の出版社では難しいでしょう。 「FORUM8パブリッシング」が出版業界に革命を起こすことを期待した
いと思います。 ▼FORUM8 HOT NEWS No. 4
今号でUp&Coming誌面リニューアル１周年！/ 出版部門「FORUM8パブリッシング」発足 □ホームページからのご案内 ----------------------------------- ★プライバシーポリシーに基づく、個人情報の取り扱いに関するご案内
当社は、お客様へのより一層のサービス向上のため、ソフトウェアライ
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FORUM8 News 【イエイリ・ラボ版】Vol.28 (発行部数：28659件) ─────────────────────────────── 株式会社 フォーラムエイト mailto:forum8@forum8.co.jp 東京本社 TEL.03-5773-1888 mailto:f8tokyo@forum8.co.jp 大阪支社 TEL.06-6882-1888 mailto:f8osaka@forum8.co.jp 福岡営業所 TEL.092-271-1888 mailto:f8fuku@forum8.co.jp 名古屋事務所 TEL.052-551-1888 mailto:f8nagoya@forum8.co.jp 仙台事務所 TEL.022-208-5588 mailto:f8sendai@forum8.co.jp 神戸研究室 TEL.078-304-4885 mailto:f8kobe@forum8.co.jp 窓口案内 http://www.forum8.co.jp/forum8/contact.htm FORUM 8 モバイルサイト http://www.forum8.co.jp/i/ | 
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