識名園は琉球王家の別邸で、庭園は「心」の字をくずした形の池を中心につくられ、中国風あずまやの六角堂や大小の石橋が配されている。円覚寺は第二次大戦で焼失した。放生橋（国指定重要文化財）では往時のものが使用されている。琉球王国の栄華の証を訪ねること、お薦めします。

沖縄への旅、那覇空港着陸時に眼下に見える歓迎の橋でも
ある。極彩色の花咲く豊見城公園からの眺めも絶景である。

浦添市港川と宜野湾市宇地泊を結ぶ国道58号浦添北道路の牧港高架橋の中央径間部(鋼桁）が本年8月28日に架設、閉合された。沖縄西海岸道路の那覇空港から宜野湾市の沖縄コンベンションセンターまでは本年度中に開通する予定である。

沖縄の本土復帰後の一大イベント「海洋博」開催に伴う高速道路建設の一環として1975年に完成、
沖縄発展のスタートを切ったが、初期内在塩分による塩害などでRC床版、RC中空床版橋が劣化が激しく、抜本的な補修対策としてRC中空床版橋は架け替えられた（写真は鋼トラス部のみ）。

夏に旬の古宇利島のウニ、本州ものと違い色が白く、トロッと甘い。
名物の「うに丼」を是非ご賞味あれ。でも禁漁のときもあるので、ご注意ください。

来間島はサトウキビ、葉タバコ、カボチャ、ゴーヤ等の農業を基幹産業とする島。当橋は来間島の農業発展の為に作られた道でもあった。
また来間島には、住民だけでなく来島者にも島の美しさを守るため独自の憲法が制定されている。興味のある方は調べてみてください。

無料で渡れる日本一長い橋である。その橋長は3,540mだがオチがついている。なんとサンゴの島！ときた。このコメントと写真は橋の写真家＝小橋健一氏から頂いた。伊良部はバヤオの発祥の地とされている。バヤオとはフィリピンのタガロク語で「海での漂流物や流木」のことで、それらを利用した【漁】をそう呼ぶ。ヤシの葉を束ねて海に浮かべると回遊性の魚が多く集まるそうで、それを活かした漁である。漁礁造りへの知恵であるに違いない。