Ver. |
日付 |
内 容 |
1.02.00
↓
1.10.00 |
'99.03.01 |
1)使用単位系を従来単位系からSI単位系へ変更しました。
2)従来単位系版でExportしたデータをSI単位系版でImportする際、単位系の変換を
行うようにしました。
3)サンプルデータを本バージョンでExportしたものに変更しました。
また、これまでのサンプルデータではRCの鉄筋情報が入っていませんでしたが、鉄筋情報の入ったデータに変更しました。
※これまでのT&WuサンプルデータではRCの鉄筋情報が無いため保耐法の結果が誤った値(震度法と同じ値)で出力されていました。 |
1.10.00
↓
1.10.01 |
'99.03.18 |
1) NewPCおよびNewRCの選択画面をサイズ変更ができないように修正しました。 |
1.10.01
↓
1.10.02 |
'99.08.16 |
1)USBプロテクトに対応しました。 |
1.10.02
↓
1.10.03 |
'99.11.18 |
修正(変更)内容
・UC-win/RCで作成した橋脚の3D表示で橋脚が左右反転する不具合を修正しました。
Helpの修正(変更)内容
・概要→製品紹介→改訂履歴及び改良点に、Ver. 1.10.03のバージョン情報を追加。 |
1.10.03
↓
1.10.04 |
'00.02.16 |
【不具合修正】
@計算結果のDetailにおいて、下部工・上部工が選択できない不具合を修正しました。
この不具合は、UC-win/T&Wu:Ver.1.10.03、統合インストール版:Ver.1.11.00〜1.11.04で発生します。
【その他】
@ヘルプの修正。Gap、張り出し長等計算には使用していませんとの記述を削除しました。
AヘルプのQ&Aを更新しました。 |
1.10.04
↓
1.10.05 |
'00.03.03 |
・プロテクトチェックをWindows 2000に対応しました。 |
1.10.05
↓
1.11.00 |
'00.05.01 |
拡張機能
入力画面の日本語、英語の切り替え機能を追加しました。
Helpの修正(変更)内容
・日本語の説明を補足しました。 |
1.11.00
↓
1.11.01 |
'00.07.14 |
修正(変更)内容
・製品ヘルプ(本ヘルプ)の「Q&A」を追加/更新しました。
・文体の初期設定を英語から日本語に変更しました。
・データのない状態でも[オプション]−[設定]のメニューを有効にするように修正しました。
・[表示]-[色の設定]画面でフォーカスのある項目の文字フォントが正しくない不具合を修正しました。(日本語表示の場合のみ)
・レポートのプリンタ出力時、図の一部のラインが出力されない不具合を修正しました。
・レポート出力を繰り返すとエラーメッセージが表示される事がある不具合を修正しました。
・レポートのHTML出力を途中でキャンセルすると、そのファイルに上書きできない不具合を修正しました。
Helpの修正(変更)内容
・改訂履歴及び改良点(Ver1.11.01)を更新しました。 |
1.11.01
↓
1.11.02 |
'00.08.14 |
修正(変更)内容
・UC-win/RCとの連動において、連動データが解析モデルとして不適切な場合、以下の警告メッセージを表示して連動を解除するように修正しました。データは、直接入力データに変換されます。
この警告は、UC-win/RCでパラペット部分が竪壁より大にな構造の橋台を定義し、これをUC-win/T&Wuに連動させた場合に発生します。
警告メッセージ
この構造物は、解析モデルとしては、不適切な構造のデータです。
UC-win/RCとの連動を解除し、直接入力のデータとして取り込みます。
Helpの修正(変更)内容
・改訂履歴及び改良点(Ver1.11.02)を更新しました。 |
1.11.02
↓
1.11.03 |
'00.08.30 |
拡張機能
@問い合わせ支援ツールに対応しました。
修正(変更)内容
@プロテクトルーチンを更新しました。変更内容は以下の通りです。
・NetUPDATEのNetPROモニター機能(製品使用状況)への対応
モニタ機能につきましては、製品の統合CD-ROMまたは弊社ホームページをご参照ください。
Helpの修正(変更)内容
・改訂履歴及び改良点(Ver1.11.03)を追加しました。
・メインメニュー、ツールバーに[Internet利用による問い合わせ]の内容を追加しました。
・サポート−技術的なお問い合わせ−[お問い合わせの方法]の内容を変更しました。 |
1.11.03
↓
1.11.04 |
'00.09.14 |
拡張機能
・下部工の複数選択機能を追加しました。
・上部工の入力に構造物の複写機能を追加しました。
・下部工の入力に構造物の複写機能を追加しました。
・上部工の入力−データのガイド図に拡大・縮小機能を追加しました。
・[上部工の入力]−[データ]−[寸法]−[支間長]の入力において複数選択の機能を追加しました。
修正(変更)内容
・全データのエクスポートを実行してファイル名選択ダイアログ表示中にメイン画面の再描画を行うとエラーが発生する不具合を修正しました。
・Ver1.11.02以降、[下部工の入力]-[新規 RC]-[UcWin/RCからの下部工選択]でプロジェクト単位での選択を行うとエラーが発生する不具合を修正しました。
Helpの修正(変更)内容
・改訂履歴及び改良点(Ver1.11.04)を更新しました。
・上部構造入力方法の選択に複写機能の説明を追加しました。画面も変更しました。
・下部構造入力方法の選択に複写機能の説明を追加しました。画面も変更しました。 |
1.11.04
↓
2.00.00 |
'00.11.27 |
このバージョンでは、「UC-1 震度算出 for Windows」の機能を取り込み、大幅な機能改善を行いました。
【機能追加】
@上部工形状入力機能
A下部工形状入力機能
BUC-1下部工製品との連動
C1基下部構造の計算
D等価線形化法による耐震性の照査
E反力分散支承の形状決定
FUC-1形式の出力機能
G「UC-1 震度算出 for Windows」からのファイルインポート
H等価水平震度の出力
【機能改善】
@支承条件の入力を震度法、保耐法T、保耐法Uに分離
A基礎バネ位置の入力を追加
B固有周期算出時の慣性力作用方向の指定を追加
【注意事項】
@このバージョンより、SI単位系日本語版のみの提供となります。
Aこのバージョンより、UC-win/T&Wu単体でのインストール形式に変更しました。
Bこのバージョンと連動可能なUC-win/RCは、「UC-win/RC SI単位系版 ( Ver.2.12.08
)」以上になります。
CUC-win/T&Wuユーザへは無償提供のため、有償コードは変更していません。 |
2.00.00
↓
2.00.01 |
'00.12.12 |
【機能改善】
@「橋梁の入力|全般」に「橋の種類」の入力を追加しました。初期値は「B種の橋」です。
A等価線形化法による耐震性の照査の入力画面において、「橋の種類」の入力を[等価線形化法による耐震性の照査固有のデータ]から[UC-win/T&Wuからのデータ]に移動しました。
B1基下部構造と複数下部構造の計算を統合し、「計算」で両方の計算を実行するように修正しました。この修正にともない、以下の点が変更になりました。
・「メニュー|モデリング」において、「複数下部構造の計算」「1基下部構造計算」の項目を統合し、「計算」に変更しました。
・ツールバーのスピードボタンから「1基下部構造計算」を削除しました。「計算」ボタンで両方の計算を実行します。
・「下部工の入力|下部工|1基下部工」の入力画面に「計算フラグ」の項目を追加しました。
・入力データの出力に「1基下部構造|計算フラグ」の項目を追加しました。
※1基下部構造の計算は、「下部工の入力|下部工|1基下部構造|計算フラグ」入力画面でチェックされた項目だけを行います。
CUC-1下部工製品との連動仕様をUC-1側での連動対応にあわせ調整しました。
DUC-1レポート出力で計算エラーが発生した場合でも、エラー発生個所以外のデータを出力できるように修正しました。
【不具合修正】
@Bラインに設定した下部工について、1基下部構造の計算が行われない不具合を修正しました。
AUC-win/RCとの連動において、RC側で剛性モデルの生成に失敗した場合エラーメッセージを表示して計算できないように修正しました。
BUC-win/RCとの連動状態でのプログラム終了時に、環境によってはランタイムエラーが起こる場合があったため、対策を行いました。
C「上部工形状入力」「下部工の形状入力」起動時でのプログラム終了時に、環境によってはランタイムエラーが起こる場合があったため、対策を行いました。
D下部工の形状入力において、橋台形状で降伏剛性時のIを「入力」とした場合(グレー表示)「構造系が不安定です」のエラーが発生する不具合を対策しました。
EUC1レポート出力プレビュー画面について、拡大表示の状態で画面のサイズを変更したときにスクロール状態がおかしくなる不具合を修正しました。
FUC1レポート出力プレビュー画面のスタイル設定で本文フォントを変更した場合、分数式の分母のフォントに反映しない不具合を修正しました。
GUC1レポート出力プレビュー画面のファイル設定画面でカレントフォルダを移動した場合にヘルプファイルが表示できない不具合を修正しました。
HUC1レポート出力プレビュー画面上に他のアプリケーションウィンドウが重なった状態で印刷を行うと、プログラムが強制終了してしまう場合がありましたので、対策を行いました。 |
2.00.01
↓
2.00.02 |
'00.12.15 |
【不具合修正】
@等価線形化法による耐震性の照査で、慣性力の作用位置にフーチング高さが含まれていた不具合を修正しました。
AUC-1 震度算出のデータの読み込みで、ファイル名が20文字を超える場合読み込みエラーとなる不具合を修正しました。 |
2.00.02
↓
2.10.00 |
'01.02.08 |
【機能改善】
(1)上部工単位での固有周期を算出するように変更しました。詳細は製品ヘルプをご覧下さい。
(2)震度法の設計水平震度の最大値の算出において、橋台を含めた最大値を適用できるよう入力を追加しました。詳細は製品ヘルプをご覧下さい。
(3)UC-1FRAME製品への連動ファイルのエクスポート機能を追加しました。
(4)UC-1レポート出力において、等価線形化法の詳細出力機能を追加しました。
(5)UC-1レポート出力において、複数下部構造計算の支承条件の出力を追加しました。(入力データ、複数下部構造-解析結果詳細)
(6)等価線形化法による耐震性の照査結果確認画面の応答値(グラフ)の印刷機能を追加しました。
(7)「縦断図|編集」「平面図|編集」の入力画面に移動基準座標の表示を追加しました。
(8)下部工形状入力−骨組直接入力での橋脚形状において、「高さH(m)梁部」が0.0mの場合には5節点フレームモデルを作成するように変更しました。
(9)下部工形状入力−骨組直接入力での寸法入力画面において、「高さH(m)フーチング部」の入力最小値を0.1mに変更しました。
本変更により、震度算出ファイルのインポートにおいて、骨組直接入力の形状では必ず警告が表示されるため、形状入力側での再設定を行ってください。
(10)UC-1レポート出力の出力項目選択画面に、ヘルプボタンを追加しました。
【仕様変更】
複数下部構造の計算において、慣性力の算定方法を変更しました。
算出方法については、製品ヘルプをご覧下さい。
上記の仕様変更により、以下の点が変更になりました。
(1)「モデリング|支承条件の入力|橋軸方向」の入力が「自由」の場合に静摩擦係数の入力を追加しました。
(2)計算−解析結果画面において、「(詳細)複数下部構造|下部工|T&Wu結果・Wu詳細」の表示形式を変更しました。
(3)計算−解析結果画面において、「(詳細)複数下部構造|上部工|H詳細」の表示を追加しました。
(4)計算−解析結果画面において、「(詳細)複数下部構造|上部工|死荷重反力および静的フレーム法の結果」の表示を追加しました。
(5)UC-1レポート出力において、複数下部構造解析結果に「上部工毎の設計水平震度一覧」の出力項目を追加しました。
(6)UC-1レポート出力において、複数下部構造解析結果「下部構造の支持する上部構造部分の重量Wu」の出力形式を変更しました。
(7)結果確認画面およびUC-1レポート出力において、静的フレーム法による解析結果の分担重量記号(Wi)を(F)に変更しました。
【不具合修正】
1. インポート直後に橋梁名称の変更を行うと、読み込み違反が発生する不具合を修正しました。
2. 震度算出ファイルのインポートにおいて、上部工の高低差がついている場合に縦断線形長が実際の支間長よりも短くなってしまう不具合を修正しました。
3. 震度算出ファイルのインポート直後に、上部構造の入力で確定を行わずに計算実行した場合、正しく上部工の骨組み座標を作成しない場合があるのを修正しました
4. 上部工・下部工形状入力またはUC-win/RC側で構造物の削除や名称変更を行うなど、連動が確立できない場合のT&Wu骨組入力形状への変換において、名称が長すぎると変換後の構造物名称が重複してしまう場合があるのを修正しました。
5. 下部工形状入力で杭基礎を選択した場合、鋼管杭の杭軸方向バネ定数の算出に誤りがあったのを修正しました。
6. 下部工形状入力で直接バネ入力を選択した場合、「下部工の入力|データ|基礎バネ値」に正しくセットされない不具合を修正しました。
7. 下部工の基礎バネ位置によるバネ値の再計算を支承条件に「固定」が設定された場合は行わない様に修正しました。
8. 「縦断図|編集」「平面図|編集」で縦断曲線・橋梁を移動した場合、縦断曲線に勾配があるとモデル化が正常に行われない不具合を修正しました。
9. 等価線形化法の計算の入力画面において、当該橋脚上に固定支承とバネ支承が混在した場合に「ゴム支承のバネ定数Kb」が正しくセットされない不具合を修正しました。
10. メイン画面において、「左に上部工を追加」を実行した場合に正常に追加されない場合があるのを修正しました。
11. 上部工の削除を行った直後に計算実行した場合、読み込み違反が発生する不具合を修正しました。
12. 新規の橋梁設定画面において、橋梁名称が空欄では確定できない様にチェックを追加しました。
13. 上部工・下部工形状入力において、プロジェクト名称、ストラクチャ名称が空欄では確定できない様にチェックを追加しました。
14. 「支承の入力」のポップアップメニューのコピー機能において、バネ値をセットした直後だとコピーされない不具合を修正しました。
15. 「下部工の入力|下部工|1基下部構造」の入力画面において、橋軸方向の支承条件を「自由」とした場合に橋軸直角方向の分担重量が入力出来なくなる不具合を修正しました。
16. 縦断線形の変化点と緩和区間始終点が隣接している場合に変化点の編集を行えなくなる不具合を修正しました。
17. 上部工形状入力・下部工形状入力において、構造物に変更がある状態で他のプロジェクトに切り替えると、使用するマシンの環境によってはメイン画面左のツリービューが消えてしまう場合がありましたので対策を行いました。
18. UC-WinT&Wu解析結果確認画面で、Kh結果・Khc結果の表記ミス(FormRC⇒FromRC)を修正しました。
19. UC-1レポート出力において、複数下部構造解析結果-保耐法:設計水平震度の標準値記号の表記ミス(khoc⇒khco)、土砂(kh⇒khc)を修正しました。
20. 「下部工の入力|下部工」の入力画面において、タブ名称「上部構造の位置」を「下部構造の位置」に変更しました。また、この画面の入力項目名称を変更しました。これによる、入力データの変更は必要ありません。
21. 結果確認画面において、計算エラー等で結果が表示されていない状態でプリンタへ出力した場合にエラーが発生する不具合を修正しました。
22. 連動対応予定の「UC-1 橋台の設計」について、剛性モデル取り込みについての調整を行いました。 |
2.10.00
↓
2.10.01 |
'01.02.19 |
【不具合修正】
(1)設計水平震度および等価水平震度について、丸め処理が正しくない場合がある不具合を対策しました。
(2)保有水平耐力法の計算において、等価水平震度(Khe)の値を丸め処理を行わずに使用していた不具合を修正しました。
道路橋示方書 V.耐震設計編の記述に準拠し、小数点以下2桁に丸めます。
この修正により、Kheを使用している計算の結果が、Ver2.10.00以前と若干異なりますのでご注意下さい。
(3)「解析結果|詳細(複数下部構造)」において、Kh結果およびKhc結果の表示桁数を少数点以下3桁から2桁に修正しました。
(4)計算時に基礎バネの入力データチェックを行うように修正しました。 |
2.10.01
↓
3.00.00 |
'01.03.08 |
【機能改善】
(1)反力分散ゴム支承の照査機能を追加しました。(有償)
(2)UC-1レポート出力において、「出力実行」のボタンを追加しました。現在選択されている項目のプリンタまたはファイルへの出力を実行します。
(3)UC-1レポート出力において、出力項目の選択/非選択をマウスドラッグまたはダブルクリックで行えるように改善しました。
(4)レポート出力設定画面において、「展開」のチェックを追加しました。
【不具合修正】
(1)震度算出データインポートにおいて、下部工形状の上部工死荷重反力および慣性力の作用位置のデータが正しくセットされない場合がある不具合を修正しました。
(2)3D画面を表示した状態で橋梁の削除を行い、3D画面のポップアップメニュー「初期の状態に戻す」を実行するとエラーが発生する不具合を修正しました。
(3)反力分散支承の形状決定において、"形状の直接入力"を選択した場合に被覆ゴムの厚さcを入力できるように変更し、また計算においても考慮するように修正しました。
【変更点】
(1)反力分散支承の形状決定の画面において、《形状決定の結果》−[平面寸法a,
b, D]の項目名を[平面寸法a', b', D']と変更しました。
これは、反力分散ゴム支承の照査機能と記号を統一したもので結果の内容については変更ありません。 |
3.00.00
↓
3.00.02 |
'01.04.11 |
■[Ver 3.00.01]
【機能改善】
(1)1基下部構造の計算において、橋軸方向についても慣性力の作用位置を指定できるように改善しました。
■[Ver 3.00.02]
【機能改善】
(1)ブロック単位の慣性力の計算および詳細出力を追加しました。
(2)下部工形状入力において、地層の入力を最大20層から30層へ拡張しました。
(3)下部工形状入力の重力式橋台・橋脚形状において、橋軸方向の慣性力の作用位置を入力できるように改善しました。
(4)UC-1製品との連動および等価線形化法において、T&Wuから渡される橋軸方向の慣性力作用位置は0固定としていましたが、橋軸直角方向の値と同じデータをセットできるように設定を追加しました。設定は 「橋梁の入力|計算方法|上部工慣性力の作用位置(橋軸方向)」で行います。尚、この設定はUC-1連動および等価線形化法の計算にのみ有効です。複数下部構造の計算においては考慮されませんのでご注意下さい。
【仕様変更】
(1)複数のUC-1製品との連動において、各製品毎に入力状態にする事が可能でしたが、これを禁止するように変更しました。
【不具合修正】
(1)「UC-1 橋台の設計 for Windows(以後、橋台)」との連動において、橋台では保有耐力法の計算を行わない為、許容塑性率が必ず無効となっていました。この為、「UC-1
橋脚の設計計算 for Windows(以後、橋脚)」と橋台を同時に連動させた場合に、全ての下部工の許容塑性率が有効にならない状態となり、橋脚側に等価水平震度がセットできない不具合が発生しました。この不具合に対し、橋台においては、T&Wuで計算が実行されたタイミングで擬似的に許容塑性率を有効とする対策を行いました。この対策は、橋台のバージョン1.00.01以降との連動で有効となります。
(2)上部工形状入力・下部工形状入力・UC-win/RCとの連動において、以下の条件のデータが削除できなかった不具合を修正しました。
・インポートした直後のデータ
・T&Wuで現在選択されている橋梁(カレントプロジェクト)以外で使用されているデータ
・T&Wuで現在選択されている橋梁(カレントプロジェクト)から削除され、未使用状態のデータ ※但し、カレントプロジェクトから削除後にデータの保存を実行しなければ、形状入力およびUC-win/RC側での削除はできません。
(3)UC-1レポート出力:支承の設計において、支承の形状に関係なく、矩形・円形ともに計算式を出力していたのを使用形状の計算式のみを出力するように修正しました。
(4)下部工形状入力の重力式橋台において、基礎バネ位置Eの算出時にB4の寸法を考慮していない不具合を修正しました。
(5)上部工形状入力の綱橋:プレートガーダーおよび綱橋:箱桁のフレームモデルが正常に作成されない場合がある不具合を対策しました。
(6)上部工形状入力の綱橋:プレートガーダーおよび綱橋:箱桁の床版剛度考慮/無視のデータがエクスポートされない不具合を修正しました。
(7)下部工形状入力の橋脚形状において、[降伏時剛性I|横拘束筋|降伏強度]の記号をδsyからσsyに変更しました。
(8)下部工形状入力の橋脚形状において、降伏剛性算出時に梁天端部分を含む全ての断面について『ひび割れモーメント≦降伏モーメント≦終局モーメント』のチェックを行っていましたが、梁天端部分の断面についてはチェックを行わない様に修正しました。
(9)UC-1詳細出力について以下の項目を修正しました。
1.HTML出力時に本文フォントが正しく出力されない不具合を修正しました。
2.印刷のスタイル設定でページ及び社名の位置を任意に変更できるようにしました。
・出力基準位置に中央上を追加し、さらに用紙の上端(下端)からも位置を設定できるようにしました。
・ページの出力書式を任意に入力できるようにしました。入力した書式はCtrl+Enterキーでリストに追加され、Ctrl+Deleteキーで削除できます。
・各マージンの最大値及び最小値を現在使用している用紙サイズに合わせて制御するように修正しました。
・フォント変更ボタンをアイコン付きのボタンに変更しました。
3.フォントの設定をデフォルト値に戻すボタンを追加し、スタイル設定のフォント変更と同様にアイコン付きのボタンに変更しました。
4.HTMLファイル出力で、罫線表が全て左側寄せで出力される不具合を修正しました。
5.ファイル名の設定画面で、フルパス名が長くてもファイル名が表示域内に見えるように修正しました。
6.ファイル出力を実行した時、EAccessViolationのエラーが発生する場合がある点を修正しました。
7.ファイル出力(HTML形式、テキスト形式)の流れを変更しました。
【修正前の流れ】
・ファイル出力設定画面でファイル名及び画像ファイルを設定し「確定」を押す
・プリンタ出力の「ファイルに出力」にチェックをつけ「OK」を押す
・出力ファイル確認画面で「確定」を押す
・出力実行
【修正後の流れ】
・プリンタ出力の「ファイルに出力」にチェックをつける「OK」を押す
・ファイル出力設定の画面でファイル名及び画像ファイルを設定し「確定」を押す
・出力実行 |
3.00.02
↓
3.00.03 |
'01.05.01 |
(1)地盤種別の判定および基礎バネ算出の詳細出力を追加しました。(下部工入力データ詳細出力)
※下部工形状入力で作成された下部工の場合のみ出力します。
【不具合修正】
(1)下部工形状入力使用時の地盤種別の判定および基礎バネ算出において、地層の平均せん断弾性波速度の算定方法に誤りがありましたので修正を行いました。
この修正により、前バージョンとの結果が異なる場合があります。
前バージョン
粘性土 N値>25の場合 平均せん断弾性波速度(Vsi) = 300[m/s]
砂質土 N値>50の場合 平均せん断弾性波速度(Vsi) = 300[m/s]
Ver3.00.03以降
粘性土 N値>25の場合 平均せん断弾性波速度(Vsi) = 100×25^(1/3)[m/s]
砂質土 N値>50の場合 平均せん断弾性波速度(Vsi) = 80×50^(1/3)[m/s]
(2)下部工形状入力使用時の地盤種別の判定に誤りがありましたので修正を行いました。
基盤面の判定方法を以下の様に修正しました。
前バージョン
せん断弾性波速度300[m/s]以上の地層の上面
Ver3.00.03以降
せん断弾性波速度300[m/s]以上の地層の上面または、粘性土層の場合はN値が25以上、砂質土層の場合はN値が50以上の地層の上面
この修正により、N値に境界値(粘性土の場合 N値=25.0 砂質土の場合 N値=50.0)を入力していた場合に、基盤面と判定される地層が異なります。
(3)支承の設計で計算された地盤面における設計水平震度(KhG)及び設計鉛直震度(Kv)の丸め処理を四捨五入で行っていましたが(JIS
Z8401)に従って丸めるように修正しました。
前バージョン
KhG=0.7×0.35=0.245 → 0.25(四捨五入)
Kv =0.5×0.21=0.105 → 0.11(四捨五入)
Ver3.00.03以降
KhG=0.7×0.35=0.245 → 0.24(JIS Z8401)
Kv =0.5×0.21=0.105 → 0.10(JIS Z8401)
(4)下部工形状入力使用時の降伏剛性計算時間の高速化を行いました。
(5)UC-1レポート出力:1基下部構造−載荷位置(橋軸方向)が出力されていない不具合を修正しました。
(6)UC-1レポート出力について以下の項目を修正しました。
1.出力したHTMLファイルをWord等で開くと文字化けする場合があった点を修正しました。
2.フォント設定の画面をスタイル設定のタブとして統合しました。
3.改行ピッチを文字高の%で指定できるように機能を追加しました。
4.各設定画面で選択フォントのサンプルを表示するようにしました。
5.ページ番号0以下はページ番号を表示しないように修正しました。
(7)上部工形状入力において、以下の項目を変更しました。
1.箱桁/中空床版橋:使用環境によって、適用・ツリー切り替えのタイミングで支間長が変更されてしまう不具合を修正しました。
2.箱桁/中空床版橋:入力データチェックの方法を変更しました。
3.箱桁/中空床版橋:()内の入力データ最小値を0に変更しました。(断面寸法:H3・W3・W4 隔壁寸法:H6・W6・W7・Num)
4.箱桁:1径間の場合、断面寸法の入力メニューが誤っていた不具合を修正しました。(中間支点→支間中央)
5.箱桁:1径間の場合、断面寸法の入力(中間支点)のデータを変更しても、表示およびモデルに反映されない不具合を修正しました。
6.中空床版橋:隔壁の荷重を中間支間・右端支間においても左側配置のL1を使用して作成していた不具合を修正しました。
7.中空床版橋:最終支間の隔壁厚さがW7入力値の倍で3D描画される不具合を修正しました。
(8)下部工形状入力(逆T式橋台、重力式橋台、橋脚「梁≦柱」「柱>梁」)のコンクリート単位重量の最小値を0.01に変更しました。 |
3.00.03
↓
3.00.04 |
'01.06.11 |
【機能改善】
(1)UC-1レポート出力の入力データ出力において、上部工形状入力/下部工形状入力での入力データ出力を追加しました。この修正に伴い、入力データ出力形式を変更しました。
【不具合修正】
(1)Windows2000において”制限ユーザー” で起動するとエラーが発生して起動できない不具合を修正しました。
(2)「UC-1 橋脚の設計計算」との連動において、「等価線形化法による耐震性の照査」の入力データに設定する場合に以下の項目について単位変換を行っていない不具合を修正しました。
橋軸方向/橋軸直角方向
・橋脚の降伏変位δy(m)(タイプT・タイプU)
・橋脚の収束変位δu(m)(タイプT・タイプU)
(cm)で算出された値を変換を行わずに(m)として設定していたのを(m)単位へ変換を行うように修正しました。
※以下の全ての条件を満たすデータにつきましては、インポート時にm単位(1/100を乗じる)へ自動で変換を行います。
・Ver3.00.03以前のバージョンで作成されたデータ
・「UC-1 橋脚の設計計算」と連動中のデータ
・「等化法線形化法での耐震性の照査」の入力画面で値が直接変更されていないデータ
(3)「支承条件の入力」の入力画面において、バネ値の表示形式を変更しました。
(4)「下部工の入力|データ|基礎バネ」の入力画面において、バネ値の表示形式を変更しました。
(5)「上部工の入力|データ|寸法」の入力において、「橋長」が変更された場合および「等間隔」ボタンが押下された場合に「重量」「部材」「桁幅」のデータの初期化を行わないように修正しました。
(6)「下部工形状入力|降伏時剛性I|主鉄筋(直角方向)」において、矩形の場合の入力表の項目名称に誤りがありましたので修正しました。起点側+終点側→左側+右側
(7)「上部工形状入力|コンクリート橋:箱桁」の入力において、2径間の場合に断面寸法のツリーメニューの項目名称に誤りがありましたので修正しました。中間支間中央→右端支間中央
(8)「上部工形状入力|コンクリート橋:箱桁」の入力において、データチェックが不足していた不具合を修正しました。
(9)「上部工形状入力|コンクリート橋:複数箱桁|中空寸法」の入力において、Hn(箱数)の表示形式を実数表示から整数表示に修正しました。
(10)「下部工の入力|基礎バネ」の入力画面において、入力項目名称を変更しました。名称のみの変更ですのでデータへの影響はありません。
(11)上記変更に伴い、「UC-1レポート出力」および「レポート出力」で出力される項目名称も同様の変更を行いました。
(12)「レポート出力」の計算結果に単位が表示されていない不具合を修正しました。
(13)以下の入力画面で設定されるデータにおいて、表示データと計算に使用する内部データに微少な差が生じる場合がある不具合を修正しました。
・「支承条件の入力」
・「下部工の入力」
・「上部工の入力」
・「上部工形状入力|諸量の入力」
(14)レポート出力およびUC-1レポート出力において、「出力項目選択」画面を表示したまま入力データを変更した場合に、出力される入力データと計算データに矛盾が生じる場合がある不具合を対策しました。
(15)UC-1レポート出力において、以下の点を変更しました。
・プレビュー画面のタイトルに表示している現在のページ番号の情報を変更しました。
・プレビュー画面のページ指定コンボボックスの表示書式を変更しました。
・ページ内に収まるにも関わらず改ページされる場合がある点を修正しました。
・枠線と表線の太さが異なったサイズで描画していた不具合を修正しました。
・表(罫線なしを含む)の改ページが正しく行われない場合がある点を修正しました。
【仕様変更】
UC-1下部工製品との連動において、「等価線形化法による耐震性の照査」の画面を表示したタイミングで、連動する全ての下部工の固有周期を有効・許容塑性率を無効としていましたが、この処理を取りやめステータスランプの状態は変わらないように変更しました。
【制限ユーザーでの使用上の注意】
制限ユーザーでご利用の場合は、以下のフォルダのセキュリティで制限ユーザー時の「変更」および「書き込み」が許可されていることをご確認下さい。
・本製品がインストールされているフォルダ(インストール時に指定します)
・「DataBase」(本製品がインストールされているフォルダに作成されます) |
3.00.04
↓
4.00.00 |
'01.12.11 |
【改善事項】
(1)免震設計に対応しました。(有償)下記機能をサポートしております。
・橋梁の減衰定数算出(直接入力も可)
・免震設計における等価水平震度の算出
・免震支承の繰り返し計算による等価剛性算出機能
・「鉛プラグ入り積層ゴム支承」「高減衰積層ゴム支承」の照査
詳細は、免震設計の設定方法をご参照下さい。
(2)「上部工の入力」画面にて、上部工形状の取り込みおよび新規作成の手順を変更しました。
(3)「下部工の入力」画面にて、下部工形状の取り込みおよび新規作成の手順を変更しました。
(4)UC-1レポート出力において、「下部工形状入力」で作成したデータの形状図を出力するように改善を行いました。
(5)「下部工形状入力」において、地盤入力画面での地盤種別の確認表示を追加しました。
(6)プログラム起動時における、消費リソースの低減化を行いました。
(7)反力分散支承としての設計における、支承の種類選択「積層ゴム、高減衰積層ゴム、鉛プラグ入り積層ゴム」を可能としました。
(8)プロジェクト内の上部工表示順を入れ替える機能、および上部工番号を振り直す機能を追加しました。
(9)操作説明ガイド機能を追加しました。
(10)計算エラー表示画面にヘルプボタンを追加しました。
【仕様の変更】
(1)1基下部構造の計算において、支承条件を可動とした場合に分担重量を下式で算出していたのを入力値を用いるように変更しました。
震度法 摩擦係数Fs×死荷重反力Rd
保耐法 死荷重反力Rd/2
※Ver3.00.04以前のデータをインポートした場合、分担重量の入力値として上記の値が設定されます。
(2)基礎バネの入力座標系を統一しました。
※基礎バネ連成項の入力は、必ずプラスの値での入力でしたが、今バージョンより符号を意識した入力となりますのでご注意下さい。
Ver3.00.04以前のデータをインポートした場合、以下の項目の符号が反転して表示されます。
■橋軸方向 Kxz,Kyz
■橋軸直角方向 Kxz
また、一番左側の橋台については、「構造物を反転して配置」項目が自動でチェックされます。
(3)UC-win/RCとの連動において、橋軸方向の基礎の鉛直方向拘束条件を必ず「固定」としていましたが、連動値をそのまま使用するように変更しました。
※Ver3.00.04以前と計算結果が異なる場合があります。
(4)「レポート出力」と「UC-1レポート出力」を統合しました。レポート出力固有の以下の項目をUC-1レポート出力へ追加しました。
・「縦断変化点」
・「支承の変位」 この支承の変位は、フレーム解析の結果です。地震時の変位ではありません。
・「基礎の変位」 この基礎の変位は、フレーム解析の結果です。地震時の変位ではありません。
(5)エクスポートファイルの拡張子を以下に変更しました。
・T&Wuプロジェクトデータ 「.TWD」
・上部工形状入力プロジェクトデータ 「.TPD」
・下部工形状入力プロジェクトデータ 「.TBD」
(6)「データベースのエクスポート」機能を削除しました。今後は通常のファイルイメージである「橋梁データのエクスポート」をご利用下さい。
【その他の変更】
(1)入力画面関連
・プロジェクトが無い状態での起動時に初期動作の選択画面を表示するように変更しました。
・「下部工の入力」画面を再構成しました。(免震設計に対応していますが、基本的な入力内容に変更はありません。)
・「支承の設計」画面を再構成しました。(免震設計に対応していますが、基本的な入力内容に変更はありません。)
・「下部工の入力|下部工|1基下部構造計算」の設定画面において、上部工の入力で設定される鉛直死荷重反力を表示するように変更しました。
・「上部工の入力」画面において、鉛直死荷重反力および質点重量の入力桁数を小数点以下2桁から3桁へ変更しました。
・「下部工の入力」画面において、質点重量の入力桁数を小数点以下2桁から3桁へ変更しました。
・「支承条件の入力」画面において、鉛直方向位置の記号を変更しました。(h→ho)
(2)出力関連
・UC-1レポート出力において、複数下部構造の計算に用いられる基礎バネ値(基礎バネ位置で再計算された値)の出力を追加しました。
・結果確認画面およびUC-1レポート出力において、Kh(Khc):設計水平震度 Kh0(Khc0):設計水平震度の標準値の表示を少数点以下4桁に変更しました。
・結果確認画面およびUC-1レポート出力において、鉛直死荷重反力および質点重量の表示を少数点以下3桁に変更しました。
・結果確認画面において、計算が行われなかった場合、またはエラーが発生した場合には、その計算についての確認画面を表示しないように変更しました。
・結果確認画面において、一覧(複数)と詳細(複数)で出力されるデータ説明分に違いがありましたので見直しを行いました。
・結果確認画面およびUC-1レポート出力において、解析結果の慣性力を絶対値で出力していましたが、これをそのままの表示に変更しました。比較は絶対値で行います。
・UC-1レポート出力と結果確認画面に小数点以下の出力桁数に違いがありましたので見直しを行いました。
・結果確認画面およびUC-1レポート出力において、1基構造の計算の地震時保有水平耐力法の結果では、橋台形状の等価水平震度及び慣性力の値が算定できないため0.0を表示していましたが、この表示を「---」へ変更しました。概略および詳細出力では、コメントを表示します。
・結果確認画面およびUC-1レポート出力において、「水平反力」の項目名称を「解析結果の分担重量」に変更しました。
・UC-1レポート出力において、上部工が一つしかない橋梁については、ブロック単位での解析結果を出力しないように変更しました。
・UC-1レポート出力において、デフォルトボタン押下時にブロック単位での解析結果を出力項目へ入れないように変更しました。
(3)計算
・計算前のデータチェックを強化しました。
(4)データベース関連
・プログラム起動時における、先頭プロジェクトの自動読み込みを中止しました。
・エクスポート時に確認のメッセージを表示するように変更しました。このメッセージは表示/非表示が選択できます。
・「橋梁毎のエクスポート」のメニュー名称を「橋梁データのエクスポート」に変更し、ツリー項目のどこを選択していても有効になるようにしました。
・プロジェクト削除のタイミングで、データベースサイズを最適化するようにしました。
(5)メッセージ
・メッセージ表示において、「Bridge System」と表示していた箇所を入力された名称に置き換えるように変更しました。
・「変更あり(Modified)」の状態でのプロジェクト切り替え、プログラム終了における保存確認メッセージに、キャンセルができるように変更しました。
・前バージョンがアンインストールされていない状態でインストールを行った場合、警告メッセージを表示するように変更しました。
・形状入力プログラム終了不可のメッセージを変更しました。(T&Wuメインプログラムから形状入力を起動した場合)
(6)連動関連
・UC-1下部工セレクタを、常にメイン画面よりも手前に表示するようにしました。
・UC-1下部工製品との連動中は、メインプロジェクトを切り替えるとUC-1製品を終了させるようにしました。
・UC-1下部工製品との連動中は、同時に起動できるUC-1製品を1つに限定し、別製品の起動時には待機中製品を終了させるようにしました。
・UC-win/RC、上部工・下部工形状入力との連動データを含むプロジェクトにおいて、読み込みおよび新規取り込みにおけるエラーメッセージ表示の見直しを行いました。
・上部工・下部工形状入力において、編集中データを保存せずにプロジェクトを切り替えると、本体側取り込みデータについても前回保存時のデータに更新するように変更しました。
・UC-1下部工製品との連動において、下記以外のデータが変更された場合に剛性モデルが無効とならないように変更しました。
(7)変更時に剛性モデルが無効となるデータ
・設計方法
・免震の橋軸直角方向設計
・検討方向
・重要度区分
・地域区分
・慣性力作用位置
【不具合修正】
(1)計算関連 ※この修正により旧バージョンと計算結果が異なる場合があります。
・「橋台の設計」との連動において、連成項の符号の扱いに誤りがありましたので修正を行いました。
・「下部工形状入力」で杭基礎とした場合、橋軸直角方向の基礎バネKxy,Kyz(鉛直方向回り回転バネとの連成項)へ鉛直方向バネとの連成項の値を設定していた不具合を修正しました。
・設計水平震度、等価水平震度の丸め処理に誤差を含む場合がある不具合を対策しました。
・解析結果の分担重量が負で算出される場合の慣性力および分担重量の算定に誤りがありましたので修正を行いました。
・「下部工形状入力」において、杭基礎「杭頭条件:ヒンジ」の場合の基礎バネ算出に誤りがありましたので修正を行いました。
・上部工形状入力(コンクリート「箱桁,複数箱桁,中空床版」、鋼橋「箱桁,プレートガーダ−」)の断面諸量の計算に不具合がありましたので修正しました。
・地盤種別の判定でTG=0.6の場合にU種地盤と判定されてしまう不具合がありましたので修正しました。
(2)その他
・UC-1震度算出ファイルのインポートにおいて、致命的なエラー(ランタイムエラーを含む)が発生する場合がありましたので修正しました。
・縦断線形編集後に計算を実行するとエラーが発生する場合がある不具合を修正しました。
・上部工形状入力において、「中空床版」および「複数箱桁」の孔数(箱数)を多くした場合に3D表示でエラーが発生する不具合を修正しました。
・ABライン分離型のモデルにおいて、複数下部工を同時選択中では最後に選択された下部工にしか、データ編集が正しく反映されない場合がありましたので修正しました。
・「下部工形状入力」において、逆T式橋台の3D表示が誤っていた不具合を修正しました。(表示のみの不具合で計算に影響はしません)
・1基下部構造の計算において、質点重量が0.0の場合浮動小数点エラーが発生していた不具合を修正しました。
・UC-1レポート出力において、ページ出力選択コンボボックスを空欄のまま確定するとリストインデックスエラーが発生する不具合を修正しました。
・自動ページ番号の書式を「?」を選択した場合、ページが正しく印刷されない不具合を修正しました。
・掛け違い部の上部工操作(追加・削除・支間数変更)により、下部工の出力順がおかしくなる不具合を修正しました。
・データベースエンジンが作成するファイル「PDOXUSRS.NET」ファイルの作成フォルダをexeがインストールされているフォルダへ変更しました。
・「支承条件の入力」画面で支承が未選択時にポップアップメニューの内容が機能する不具合を修正しました。
・結果確認画面が画面中央に表示されるように修正しました。
・「橋梁の入力」画面を閉じたタイミングで、メインのツリー表示状態が変わる不具合を修正しました。
・「縮尺」画面でキャンセルボタン押下時の処理に誤りがありましたので修正しました。
・等価線形化法において、A種の橋の場合に残留変位の照査結果が出力されていた不具合を修正しました。
・データベースのフォルダ指定画面において、ヘルプボタンを押下してもヘルプ画面が開かない不具合を修正しました。
・下部工の入力で、高さの入力範囲のエラーメッセージが間違っていた不具合を修正しました。
・UC-1レポート出力「支承の設計−解析結果−詳細局部せん断ひずみの検討(円形)」において、表中の「S:ゴム支承の形状係数」に単位を表示していた不具合を修正しました。
・UC-1レポート出力「支承の設計−解析結果−詳細(ゴム支承本体の安全性の照査結果一覧)」において、文字列の誤りを修正しました。(補強桁→補強材)
【ヘルプの変更】
(1)免震設計に関する記述を追加しました。
(2)メニューの再構成を行いました。
(3)連動関連のヘルプを追加しました。「Q&A|連動」の項目は全てこちらに移動しました。
(4)Q&Aの追加を行いました。
・複数下部構造−解析結果 Q9 Q10
・上部工の入力−上部工の入力 Q4
・下部工形状入力−断面諸量 Q9
(5)以下、ヘルプの記述に誤りがありましたので修正を行いました。
・「計算論理および照査の方法|下部工形状入力|基礎バネの算出方法|2杭基礎」 BH
:荷重作用方向に直交する基礎の換算載荷幅(p)の算出式に誤りがありましたので、修正を行いました。
・「操作方法|連動|橋脚の設計計算 for Windowsとの連動」第4グループの記述が誤っていましたので修正しました。「降伏変位」「降伏水平耐力」は、第2グループです。
・「下部工形状入力|杭基礎」杭配置の入力例において(橋軸方向/橋軸直角方向)の記述が逆になっていた不具合を修正しました。
・「Q&A|下部工形状入力|断面諸量|Q1」の記述が誤っていましたので修正しました。
・「Q&A|下部工形状入力|基礎|Q3」の記述が誤っていましたので修正しました。
(6)製品仕様の変更により、以下Q&Aの回答が変更になりました。
・「Q&A|下部工の入力|基礎バネ|Q1」
・「Q&A|その他|その他|Q5」
・「Q&A|その他|その他|Q6」 |
4.00.00
↓
4.00.01 |
'02.04.15 |
【仕様の変更】
・旧版 「UC-1 震度算出」データをインポートした場合に「上部工の入力|データ|重量|鉛直死荷重反力」の値は、自動算出を行っていましたが、これを取りやめ旧データでの入力値をそのまま読み込むように変更しました。
【不具合修正】
・プロジェクト名称および構造物名称の最後に半角スペースがある場合、データベースの操作を行えなくなる不具合がありましたので、入力文字を制限するように変更しました。
・下部工形状入力の「骨組直接入力」を解析モデル(7節点または5節点モデル)へ変換する際に、橋軸方向の剛性算出に材質データが考慮されていない不具合を修正しました。
この修正に関連し、「骨組直接入力」に代表するせん断弾性係数の入力を追加しました。
・「下部工の入力|データ」画面において、部材高さの設定値が入力範囲外であると他ページへの切り替えができなくなる不具合を修正しました。
・「上部工の入力|データ|寸法」画面において、項目名称を「橋長」→「桁長」へ修正しました。また、出力文字列も同様に修正しました。
・メイン画面および結果確認画面において、図の拡大・縮小に合わせてルーラーも更新するようにしました。
・1基下部構造(詳細)出力において、地盤バネ定数の単位表記の誤りを修正しました。
・入力データに下部工形状入力で降伏剛性の計算がエラーとなる形状がある場合、印刷プレビューが表示されない不具合を対策しました。
・旧UC-1震度算出ファイル(拡張子ASND)を読み込むと、一部のマシン環境ではプログラム終了時にエラーが発生する場合がありましたので対策を行いました。
・等価線形化法詳細出力において、応答値の計算の地盤種別が「II種地盤」固定で出力される不具合を修正しました。出力のみの不具合ですので、計算結果への影響はありません。
・等価線形化法詳細出力において、タイプIIの場合に標準加速度応答スペクトルの道路橋示方書表番号が誤って出力される不具合を修正しました。
【ヘルプの変更】
・「計算論理および照査の方法|1基下部構造|下部構造躯体の曲げ変形(δP)の算出方法」の内容を修正しました。
・「計算論理および照査の方法|下部工形状入力|部材剛性の算出方法」を追加しました。
・「操作方法|メインメニューの操作|モデリング|下部工の入力|下部構造の位置」−「(h)橋面(縦断曲線)から下部工天端までの距離」へ基準線の選択についての説明を追加しました。
・Q&Aを追加しました。
「上部工の入力|上部工の入力|Q5」
「下部工の入力|基礎バネ|Q3」
「その他|その他|Q11」
「その他|その他|Q12」 |
4.00.01
↓
4.00.02 |
'02.06.11 |
【機能改善】
・システムリソースのチェック機能を追加しました。
・UC-1下部工製品〜UC-1杭基礎間の連動中にエラーが発生し、該当下部工の杭基礎連動データが破棄されてしまう場合に、最上位である本製品上での保存前に警告メッセージを表示するようにしました。
・連動処理の速度改善を行いました。本バージョンの連動には「F8 COM Server」
Ver 2.00.00以上が必要です。この変更により、連動可能な下部工プロダクトの最低バージョンは以下の通りとなります。
橋台の設計 Ver 1.02.04
橋脚の設計 Ver 1.00.09
橋脚の設計計算 Ver 2.8.3
※平成14年発行 道路橋示方書へ対応した「橋台の設計 Ver2」および「橋脚の設計
Ver 1.01.00以降」との連動はできませんのでご注意下さい。これらの製品との連動には、上位バージョンである「震度算出(支承設計)」をご利用下さい。
【不具合修正】
・UC-1レポート出力「免震支承の等価剛性算出」において、鉛プラグ入り積層ゴム支承の場合に「G:ゴムのせん断弾性係数」の単位が異なる不具合を修正しました。
【ヘルプの変更】
・「計算論理および照査の方法|下部工形状入力|下部構造躯体重量の算出方法」において、橋台形状の重心位置算出に関するコメントの誤りを修正しました。
・「「UC-Win/RC」「橋脚の設計」「橋台の設計」との連動|免震設計の概要|UC-1連動の免震詳細手順」において、不要な手順が含まれていましたので修正しました。
・「操作方法|連動|連動可能な製品バージョン」において、連動可能最低バージョンの更新を行いました。
・「Q&A|その他」にQ13システムリソース不足についての記述を追加しました。 |
4.00.02
↓
4.00.03 |
'02.09.11 |
【仕様の変更】
(1)〜(4)の変更により、前バージョンと結果が異なる場合がございます。
(1) 複数下部構造全体系フレームモデルの構成を変更しました。
・「0.1m」部材の削除
・掛け違い部はり式橋脚における分岐点の変更
(2) 地盤種別の判定および基礎バネの算出において、N値が1未満の場合のVsi(せん断弾性波速度)の算出方法を変更しました。
(3) 1基下部構造計算 橋軸方向の支承条件が可動の場合の慣性力算定方法を変更しました。
(4) 1基下部構造計算において、部材剛性が異なる場合の合成方法を変更しました。
【旧バージョン】部材長による平均化
【変更後】慣性力作用位置における変位が一致するように剛性を換算します。
(5)旧版「震度算出」データを読み込んだ場合に、全ての下部工の「1基下部構造計算フラグ」を自動でチェックするように変更しました。
(6)「上部工の入力」「下部工の入力」「支承条件の入力」画面より、「適用ボタン」を削除しました。
【機能改善・追加】
(1)1基下部構造計算詳細出力における躯体曲げ剛性EIの出力桁数を調整しました。
(2) 支承の設計 支承形状にて寸法の入力桁を拡張しました。
(3)上部工および下部工のプレビュー表示において、構造図が自動で回転する処理を取りやめ、ポップアップメニューによる選択へ変更しました。
(4) 複数下部構造計算結果として、「慣性力作用位置」を追加しました。
(5) 下部工形状入力データ出力において、杭基礎−杭軸方向バネ定数が「0.0」で入力された場合に「自動計算」と出力するように変更しました。
【不具合修正】
(1) 上部工形状入力「T桁」−橋軸直角方向の断面2次モーメントの算定において間詰めコンクリートの偏心量が考慮されていない不具合を修正しました。
(2) 下部工形状入力「杭基礎」にて、突出杭の場合の地層の扱いに誤りがありましたので修正しました。
(3) 下部工形状入力「杭基礎」にて、鋼管杭・場所打ち杭の杭軸方向バネ定数に「0.0」を入力した場合の自動算定処理に誤りがありましたので修正しました。
(4) 上部工形状入力にて、3D表示で浮動小数点エラーが発生する場合がある不具合を修正しました。
(5) 上部工形状入力にて、「鋼橋」のフレームモデルの作成に失敗する場合がある不具合を修正しました。
(6) 下部工形状入力「杭基礎」にて、本来算出されないバネ値に誤差による極小な値が表示される不具合を修正しました。
(7) 支承の設計 鉛直死荷重反力の入力桁数が足りない不具合を修正しました。
(8)「上部工の入力|上部構造の位置|橋軸直角方向|基準ラインからの離れ」が入力されている状態で橋梁を移動すると、メイン画面および3D表示における上部工の表示座標(Y方向)が変更される不具合を修正しました。
※表示上の不具合であり、解析モデルへは影響しません。
(9)旧版「震度算出」で支間が6.0m以下のデータインポート時にエラーが発生する場合のある不具合を修正しました。
(10)上部工のすき間に小さい値が設定された場合に二重格点データの作成に失敗し計算できない不具合を修正しました。
(11) 3D全体図において、橋台と上部工の位置関係が正しく表示されない不具合を修正しました。
(12) 下記項目における出力ミスを修正しました。
・上部工入力データ出力 入力した桁幅が正しく出力されない
・1基下部構造 橋軸直角方向支承条件が出力される
・複数下部構造計算−詳細 橋軸方向基礎バネの出力単位が異なる
(13) 入力時に不要なデータチェックを行っていた不具合を修正しました。
(14) 上部工形状入力「鋼橋:箱桁」において、入力記号が一部重複していたので変更しました。
(15) 上部工形状入力データ出力において、「鋼橋」の出力ガイド図が一部表示されていない不具合を修正しました。
(16)入力データの初期値および入力範囲の調整を行いました。
【ヘルプの変更】
(1)「バージョン情報および改良点|Ver4.00.03について」を追加しました。
(2) 「計算論理および照査の方法|複数下部構造|入力データの複数下部構造計算モデルへの反映」を追加しました。
(3) 「計算論理および照査の方法|1基下部構造|下部構造に作用する慣性力の算出方法」を追加しました。
(4) 「計算論理および照査の方法|1基下部構造|下部構造躯体の曲げ変形(δp)の算出方法」の内容を変更しました。
(5) 「計算論理および照査の方法|上部工形状入力|上部構造剛性の算出方法|コンクリート橋 T桁橋」の内容を変更しました。
(6) 「計算論理および照査の方法|上部工形状入力|上部構造剛性の算出方法|コンクリート橋 合成桁橋」の内容を変更しました。
(7) 「計算論理および照査の方法|下部工形状入力|地盤種別の判定」の内容を変更しました。
(8) 「操作方法|メインメニューの操作|モデリング|上部工の入力|上部構造」の内容を変更しました。
(9) 「操作方法|メインメニューの操作|モデリング|上部工の入力|上部構造の位置」の内容を変更しました。
(10) 「操作方法|メインメニューの操作|モデリング|下部工の入力|下部構造」の内容を変更しました。
(11) 「操作方法|メインメニューの操作|モデリング|下部工の入力|下部構造の位置」の内容を変更しました。
(12) 「操作方法|メインメニューの操作|モデリング|下部工の入力|1基下部構造」の内容を変更しました。
(13) プログラムの変更に伴い、以下のQ&Aを変更しました。
「複数下部構造|解析結果|Q3」を「1基下部構造|解析結果|Q3」へ移動し、回答を変更しました。
「上部工の入力|上部工の入力|Q3」の回答を変更しました。
「下部工形状入力|地盤|Q3」の回答を変更しました。
「下部工形状入力|地盤|Q4」の回答を変更しました。 |