BOXカルバートの設計・3D配筋 Ver.20 バージョン更新内容

2022年 07月 11日 更新

Ver.20.00.00更新日:'21.05.31

要望対応

  • 杭基礎時の杭の断面変化に対応しました。
  • 地震時杭基礎の変位量照査を相対変位で行うようにしました。
  • 3Dパラメトリックツールに対応しました。
  • 3Dアトリビュート(属性表示)に対応しました。
  • 3Dアトリビュートの属性情報を3D配筋CADで連動して表示できるように対応しました。
  • 配筋入力画面において、主要な配筋の3D配筋を表示できるようにしました。
  • ボーリング交換用データ(XMLファイル)の読み込みに対応しました。
    ※地震時の検討で多層地盤かつ最大30層までの制限があります。
  • 地盤データファイル(*.fgd)の保存、読み込みに対応しました。「マンホールの設計・3D配筋 Ver.6.0.0以降」、「下水道管の耐震計算 Ver.2.3.0以降」、「BOXカルバートの設計・3D配筋(下水道耐震)Ver.13.0.0以降」と地層データの連動が可能です。
    ※地震時の検討で多層地盤かつ最大30層までの制限があります。

不具合修正

(計算部)

  • 斜角付きBOXの設計において、ウイング有りの状態で計算実行後ウイング無しに変更してもウイング有りとして影響を考慮してしまう不具合があり、これを修正しました。
  • 左右の水平土圧係数が異なるとき、安定計算の外力集計値が不正となる場合があり、これを修正しました。

(出力部)

  • 回転杭のとき、計算書の設計条件に杭体の許容応力度が出力されない不具合があり、これを修正しました。

ヘルプの修正(変更)内容

  • 「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.20.0.0~」→「Ver.20.0.0」
  • 「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「通常設計・サイロ土圧」→「配筋」
  • 「操作方法」→「メニューの操作」→「入力」→「地盤(ボーリング交換用データ読込)」※追加

Ver.20.00.01更新日:'21.08.05

要望対応

  • 踏掛版下面より外水位が高くなった場合は計算を中断しておりましたが、踏掛版からの荷重計算および踏掛版の計算では外水位を無視して計算を行えるようにしました。

不具合修正

(計算部)

  • 2連BOXのとき、せん断応力度照査位置に問題がなくてもチェックにかかる場合があり、これを修正しました。
  • 適用基準(地震時)が土地改良施設のレベル2地震時検討において降伏耐力が正しく算出されない場合があり、これを修正しました。
  • 適用基準(地震時)が土地改良施設のレベル2地震時の照査の降伏判定において、Md/Myが負値の場合に絶対値が1を超えていても弾性域と判定される不具合があり、これを修正しました。
  • 踏掛版下面より外水位位置が高い場合チェックを行っているが、3連BOXの場合にチェックが行われていなかったためチェックを行うようにしました。
  • 3連で左隔壁下側ハンチを設けている場合に計算が正常に終了しない場合があり、これを修正しました。

(出力部)

  • Ver.16.0.0以降、門形カルバートの杭基礎で計算モデルが底版一体時の杭頭の水平反力および回転反力の符号が逆となる不具合があり、これを修正しました。

(図面作成部)

  • 図面作成において、翼壁取付角度が90度以外の場合、翼壁主鉄筋の定着長算出時に、かぶりと角度を考慮していなかったため修正しました。
  • 図面作成において、翼壁土留め壁部の「土留壁主鉄筋(背面水平途中止め)」が配筋されない場合があったため修正しました。
  • 図面作成において、本体の鉄筋属性照査情報がIFCファイルに反映されていない不具合があり、これを修正しました。

ヘルプの修正(変更)内容

  • 「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.20.0.0~」→「Ver.20.0.1」
  • 「概要」→「プログラムの機能概要」→「適用基準」

Ver.20.00.02更新日:'21.10.18

要望対応

  • 適用基準=下水道施設2014の場合の詳細計算書において、地盤バネの算出式の記号HwおよびBwの説明を部材外高、部材外幅に変更しました。
  • ヘルプの「計算理論及び照査の方法」→「限界状態設計」→「使用限界照査」の「2)許容ひび割れ幅wa」の説明において、かぶりを主鉄筋の純かぶりに変更しました。

不具合修正

(ファイル)

  • RC杭、PC杭、PHC杭でkH算出時の断面二次モーメントを換算断面としている場合に、換算断面二次モーメント値が正しく保存されていない不具合があり、これを修正しました。

(入力部)

  • 地震時検討で杭基礎の時、支点バネ相当で計算していますが、「考え方」-「基本」画面の『杭基礎の計算方法』が選択可能となっていたため選択不可としました。

(計算部)

  • 地震時検討で杭基礎の時、BOX底面から基盤面までが10層を超える場合に最下層の杭の水平方向バネ値および杭の許容支持力計算時の周面摩擦力が不正となる不具合があり、これを修正しました。

(結果確認部)

  • 安定計算の許容支持力度の判定において、衝突荷重時に常時の許容支持力度を用いて判定している不具合があり、これを修正しました。

(出力部)

  • 詳細計算書の周面せん断力において、地層数が多い場合に側壁の周面せん断力の上限および周面せん断力の表が正しく出力されない場合があり、これを修正しました。

ヘルプの修正(変更)内容

  • 「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.20.0.0~」→「Ver.20.0.2」
  • 「計算理論及び照査の方法」→「限界状態設計」→「使用限界照査」

Ver.20.00.03更新日:'22.05.27

要望対応

  • Web認証の安定性を改善しました。

不具合

(入力部)

  • 場所打ち杭の鉄筋材質をSD345に変更したとき、許容斜引張応力度として常に200(N/mm^2)が設定されている不具合があり、これを修正しました。
  • 2層1連BOXのとき、計算時の剛域のデータチェックに不具合があり、これを修正しました。
  • 2層1連BOXで中床版の配筋データを変更しても計算結果が変わらない不具合があり、これを修正しました。

(計算部)

  • 地震時検討で適用基準(地震時)が土地改良施設で2, 3連BOXのとき、一部条件でレベル2地震時の右側壁下隅角部の結果が不正になる不具合があり、これを修正しました。
  • 地震時検討で杭基礎時の杭の変位量照査において、杭頭位置の地盤の水平変位振幅U1に用いる値に誤りがあり、これを修正しました。
  • 一部のフレームデータでi端側荷重とj端側荷重が逆に表示される不具合があり、これを修正しました。
  • 杭頭接合部のレベル2押抜きせん断耐力算出時の鉄筋量の算出に誤りがあり、これを修正しました。
  • 杭基礎時の許容支持力の計算および支点バネの出力において、一部条件で杭長が入力している全層厚の合計値となる不具合があり、これを修正しました。
  • 2連BOXの頂底版の右支間において、付着応力度の結果が0となる不具合があり、これを修正しました。
  • 衝突荷重考慮から考慮しないに変更後に計算を行う場合、一部条件でエラーが発生する不具合があり、これを修正しました。
  • 2層1連BOXで曲げ照査位置が「ハンチ端及び対角線断面で照査する」のとき、対角線断面の照査での下側(左下、右下)の部材厚に誤りがあり、これを修正しました。
  • 2連BOXで剛域がある場合のせん断照査位置のチェックに誤りがあり、これを修正しました。
  • 2層1連BOXのとき、2層目の内水位の上限が1層目のものになっている不具合があり、これを修正しました。
  • 2層1連BOXのとき、詳細計算書において1層目の内水位の荷重線が表示されない不具合があり、これを修正しました。
  • 2層1連BOXでせん断応力度照査位置が隅角部格点と2×有効高の位置のとき、計算時にエラーが発生することがあり、これを修正しました。

(結果確認部)

  • 地震時検討で杭基礎のとき、安定計算結果にNGの項目がなくても安定計算が赤色で表示される不具合があり、これを修正しました。
  • 結果確認にて常時でも「液状化による浮上りに対する検討」の結果が表示される不具合があり、これを修正しました。
  • 2層1連BOXで中床版の支間部の照査を行わない場合でも計算結果に表示されている不具合があり、これを修正しました。

(出力部)

  • 地盤入力で基盤面以下の層厚も入力しているとき、詳細計算書の層厚の合計に基盤面の層厚も含まれている不具合があり、これを修正しました。
  • 杭の許容引抜き力の出力において、レベル2地震時の安全率の表記に誤りがあり、これを修正しました。
  • 一部条件で設計水平震度の算出過程が出力されない不具合があり、これを修正しました。
  • 踏掛版を設置していて水平土圧係数を2ケース考慮し、踏掛版下面から土圧を考慮する時、詳細計算書の土圧を算出する着目位置の名称に誤りがあり、これを修正しました。

(図面作成部)

  • 翼壁天端勾配が小さいとき、翼壁天端平行鉄筋が配筋されない場合があったため修正しました。
  • 斜角BOX・天端折れ翼壁の数量計算書において、翼壁背面形状(翼壁長)が正しくない場合があったため修正しました。

(ヘルプ)

  • ヘルプに記載されている土地改良のレベル1速度応答スペクトル式に誤りがあり、これを修正しました。
  • 検討対象が地震時検討のとき、「荷重|任意地震荷重Lv2」画面の[ヘルプ]ボタンから開くヘルプが地震時検討(NEXCO)のときの説明となっている不具合があり、これを修正しました。

ヘルプの修正(変更)内容

  • 「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.20.0.0~」→「Ver.20.0.3」
  • 「計算理論及び照査の方法」→「BOX本体断面方向の計算」→「地震荷重(地震時検討)」→「土地改良」→「地震荷重」
  • 「計算理論及び照査の方法」→「BOX本体断面方向の計算」→「鉛直土圧係数・衝撃係数・活荷重地盤反力度低減係数・活荷重の低減係数」

Ver.20.00.04更新日:'22.07.11

要望対応

  • 2層1連BOXの中床版の配筋データは「配筋-側壁」で設定していただくようにしておりますが、どこで設定するのか分かりづらいため名称を「側壁・中床版」に変更しました。
  • ヘルプの「Q&A|Ⅰ.断面方向|A2-6」は常時の検討を対象としていることを追記しました。

不具合

(入力部)

  • 地震時検討で杭基礎のとき、BOX底面から杭先端までの地層数が多い場合に「形状-地盤」画面が表示されなくなる不具合があり、これを修正しました。
  • 2層1連BOXの下内空の水位線の描画位置が入力した位置とずれている不具合があり、これを修正しました。なお、描画のみの問題で計算結果に影響はありません。
  • 2層1連BOXで中床版に任意死荷重を載荷した場合の載荷範囲のチェックに誤りがあり、これを修正しました。

(計算部)

  • 2層1連BOXのせん断照査位置(H/2点)決定時のハンチ寸法の参照に誤りがあり、せん断照査位置が不正となる場合があり、これを修正しました。

(結果確認部)

  • 2、3連BOXでレベル2地震時照査を非線形解析で行う場合、結果確認→レベル2→総括表の中壁、隔壁下隅角部に不正な結果を表示される不具合があり、これを修正しました。

(出力部)

  • 2層1連BOXの詳細計算書において、中床版の照査位置が上、下となっている不具合があり、これを修正しました。
  • 2層1連BOXの詳細計算書の安定計算において、躯体自重の算出過程において左右側壁、中床版、底版、下内空ハンチの寸法に誤りがあり、これを修正しました。なお、出力のみの問題で計算結果に影響はありません。

ヘルプの修正(変更)内容

  • 「概要」→「バージョン及び改良点」→「Ver.20.0.0~」→「Ver.20.0.4」
  • 「概要」→「著作権」」→「プログラム使用権許諾」
  • 「概要」→「必要システム及びプロテクト」
  • 「Q&A」→「Ⅰ.断面方向」

更新履歴バックナンバー

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