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●はじめに
- UC-win/Road Ver.5の新機能である点群データプラグインについて紹介致します。
ここでは、点群データ編集機能、道路中心線点列抽出機能、道路平面線形・縦断線形生成・編集機能、道路横断面点列抽出機能、横断面生成・編集機能についてご案内します。
●点群データ編集機能
- 点群データプラグインは、３次元点群をUC-win/Road上のVR空間上に表示し、点群を所定の位置に正確に描画することを基本機能としています。データファイル読み込み時の選択抽出、追加読み込み、VR空間上での並行移動、回転移動など表示位置の微調整も可能としています。また、これら点群データを基にした地形TINデータの生成（陸上部、海底部）、テクスチャ画像の貼り付け、および、航空写真の色の点群への写し取り機能を有しています。
エクスポート機能として、点群データを基に生成した地形データを他システムで利用にできるように LandXML データへのエクスポートが可能です。
点群データの後処理機能では、道路線形データ・横断面データの抽出機能を有し、これから生成された線形データによりUC-win/Road上での道路モデリングを半自動的に可能としています。
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対応点群数
・32bit OS(Windows XP) ： 1600万点以内
・64bit OS(Windows Vista, Windows 7) ： 2500万点以上
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主な編集機能
・点群表示
・地形TIN作成
・道路線形、横断面の抽出機能 |
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●中心線点列抽出
- 道路中心線点列抽出は、自動サーチと手動指定の二つの方法から選択できます。自動サーチの方法は移動スキャニング（例：MMS「モービルマッピングシステム」）の計測上の特徴を利用して考案したサーチ方法であり、一方、手動指定の方法は任意に計測点をマウス選択して得られる連続折線を生成する方法です。
●道路平面線形編集
- 道路平面線形編集は、抽出した中心線点列のX（東西）-Z（南北）平面線形データをUC-win/Road本体の道路平面線形編集機能へデータ連携し、道路の平面線形を作成・変更する編集ステップです。
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| ▲道路平面図（点列） |
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▲道路平面図（線形） |
●道路縦断線形編集
- 道路縦断線形編集は、抽出した中心線点列のL（距離程）-Y（標高）縦断線形データをUC-win/Road本体の道路縦断線形編集機能へデータ連携し、道路の縦断線形を作成・変更する編集ステップです。
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| ▲道路縦断図（点列） |
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▲道路縦断図（線形） |
●横断面点列抽出
- 横断面点列抽出は、点群データプラグインのツールを使って、必要な横断面点列を抽出する機能です。
大きな矩形枠に含まれる点群データを自動抽出し、横断面点列を生成します。
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| ▲横断面点列と点群 |
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▲横断面点列のみ |
●横断面編集
- 横断面編集は、抽出した横断面点列データをUC-win/Road本体の横断面編集機能へデータ連携し、道路の横断面を作成・変更する編集ステップです。
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| ▲点列と横断面 |
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▲横断面３D図 |
●道路モデリング
- 上記のステップで作った道路線形データと横断面データをもとに、UC-win/Road上で道路のモデリングが可能です。
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| ▲点群のみ |
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▲道路モデル |
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■UC-win/Road Ver.5.0 点群モデリング リリース日：2010年 8月 |
| （Up&Coming '10 盛夏の号掲載） |
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