| Ver. |
日付 |
内 容 |
| 2.00.00 |
'06.02.14 |
■機能追加
１．直角方向の水平反力，慣性力，作用位置，任意荷重を考慮できるように対応しました。
２．杭基礎の設計において、許容支持力の算出，杭頭結合部の照査に対応しました。
３．胸壁，翼壁の設計において、雪荷重を考慮できるようにしました。
４．底版のせん断補強鉄筋比の照査に対応しました。
５．地覆の照査に対応しました。
６．2.5次元の杭基礎連動設計に対応しました。
連動可能な杭基礎製品は、「基礎の設計計算」（杭基礎の設計）のVer.4.05.03以降となります。
７．上書き保存時に設計データのバックアップを選択できるようにしました。
■機能拡張
１．入力、計算
・地盤種別の判定用の基盤面位置を選択できるようにしました。
・側面土砂の影響を前趾区間，前趾後方より選択できるようにしました。
・荷重ケース数を40→60に拡張しました。
・EPSによる土圧を底版下面位置まで考慮できるようにしました。
・受け台による鉛直力，水平力，モーメントを考慮するようにしました。
・踏掛版からの荷重を考慮できるようにしました。
２．出力
・基本ケースと組合ケース毎に結果表示を行うように大幅に出力書式を変更しました。
・「出力オプション選択」画面において基本荷重の選択，照査位置の選択の追加、「計算書表示の設定」画面において荷重状態，基礎反力表示，作用力の算定，断面力図の選択を追加することにより、出力枚数を削減し結果表示の抽出を改善しました。
３．設計調書
・ラーメン部材の頂版，前壁，後壁、底版（中央部）の結果を表示するようにしました。
・基礎工（杭基礎）の比較表を追加しました。
■機能改善
１．入力
・フルウイング時のパラレル部の位置が底版後趾上端より下にある場合は、対象外のためエラーチェックするようにしました。
・「荷重」−.「任意土圧」画面において、竪壁設計時のガイド図を変更しました。
・任意荷重の画面表示スケールを変更しました。
・「荷重」−「許容応力度法荷重ケース」，「保有耐力法の荷重ケース」画面において、任意荷重の組み合せを複数設定できるようにしました。
・「部材」の各配筋画面において、かぶり，鉄筋径，ピッチが入力された時点で入力済みになるように変更しました。また、表入力の削除方法のコメントを表示するようにしました。
・「部材」−「胸壁配筋」画面において、落橋防止構造のスターラップは胸壁のスターラップ変更時に自動計算をするようにしました。また、「胸壁の設計は単位幅の鉄筋で行なう」旨コメントを表示するようにしました。
・「許容値」画面の許容値及び許容応力度は、変更・追加があった荷重ケースのみ初期設定するようにしました。
・「許容値」−「安定計算」画面において、基準値を変更した場合は荷重ケース毎に初期設定するようにしました。
２．計算（結果確認）
・竪壁に斜角がある場合の受け台寸法は、計算モデルの幅から左端位置 ，右端位置を控除した長さを受け台の長さとするように変更しました。
・「結果総括」画面の「計算結果」において、荷重ケース名を表示するようにしました。
３．出力
・設計条件の形状寸法において、載荷荷重（Qd，Ql）を入力どおりに表示するようにしました。
・設計条件の作用荷重において、上部工反力の記号の説明を表示するようにしました。
・設計条件の形状寸法において、土砂形状の説明図を表示するようにしました。
・設計条件の基礎の条件において、地盤データの低減係数を表示するようにしました。
・設計条件及び安定計算において、バネ定数が条件によっては端数が表示されるため改善しました。
・安定計算の土圧・水圧において、「考え方」−「底版設計」画面の「後趾土圧の作用高さ」を「後趾上端」としている場合は土圧計算過程に後趾上端までの土圧を表示するようにしました。
・土砂重量の計算過程において、慣性力を湿潤重量で算出する場合の計算過程を追加しました。
・躯体自重，土砂重量，その他荷重，浮力の計算過程をタイトルどおりの順番で表示するようにしました。
・鉄筋量の照査において、危険値選択時は曲げモーメントを比較して行なっていたのを最小鉄筋量を比較して表示するように変更しました。
・胸壁の設計において、スターラップが千鳥配置の場合は落橋防止構造のせん断照査結果にコメントを表示するようにしました。
・前趾の設計において、前趾上の土砂を全て無視する場合は前面土砂のブロック割りを表示しないようにしました。
・安全性の検討の作用力の集計において、杭基礎プログラム連動時の比較用として土圧を含まない作用力をあわせて表示するよ
うにしました。
・翼壁の設計において、土圧係数のコメントとして適用式を表示するようにしました。
４．連動
・地層データの平均Ｎ値，低減係数ＤＥ，単位重量、周面摩擦力度を連動するようにしました。
５．その他
・プログラムのメモリ使用量を改善しました。
・サンプルデータにおいて、Ｔ荷重が正しく設定されていなかったため更新しました。
■不具合修正
１．計算
・地震時の照査において、活荷重Qlが考慮される場合があったため修正しました。
■ヘルプ修正（本体プログラム）
１．概要
(1)プログラムの機能概要
・機能及び特長
２．操作方法
(1)メニューの操作
・ヘルプ
(2)メイン画面の操作
・『入力』モード
(3)『入力』モードの操作
・初期入力
・形状（躯体「側面形状， ハンチ， 地覆部」），形状（翼壁），形状（落橋防止構造），形状（土砂・舗装）
・材料（躯体・土砂）
・基礎（杭の条件），基礎（地層データ），基礎（杭頭結合部）【新規】，基礎（算出オプション）【新規】
・荷重（荷重の扱い），荷重（設計震度），荷重（上部工反力、地表面荷重），荷重（任意荷重），荷重（許容応力度法荷重ケース），荷重（保有耐力法の荷重ケース），荷重（荷重の取り扱い），荷重（荷重ケース組み合わせ一覧），荷重（胸壁設計，踏掛版の設計，受け台の設計），荷重（翼壁設計，地覆設計）
・部材（頂版配筋，側壁配筋，底版配筋，突起配筋，胸壁配筋，翼壁配筋，地覆配筋）
・考え方（安定計算：直接基礎），考え方（安定計算：杭基礎），考え方（側壁設計），考え方（底版設計），考え方（翼壁設計，地覆設計，踏掛版の設計・受け台の設計），考え方（土圧・水圧・浮力）
・許容値（安定計算：直接基礎），許容値（安定計算：杭 基礎），許容値（胸壁設計，翼壁設計，地覆設計，踏掛版の設計・受け台の設計）
(4)『計算確認』モードの操作
・部材設計（頂版・側壁の断面計算，前趾断面計算，底版中央部の断面計算，後趾断面計算，直角方向張出断面計算，突起断面計算，胸壁断面計算，翼壁断面計算，踏掛版の断面計算・受け台の断面計算）
(5)『計算書作成』モードの操作
・結果一覧
・結果詳細
(6)『設計調書』モードの操作
・データファイル読み込み
(7)基準値画面の操作
・計算用設定値
(8)震度連携画面の操作
・設定値／結果比較
(9)オプション画面の操作
・計算書表示の設定
・動作環境の設定
３．計算理論及び照査の方法
(1)安定性の照査（許容応力度法による照査）
1)杭基礎
・杭の許容支持力【新規】
・杭頭と底版の結合部の照査【新規】
(2)骨組モデル
・支点の取り扱い【新規】
(3)断面計算
・斜引張鉄筋の計算
(4)頂版の設計、側壁の設計
・踏掛版からの荷重【新規】
(5)地覆の設計【新規】
・地覆における断面力算出 |
2.00.00
↓
2.00.01 |
'06.03.09 |
■機能改善
１．入力、計算
・「考え方」−「側壁設計」画面において、側壁設計時における頂版上土砂の地震時慣性力の考慮スイッチを追加しました。
・断面照査位置が骨組格点の場合は、照査位置の断面力として前部材ｊ端と次部材ｉ端の断面力の中で大きい方を採用するようにしました。
２．設計調書
・「建設省タイプ（基礎工設計調書）」において、浮力無視，浮力考慮の注釈が無条件に表示され誤解を招く恐れがあるため、表示しないようにテンプレートを修正しました。
３．その他
・サンプルデータにおいて、頂版設計時に輪荷重とQl荷重は同時に載荷しないように更新しました。
■不具合修正
１．出力（結果詳細）
・任意荷重において、水平力のみの荷重ケースの場合は表示されなかったため修正しました。
■ヘルプ修正（本体プログラム）
１．操作方法
(1)『入力』モードの操作
・考え方（側壁設計）
・許容値（安定計算：直接基礎）
(2)『設計調書』モードの操作
・データファイル読み込み |
2.00.01
↓
2.00.02 |
'06.05.26 |
■機能拡張
１．背面土圧（橋軸方向，直角方向）、内部土圧において、土圧の作用方向が地震動の方向と異なる時の取り扱いを選択できるようにしました。
２．土圧の作用方向が地震動の方向と異なる時の土圧の有効率を指定できるようにしました。
■機能改善
１．計算書をファイル保存した場合は、断面力図の描画領域が途中で切れて断面力値の一部が表示されない場合があったため改善しました。
■不具合修正
１．計算
・外水位（前面水位，背面水位）を設定せずに内水位のみ設定されている場合は、水位が考慮されていなかったため修正しました。
・底版の扱いが弾性体の場合は、頂版・前壁のフレームモデルに底版の任意荷重が載荷されていなかったため修正しました。
・ハンチの傾斜が45°以外の場合は、ハンチを1：3で考慮する時の断面高が誤っていたため修正しました。
２．出力（結果詳細）
・荷重の組み合わせにおいて、温度荷重，乾燥収縮を共に考慮しない荷重ケースでも乾燥収縮が考慮された状態で表示されていたため修正しました。
・断面力の算定において、桁受台の斜め部材がある場合はせん断力図が正しくない場合があったため修正しました。
■ヘルプ修正（本体プログラム）
１．操作方法
(1)『入力』モードの操作
・考え方（土圧・水圧・浮力）
２．計算理論及び照査の方法
(1)安定性の照査（許容応力度法による照査）
・作用力の集計（作用力） |
2.00.02
↓
2.00.03 |
'06.06.05 |
■機能改善
１．入力
・「部材」−「胸壁配筋」画面において、胸壁部材設計用スターラップを変更した時点で落橋防止構造用スターラップを変更するように改善しました。
２．計算
・受台範囲にＥＰＳを設置する場合の受台控除に対応しました。
■不具合修正
１．入力
・「部材」−「頂版配筋」，「側壁配筋」，「底版配筋」画面において、ラーメン部材の鉄筋段数が２段でVer.1.03.03以前のバージョンで作成したデータの場合は2段目の配筋データが正しく読み込まれなかったため修正しました。
２．計算
・外水位（前面水位，背面水位）を設定せずに内水位のみ設定されている場合は、水位が考慮されていなかったため修正しました。
・その他の盛土ブロックを複数指定し上から順番に指定していない場合は、土圧算出時の土砂の単位体積重量が正しく設定されなかったため修正しました。
・基礎連動時に任意土圧を指定した場合は、レベル２地震時の橋台側と基礎側の作用力が一致しない場合があったため修正しました。また、任意土圧を指定した場合は、「保有耐力法の荷重ケース」画面の浮力指定が「許容応力度荷重ケース」画面の指定を参照していたため修正しました。
・フレームモデルにおいて、水位がある状態で浮力を考慮しない時は土砂重量の算出に誤りがあったため修正しました。
・フレームモデルにおいて、直角方向に張り出しがある場合は側面土砂重量に前面土砂の単位重量を適用していたため修正しました。
・フレームモデルにおいて、地震動方向が逆方向の場合は内空部分の載荷荷重による慣性力が前壁に載荷されていたため、後壁に載荷するように修正しました。
・フレームモデルにおいて、頂版より橋座面が高い場合は胸壁範囲内のみ土圧が作用し、橋座−頂版には土圧が載荷されていなかったため修正しました。
・フレームモデルにおいて、任意土圧の場合は土圧が正しく設定されない場合があったため修正しました。
・レベル２照査時の底版照査において、直接基礎の場合はその他の盛土ブロックによる土砂重量が考慮されていなかったため修正しました。
３．計算確認
・「安定計算」−「作用力の集計」画面において、背面土砂の作用力がヒント表示と異なる場合があったため修正しました。
・「部材設計」−「翼壁断面計算」ボタンにおいて、翼壁ｄ’部のNG判定が考慮されていなかったため修正しました。
４．出力（結果詳細）
・安定計算の載荷荷重において、載荷荷重の計算過程が表示がされない場合があったため修正しました。
・安定計算の安定照査において、杭基礎で設計地盤面を指定しても杭の設計条件に突出長が０と表示されていたため修正しました。
・前趾の設計において、水位がある状態で浮力を考慮しない時はプレビュー時に解析エラーが発生する場合があったため修正しました。
・翼壁の設計の設計条件において、立ち上げの場合は形状寸法にｄ’部の位置の表示されていなかったため修正しました。
５．設計調書
・左右の翼壁で雪荷重の考慮が異なる場合は、エラーとなるため修正しました。（「計算確認」−「結果総括」画面も同様）
６．その他
・特定のマシン環境において、データ読み込みができなくなる場合があったため修正しました。 |
2.00.03
↓
2.00.04 |
'06.08.21 |
■機能拡張
１．設計要領（Ｈ18年４月版）の極限支持力度の算出に対応しました。
２．土地改良事業計画設計基準・設計「農道」（H17年３月）の許容支持力度の算出に対応しました。
３．設計要領の改訂（Ｈ18年４月版）に伴い、踏掛版の設計用許容応力度の初期設定を変更しました。
■機能改善
１．フレームモデルにおいて、前壁上側のハンチ部分まで内部土砂がある場合の重量，土圧の載荷を改善しました。
■不具合修正
１．計算
・フレームモデルにおいて、ハンチが橋座をまたがる形状の場合は橋座位置でのハンチの慣性力の算出に誤りがあったため修正しました。
・後趾の設計において、直角方向に張出部がある時は浮力の作用位置が正しく算出されない場合があったため修正しました。
・底版の照査（地震時保有水平耐力法）において、直接基礎時はスターラップの間隔とピッチを逆に考慮していたため修正しました。
・翼壁の設計において、勾配がある場合にＣ’部の土圧がＣ部の土圧と同じになっていたため修正しました。
・翼壁の設計において、鉄筋量を直接指定しても断面計算に反映されていなかったため修正しました。
２．出力（結果詳細）
・頂版・側壁の設計，底版中央部の設計において、条件よっては任意荷重が表示されない場合があったため修正しました。
・安定計算の土圧・水圧，頂版・側壁の設計，底版中央部の設計の常時土圧，地震時土圧において、中詰め土の後壁に作用する土圧の作用位置(Xo)が前壁と同じ距離で表示されていたたため修正しました。
・直角方向張出部の設計において、その他荷重に分布荷重のみを指定した場合は荷重ケース毎に算出過程が表示されなかったため修正しました。
・翼壁の設計の設計条件において、許容応力度の項目名称，応力度の単位表記に誤りがあったため修正しました。
■ヘルプ修正（本体プログラム）
１．概要
(1)プログラムの機能概要
・適用基準及び参考文献
２．操作方法
(1)『入力』モードの操作
・基礎（杭の条件）
・考え方（安定計算：直接基礎）
３．計算理論及び照査の方法
(1)安定性の照査（許容応力度法による照査）
・直接基礎−鉛直支持力の照査 |
2.00.04
↓
2.00.05 |
'06.11.06 |
■機能改善
１．出力（結果詳細）
・浮力が同じ場合でも水位が異なる時は、計算過程を個別に表示するようにしました。
■不具合修正
１．入力
・「初期入力」画面において、底版の扱いが弾性体の場合は基礎連動時の制限チェックに不備あったため修正しました。
２．計算
・側壁の変化位置数が前壁と後壁で異なる際は、計算時にエラーが発生する場合があったため修正しました。
３．計算確認
・「安定計算」−「作用力の集計」画面において、正しい荷重ケース名が表示されない場合があったため修正しました。
・「部材設計」−「頂版・側壁の断面計算」，「底版中央部の断面計算」画面において、頂版，底版の曲げ照査結果がNGになった場合の判定が項目ボタンに反映されていなかったため修正しました。
４．出力（結果一覧）
・翼壁の設計の断面計算の曲げ応力度において、最小鉄筋量を照査しない時は荷重状態の表記に誤りがあったため修正しました。
５．出力（結果詳細）
・設計条件の安定計算の許容値及び部材の許容応力度において、杭の部材の種類が正しく表示されなかったため修正しました。
・安定計算の安定照査結果の地盤反力度の計算において、qminの単位表記が正しくなかったため修正しました。
・頂版・側壁設計，底版中央部の設計の荷重の組み合わせにおいて、「上部工反力、地表面荷重」画面において６ケース以上指定している時は６ケース目以降の「上部工反力、地表面荷重」が表示されなかったため修正しました。
・頂版・側壁設計の断面力の算定において、桁受台部材(竪壁胸壁部材)がないモデルの場合は「(2)前壁（胸壁）」が０と表示されていたため修正しました。
・後趾の設計の地表面の載荷荷重において、載荷荷重Qlが表示されない場合があったため修正しました。
６．震度連携
・免震橋でない場合にも補正係数Ceが取り込まれていたため修正しました。 |
2.00.05
↓
2.01.00 |
'07.01.09 |
■機能追加
１．橋座部分及び胸壁前面が張り出す形状に対応しました。
２．後壁の省力タイプ(受け台一体型)の形状に対応しました。
３．胸壁幅が前壁幅と異なる形状に対応しました。
■機能拡張
１．入力、計算
・レベル２地震時（保有耐力法）の設計震度（Cz・Khc0，Khce）を直接指定できるようにしました。
・上部工反力の作用位置による偏心モーメントを考慮できるようにしました。
・任意荷重において、鉛直荷重の鉛直方向分布及び水平荷重の水平方向分布に対応しました。
２．出力（結果詳細）
・設計条件の基礎の条件において、支持力算出データが直接指定の時は鉛直支持力算出用データにDf,Df',γ1,γ2の算出過程を表示するようにしました。
・翼壁の設計において、土圧の算出過程を「オプション」メニューの「計算書表示の設定」画面において表示選択できるようにしました。
３．付属設計
・橋座の設計において、補強筋を鉄筋径と本数で指定できるようにしました。
・翼壁の設計において、左右同時に照査を行なえるようにしました。また、常時のみの照査を行なえるようにしました。
■機能改善
１．入力
・「形状」−「土砂・舗装」画面において、土圧の作用幅が直接入力以外の場合は作用幅をグレー表示にしました。
・「基礎」−「杭の条件」画面において、杭長変更時も「許容値」画面の許容支持力を初期設定するようにしました。
・「荷重」−「設計震度」画面において、その他の盛土（ＥＰＳ）適用時の設計震度の項目をわかりやすくしました。
・「荷重」−「荷重ケース組み合わせ一覧」画面において、浮力と水圧の扱いを選択できるようにしました。
・「部材」−「胸壁配筋」画面において、胸壁部材設計用スターラップを変更した時点で落橋防止構造用スターラップを変更するように改善しました。
２．計算
・フルウイングの時に立ち上げ部が正方形の場合は、計算適用外のためデータチェックを行うようにしました。
・土地改良（小規模）の時は、正誤表に従い支持力係数に荷重傾斜を考慮しないように変更しました。
・受け台の設計時のせん断応力度の照査において、胸壁で入力したスターラップを考慮しないようにしました。
３．出力（結果一覧）
・章番号の不要なスペースを削除しました。
４．出力（結果詳細）
・設計条件（基礎の条件）において、杭の基本データ（地盤データ）に粘着力を表示するようにしました。
・杭反力を直接指定する場合は、杭反力Piの値を表示しないようにしました。
・頂版・側壁の設計，底版中央部の設計において、荷重の組み合わせ，任意荷重に入力した順番で表示するようにしました。
・鉄筋量の照査において、軸力を考慮しない部材はN=0と表示するよ うにしました。
・部材設計の断面計算において、無筋時の断面二次モーメント，断面係数の表示誤差を改善しました。
・突起の設計において、断面力の集計に単位幅当たりの水平力を表示するようにしました。
・翼壁の設計において、静止土圧指定時は壁面摩擦角（せん断抵抗角）の項目を表示しないようにしました。
５．設計調書
・翼壁の断面照査結果において、照査断面にあわせた応力度照査結果を表示するようにしました。
６．付属設計
・翼壁の設計において、単鉄筋の場合は圧縮側の鉄筋を表示しないようにしました。
７．連動
・「基礎」−「地盤データ」画面の設計地盤面を反映するようにしました。
・基礎連動時に安定計算に無関係な部材の配筋，許容値を変更しても、安定計算結果を未計算状態にしないようにしました。
■不具合修正
１．入力
・「許容値」−「部材設計」画面において、衝突荷重時の許容引張応力度の初期設定が常時の基本値×割増として行なっていたため、地震時基本値×割増とするように修正しました。
２．計算
・背面土砂による荷重が後趾に傾斜がある時は誤りがあったため修正しました。
・前面土砂による荷重がLF=0 かつHF2>0の時は誤りがあったため修正しました。
・側面土砂による荷重が地表面勾配がある時は誤りがある場合があったため修正しました。
・頂版上の土砂の慣性力が三角分布になる場合があったため修正しました。
・杭基礎連動時に直角方向の側方移動が照査されてしまう場合があったため修正しま
した。
・底版中央部のスターラップの鉄筋本数が計算毎に1/2になっていたため修正しました。
■ヘルプ修正（本体プログラム）
１．概要
(1)プログラムの機能概要
・適用範囲
２．操作方法
(1)『入力』モードの操作
・初期入力
・形状（躯体「側面形状，ハンチ，地覆部」）
・荷重（設計震度），荷重（上部工反力、地表面荷重），荷重（任意荷重），荷重（荷重ケース組み合わせ一覧）
・考え方（部材共通）
(2)『計算確認』モードの操作
・安定計算（杭反力データ）
(3)オプション画面の操作
・計算書表示の設定
３．計算理論及び照査の方法
(1)荷重の考え方
・EPS工法の考え方
(2)安定性の照査（許容応力度法による照査）
1)直接基礎
・鉛直支持力の照査
(3)胸壁の設計
・設計方針
■ヘルプ修正（付属設計）
１．橋座の設計
・操作説明（入力データ）
２．翼壁の設計
・操作説明（入力データ） |
2.01.00
↓
2.02.00 |
'07.04.02 |
■機能拡張
・製品ヘルプをHTML形式に変更しました。
■機能改善
１．入力
・「形状」−「躯体」画面において、胸壁高＜後壁高のデータチェックを追加しました。
・「部材配筋」画面において、鉄筋量の入力範囲を拡張しました。
２．計算
・頂版の軸線位置と橋座の位置が同じになる時は、形状寸法によってはフレームモデルが変わる場合があったため改善しました。
３．出力（結果詳細）
・設計条件の基礎の条件において、鉛直支持力算出用データに直接指定の時でも水位を表示するようにしました。
・設計条件の作用荷重において、免震設計時補正係数Ceが1.0の時は値を表示しないようにしました。
・設計条件の安定計算の許容値及び部材の許容応力度において、部材の許容応力度に踏掛版及び受け台の照査がない時は踏掛版及び受け台の許容値を表示しないようにしました。
・安定照査において、基礎連動時（杭反力のみ）にフーチング剛体照査を行わない場合は不要な出力項目が表示されていたため修正しました。
４．付属設計
・翼壁の設計において、先端高の入力範囲を拡張しました。
５．連動
・基礎との連動において、施工方法が中堀りの時は支持力算出データを初期設定するようにしました。
■不具合修正
１．計算
・桁受け台が斜めになる時は、地震時に余分な頂版部材の慣性力が載荷されてしまう場合があったため修正しました。
・底版傾斜部に杭がある時は、フレーム計算時の底版部材の剛性及び自重の算出に誤りがあったため修正しました。
２．連動
・震度算出連携において、橋台側で免震化補正係数を入力しているにも関わらず、震度側でデータを読み込んだ際は免震化しないと表示されていたため修正しました。
３．設計調書
・テンプレートの「その他」において、フーチング（前趾）の断面配筋図が上下逆に表示されるため修正しました。
４．付属設計
・翼壁の設計において、設計データ読み込み時はパラレル部の下端寸法が０になっていたため修正しました。
■ヘルプ修正（本体プログラム）
１．概要
(1)必要システム
・必要システム
２．操作方法
(1)標準的な処理の流れ
・「設計調書」の作成
(2)『入力』モードの操作
・基礎（杭の条件）
(3)オプション画面の操作
・動作環境の設定 |
2.02.00
↓
2.02.01 |
'07.07.09 |
■不具合修正
１．入力
・「初期入力」画面の確定の際は、「材料」画面の土砂重量算出用の「舗装(飽和)」が初期設定されるため修正しました。
２．計算
・内部土圧の算出において、裏込め土の粘着力により計算していたため修正しまし
た。
・浮力の算出において、前面水位による下向きの水圧の作用位置に誤りがある場合があったため修正しました。
・RC杭の杭体データにおいて、φ350とφ450の鉄筋配置半径が正しくなかったため修正しました。
・フレームモデルにおいて、余分な内部土砂重量が載荷される場合があったため修正しま
した。
・任意土圧を指定した場合は、レベル２地震時の荷重増加分（背面土圧）の作用位置とモーメントに誤りがあったため修正しました。
３．計算確認
・「結果総括」画面において、複鉄筋の時は側壁の設計鉄筋量に引張側＋圧縮側の鉄筋量を表示していたため修正しました。
４．出力（結果一覧）
・断面計算の前趾及び後趾において、照査位置の杭反力を危険時に考慮する時でも、常に杭反力を考慮した断面力が表示されていたため修正しました。
５．出力（結果詳細）
・側面土砂による作用位置が計算過程と集計結果において異なる場合があったため修正しました。
６．連動
・震度連携において、荷重ケースが40を超える時はデータ保存時にエラーが発生する場合があったため修正しました。
７．付属設計
・橋座の設計において、支承1からデータがない時は鉄筋径，本数が正しく表示されていなかったため修正しました。 |
2.02.01
↓
2.02.02 |
'07.10.05 |
■不具合修正
１．入力
・「荷重」−「上部工反力、地表面荷重」画面において、上部工反力の水平反力が−値の時はガイド図に矢印が表示されなかったため修正しました。
・「荷重」−「許容応力度法荷重ケース」画面において、「荷重ケース組み合わせ一覧」画面の荷重状態に表示される地震動方向の矢印が逆に表示されていたため修正しました。
２．計算
・背面土砂の重量算出において、仮想背面が土−コンクリートの場合にその他の盛土ブロックを設定した時はその他の盛土ブロックが控除されていたため修正しました。
・安定計算の杭本体の設計において、弾性体と扱う時は圧縮応力度最大と引張応力度最大時の結果が正しく抽出されない場合があったため修正しました。
・置き換え基礎の重量算出において、無筋コンクリートを指定しても鉄筋コンクリートの単位体積重量により算出していたため修正しました。
・置き換え基礎の浮力算出において、正しく計算されていなかったため修正しました。
３．計算確認
・「部材設計」−「胸壁断面計算」画面において、雪荷重を考慮する時は荷重ケースに「常時（雪無）」の荷重名称が２回表示されるため修正しました。
・「部材設計」−「翼壁断面計算」画面において、せん断応力度照査時にスターラップによりＯＫになる場合は他の項目がNGでも赤表示とならなかったため修正しました。 |
2.02.02
↓
2.02.03 |
'08.12.18 |
■不具合修正
１．計算
・躯体自重の重量計算において、前壁に開口を設けた時は開口部控除部材厚に誤りがある場合があったため修正しました。
・直接基礎の鉛直支持力計算において、適用基準が土地改良（小規模）の時は変形係数α，βがＨ10年度版のままになっていたため修正しました。
・杭基礎時の杭頭結合部照査において、底版が弾性体時の杭反力が底版が剛体の時の計算値になっていたため修正しました。
・フレームモデルの荷重載荷において、後趾上の載荷荷重Qdの慣性力が前壁に載荷していたため胸壁に載荷するように修正しました。
・フレームモデルの荷重載荷において、土圧に粘着力を考慮した時は正しく載荷されなかったため修正しました。また、土圧を考慮しない高さ＞後壁高さの時は、不要な土圧が胸壁部材に載荷されていたため修正しました。
・フレームモデルの荷重載荷において、後趾がない時にその他の盛土ブロックが指定されている時は浮力を考慮しているケースの地盤反力が正しくなかったため修正しました。
・前壁（胸壁部）の断面照査において、側面形状がB1+B2≠B7の時は断面高に誤りがある場合があったため修正しました。
・翼壁の断面力の集計において、側壁付きパラレルの側壁部分，フルウィング(立ち上げ)のａ部，フルウィングにおいてパラレル部をａ，ｂ，ｃの各部で分担時の計算では、勾配がある時は計算が正しくなかったため修正しました。
・レベル２地震時保耐法照査において、中空部の水位が正しく反映されず、中詰め土の重量に誤りがある場合があったため修正しました。
・レベル２地震時保耐法照査において、直接基礎の時は載荷荷重Qdからの慣性力が考慮されていなかったため修正しました。
２．入力
・「荷重」−「設計震度」画面において、「震度算出」ボタン選択時は設計震度に補正係数Ceが考慮されていなかったため修正しました。
・「荷重」−「任意土圧」画面において、仮想背面の指定によっては安定計算時の壁面摩擦角が正しく初期設定されなかったため修正しました。
・「部材」−「底版照査位置」画面において、杭位置がh/2位置にある時は照査位置として初期設定するようにしました。
・「部材」−「底版配筋」画面において、張出部の有効幅が前壁のみを考慮した値で初期設定されるため修正しました。
・「部材」−「翼壁配筋」画面において、適用基準が設計要領の時は翼壁設計の設計基準を設計要領に変更してもｄ’部が表示されなかったため修正しました。
３．計算確認
・「部材設計」−「翼壁断面計算」画面において、最小鉄筋量を照査しない時はせん断応力度にせん断力が表示されていたため修正しました。
４．出力（結果詳細）
・設計条件の一般事項において、名前を付けて保存してもファイル名が変更されなかったため修正しました。（結果一覧も同様）
・翼壁の設計の断面力の集計において、固定部区間幅ｌ１が０と表示される場合があったため修正しました。また、縦断勾配がある時のｄ部のせん断力算出式の勾配記号と張出部区間幅表記を修正しました。
・翼壁の設計の断面計算において、地震時のみスターラップを考慮する時はスターラップの間隔が０と表示されていたため修正しました。
５．設計調書
・部材のせん断照査結果において、前趾のせん断照査位置がない時は後趾のせん断照査結果が表示されなかったため修正しました。
・「その他」のテンプレートにおいて、受け台の断面配筋図の有効高と有効幅の寸法が逆に表示されていたため修正しました。
６．付属設計
・橋座の設計の計算書において、支承３の支圧応力度に支承２の値が表示されていたため修正しました。
７．連動
・基礎連動時の部材計算において、地覆の設計，直角方向張出部の設計を印刷プレビューし「部材」，「考え方」，「許容値」の各画面を変更後再計算した時は、エラーが発生するため修正しました。また、断面照査位置数を変更し再計算した時はエラーが発生するため修正しました。
・震度連携時の結果反映において、「震度算出（支承設計）」での慣性力の作用方向指定が逆方向の時は「設定値／結果比較」画面に０が表示されていたため修正しました。 |
