New Products & Service |
シミュレーション |
VR-Cloud® NEXTと新クラウドサービス
CIMを意識した新しいクラウドソリューション
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今後、より多くの使用状況においても便利に利用いただける様に弊社のクラウド製品のリニューアルと新規開発を進めています。最近では、無償で提供している土木電卓もリニューアルしましたが、クラウドだから可能になる情報の一元化管理、情報と機能のアクセシビリティを最先端のウェブ技術で提供するように製品開発を行っています。 |
GIS機能を搭載した情報一元化管理サービス
データの保存、共有と管理を目的としたサービスです。データを複数の方法で検索するため、(1)地理情報、(2)属性情報、(3)一般的なフォルダ構成を扱うことが可能です。
また、良く使用される部品やデータモデルの共有化により、各業務での再利用やデータの一斉更新が可能になります。
大規模のVR空間データ、設計と図面情報、計測データ等の保管に使用できるシステムになります。
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図1 データ共有システム |
データの互換性
従来より、ウェブアプリでもタブレット、スマートフォンのアプリでも同じ目的を持つ製品であればデスクトップのアプリケーションとのデータ互換性を保証することを基本仕様としています。これにより、使用するファイル数を減らし、同じデータをどのアプリケーションで開いてもその機能の範囲での使用が可能になります。互換性の利便性だけでなくデータの変更履歴を管理する上で重要な概念になります。
簡易入力
今回は、現場でも直ぐに構造物の検討ができる様に、ウェブアプリケーションとして既成品の簡易入力版を開発します。入力が簡易でも計算は既成品と同じ仕様で行い、データの互換性もあるので、オフィスでの作業の引き続きが可能です。 |
VR-Cloud® NEXTはプロジェクトネームで、新しいクラウドソリューションを活かし、現VR-Cloud®の様にUC-win/Roadで作成された3D
VRデータをいつでもどこでも利用可能にすることが1つの目的です。また、クラウド上にある3Dデータファイルは多くの形式に対応し、属性データの参照と管理を行える様にします。例えば、CIMのための利用に適合したシステムで、フォーラムエイトが考えるIM&VRを次の段階へ引き上げるプロジェクトです。
具体的には、データを中心として複数のアプリケーションで構成されるシステム(図2)で、目的に該当するアプリケーションを利用します。
今回は、新規データサービスを経由し、新VR-Cloud®クライアント、3DウェブアプリケーションとUC-win/Roadの連携が基本構成となりますが、各モデルデータを個別のファイルとして管理することも可能で、各アプリケーションを独立して使用することも可能です。
新VR-Cloud®クライアントは、クロスプラットフォームの3Dエンジンを持ち、各処理モジュール、GUIモジュールが独立した形で共通のC++
API上で開発されています。このAPIによる拡張が可能になり、固有のニーズに柔軟に対応できるプラットフォームになります。
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図2 VR-Cloud® NEXT |
VR-Cloud® NEXT上に開発されたアプリケーション事例として、Ultra Wide BandタグのVRリアルタイム位置情報システム、組み込みシステムとVR-Cloud®を組み合わせた構成を図3に示しています。
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図3 VR RTLS |
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現在、GIS搭載のデータクラウドサービス、VR-Cloud® NEXT、RC断面計算のウェブ版、ボクスカルバート設計計算のウェブ版を中心に開発を開始しており、データクラウドサービスとVR-Cloud®
NEXTの初版は2019年初を目標に開発を進めています。 |
(Up&Coming '18 秋の号掲載) |
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