平成28年7月8日(金)〜9日(土)の2日間、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)会員の経営者・管理者層を中心とした「エグゼクティブセミナーin
秋田〜ITが創る・支える・変革する「地方創生」〜」が、秋田県で開催されました。当社も会員として参加し、大変盛況な中、無事終了しました。
当社は、先端ソフトウェア開発 ・IT人材の育成において秋田県との協業に取り組んでおり、2015年4月1日より日本テクノスとの人材交流プロジェクトを始動させています。秋田県知事
佐竹敬久氏に東京本社へご来訪いただき、同県および提携企業との協力関係強化について合意を行った経緯もあり、今回、このようにつながりの深い秋田県の産学連携に関わる施設を視察しました。
公立大学法人 国際教養大学
全授業を英語で行い、先進的な教育理念を掲げる国際教養大学(AIU)では、大学紹介と講演が行われました。鈴木典比古学長のご挨拶に続いて、アジア地域研究連携機構長 熊谷嘉隆様による「アジア地域研究連携機構の取り組み:日本酒の販促」と題した講演を聴講しました。若者離れによる担い手不足が県内最大の問題として挙げられ、これを解決するには、大学の研究・地域貢献・学生教育の3つをうまく連携させることが大切であるという考えのもと、これまでの取り組みについて事例を交えた紹介がありました。秋田県は、全国学力テストで6年連続1位になるなど、常にトップレベルの成績を残しており、このような教育面での取り組みは今後ますます重要になると考えられます。
講演終了後、3つのグループに分かれて行われた学内視察では、国産の上質な秋田杉と秋田の伝統技術を駆使した傘型屋根をもつ、美しい中嶋記念図書館を見学。24時間365日使用可能なこの施設には、プレゼンテーションルームや留学関連の資料をはじめとして、学生のための充実した環境が整備されていました。
|
▲大学内視察の様子 |
|