Ver. |
日付 |
内 容 |
5.00.00 |
'09.10.01 |
■機能改善
- けたかかり長の計算を単体機能として追加しました。
- 「震度算出(支承設計)」固有のラーメン橋脚と「RC下部工の設計計算・ラーメン橋脚の設計計算(ラーメン橋脚専用タイプ)」と連動したラーメン橋脚の双方で、1基下部構造と水平方向の剛性を計算する際、同じ門型モデルで「δp:下部構造躯体の曲げ変形」を計算するように修正しました。また、モデル化を以下のように変更しました。
1.梁と柱の隅角部分の部材については、剛域処理を行う場合は面内解析時に剛域(全く変形しない部材)として取り扱われていましたが、面外解析時にも同様の扱いとなるように、剛性=∞を設定するように変更しました。
2.梁軸線から梁天端部分の部材については、実剛性または入力された剛性が設定されていましたが、面外解析時の天端の変位に梁のねじりによる回転変位のみ影響するように、剛性=∞を設定するように変更しました。
※本修正により、旧バージョンと計算結果が異なる場合がございます。
- 「基本条件」の「骨組解析モデル」を「3次元モデル」とした場合も、以下の機能を使用できるように変更しました。
・免震橋の減衰定数自動計算
・免震支承の等価剛性算出
・等価線形化法による耐震性の照査
・下部構造の水平方向の剛性算出
- 下部工形状の杭種にSC杭+PHC杭、回転杭を追加しました。
- 「震度算出(支承設計)」固有の橋脚についても道示VのM-θ(バイリニア)モデルでのUC-win/FRAME(3D)エクスポートが可能となりました。
- Windows7に対応しました。
■不具合修正
- 「基本条件」の「骨組解析モデル」を「3次元モデル」とした場合、UC-win/FRAME(3D)データのエクスポートでラーメン橋脚の分布質量マトリックスによるエクスポートを行うと、部材断面の単位長さ重量に0が設定されてしまう不具合を修正しました。(Ver4.08.00〜)
- UC-win/FRAME(3D)データのエクスポートで、小判形または円形の中空柱を有する「震度算出(支承設計)」固有の橋脚の中空断面が正しくエクスポートされない不具合を修正しました。(Ver2.06.00〜)
- 「支承の設計」の出力で、「■形状係数」の「b:橋軸直角方向の有効寸法」が「b:橋軸方向の有効寸法」と誤って表記されている不具合を修正しました。(Ver2.01.00〜)
■ヘルプの変更
- 上記修正により、以下のヘルプを追加・更新しました。
- 「概要|必要システム及びプロテクト|必要システム」
- 「操作方法|入力データ|基本条件」
- 「操作方法|入力データ|構造物形状の登録|下部構造|下部工データ|ラーメン橋脚|ラーメン橋脚−骨組モデル−部材」
- 「操作方法|入力データ|構造物形状の登録|下部構造|下部工データ|基礎|杭基礎|杭基礎−杭条件」
- 「操作方法|入力データ|構造物形状の登録|下部構造|下部工データ|基礎|杭基礎|杭基礎−杭諸量」
- 「操作方法|入力データ|1基下部構造(単体機能)|解析条件」
- 「操作方法|入力データ|けたかかり長の計算|解析条件」
- 「操作方法|メインメニューの操作|ファイル|UC-win/FRAME(3D)データのエクスポート」
- 「計算理論および照査の方法|1基下部構造|変位δの算出方法−1.示方書記載の式」
- 「計算理論および照査の方法|1基下部構造|変位δの算出方法−2.静的骨組解析」
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5.00.00
↓
5.00.01 |
'09.11.27 |
■不具合修正
- 「橋脚の設計」や「橋台の設計」と連動した下部構造でフーチングの無い形状では、1基下部構造の印刷プレビューやモデル確認の際、モデルを適切に取得できずエラーが発生する場合がある不具合を修正しました。
- 1基下部構造の計算で計算方向に橋軸方向か橋軸直角方向の何れか1方向を選択した場合、印刷プレビューで解析モデルのモデル図が表示されない不具合を修正しました。
- 下部構造名称が奇数個数連続した半角カナ文字で終了している場合、モデル確認画面が正しく表示されない不具合を修正しました。
- 画面の解像度が1024×768ドット(以上を推奨)の場合、「印刷項目の設定」画面にて「確定」などのボタンが表示されない不具合を修正しました。
- 動的配置のローカルUSBキーを複数同時に使用する場合、プロテクトチェックが正しく行われない場合がある不具合を修正しました。
- Windows Vistaにて、常に「管理者モード」でしかプログラムが起動しない場合がある不具合を修正しました。
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5.00.01
↓
5.01.00 |
'09.12.21 |
■変更内容
【機能拡張】
- 「免震支承の等価剛性算出」で、収束計算を行うかどうかを選択できるようにしました。収束計算を行わない場合は、設定された設計変位に慣性力の非定常性を表す補正係数CBを乗じた有効設計変位に対する等価剛性を算出します。
- 「免震支承の等価剛性算出」で、「設計変位UBの初期値(仮定値)」の入力値をファイル保存するようにしました。
■ヘルプの変更
- 「操作方法|入力データ|免震橋梁(橋梁モデルの解析)|免震支承の等価剛性算出」
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5.01.00
↓
5.02.00 |
'10.07.01 |
■機能拡張
- 「超高減衰ゴム支承(HDR-S)共通設計式 平成15年3月(平成21年5月改訂)」に対応しました。
- 下部構造の減衰定数hに基づく補正係数CEの算出に対応しました。
- 「落橋防止システムの設計計算」との連動に対応しました。
■その他の要望
(入力部)
- FORUM8基礎製品で算定した基礎バネ値を連成項の符号変換を行わずに直接入力することができるように改善を行いました。
(計算部)
- 立体解析オプションの計算速度を向上しました。
(出力部・結果確認部)
- 1基下部構造の印刷プレビューで「上部構造の慣性力の作用位置における変位δ」を小数点以下3桁で出力するように変更しました。
■不具合対策
(計算部)
- 1基下部構造の計算では、基礎バネのチェックが行われない不具合を修正しました。(Ver.2.07.00〜)
- 「鋼橋:箱桁」と「鋼橋:I桁」で鉛直死荷重反力の自動計算を行う場合、最後の支点の鉛直死荷重反力が0になる場合がある不具合を修正しました。(Ver.3.05.00〜)
■ヘルプの追加
- 「概要」−「バージョン及び改良点」−「Version 5.02.00について」
- 「操作方法」−「入力データ」−「常時・風時の解析」−「上部構造」
- 「操作方法」−「入力データ」−「下部構造の水平方向の剛性」−「解析条件」
- 「操作方法」−「入力データ」−「構造物形状の登録」−「下部構造」−「下部工データ」−「基礎」−「基礎バネ」
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5.02.00
↓
5.02.01 |
'10.09.30 |
■要望対応
(出力部・結果確認部)
- 上部構造の質点重量と鉛直死荷重反力の合計値を出力するように変更しました。
■不具合対策
(出力部・結果確認部)
- 「任意骨組モデル編集」画面(左側のツリーにて、「任意骨組解析」−「解析条件」をダブルクリックし表示される画面)の印刷プレビューでエラーが発生する場合がある不具合を修正しました。(Ver.4.00.00〜)
(その他)
- UC-win/FRAME(3D)データのエクスポートで残留変位照査節点が正しく設定されない場合がある不具合を修正しました。(Ver.2.05.00〜)
■ヘルプの追加
- 「概要」−「バージョン及び改良点」−「Version 5.02.01について」
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5.02.01
↓
5.02.02 |
'11.04.19 |
■不具合対策
(入力画面)
- 「一基下部構造(単体機能)」画面で確認される剛性モデルについて、「ラーメン橋脚」「任意(ラーメン橋脚)」の断面2次モーメントが橋軸方向/橋軸直角方向入れ代わって表示される不具合を修正しました。表示のみの不具合であり、計算結果に影響はありません。(Ver.4.00.00〜)
(出力部・結果確認部)
- 「F8出力編集ツール」(Ver.1.06.04以上)をインストールした場合に表の一部が正しく表示されない不具合を修正しました。
- 設計振動単位の自動判定により橋軸方向または橋軸直角方向の設計振動単位が全て1基下部構造と判定された場合に、印刷プレビューにて警告が表示される不具合を修正しました。(Version
4.00.00〜)
(その他)
- 64ビットWindows環境で使用した場合に画面の一部が表示されない不具合を修正しました。
- 起動時のプロテクトコードがレジストリに保存されない不具合を修正しました。(Version
4.08.00〜)
(ヘルプ)
- メッセージヘルプが更新されていない不具合を修正しました。(Version 4.05.00〜)
■ヘルプの追加
- 「概要」−「バージョン及び改良点」−「Version5.02.02について」
- 「メッセージ」−「メッセージの説明と対処」−「連動先プロダクトで設定された免震化条件と相違があります」
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