●日時:2017年1月17日 ●会場:東京本社ほか全国8箇所の当社セミナールーム |
(Up&Coming 2017年4月号) |
熱応力・ソリッドFEM解析セミナーでは、FEM解析ソフトとしてFEMLEEGを紹介しています。受講者の皆様には、本ソフトのコンセプトである「設計者が手軽に現場でも解析が行える」という体験を十分にしていただけたことと思います。内容は、製品概要、基本操作実習、操作実習(モデル作成)と3部構成で進めました。最初のうち操作を難しく感じる方ももいらっしゃいましたが、最終的にはすっかり慣れていただけたようです。
メインとなる操作実習では、「3径間連続PC箱桁Tラーメン橋」(作成範囲はP1橋脚柱頭部橋軸方向2BL区間の、橋軸直角方向1/2)のFEM解析データをソリッド要素で作成しました。FEMLEEGの基本的な機能をまんべんなく体験していただける充実した構成になっています。 |
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具体的には、2次元のCADデータをインポートし、写像法や移動法によって2次元のメッシュデータから3次元のメッシュデータを作成する方法について、また、荷重を設定する際には、FEMIS上で自重や温度荷重を設定するだけではなく、オプション機能であるLOADHELPERを使用して、プレストレスト荷重や活荷重をメッシュ分割に依存せず任意位置で設定する操作体験を行っていただきました。
解析結果の確認では、変形図や応力コンター図、ベクトル図の描画など基本的な機能を、単一荷重ケース、組合せ荷重ケースそれぞれで行い、加えて評価ライングラフの描画、切断面断面力のリスト出力方法も紹介しました。
国産の本格的CAEシステムであるFEMLEEGは、モデル作成から解析評価までを手軽に行なうことができます。今回のセミナーではそのコンセプト通り、モデル作成から解析評価までほとんどの操作をマウスのみで行い、具体的な事例を用いたモデルを作成する事で今後の業務の参考にしていただけたものと思います。 |
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