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●リリース 2019年5月24日
国土交通省では、3 次元モデルを用いて関係者間で情報共有することにより一連の建設生産システムの効率化・高度化を図る取組みであるCIM(Construction Information Modeling/Management)を推進しており、CIMの導入目的や考え方、3次元モデルの作成方針、3次元測量手法及び土質地質モデルの作成と活用に関する情報や各工種に応じたCIMの活用方法と活用事例を掲載した「CIM導入ガイドライン(案)」が平成29年3月に公開されました。このガイドラインでは、CIMモデルの納品に際して「IFC形式によるデータ納品」を行うことが示されており、「IFCファイル」については、日本国内におけるIFCデータ連携の精度向上と建設業の実務におけるIFC利用普及を推進するため、平成30年12月より「一般社団法人 buildingSMART Japan」土木委員会が「IFC検定」を実施しています。
弊社では、この「IFC検定」を受検し、平成31年4月に「IFC検定(出力区分)」に合格した「3DモデルIFC変換ツール」を無償でリリース致しましたので、以下にその対応状況を紹介致します。
UC-1設計シリーズ(3D配筋製品)で生成した3D配筋データ(土木構造物の躯体および鉄筋 RFC,RFV)を実際の寸法で3次元表示することで、複雑な配筋状態を確認することができるほか、3次元データ(IFC,3DSなど)のエクスポートが可能な3次元CADプログラムです。
弊社製品(3DモデルIFC変換ツール、3D配筋CAD、Allplan)は、一般社団法人 buildingSMART Japanが実施するIFC検定に合格しています。
検定MVD名称 :土木モデルビュー定義2018
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製品名称
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認定番号
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3DモデルIFC変換ツール Ver.1
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CVL01-e-1807
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3D配筋CAD Ver.3
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CVL01-e-1806
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Allplan Ver.2019
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CVL01-i-1805
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UC-1設計シリーズ(3D配筋製品)では、本プログラムを内包し、生成した3D配筋データを本プログラムに連動して、土木構造物(躯体、鉄筋)の「3次元表示」および「3次元データ(IFC、3DSなど)へのエクスポート」に無償で対応します。( UC-1設計シリーズからのCIMモデル(IFC形式)出力を無償でサポートします。)
以上、3DモデルIFC変換ツール(IFC検定合格、UC-1設計シリーズのCIMモデル出力無償対応)をご紹介しました。今後もユーザの皆様からのご要望を取り入れ、改良・改善に努めてまいります。特に、UC-1設計シリーズで生成する3D配筋データの3Dアノテーション(3D躯体寸法線)対応を検討致します。どうぞご期待ください。
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