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深礎フレームの設計・3D配筋
(部分係数法・H29道示対応)
基礎工
H29道路橋示方書に準拠した深礎基礎の設計計算、図面作成
 ●●深礎フレームの設計・3D配筋
 (部分係数法・H29道示対応)セミナー
 Webセミナー対応
●日時:2018年4月17日(火) 9:30〜16:30
●本会場:東京本社 品川インターシティA棟セミナールーム
※TV会議システムにて 大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・金沢・宮崎・岩手・沖縄 同時開催
●参加費:18,000円
●新規価格


●リリース
Advanced:570,000円
Standard:470,000円
Lite:400,000円
2017年 9月

 はじめに
本年、道路橋示方書が改訂され、部分係数法に基づいた設計法に変わりました。部分係数法は、従来の許容応力度と応力度の比較から、荷重と耐力(制限値)の比較に変わっています。荷重と制限値には、それぞれ係数を乗じて算定します。また、今回の改訂では、部分係数法以外にも計算方法がいくつか変更されています。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲図1 メイン画面(杭基礎)

以下に、部分係数法の主な対応点と、計算方法が変更された点についてご紹介いたします。
 部分係数法の主な対応点
部分係数
荷重には、「荷重係数」、「組合せ係数」を乗じます。荷重係数は荷重の種別(死荷重、活荷重、土圧、温度荷重など)によるもので、組合せ係数は同時に考慮する荷重種別の内容によって区分されています。
制限値には、「抵抗係数」、「調査・解析係数」、「部材・構造係数」を乗じます。照査対象によっていろいろな種類に区分されます。
本製品では、これらの係数を基準値にまとめ、一覧・編集ができるようにしています。

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲図2 荷重データ設定画面

作用ケース
従来の常時ケース、レベル1地震時ケースに変わって、「永続作用が支配的な状況」、「変動作用が支配的な状況」、「偶発作用が支配的な状況」の3分類になります。
概ね、永続作用と変動作用が、従来の常時・レベル1地震時、偶発作用がレベル2地震時に相当します。

部材の照査
ここでは曲げに対する照査についてご紹介いたします。限界状態1と限界状態3を満足するように設計します。
限界状態1に用いる制限値の算定は次式で行います。
 Myd=ξ1 Φy Myc
限界状態3に用いる制限値の算定は次式で行います。
 Mud=ξ1 ξ2 Φu Muc

画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
▲図3 曲げに対する照査
 計算方法の変更点
水平方向地盤反力係数kH算定に用いる換算載荷幅
円形断面は、0.8B(Bは杭径)を用います。

礎底面の鉛直ばねkv算定に用いる換算載荷幅
従来は杭幅となっていましたが、深礎杭底面積Aの平方根√Aを用いるようになりました。

底面のせん断地盤反力度照査の省略
永続・変動作用時(従来の常時・レベル1地震時相当)の深礎底面のせん断地盤反力度の照査に関する記載がなくなっています。

周面摩擦力度の上限値の変更
砂質土地盤は従来の200kN/m2から120kN/m2に、粘性土地盤は150kN/m2から100kN/m2になりました。
(Up&Coming '17 秋の号掲載)
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