|
|
|
●はじめに
|
本シミュレータは、財団法人日本交通管理技術協会の定める運転シミュレータ型式認定基準に準拠した運転教習所向けのドライビングシミュレータです。ＶＲでの運転中危険事象のリアルな表現、42インチ3CHモニターによる広視野角の実現、及び自動車部品のステアリング機構の搭載により、実車に近い感覚でシミュレーションを体験することが可能です。
シミュレーション体験後は、体験者の運転ログから、教材に応じて診断が可能で、診断機能からの情報を収集して受講者全員の運転結果の集計及び統計処理も可能です。また型式認定取得に向け活動中です。 |
|
 |
●安全運転教材
型式認定基準に準拠した6種類の教材と、オプションシナリオとして2種類の教材を設定しています。
■型式認定基準準拠 標準シナリオ
- 危険予測教習
道路における危険を伴う危険性の高い事象をドライビングシミュレータで再現し、その事象をお客様に体験していただくことが可能です。
約5.5kmの市街地コースで横断歩行者への接触、右折タイミング、駐車車両間の飛び出し等合計13箇所の危険場面、注意場面を体験していただけます。
 |
|
 |
|
 |
| ▲横断歩行者への接触 |
|
▲右折タイミング |
|
▲駐車車両間の飛び出し |
- 夜間の運転教習
夜間の運転における知識、技能習得のために約5.0kmの市街地コースで自転車の追い越しや道路工事車線規制等9箇所の危険場面、注意場面を体験していただけます。
 |
|
 |
| ▲自転車の追い越し |
|
▲道路工事車線規制 |
- 急ブレーキ教習教材
乾燥路面、湿潤路面、凍結路面の基準を満たす制動距離を実装し、約1.5kmの山間道路コースを体験していただけます。
 |
|
■乾燥路面での走行速度と制動距離
| 時速100km→0km |
57.2m |
| 時速 80km→0km |
37.1m |
| 時速 60km→0km |
20.9m |
| 時速 40km→0km |
9.5m |
| 時速 20km→0km |
2.3m |
|
| ▲先方車両への追突 |
|
- 高速教習教材
約20.0kmの自動車専用道路コースで、開閉バーへの接触や合流タイミング等、高速度の特性等高速道路において必要な運転技術が学習できる場面を8場面以上体験していただけます。
 |
|
 |
| ▲開閉バーへの接触 |
|
▲合流タイミング |
- 地域特性教習教材
標準データでは、約8.0kmの山間道路コースで、速度超過によるカーブ逸脱や先方車両への追突等、地形等地域の特性を踏まえた道路において運転技能学習を体験していただけます。
 |
|
 |
| ▲速度超過によるカーブ逸脱 |
|
▲先方車両への追突 |
- 悪条件下での運転教習教材
約5.2kmの山間道路コースで、5つの区間で霧、雨、雪等の悪条件下での運転技能学習を体験していただけます。
 |
|
 |
| ▲吹雪区間 |
|
▲濃霧区間 |
■オプションシナリオ
- 違反種別教材
飲酒運転、速度違反等によって運転にどのような影響があらわれるかを体験していただけます。
- 夜間視認性教材
ヘッドライトを利用した夜間走行時の、障害物を発見してから停止できるまでの距離を、速度の違い、対象（障害物）の色の違い等により体験していただけます。
●診断・集計機能
- 運転操作や走行結果のログから、運転技能の診断を行います。ログからは、アクセル・ブレーキの適切な操作、ステアリングのなめらかな操作、制限速度の厳守、信号機、一時停止の遵守、危険予測、安全・ECO運転、前方注意（危険予測）、車幅間隔、思い遣り運転、ウインカーの操作、シートベルトチェックについて診断を行います。診断結果は数値化しグラフで表示され、運転者に対してのアドバイスを出力します。
 |
| ▲診断結果 |
|
|
■UC-win/Road Ver.5.0 安全運転シミュレータ 安全運転教習教材 リリース日：2010年
8月 |
| （Up&Coming '10 盛夏の号掲載） |
 |
|
>> 製品総合カタログ
>> プレミアム会員サービス
>> ファイナンシャルサポート
|
