Ver. |
日付 |
内 容 |
4.00.00 |
'08.12.09 |
■機能追加
- レベル2地震時のフーチング部材照査(連動照査)に対応しました。
杭基礎時は、基礎の設計計算(杭基礎の設計)Ver.7.04より適用可能。
- 直角方向の安定計算(直接基礎、杭基礎)に対応しました。
- 杭基礎の設計時にPHC杭のカットオフ、杭体の断面変化、せん断照査の拡張(スパイラル鉄筋,せん断補強鉄筋の考慮)に対応しました。
- 落橋防止構造による荷重を不静定構造として考慮できるようにしました。
- 最大鉄筋量の照査に対応しました。
■機能拡張
1.計算
- 荷重の組み合わせにおいて、橋軸方向と直角方向の荷重を個別に考慮(「荷重」−「許容応力度荷重ケース」画面)できるようにしました。
- 杭基礎の設計,地盤種別判定,杭基礎の連動において、地層数を20層から50層(「基礎」−「地層データ」画面)まで拡張しました。
- 置換え基礎の照査を2段まで拡張し、鉛直支持力の照査を追加しました。
- 胸壁高さが1m以上の場合は、1mの範囲内のみT荷重による影響を考慮できるようにしました。
2.連動
■機能改善
1.付属設計
- 翼壁の設計の入力データ,計算結果において、画面構成を改めました。
■不具合修正
1.計算
- 杭基礎時の杭頭結合照査において、底版が弾性体時の杭反力が底版が剛体の時の計算値になっていたため修正しました。
- 前壁(胸壁部)の断面照査において、側面形状がB1+B2≠B7の時は断面高に誤りがある場合があったため修正しました。
- レベル2地震時保耐法照査において、直接基礎の時は載荷荷重Qdからの慣性力が考慮されていなかったため修正しました。
2.入力
- 「部材」−「底版配筋」画面において、張出部の有効幅が前壁のみを考慮した値で初期設定されるため修正しました。
3.計算確認
- 「部材設計」−「翼壁断面計算」画面において、最小鉄筋量を照査しない時はせん断応力度にせん断力が表示されていたため修正しました。
4.付属設計
- 橋座の設計の計算書において、支承3の支圧応力度に支承2の値が表示されていたため修正しました。
5.連動
- 基礎連動において、「地覆の設計」の項目をプレビューし「部材」,「考え方」,「許容値」の各画面を変更後再計算した時は、エラーが発生するため修正しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
(1)プログラムの機能概要
2.操作方法
(1)メイン画面の操作
- 『入力』モード
- 『計算確認』モード
- 「杭基礎」プログラムとの連動
(2)『入力』モードの操作
- 初期入力
- 基礎(支持地盤・根入地盤),基礎(基礎バネ算出データ),基礎(基礎の扱い),基礎(杭の条件),基礎(地層データ),基礎(杭頭結合部)
- 荷重(荷重の扱い),荷重(許容応力度法荷重ケース),荷重(胸壁設計,踏掛版の設計,受け台の設計),荷重(落橋防止構造荷重組み合わせ)【新規】
- 部材(頂版配筋,側壁配筋,底版配筋,突起配筋,胸壁配筋,翼壁配筋,地覆配筋)
- 考え方(安定計算:直接基礎),考え方(安定計算:杭基礎),考え方(胸壁設計,翼壁設計,地覆設計,踏掛版の設計)
(3)『計算確認』モードの操作
3.計算理論及び照査の方法
(1)荷重の考え方
(2)安定性の照査(許容応力度法による照査)
1)直接基礎
2)杭基礎
(3)断面計算
(4)胸壁の設計
(5)底版の設計
1)保有耐力法での照査
■ヘルプ修正(付属設計)
1.翼壁の設計
|
4.00.00
↓
4.00.01 |
'08.12.27 |
■不具合修正
1.入力
- 「初期入力」画面の「荷重(設計震度)」において、「地盤種別の判定を連動する」の選択が保存されていなかったため修正しました。
2.計算
- L2地震時の荷重計算において、内部水位に慣性力が考慮されない場合があったため修正しました。
3.計算確認
- 「部材設計」−「直角張出断面計算」画面において、画面判定時に照査対象外の荷重ケース結果を参照していたため修正しました。
4.出力(結果一覧)
- 印刷プレビューの処理において、胸壁設計時に雪荷重を考慮している時はエラーが発生するため修正しました。
|
4.00.01
↓
4.00.02 |
'09.02.12 |
■機能改善
1.連動
- 震度算出との連携において、地盤種別を連動するようにしました。
■不具合修正
1.付属設計
- 翼壁の設計の入力データにおいて、翼壁1(または2)タブから計算結果を押した状態で画面を閉じた時は、設計条件で変更した値が変更前の値に戻るため修正しました。
2.連動
- 震度連携時の計算および保存において、剛性モデル生成や設計データ保存を繰り返し行った時はメモリ不足エラーが発生するため修正
しました。
- 基礎連動時の計算において、計算実行後に変化位置を追加し再計算した時はエラーが発生するため修正しました。
- 基礎連動時のメイン画面表示において、設計地盤面より下に底版下面位置がある時は地層が正しく表示されていなかったため修正しました。
|
4.00.02
↓
4.00.03 |
'09.03.06 |
■不具合修正
1.計算
- フレーム計算時の荷重において、背面水圧の作用方向を土圧と同じδにしている時は土圧が正しく載荷されなかったため修正しました。
2.出力(結果一覧,結果詳細)
- 部材の設計の断面計算において、危険値出力時は応力度照査の危険ケースのみ対象で鉄筋量(最小,最大)照査のNGケースが抽出されなかったため修正しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.サポート
|
4.00.03
↓
4.00.04 |
'09.04.06 |
■不具合修正
1.計算
- レベル2地震時のフーチング照査において、受台自重を無視または控除する時はフレーム計算の受台部分の土砂慣性力控除値に誤りがあったため修正しました。
2.出力(結果詳細)
- 出力項目において常時,地震時の最大危険値時を選択した時は、印刷プレビュー時にエラーが発生する場合があったため修正しました。
- 頂版・側壁の設計,底版中央部の設計の作用力の算定において、躯体慣性力の荷重値の符号及び荷重図の向き
(前壁,後壁)が逆に表示されていたため修正しました。
3.設計調書
- Ver.3がインストールされていない環境では、設計調書が表示できなかったため修正しました。
|
4.00.04
↓
4.01.00 |
'09.05.01 |
■機能追加
- 軽量盛土(EPS,セメント安定処理,FCB)、多層地盤を考慮した安定計算,部材設計(胸壁,竪壁,翼壁)に対応しました。
- 頂版が橋座面より低い時の上壁(橋座〜頂版)の照査に対応しました。
- Acrobat3D出力(PDF出力)に対応しました。(Adobe Systemsの Adobe Acrobat3D
Ver8またはAdobe Acrobat 9 Pro Extendedのインストールが必要)
■機能拡張
1.入力、計算
- 安定計算時の土圧計算において、胸壁区間の土圧を胸壁背面と後壁背面から選択できるようにしました。
また、胸壁設計時の土圧計算において、頂版上の土砂の単位重量で検討できるようにしました。
- 安定計算時の支持照査において、斜面上の基礎として検討できるようにしました。
■機能改善
1.入力
- 設計データの読み込みにおいて、ドラッグ&ドロップで開けるようにしました。
- 「荷重」−「任意荷重」画面において、分布荷重のq1とq2の符号が異なる時はデータチェックを行う
ようにしました。
- 「荷重」−「任意土圧」画面において、高さの入力範囲を拡張しました。
- 「考え方」−「安定計算」画面において、「初期入力」画面で底版の剛体照査を変更した時はβ・λの照査に反映するようにしました。
2.出力(結果詳細)
- 計算結果の荷重名称において、読点(、)が含まれている時は途中で途切れてしまうため改善しました。
- 安定計算の置換え基礎の安定計算結果において、浮力と地盤反力の図を表示するようにしました。
- 部材設計の荷重表示において、躯体形状によってはフレーム荷重図の描画範囲がずれてしまう場合があったため改善しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
(1)プログラムの機能概要
2.操作方法
(1)メイン画面の操作
- 基本的な操作について
- 『入力』モード
- 『計算確認』モード
- 『計算書作成』モード
- 『設計調書』モード
- 「杭基礎」プログラムとの連動
- 震度算出(支承設計)との連動との連動
(2)『入力』モードの操作
- 形状(土砂・舗装)
- 材料(躯体),材料(土砂)
- 基礎(支持地盤・根入地盤)
- 荷重(任意土圧),荷重(側圧)【新規】,荷重(胸壁設計,踏掛版の設計,受け台の設計),荷重(翼壁設計,地覆設計)
- 部材(頂版配筋,側壁配筋,底版配筋,突起配筋,胸壁配筋,翼壁配筋,地覆配筋)
- 考え方(頂版・側壁設計),考え方(土圧・水圧)
3.計算理論及び照査の方法
(1)荷重の考え方
(2)安定性の照査(許容応力度法による照査)
1)直接基礎
2)杭基礎
|
4.01.00
↓
4.02.00 |
'09.09.30 |
■機能拡張
1.計算
- 本体翼壁、地覆部の最大鉄筋量の照査に対応しました。
■機能改善
1.計算
- 側面土砂形状の指定で、LR1(LR2)>後趾長と指定された場合に計算エラーが発生する場合があったのを対策しました。
- 翼壁設計時のエラーメッセージで「翼壁形状に矛盾があります。」のみ表示していたのを内容まで表示するように修正しました。
- その他杭を選択した場合で抵抗モーメントにデータがない場合にエラーメッセージが「プログラム内でエラーが発生しました」と表示されるのを「杭本体に未設定の項目があります」と表示するようにしました。
2.結果確認
- 杭基礎でレベル1地震時の液状化無視と考慮を同時計算する場合、構造解析画面で出力を行うと頂版・側壁モデルにおいても、地震時ケースが増えた状態で出力されていたので、不要なケースは削除しました。
3.出力
- 翼壁の設計の設計条件,断面力の集計において、適用基準にあわせて記号を表示するようにしました。
- 詳細計算書の頂版・側壁、底版中央部の照査における組み合わせの基本荷重の表示で、土圧の合力が同じ場合でも、常時と地震時は別ケースとして表示するようにしました。
- 橋座の設計において支承名称が長い場合でも計算書において枠線から出ないようにしました。
- 落橋防止構造でせん断抵抗面積を直接指定としていた場合に不要なAp=Bp・dの式が表示されていたのを削除しました。
- 舗装自重及び踏掛版自重について、算出過程を表示するようにしました。
- 結果詳細計算書において断面力の集計で、照査位置のコメントを表示するようにしました。
4.その他
■不具合修正
- 詳細計算書の設計条件の水位の考慮において、レベル2地震時の内水位の値が常に0で表示されるのを修正しました。
- 前後趾の杭位置が付根よりH/2より外側にない場合、レベル2地震時の底版の照査がすべてOKでも結果確認モードの保耐法のボタンの色がNGになるのを修正しました。
- 置換え基礎で斜面上の基礎の支持力照査を行う場合に結果判定が正しく設定されない場合があるのを修正しました。
- 付属設計の「翼壁の設計」画面で翼壁1または翼壁2を開いた状態で画面を閉じると設計条件の翼壁1及び翼壁2の左側,右側,無しの設定が左側に変更されるのを対策しました。
■ヘルプ修正(本体プログラム)
1.概要
(1) 必要システム
2.操作方法
(1) 『入力』モードの操作
- 部材−部材(頂版配筋,側壁配筋,底版配筋,突起配筋,胸壁配筋,翼壁配筋,地覆配筋)
- 考え方−考え方(胸壁設計,翼壁設計,地覆設計,踏掛版の設計・受け台の設計)
3.サポート
- 技術的なお問合せ(製品版をご利用の方-問い合わせ様式−2)
■ヘルプ修正(付属設計)
1.翼壁の設計
(1)操作説明(入力データ)
(2)照査の方法
- 概要
- パラレル(一般形状)
- パラレル(側壁有り)
- フル、立ち上げ(一般形状)
- フル、立ち上げ(特殊―1)
- フル(特殊―2)
- フル、立ち上げ(設計要領)
|
4.02.00
↓
4.02.01 |
'09.11.02 |
■要望対応
1.計算
- フーチング厚さの上限値の判定で、フーチング厚さ=フーチング厚さの上限値となる場合に誤差により判定がNGとなる場合があるのを改善しました。
■不具合修正
1.計算
- 桁受台斜部材なしで、橋座=頂版軸線高となる形状の場合に生成されるフレームモデルに問題があり「構造系が不安定」のエラーが発生するのを対策しました。
- 裏込め土に粘着力を指定した場合において、土圧の自動算出の場合のレベル2地震時の土圧に粘着力が考慮されていたのを対策しました。
2.結果確認
- 液状化がある場合の結果総括において底版の危険値の算出に誤りがあるのを対策しました。
3.計算書
- 結果詳細計算書−設計条件の鉛直支持力算出用データにおいて、「単位体積重量(湿潤)」を「単位体積重量(飽和)」に修正しました。
|
4.02.01
↓
4.02.02 |
'10.01.06 |
■機能改善
1.入力
- 踏掛版において計算と関係のない項目のデータチェックを行わないようにしました。
■不具合修正
1.計算
- 落橋防止構造の押し抜きせん断照査時の有効高が正しくない場合があるのを対策しました。
2.結果確認
- 結果総括において底版左右張出部設計時の配筋情報が正しく表示されない場合があるのを修正しました。
|
4.02.02
↓
4.02.03 |
'10.02.26 |
■機能改善
1.入力
- 「計算用設定値」の杭基礎支圧応力度の初期値を0.5σckから0.3σckへ変更しました。
2.計算
- 計算時のブロック割の処理において、計算誤差によりブロック割が正しく行えない場合があったのを改善しました。
■不具合修正
1.入力
- 杭基礎の許容値の入力において、許容支持力の単位が(tf)になっているのを(kN)へ修正しました。(Ver.3.00.00〜)
2.計算
- 内部土砂がある場合の直角方向の荷重の集計において、地震時ケースに不要な水平力が計上されるのを修正しました。(Ver.2.00.02〜)
- 単独設計時の杭基礎において、固有周期用基礎バネ値が地震時αE0を用いて算出されていたのを対策しました。(Ver.4.00.00〜)
- RC杭設定時に、杭本体の鉄筋材料をSD295やSD345としていると、杭径が正しく設定されなかったため修正しました。(Ver.3.00.00〜)
- 杭の許容支持力算出時において、低減係数DE=0.0の層は液状化の有無に関わらず0.0を乗じていたため、液状化有りの場合のみ乗じるようにしました。
3.結果確認
- 結果総括の後壁の照査位置(距離)の表示が前壁の照査位置のものになっていたのを修正しました。(Ver.1.00.00〜)
|
4.02.03
↓
4.02.04 |
'10.05.28 |
■機能改善
1.計算書
- 基礎プログラムと連動(または杭反力直接指定)している場合の安定計算の危険値出力で、温度荷重ケースは安定計算結果に表示しないようにしました。
■不具合修正
1.計算
- 前面形状の表示用データで左右の地覆高が指定されていると、頂版上の地覆の計算時の高さが正しく算出されないのを修正しました。(Ver.2.00.00〜)
- レベル1地震時の液状化の有無のケースを同時に計算する場合、基礎プログラム側で算出された杭反力が「ラーメン式橋台の設計計算」の荷重ケースに正しく反映されない場合があるのを修正しました。(Ver.3.00.00〜)
- 直角方向張出部の最大鉄筋量の照査において、有効幅が考慮されていないのを修正しました。(Ver.4.00.00〜)
2.計算書
- 仮想背面が「土−コンクリート」の場合に、詳細計算書の「設計条件−土圧」の範囲が正しく表示されないことがあったのを修正しました。(Ver.4.00.00〜)
- 杭に断面変化がある場合において、基礎バネの出力で地盤反力係数の表が正しく表示されないのを対策しました。(Ver.4.00.00〜)
- 後趾設計における、土圧の鉛直成分の単位の誤字を修正しました。(Ver.1.00.00〜)
- 許容塑性率が0.5以下の場合に構造物補正係数の計算においてエラーとなり、詳細計算書の設計条件が出力されなくなる場合があるのを修正しました。(Ver.1.00.00〜)
3.設計調書
- 設計調書の胸壁スターラップに底版後趾のスターラップが表示されているのを修正しました。(Ver.1.00.00〜)
■ヘルプ修正
1.本体プログラム
(1)操作方法−『入力』モードの操作
|
4.02.04
↓
4.02.05 |
'11.07.21 |
■機能改善
1.計算
- 設計地盤面下に微小な層厚の層が生じたとき、まれに水平方向地盤反力係数が計算できない場合があったのを改善しました。
- 杭基礎のバネ算出時の計算精度を向上させました。
■不具合修正
1.入力
- 胸壁前面突起がある場合に、3D描画が乱れる事があるのを修正しました。
2.計算
- 杭本体の照査で、せん断力がマイナスの場合にスターラップの計算に誤りがあったのを修正しました。
- 底版弾性体の杭基礎の場合に、仮想RC断面照査が安全側で行われていないのを修正しました。
- L2底版照査時に、土−コンクリートでも背面土砂の慣性力をフレーム計算に考慮していたのを修正しました。
3.結果確認
- 「部材」−「断面照査位置」画面で「上壁の照査」にチェックがあるが照査位置が指定されていない場合に、結果確認の部材設計のアイコンがピンクになるのを修正しました。
4.計算書
- 盛土ブロック指定時で後趾上に水位がある場合に、詳細計算書の底版保耐照査で土砂による作用力の算出過程が正しく表示されていないのを修正しました。
- 結果一覧出力の配筋データの表示で、片方の配筋データしか表示されない場合があるのを修正しました。
- 躯体高に対して底版厚が大きい場合に、詳細計算書の側壁・頂版の設計における断面力図が描画領域からはみ出るのを修正しました。
■ヘルプ修正
1.本体プログラム
(1)サポート
|